東宮に関する事実関係を検証するです。

発表から現在までの流れ

年月概要(引用)ソース
2004/05/10皇太子の外国訪問前記者会見
雅子にはこの10年,自分を一生懸命,皇室の環境に適応させようと思いつつ努力してきましたが,私が見るところ,そのことで疲れ切ってしまっているように見えます。それまでの雅子のキャリアや,そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です。
宮内庁HP(記者会見)
2004/05/12〜24皇太子:デンマーク、ポルトガル、スペイン訪問宮内庁HP
2004/06/18特例記者会見
林田英樹東宮大夫、「うつ病」「強迫神経症」とした複数の雑誌や海外メディアの報道について「勝手な憶測であり、事実ではない」と否定。「侍医からは病名がつくような状態ではないと聞いている」と説明。
共同通信
2004/07/30定例記者会見
林田英樹東宮大夫、「適応障害」と初めて病名を公表。「治療が軌道に乗り、病名を公表しても病状に影響を与えないと医師団が判断した」と公表理由を述べた。雅子さまも医師らと相談する中で、公表を了承。医師団の見解として「皇太子妃という特別な立場、懐妊や流産をめぐる問題、公私の区別をつけにくい多忙な生活に伴う一連のストレスが要因になった」と説明。現在の治療は、日々の生活環境をストレスの少ないものにすることと精神療法が中心だが、少量の薬物療法も併用。
共同通信
2004/08/20定例記者会見
林田英樹東宮大夫、9月に行われるブルネイ皇太子の結婚式に皇太子さまが単独で参列し、雅子さまは同行しないことを発表。
「外国訪問はまだ控えたほうがいいという医師団の助言に基づき、両殿下が決めた」と理由を説明。
共同通信
2004/09/16記者会見
林田英樹東宮大夫、「私的な場面まで見張られ、見詰められているかのような心理的負担は、病状悪化の要因になる」として、私的な動向を取材、報道しないよう、宮内記者会に要請。
林田氏は記者会見で医師団の要請を紹介。雅子さまは現場に記者がいたことに「ショックを受けた」という。
共同通信
2004/12/08誕生日会見
林田英樹東宮大夫、「体調は少しずつ快方に向かってきている」との雅子さまのコメントと、「病状は回復傾向にある」との医師団のコメントを、公表。
どの行事に出席するか「負担の重いものは難しい」と説明。今後は、私的な外出を増やして体調を整えていく方針。
医師団によると、雅子さまは心身両面で疲れやすい症状が残っている。睡眠障害で規則正しい生活リズムが取れないなど、医学的には回復とはいえない。
テニスを楽しまれるなど徐々に回復の兆しが出ている。
共同通信
2005/01/28定例記者会見
林田英樹東宮大夫、「雅子さま自身は出席の意向があるが、医師団が「(現在の)体調では地方訪問はまだ難しい」と指摘していることから、大会直前に出席を判断する」と話す。
雅子さまには、医師団が「心身両面で良い効果がある」として乗馬やスキーを積極的にすることを勧めている。
共同通信
2005/02/26記者会見
林田英樹東宮大夫、知的障害者の国際スポーツ大会の競技観戦を取りやめ、開催地の長野県訪問を中止を発表。
「体調に波があり今日の状態では難しい。今週後半から疲れが続いていた。長距離の移動後に公務をするのはまだ負担が大きい」と理由を説明。
雅子さま本人が訪問に強い意向を示し、直前まで皇太子さまや医師団と相談を続けたため、最終的な判断が出発の約1時間前という異例の対応。
共同通信
2005/03/10定例記者会見
湯浅利夫長官、スペシャルオリンピックス(SO)競技観戦のための長野県訪問を直前に取りやめたことに触れ「出発間際の決定は関係者に迷惑がかかるので、できるだけ早く方針を決めることが望ましい」として、今後同様のことがないよう林田英樹東宮大夫に注意したことを明らかにした。
「雅子さまの体調を最優先に考えて医師団と相談し皇太子ご夫妻が判断したことはやむを得ない」とした上で「出発直前での取りやめはその異例さだけが話題になってしまい、雅子さまへの負担にもなる」と指摘、公表直後に林田氏に注意を促した。
共同通信
2005/05/13定例記者会見
林田英樹東宮大夫、「ゆっくりではあるが、着実に快方に向かわれている。気持ちの切り替えも早く、ご回復の様子がうかがえる」。
同時に、医師団の「回復傾向だがまだ波があるので無理は避け、運動や私的な外出などで心身のエネルギーを高めてほしい」の見解を公表。
共同通信
2005/12/09記者会見
羽毛田信吾長官、医師団の見解について「実は私も皇室医務主管も妃殿下にお目にかかっておりません」と話す。
asahi.com -archive
2005/12/09不詳
東宮職医師団「皇太子妃殿下の現在のご病状に関する東宮職医師団の見解」を公表
当頁参照
2007/12/08誕生日会見
東宮職によると、現在もカウンセリングや薬物療法を続けている。
東宮職医師団「なお治療が必要な状態が続いているが、少しずつ着実に快方に向かっている」と見解を発表。
共同通信
当頁参照
2008/03/28不詳
宮内庁東宮職、東宮職医師団の「報道関係の皆様へ東宮職医師団からのお礼とお願い」を公表
当頁参照
2008/07/25定例記者会見
野村一成東宮大夫、宮内記者会に記者会見での質問内容に配慮を求める東宮職医師団の見解を発表。
「皇太子さまの海外訪問に同行されないことについて繰り返し質問するのは精神的ご負担になり治療上マイナス」「精神疾患治療のデリケートな側面についても理解を得たい」。
産経]、
当頁参照

適応障害

東宮職医師団の見解

宮内庁HPには掲載されていない。
2005/12/09 公表者不詳(探し中)
皇太子妃殿下の現在のご病状に関する東宮職医師団の見解(全文)
http://www.yomiuri.co.jp/features/impr/im20051209b...
http://www.yomiuri.co.jp/features/impr/im20051209b...
この見解は、雅子妃の誕生日会見に関連して発表された。医師による記者会見は行われていない。

asahi.comによる要約(asahi.com -archiveより引用)
着実に回復しているとしつつも、「ストレスは想像以上のものであった」「治療の成果が上がるまでにはなお時間が必要」。
「適応障害」からの回復が長引いている理由について、「慢性のストレス因子が原因」と説明。カウンセリングや薬物療法などによって、回復傾向にあるものの、心身のストレスが体調に影響を及ぼしやすい状態が続いており、続けて公務をする状態には回復していない。
体調を崩した原因については、出産後まもなく、敬宮愛子さまと離れて多くの公務が続いたことが病気の引き金になった。
私的な楽しみを控えてきたことによる「心理的な閉塞(へいそく)感」を強く感じたと指摘。自由に外出できないことが、ストレスとなったほか、ストレスへの抵抗力も弱めたとしている。
2007/12/08 東宮職が公表
東宮職医師団見解(全文)
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/071209/i...
2008/03/28 東宮職が公表
報道関係の皆様へ東宮職医師団からのお礼とお願い(全文原文)
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080328/i...
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080328/i...
2008/07/25 東宮大夫が公表
宮内記者会に記者会見での質問内容に配慮を求める東宮職医師団の見解(要旨)
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080725/i...
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080725/i...

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