世間話の作法（テーマトークのご報告)
世間話にはどんな作法があるか？
就労倶楽部のＯＢメンバーの人が「職場で世間話がうまくできない・・・」と言われたことから、一度みんなで話し合ってみることにしました。
まずはこのテーマに関する永井のスタンスを以下にまとめてみました。これは誇れるものではありませんしオススメできるものでもありませんがみんなの参考のためです。
基本
世間話は、ことさらに必要なものではない。仕事人は仕事をすれば良いのだが、それだけでは物足りないこともある。そのために、永井がよくしてきたこと。
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天気
時節がら（季節行事など）
ニュース（ただし政治には深入りしない）
「最近、調子はどうですか？」何を言っているのかわからない発言をわざとして、相手が応える内容に沿って話を進める。
�△任�れば、固有の話も
特に後輩に対してはこちらからいろいろ話しかけることを気にしてきた。
話は、こちらからするものではなくて、相手から引き出すもの。自分の話はしない。
��せっかくの話の機会なので、気持ちの上での大前提
間があくからやむをえず世間話をするのではない。相手のことに興味があり、相手を知りたいと思うから話しかけるのである。自分のことを知ってほしければほしいほど、まず相手のことを知りたいと思えることが大事。できる限り自分は話をせず相手に話をさせれば「話し上手」と思われる。
以上。
参加者の皆さんにざっくばらんにこのテーマに関する思いを語っていただきました。
ここで、上の話の中で、どういう点を課題と考えるか、挙手してもらい整理すると、みんなの関心は「どういう話し方だったら良いか」「複数の輪の中に入っていくにはどうすればよいか」を挙げられた人が多かった。対策のヒントとしていただいた提案は
冗談を言えること。伝えるべき内容を明確にしてから伝えるのではなく、無責任だし適当でよい。また内容を吟味することなく相手に身をあずける気持ちで話しかける。
タバコを吸うときは話が進むこともある。鍋の会でも、廊下で話し合っている人が多くうまく話が続くようだ。なぜか？話しにくい場から、話しやすい場に場をずらしているのであろう。話す対象の人数を減らしてもいる。また話す目標を決めると話せるが、目標が無いと話せない。
はっきりした目標がないと話せないのだが？という意見に対して
タモリがテレビでトーク番組を長続きしているのはなぜだろう。「番組を長く続けるこつはうす味だ」と言ったらしい。「絶対に反省しない」「がんばらない」「メリハリを利かせる」とのこと。メリハリを利かすということを自分たちに置き換えると、仲良し同士でしゃべる場は維持しておき、職場ではうす味で会話していく、ということになるだろうか。
また、実際にグループで話をしているところに一人で来て話に加わってもらう体験をしてもらいました。彼は「何をもめているんですか？」と言って入りました。ふつう、そう言うと「もめてなんかいないよ〜」という反応をされるので、そこから会話の中に入っていけるとのことでした。みなさんも一度試してみてください。
以上。
就労倶楽部のＯＢメンバーの人が「職場で世間話がうまくできない・・・」と言われたことから、一度みんなで話し合ってみることにしました。
まずはこのテーマに関する永井のスタンスを以下にまとめてみました。これは誇れるものではありませんしオススメできるものでもありませんがみんなの参考のためです。
基本
世間話は、ことさらに必要なものではない。仕事人は仕事をすれば良いのだが、それだけでは物足りないこともある。そのために、永井がよくしてきたこと。
�，垢襪覆蕕弌∈垢靴気錣蠅里覆は�
天気
時節がら（季節行事など）
ニュース（ただし政治には深入りしない）
「最近、調子はどうですか？」何を言っているのかわからない発言をわざとして、相手が応える内容に沿って話を進める。
�△任�れば、固有の話も
特に後輩に対してはこちらからいろいろ話しかけることを気にしてきた。
話は、こちらからするものではなくて、相手から引き出すもの。自分の話はしない。
- 着ているもの
- 趣味は？
- ふだんと違う行動
- 前回の話の続きを唐突に行なう
- 前回の話を忘れていても、気にせず「何だったかね？」とすすめる。
��せっかくの話の機会なので、気持ちの上での大前提
間があくからやむをえず世間話をするのではない。相手のことに興味があり、相手を知りたいと思うから話しかけるのである。自分のことを知ってほしければほしいほど、まず相手のことを知りたいと思えることが大事。できる限り自分は話をせず相手に話をさせれば「話し上手」と思われる。
以上。
参加者の皆さんにざっくばらんにこのテーマに関する思いを語っていただきました。
- 整骨院で治療補助をしているが、最近しゃべりかけられてもあまり返事をしない。「そうですね〜」と言って打ち切る。おばあちゃんはしゃべりに来ている人が多い。
- 世間話は得意ではない。話をせずに後で反省。仕事をする場だし、話しかけてもよいものかどうか気になる
- 介護職。まずは仕事をして収入を得ているわけだから、話ができないとしてもそのことでいじめなど排除をされることはおかしい。しかししゃべれるようにはなりたい。年配の人との会話のほうがやりやすい。「お子さんいてはるんですか」「受験は大変ですね〜」とか。話を聞いて欲しい人が多く、聞き役に徹すればよい。
- 話す内容よりも話し方が大事ではないか？
- 話しかける同じパターンを持っている人がいる。会ったら笑顔で手を振って「おう」「最近どうなん？」とか。うらやましい。
- 1対1だったらまだ良いが、複数の人の輪の中に入っていくのが難しい。休憩室で５、６名いる中にとか。みんな盛り上がっているのに自分だけしゃべっていない状況。
- 同年代ならばふつうに楽しい会話ができる。（挙手を求めた結果、異なる年代よりは同年代と話す方がやりやすく、異なる年代においては年下よりも年上と話すほうがやりやすいという人が多かった）
ここで、上の話の中で、どういう点を課題と考えるか、挙手してもらい整理すると、みんなの関心は「どういう話し方だったら良いか」「複数の輪の中に入っていくにはどうすればよいか」を挙げられた人が多かった。対策のヒントとしていただいた提案は
冗談を言えること。伝えるべき内容を明確にしてから伝えるのではなく、無責任だし適当でよい。また内容を吟味することなく相手に身をあずける気持ちで話しかける。
タバコを吸うときは話が進むこともある。鍋の会でも、廊下で話し合っている人が多くうまく話が続くようだ。なぜか？話しにくい場から、話しやすい場に場をずらしているのであろう。話す対象の人数を減らしてもいる。また話す目標を決めると話せるが、目標が無いと話せない。
はっきりした目標がないと話せないのだが？という意見に対して
タモリがテレビでトーク番組を長続きしているのはなぜだろう。「番組を長く続けるこつはうす味だ」と言ったらしい。「絶対に反省しない」「がんばらない」「メリハリを利かせる」とのこと。メリハリを利かすということを自分たちに置き換えると、仲良し同士でしゃべる場は維持しておき、職場ではうす味で会話していく、ということになるだろうか。
また、実際にグループで話をしているところに一人で来て話に加わってもらう体験をしてもらいました。彼は「何をもめているんですか？」と言って入りました。ふつう、そう言うと「もめてなんかいないよ〜」という反応をされるので、そこから会話の中に入っていけるとのことでした。みなさんも一度試してみてください。
以上。
2006年01月03日(火) 14:39:31 Modified by wiki111056