てきとう怪獣

　



　　　　　　
ここはクリプトン社のボーカロイドを紹介するページです

●さて、ボーカロイドの代名詞、初音ミクです。
VOCALOIDとは、まあ歌うパソコンソフト、みたいな認識でオッケーでしょう。
深く考えても始まらないし。
初音ミクはボーカロイド2と呼ばれる第2世代代表格です。日本語ボーカロイドに限って言えば、クリプトン社の姉兄であるMEIKOとKAITO、妹弟になる鏡音リン、レンしかいませんが。

その歌声はまー『萌えアニメ声』などと言われていました。
それも最初の頃の話であって、今では『透き通ったような美声』と表現されます。私は音楽もボーカロイドも出来ないですが、初音ミクは全製品中、もっとも扱いやすいようです。
去年の9月頃発売され、その直後からニコニコ動画などに作品が投下されたらしいですが、自分が立ち会った10月中頃では、まだロボ声が普通でしたが、08年3月現在、調律（調教、などとも言われる）レベルが上がってきていて、かなり自然な声が浸透してきました。


●知らない人も多いでしょうが、ボーカロイドはニコニコ動画など、一部で大変熱いブームになっています。
初音ミクの特徴は、ソフトのパッケージにも描かれているキャラクター画像と身長体重などの最低限の設定がついた音源ソフトであり、クリプトン社から一定の二次創作が許されている点です。
かくいう自分も初音ミクのイラストをいくつか描いてますし、ファンによる多くのキャラクター付けが行われてきました。

主流になっているファンによる非公式設定は、
◆ネギが好き
◆比較的おとなしい性格
と言った感じ。もちろんこれは代表的な見解に過ぎづ、創作者によってはヤンデレ、ツンデレ、武闘派、魔術師など、いくらでもキャラクターがついているものです。
もはやバーチャルアイドルなどではない、バーチャル女優と言っても過言ではない・・・というか、完全にバーチャル女優です。

状況を詳しく書くとキリがないですが、まあ初音ミクなどのボーカロイドファンは、一般的にピアプロに集まるようなので、キャラクターに興味がある人は一度行ってみるといいかもしれません。
そこには楽曲はもちろん、恐ろしいほどの勢いで初音ミク画像が投稿されていますが、どれもファンによる二次創作です。
もはやイラストだけで何万もあるそうな。

他にも
◆MEIKO、KAITO、鏡音リン?とは兄妹であるという設定もありますが、これまた非公式です。でも主流と言ってもいいかも。
そしてこれもまた演目次第で間柄は変わります。

●初音ミクは07年8月の登場以来、ニコニコ動画を始めとする一部の分野ではかなりの人気を誇っています。
しかし当然人気が長く続くはづがないのがキャラクター商売。
ではその翳りはいつ訪れるのか？

多くの人が予測したのが、次のボーカロイドが登場した瞬間、でした。
つまり鏡音リン／レンの登場で押しやられるであろう、と。
しかしじっさいに去年の12月に鏡音リンが登場してからも、初音ミクの人気は衰えを見せづ、むしろ勢いを増しているくらいです。
楽曲も初音ミク曲が多いですし、ピアプロに投稿されるイラストも鏡音リン登場直後は初音ミクが圧倒してました。最近では人気が等分されているようですが、とりあえづ『世代交代』の心配だけは杞憂に終わったようです。
まあ鏡音リン／レンの扱いが初音より難しいという理由もあるのでしょうが。

以下つづく。