なんか怪獣イラスト/怪獣の話などのてきとうwiki

なんかメモみたいなアウトラインみたいなページ。


 
いちおう版権などの絵はややこしい事が多いので、多くの人がオリジナル絵を描きますが、自分もそのひとり。
オリジナル描くなら、物語を持っているとなおやりやすい。

そこで、過去に週種類の物語を作ったのですが・・・。
中でも1989年という時代設定をもつ“超獣合体ブレストリオン外伝”とゆー話がいちばん使いやすい題材。

ちなみに現代劇もありますが、なんだかこの10年で登場人物が10才くらい歳とってる気がするような・・・色々やりにくいものでして。

ところでなぜ1989年の物語が使いやすい題材かというと。
まあ話が長くなりますが内容としては1981年頃、悪の組織が子供達を誘拐/洗脳して強化改造兵士として離れ小島で訓練をしていたが、ふたりばかり兵士が脱走。
8年ぶりに横浜に上陸したふたりは色々カルチャーショックを受けるという・・・。

戦後からそうですが、あるいは明治以来かもしれないけど・・・日本はものすごいスピードで歴史を刻んできていて、まさに10年ひと昔の勢い。
その勢いが止まったのが1989年ではないかと思う訳です。

 
ちょと現代を引き合いにしてみましょう。
最近の10年ではIT関連が恐ろしく成長した訳ですが、それ以外で日常的に1989年に存在して、2010年に存在しない概念など数えるほどしかないはづ。

例えばTwitterなんかはかなり新しい文化だけど、YouTubeの概念は古来からあるはずです。 YouTubeの特徴は『インタラクティブ』『個人のムービーを皆で見る』『コンテンツのひとつとして数えられる』等々ですが、インタラクティブは電信や電話の発明と共にあるわけで、個人のムービーはテレビの投稿コーナーで昔から見れたし、8ミリ映画の上映会とかもありました。 コンテンツとしては、アマチュア創作がレンタルビデオに出回る事もあります。 とゆーか、けっこう80年代マニアには重要なコンテンツでした。

それらの要素が技術によってひとつになり、YouTubeになるわけで。概念的には決して新しくもないものです。Twitterはかなり新しい感じがしますが。

あと携帯はかなり新しい。
本来的な機能を超えて、人々の生活を変えてしまった道具。

そんなTwitterや携帯のような新しさが、89年以前の日本には質量ともに多く、そして当たり前に存在したという事を描きたかった。


 
というわけで、81年から89年の8年間の変化を題材に絵とかオリジナル小説とかやってる次第。

でもってその81-89年の8年間ってそんなに劇的なのか?という事を語る前に、89年から現在までの20年を比較してみると面白いかも。
先述した通り、存在しない概念の方が少数なのだから。

生活として国鉄がJRに、日本専売公社がJTに、自動車にドアミラー、ネイキッドバイクという概念とか移動関連だけでも上げたらキリがない。
これらは現代と変わらないもので、逆に81年にはなかったもの。

むろん感性は大きく違うので、高価な『大型スクーター』は80年代中頃の登場ですが、『オヤジ専用』のレッテルを貼られ、不人気のまま消えていき、96年前後に若いライダーに受け入れられつつ復権、という歴史をたどったりします。

ビールの銘柄、飲料のブランドもこの時代に生まれたのが多く残ってます。
それらを売る自動販売機の変化も目を見張るものがあり、現代のスタイルになったのがだいたい89年頃だと思って(巨大な)間違いはないでしょう。

またテレビなどの文化も今とさほど変わりなく、椅子に深く座ってリモコンを手に、レンタルビデオを見るような感じが出来上がってました。いわゆるカウチポテト(笑)です。
衛星放送、ハイビジョンといったものもありましたが、一般的ではないです。



街に出ると、若干時代を感じるのは横断歩道が側線のある旧いデザインである事、信号機がまだ厚みのあるものである事が原因。
そしてなんだか乗用車が角張ってでかい気がするけど、後はだいたい現代と同じような雰囲気かと。
前に言ったように、自販機はもうワイド型、マルチ型が主流ですし、建物の趣味とかそれほど変わらないと思われ。
81年から89年で変わったのはコンビニ文化の定着で、数も相当なものですが、ここで各種支払いができるようになったり、ファックスやコピーができたり、街の便利空間として機能してます。
ファーストフードの進出も目覚ましかったような気がしました。
色んな意味で、現代の基礎が築かれたのが89年だと思う次第。



 
でわ、話を戻して81年からの8年の変化について。


じっさいに生活してみると、81年と89年の違いがさらに明らかに。
例えば、買い物に行くなら月に一度くらいは洗濯洗剤を買いそろえたいもの。
81年だと一番人気は花王のザブなどメーカー品ですが、一抱えもあるような巨大な製品、買い込むのも大変です。
当然、米袋みたいなお買い得洗剤を店に頼み、家まで運んでもらう人もいるわけで。
そして家事の合間に洗濯機の様子を見て洗濯するわけですが、89年には全自動で1槽式の洗濯機が普及、途中で様子見しなくても最後までしぼってくれると自由度が増えます。
なんといっても革命的なのは87年に登場したコンパクト洗剤。
洗剤が小さくなっただけで、ずいぶんと生活の質が変わったものです。
なぜそんなに生活の質が変わるのか分からないという方は、昔ながらの大型洗剤を使って生活してみると良いでしょう。家がなんだか職場みたいな惨状になります。


 
81年はホームムービーの暗黒時代でした。
それ以前だと8ミリフィルムカメラを子供の運動会に持っていく人が普通に見れたそうですが、何故だか8ミリフィルムは廃れてしまったので。
代わりにビデオカメラを、ごく少数な物好きが使い始めます。
が、これが牛乳パックより大きなやっかいもの。
しかーもデッキ部分は別体です・・・小型(なのか?)ビデオデッキを肩から下げて、大きなカメラを構えるのがビデオ撮影のスタイル。
繰り返しますが少数派です。
1キロを切る小形モデルも出ましたが、普及はしてません。

84年頃でしたか・・・デッキ部分と一体化したマックロードカメラか何かが登場した時は驚いたものです。
しかしそれが88年頃にはいわゆる『パスポートサイズ』に。進化速すぎ!

一体化と同時に、コンパクト化が進んだ訳です。じっさいカセットテープも撮影用にコンパクトVHSや8ミリビデオなどが登場してました。
そーなると急にユーザーが増えたものです。お値段は20万円台を切る価格帯から始まって、15万円台まで推移したでしょうか・・・決して安い買い物ではないのですが。
自分の家になければ知り合いに借りる方式で、けっこうホームムービーが定着した模様。
子供の頃の動画記録があるなしで、なんとなく嬉しさが違うものかもしれません。



 
なんとなく81年と89年を比較する旅になってきた・・・。
ゲーム文化にでも触れてみましょうか。
アーケードで言うなら質と量が決定的に違います。
インベーターゲームの亜種みたいな81年アーケードゲームと、マルチ画面や3Dポリゴンまで駆使してバーチャルコックピットまでそろっている89年のゲームセンター。
ぶっちゃけゲーム画面は現代の方があり得ないほどスゴすぎですが、店内の雰囲気はこの時代とそんなに変わらない気がしたりして。

家庭用ゲームはもう、ファミコンの有無で決定的に違います。
あまり多くは語りませんが、ゲーム文化が89年頃に完成して99年頃に最盛期を迎えたような印象が。



 
さてさて、ここで趣向を変えて81年の標準的な洗濯事情をシミュレートしてみます。

まづ、この時代の洗剤を代表するのが花王ザブらしいです。
が、先述した通りやはり売れていたのはお買い得洗剤の類いではないでしょうか・・・それを買いに出かける事から、話は始まります。

この時点で重労働ですね。

そして洗濯機に衣類を突っ込み、コップなどでガサゴソと計量した洗剤を入れます。
手も床も洗濯機も、色々汚れそうな感じがします。
洗濯槽を回したら、指定した時間まで待ちます。
そしてずぶ濡れの衣類をよっこらせと取り出し、ざばざばさせながら脱水槽に入れ替えます。
重そう・・・。
で、脱水したら完了。

87年にコンパクト化した洗剤と、完全オート化した1槽式洗濯機の普及で、これらがどんだけ楽になったか、想像するのは容易でしょう。



気が向いたらつづく。
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このページへのコメント

R1DcYv I think this is a real great post. Really Great.

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Posted by check this out 2013年12月21日(土) 07:26:06 返信

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