租税判例のデータベース。

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1940ホースト事件

*事件の概要  父親がその所有する社債の利札を、利子支払期の少し前に切り離して息子に贈与し、息子が利子を受領したという場合に、その利子が父親の所得となるかどうかが争われた。 *判決要旨  最高裁判所は、争点を所得の実現の問題としてとらえた上で、次のように判示している。 「もちろん、すべての経済的利得が課税の対象となる所得なのではない。歳入法律(revenue laws)は、始めから、所得の『実現』を、それを受領する権利の取得よりは、むしろ課税に適する事件(taxable event)として定義している…

https://seesaawiki.jp/w/xxx_5515/d/1940%a5%db%a1%b... - 2008年02月07日更新

1940ブルーン事件

*事件の概要  土地の賃貸借契約にあたり、その土地の上に賃借人が建築した建物は契約の終了と同時に賃借人に帰属する旨の約定がなされ、その後、賃借人がその土地の上に建物を建築したが、賃料の不払を理由とする賃貸借契約の解除によって、賃借人がその建物の所有権を取得したという場合に、解除時におけるその建物の時価相当額が賃貸人の所得となるかどうかが争われた。  原告は、その建物は土地の価値を増加させたかもしれないが、このような価値の増加は、納税者が財産に加えた改良と同様に、その土地が譲渡された場合にのみ所得となる、と…

https://seesaawiki.jp/w/xxx_5515/d/1940%a5%d6%a5%e... - 2008年02月07日更新

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