コラムニストの渡邊修也

渡邊修也さんは旅行に行くことが大好きで、さいきんでは国内旅行を頻繁に行っています。若いころは、海外へリュックサック一つで身軽な旅行に行くことを楽しんでいましたが、歳を重ねるごとに日本のすばらしさを振り返るようになりました。日本は世界から見ると小さな国ですが、生まれ育った場所以外に、見知らぬ場所が沢山あることに今更ながら気づきました。普段は仕事をしているため、長期旅行ができるのは夏や冬の時期に限られていますが、その時期を生かして国内旅行を楽しむようにしています。渡邊修也さんは、いわゆる田舎にノスタルジーを感じるため、できるだけその土地の人達と交流をしたくて、ホテルではなく旅館に泊まるようにしています。旅館では地産地消を意識した料理を出してくれますが、それがまた新鮮でおいしいので、日本の魅力を再確認することが多いです。この前、長野に行ったときはワイナリーの工房を見学し、その横でスイーツ作りを体験できるというので参加することにしました。今までスイーツを食べることはあっても自分で作ったことはなかったので、わくわくしながら取り掛かりました。ワイナリーの横に広大な牧場があり、そこで飼われている牛から絞ったミルクを使ったチーズケーキ作りに挑戦しました。ミルクからチーズを作ることができるのは知っていましたが、実際に自分で作ってみると、手間がかかるものの楽しいと感じることができました。そして甘さ控えめのスイーツは、甘いものが苦手な人でも食べられると自信を持てるくらい、おいしく仕上がりました。