さかのぼること400年江戸時代 吉原遊郭の誕生から現代の吉原 特殊浴場 通称ソープランド街へ至る謎深き快楽の園のバックグラウンドに迫る。

芸人

幇間
妓楼の宴席に侍ってひょうきんな小話をしたり芸者の三味線で喉を披露したり踊ったりする人のことで、男芸人、太鼓持ち、またはたんに太鼓とも呼びました。
客や遊女の意向はもちろんのこと、引手茶屋や船宿にも気を配って宴席の座を盛り上げるのが役目であり、機転と才覚のある人間でなければ務まりませんでした。
芸者
妓楼が抱える内芸者のほか、吉原の中の裏長屋に住んでいる見番芸者がおり、見番に登録しておいて妓楼に呼ばれて宴席に出ました。見番が仲の町にあったことから、仲の町芸者とも呼ばれたそうです。
芸者が妓楼に出向くときは、必ず二人一組でした。これは、客の男と芸者が深い仲にならないよう、互いに監視する目的があったと思われています。
大道芸人
太鼓と笛のお囃子で獅子舞、曲鞠、皿廻しなどを演じる太神楽や、大晦日の夜から新年にかけて妓楼に押しかけた狐舞など、さまざなま大道芸人が吉原を賑やかにしました。

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吉原遊郭事件簿

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