2chの【女勝ち】バトルファックMシチュ【男負け】スレに投下されたSSのまとめwikiです

767 : 6、 sage 2016/10/11(火) 14:32:43
「って引っかかるかバカヤロォォオオオ!!!!」

俺はフィアの視線を無視すると、両手で耳と尻尾を責め立てたままピストンを激しくした。

「なっ・・・! ち、血も涙もないやつなのだ!
って、やめるのだ! もう尻尾触っちゃダメなのだ・・・ぁっ❤ ひゃぁん・・・っ❤」

激しくなった俺の責めに耐えきれず、フィアの表情がアヘ顔に染まり始める。
――ふっ、どうやら万策尽きたようだなっ!
わっはっはっはっは! 最終☆必殺奥義、敗れたり!

「くっ、なんでおっぱい触ってこないのだ!
なんでおっぱいじゃなくて耳とか尻尾ばっかりなのだ!
なんでそんなニッチなとこばっかり触ってくるのだぁ!!」

涙目でプルプルと震える電波ロリ。
なんでって、そりゃテメェが自分で乳魔だとか名乗ったからじゃねぇか。
別に信じたわけじゃねぇが、弱点バレてるこの状況でわざわざ冒険するバカはいねぇだろがタコ!

「し、しまったのだぁ!!」

ガーン、と、愕然とした顔で声を上げるフィア。
こいつバカだろ。

「くっ・・・のっ! だ、だったら、もういいのだ!
お兄ちゃんなんか、おまんこだけで腰ガクガクになるまでイカせてやっつけてやるのだっ☆」

フィアは決意を新たにしたように口を引き結ぶと、ただでさえ狭い膣を思いっきり締め付け、さらに自分から腰を振り立ててきた。

――ドピュゥッ!!

「ぐっ! ぉ・・・ぉ・・・!!」

堪らず射精させられる。
膣特化でないとはいえ、フィアの膣だって美緒並みだ。
そして俺は、その美緒にすら修練で一回も勝てたことがないのだ。
このまま続けては俺の方が旗色が悪いかもしれない。

――ドピュッ! ドピュゥッ!!

「ぐぁぁああああああ!!」
「ふん、もう動けなくなってきちゃったのだ?
口ほどにもない男だったのだ☆」

4回、5回と立てづづけに搾り取られ、腰がガクガクと震え始める。
――ダメだ、勝てねぇ。こんなのでも、やっぱ淫魔はとんでもねぇ。まともにBFしたんじゃ勝てるわけがねぇ。
・・・そう。まともな、BFじゃなぁ!

「ぐっ! おおおおおおおっ!!!!」
「ん? なんなのだ、それ? それで我慢しているつもりなのだ?」

6回目の射精。だが俺は、ニーナに足で責められた時のように、殺されたペニスに力を込めてほんの一瞬だけ精液を押しとどめた。
大して長い間は持たない、しかも解放した瞬間には恐ろしいダメージが襲う、ドーピングのような行為。
その僅かな時間を利用して、俺はフィアの膣の中を歯を食いしばって搔きまわす。

「そんなことしたって、こ〜んなすぐイッちゃう弱々おちんちんじゃどうせムダなのだ。
ほら、イけ! イッちゃえ、なのだ! 思いっきりイッて、腰ガクガクになってもう立てなくなっちゃえばいいのだ☆」

トドメを刺すように、フィアの膣が力強く締まる。
限界を超え、死んでもさらに責め続けられたペニスが、オーバーキルの快感を吐き出しながら暴れまわり始める。
っ、いま、だ! くらい、やがれぇっ!!

「うあっ! があああああああああっっ!!!!」
「あっはっはっはっは! し、白目むいちゃってるのだぁ❤
そんなすごいイキ方しちゃったら、完璧に腰抜けちゃってお兄ちゃんはもう終わり――にゃ!? にゃぁあああああ❤❤❤❤」

その悲鳴に、『切り札』が決まったことを確信した。
失神寸前の快感で火花が散る視界で、俺はフィアの顔が快感に溺れていく様をはっきりと捉えていた。
――フィニッシュ・ブロー。
挿入戦で女に屈した男が、最後の最後に放つ反撃。
引きずり出された精液をGスポットやポルチオに叩きつけ、強制的に道連れを狙う捨て身の一撃だ。

もちろんこれは、射精の勢いが強ければ強いほど、つまり女に溜めこまされた快感が強烈であれば強烈であるほど威力が増す。
凶悪な威力を誇りながら、あくまでも相討ち狙いの技であることと、何よりも男への負担が尋常ではないためにスポーツBFで見ることは稀な、諸刃の剣。

だが――これはBFじゃなくて淫魔との殺し合いだ。
一回絶頂すれば消える淫魔と違い、人間の男である俺は発狂するほどの快感でイカされようとも命だけは助かる。
男退魔士にとっちゃ、戦いはあくまでも『相討ち』で十分なんだ。これを利用しねぇ手はねぇだろが!
ID:rQmZQBvk0 返信
768 : 6、 sage 2016/10/11(火) 14:33:16


「だ、ダメ、なの、だ・・・っ!
これ、お腹、熱くて――」

快感に震えるフィアの膣が、これまでよりさらに強く収縮する。
そして、それがトドメになった。
絶頂し続ける俺のペニスにさらなる快感が与えられ、脳みそが焼けそうな絶頂感とともに続けざまの射精が迸る。
お、らっ! くらい、やがれぇっ!!!

「ひゃっ! あ、あつっ!? ダメっ! い、イッちゃ・・・イッちゃうの、だ❤
ひにゃっ❤ ひにゃぁぁああああああああああっっっ❤❤❤」

甲高い喘ぎ声が限界を迎え、フィアが全身を反り返らせて痙攣する。
膣内の強烈な収縮に気が遠くなるが、完全に、絶頂させた。
っ、やった! 俺の、勝ち、だぁっ!

「はぁ・・・はぁ・・・。
ぅ・・・ぅぅ、悔しいのだ。
まさか、一回もおっぱい使えないまま負けちゃうなんてぇ〜・・・」

ステージに突っ伏したまま、フィアはそう漏らした。
フィニッシュ・ブローの反動で、俺は満足に息をすることもできない。
必死に絶頂感を落ち着けている俺の方を振り返って、フィアは半透明になりつつある瞳で睨めつけてきた。

「・・・お兄ちゃん、そのうち絶対に後悔するのだ。
乳魔のおっぱいを味わえる機会なんて、きっと早々あるものじゃないのだ。
いろんなサキュバスとエッチしてるうちに、絶対いつか、『あ〜、あの時フィア様のおっぱいにちょっとくらい挟まれておけばよかったな〜』って悔しがる時がくるのだ」
「〜〜〜〜っ、〜〜っ、は・・・はっ・・・そ・・・か、よ・・・っ」

軽口を叩き返す余裕もない。
フィアはそんな俺の顔にジト目を向けると――俺の頬に両手を添え、まっすぐに俺の目の中を覗き込んできた。
・・・、んだよ。近くで見ると、意外とどうしてカワイイ顔してたんじゃねぇか。

「とにかくっ! フィーをここまでコケにしやがったお兄ちゃんには、限界まで後悔してから死んでもらわないと割に合わないのだ!
だから――本当に死ぬほど後悔する時まで、他のサキュバスとかに搾られて殺されたりしたら許さないのだ! わかったのだ?」

フィアのその言葉に、返事ができたのかどうかはよくわからなかった。
よくわからない理屈に呆気に取られ、ろくに声も出せない状態の俺が、それでもなんとか頷いたあと。
再び目線を上げた時には、あのアホみたいな格好した幼女の姿はもうどこにも残ってはいなかった。
ID:rQmZQBvk0 返信
769 : 6、 sage 2016/10/11(火) 14:33:52
「は・・・はひ・・・か、勝ったぁ・・・っ!」

ようやく収まった絶頂感を飲み込み、俺は床に突っ伏したまま拳を握りしめた。
強かった。思ったより遥かに手強かったと思う――が、俺の中に去来した思いは、「こんなもんか」だった。
・・・なんか正直、淫魔って割にはそんな強くなかった気がするんだよな。
これだったら、見習い退魔士の美緒の方がまだ遥かに強いだろう。
それとも、もしかして胸使われてたらもう少し追い込まれてた?
・・・、そんなわけねぇか。そんなに胸がスゲェなら、メイド服なんか着ねぇで始めから出しときゃいいんだもんな。
まあいいや、面倒クセェ。そんなことより、今はこの問題をどうするかってことの方が先決だ。

俺は、今の自分の状態を再確認した。
イカせれば淫魔は消滅するらしいのだが、どうやら持ってきた小道具までは例外らしく、ステージの上はまだローション塗れ。
退魔士姿でチンポを露出した俺は、そのど真ん中で、残されたメイド服に頬を埋めて突っ伏している。
当然さっきとは違い、こんな満身創痍な体じゃ無理やり立ち上がる事なんてできやしないだろう。
そんで――なお悪いことに、なんかさっきから外で話し声がしてる気がする。

『おや、貴殿は先ほどのおまわりさん。一体全体どうしたのでござるか?』
『ん? ああ、君か。いや、なに。なんだかね、このライブハウスで誰かが勝手に設備を使ってるって通報があったから、駆けつけたんだよ』
『設備でござるか?』
『うん、スモークとかレーザーとかだね。安いものじゃないから、使われるとオーナーのところにも連絡が行くようになってるらしいんだけど、誰も予約してないはずの時間なのにさっき勝手に使われてしまったらしいんだ。そういう君は?』
『いやぁ、面目ない。拙者としたことが、ライブハウス内にフィーたんのサイン入りTシャツを忘れてしまい――』

ライブハウスの扉から、外の光が差し込み始めるのが見えた。
繰り返しになるが、俺は下半身丸出しでローションの海に突っ伏している状態である。
重ねて言うと、設備を使ったであろう犯人はもういなくなってしまった上に、俺は勝手に入ったステージの上を白濁でかなり汚しちまっている。

――さて、どうしよう。

男たちと、目が合った。
ID:rQmZQBvk0 返信

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