- ここでは、本編で出てきた用語などをまとめる。
- 現実ト異ナル観測領域/異階より来たるモノ。
その詳細は不明だが、かなり昔から存在が確認されている。- 襲う対象は、女性が多い。
- 下級位までなら、ある程度の攻撃も通用するが、中級以上だと【呪詛瘴気】(相手が強いと判断した場合)を使い出す。
- また、その存在が認識/観測されればされる程、【強くなる】という厄介なタイプのため、常に慎重に対処しなければならない。
- 出現時に、【歪み】と呼ばれる物が現れるが、詳細は不明。
- それは現世とは異なる観測領域[異階](カイイ)より零れ堕ちた異形。
階段から転げ落ちるように、異常なる世界から落下してくる存在。
その強さは十三段階に分かれ、その数字が低いほどに異常を増して行く。
既存物理を凌駕し、常識を捻じ曲げ、己が律を毒のように染み込ませていく。
対話は不可能/和平は不可能/相互理解は不可能/
滅ぼすことのみが互いの絶対目標である異形共 - そして、奴らの最大にして最悪の特徴。
それは、【敵対生物への殺戮能力である】
- 中級以上のカイイが発する【瘴気】に近いもの。
これに触れた者は、身体を蝕まれながら死に至る。
【悪魔】の持つ呪殺無効などを軽々と突破する。 - だが、人間も指をくわえていた訳ではなく、対呪詛瘴気の装備などの開発等を古来から行っていた。
- 被害が拡大しないように【魔法少女】のサポートが専用の障壁を展開するなどで被害を抑えている。
読み切り版では、【影歪即死領域】という名前で登場していた。
- カイイの出現と共に現れる物?
カイイは、これを隠蔽しつつ行動している。 - これは、天界の住人なら知っている事だが、最初のエピソードから暫くの間、音速丸は見つけれなかった。
- 変化する社会性と世界において溢れ返る情報過多、それにより発生した世界の情報処理異常現象。
過去に起こった情報――歴史、個人の残留思念――妄想・呪詛、むせかえるほどの情報流出により存在すると”誤認”され生み出される。
- 友達の友達、【friend of a friend】(フレンド オブ ア フレンド)。
略してF.O.A.Fという都市伝説などの流行話題に対する所謂語り手法のこと。 - ”友達の友達から聞いた話なんだけど〜” っていう、語りから始める都市伝説やおまじないの類。
実際には存在しない仮想の人間を作り出し、それを引き合いに出して信憑性を高める手法。
- 噂が事実かとうかを証明する為の手法の一つ。
- その“噂”が、ありえないだろうと”判断”は出来ても、絶対にありえないと”確定”することは出来ない。
もしかしたら本当かもしれない、という”可能性”が残る事を指す。
- その“噂”が、ありえないだろうと”判断”は出来ても、絶対にありえないと”確定”することは出来ない。
- ――それは英雄?
――それは勇者?
――それは蛮勇?
誰かの危機にすかさず駆けつけて、 誰かを救う幻想
- やらない夫の口から出た言葉。
- 最初は、音速丸から【魔装化】も出来ないやらない夫には無理だと言い、ヒーローになる事を認めてなかった。
後に【魔法少女】を見つけることが出来なかった音速丸から魔法少女補欠改め――ヒーロー(仮定)として認めた。 - 現在のやらない夫は、まだ『本物』のヒーローになっていない。
- 1.正義の味方
悪を赦さず、義憤によって腐敗や野望を打ち砕くオーソドックスであり歪みの無い正義。 - 2.英雄
それは大きな結果を残し、語り継がれる英雄譚を残すような物語の主役であり、
大きな障害、試練を乗り越えた人々の望み主人公の形。英雄=ヒーロー。 - 3.HERO
それは誰かの悲しみを拭って、不幸になる誰かを救って平穏な日常と明るい希望を与えてくれる救い手。
『別に悪を倒さなくても、笑顔を取り戻せればいい』、『別に事件がなくても、困ったことがあればそれをなんとかしてくれる』
その程度の存在で十分だと思う、それがHERO。
- 昭和時代に居なくなった【カイイと対抗できた】三大勢力の後釜に誕生した存在。
正式名称は【干渉者】で、かなり昔から『別の名前』で日本以外で活躍していた。
- この名前は、女神たちが新しい名前考えた際、『分かりやすさとイメージ的に色々考えて』付けられた。
なお、『魔法少女』という名前は日本限定で、海外では『マジックガール』とか、『パワーガール』とからしい。
- 美女又は美少女にしかなることが出来ないが、圧倒的な力を有している。
代償として【出産率】が低下するが、ある程度の願いを叶えられる。 - ただし、それでもヤタガラスの”帝都守護者”や、鬼の四天王共よりはずっと弱いらしい。
- 3年前まで活躍していた【魔法少女】たち。
- だが、3年前に突如現れた【第三位】以上のカイイに襲われる。
結果、サポートしていた<天使>は消滅し、【魔法少女】たちは、一人を残して全滅して【修正】により居なかった事にされた。 - その後、【魔法少女】たちは、現れたカイイに捕まり、【異階】へ連れて行かれた。
- それは、【律を改変する”魔”力を用い】、【異なる”法”則を纏いて】、【カイイを狩る”少女”たち】である。
- 【その力は絶大】。
【ただの少女でありながら岩をも砕く膂力を得る】。
【ただの一挙動で鉄をも溶かす炎を生み出す】。
【万人が立ち打ちできないカイイをもっとも有効に殺し尽すための存在】。 - 世界が選別し、生まれ落ちた決戦兵器たる存在。誰かの願いを叶えるための
誰かの痛みを救うための
――美しき戦士 - 魔法少女に愛は必要ない。
魔法少女に勇気は必要ない。
魔法少女に希望を見出す必要はない。
- 夢魔憑き、バロック症候群患者、アリス病患者などと呼ばれる存在で、狂人と同意義とされている。
- 「精神的な疾患における妄想患者」、「言葉の通じない狂人」、「目に見えぬ何かと語り続ける空想/悪夢世界の住人」
「常に恐れ、狂い、興奮し、泣き叫び、鬱屈し、恍惚し、荒れ狂う性癖」など該当する人物たちを指す。
- 「精神的な疾患における妄想患者」、「言葉の通じない狂人」、「目に見えぬ何かと語り続ける空想/悪夢世界の住人」
- 麻薬の投与により正気を失った者
- 積み重なる現代社会によりストレスを溜め込んだもの。
- 近親相姦や、同属交配などによる遺伝子異常の脳障害
- 事故や暴行などによる外傷における錯乱、認識障害
- 或いはそもそもの最初から発狂していたもの
- 共通して、『常人には――否、能力者にも見えぬ、まさしく自身だけの”妄想”を抱えている』のが特徴。
- 【心の影を、心の仮面を操るもの】曰く、「なんら根拠のない歪んだ認識を抱えたものたち」
- 『シャドウ(半身)に押し負けるような虚ろなものたち』であり、【確固たる自我と人格を持てない弱者】。
故に<歪んでいる>
- 『シャドウ(半身)に押し負けるような虚ろなものたち』であり、【確固たる自我と人格を持てない弱者】。
- 【幻想たる悪魔を討ち、使役するものたち】曰く、【夢魔憑きが実在することはおろか、その存在すらも立証出来ない】理由は”証明が出来ない”から。
- 夢魔憑きが抱えているのは、あくまでも個人が抱えている幻覚(妄想)であり、実在する悪魔でもなければ、魔力を伴った呪いでもない。
【裏側に住まう者たち】があらゆる手を使っても、『魔力』、『呪力』、『霊力』、『気』、他にも『名前を変えて、形を変えた概念』でも計測が出来ないため。
- 夢魔憑きが抱えているのは、あくまでも個人が抱えている幻覚(妄想)であり、実在する悪魔でもなければ、魔力を伴った呪いでもない。
- 夢魔の姿を認識出来るのはその本人と、それに同調した【読心能力者】だけ。
- 魔に関わるものは、姿も形も認識出来ない妄想に信じる余地はなく、それら以外の何かで理解出来るからこそ、それらをただの狂人だと理解し、確信する。
- 『ただの都市伝説。誰かが語る都合のいい噂話』だと考える。
- 故に彼らは気付かない。
何一つ特別ではない人間が起こす【明らかにただの言語、行動でしは起こせぬ】奇怪な事件に。
その歪んだ、狂気だけが巻き起こす惨劇に。 - ”ただの狂気が起こす事件がどれほど恐ろしいか知らない。”
<狂気は伝染することを>
- <夢魔憑きに生存権利はない>
『人としての尊厳を与える理由がなく、赦されざる良心の欠片もない。発見次第まとめて抹殺し、抹消する。』
日本・イギリス・アメリカ・フランス、その外幾つもの国家が裏で暗黙の了解を行っている。
- 日本の法律の一つ「日本 特異罹患者対策法 第四条」には、こう書かれている。
- 「――第四条。
特異罹患者における妄執型精神病患者、暫定名称【夢魔憑き】において、
これの対策に当たる人員の捕縛・無力化における処分について手段は問わず、
維持の必要性がなければ【抹殺】すること」
- 「――第四条。
- 神に従うものではなく、この世界そのものの管理と維持を任務とする命ある世界のための”天使”。
- カイイが現れた際、地上に降りて【干渉者】と成り得る女性を見つけて、協力を求めている。
その時に相手に説得しやすい名前を名乗ってるので、いろんな名前で知られている。
- カイイが現れた際、地上に降りて【干渉者】と成り得る女性を見つけて、協力を求めている。
- 女神の方針で【世界天使】は、”人に、神を頼らせないために”存在を秘匿している。
- 在り方が”あまりにも善意的過ぎる”が事実である。
- この物語に登場する人たちは、六色に分別された属性を必ず一色は持っている。
複数の属性を持っている方が珍しい?- ただし、同じ属性でも、発揮される能力は人によって違う。
- 各属性の基本的な説明は、以下の通り。
〓〓〓〓〓『激情を持って討ち払い、魂を輝かせる極光』/【赤】 〓〓〓〓〓『万物現象と調和し、響かせる旋律の清流』/【青】 〓〓〓〓〓『自己意志を構築し、空間を描き出す練成』/【黄】 〓〓〓〓〓『命の螺旋を理解し、力強く染め上げる風』/【緑】 〓〓〓〓〓『全てを束ね集め、全てに影響される重色』/【黒】 〓〓〓〓〓『全てを透かす透明にして、全てを受け入れる無垢』/【白】
- ヒーローや魔法少女たちは、現れた時に自分たちの名前と名乗り文句を言う決まりがある。
- その理由は、”存在の個性化”である「名称」と”存在の主張”である「口上」を名乗る事で自分の存在を主張する事により、敵対する相手への『対抗神話』へなる為である。
- 彼女たちが使う【魔力】と【魔法】は”便宜上そう呼んでる”だけで、実は別物。
- 【魔法少女が使う魔力】は、正式には【干渉力】と呼ばれる物で、この世の歪みを許容し、制御する力。
通常は女性しか運用できず、また必要量の保持も出来ないらしい。
希に生まれながら魔力=【干渉力】を保有している者がおり、彼らを【魔力保持者】と呼ぶ。 - これは、外部から何らかの手段で取り込む事で手に入れることが出来る。
- 【魔法少女の魔法】は、干渉力による【固有異常発露・改変干渉現象】という一言でいうととても分かりにくい力。
なので、分かりやすく【魔法】と読んでいるだけ。 - その効果は【悪魔】の使う魔法よりも高い。
- 回復魔法を例にすると、かけられるだけで傷が治る他『増血』する事も出来る。
- 孔家の電磁発勁……<雷氣の保有質>は、総じて女性の方が優れて発現する。
- 故に遺伝的形質において孔家の女児は優れた異能者の系譜として優遇され、有力な武術家や、財力家の道具として使われていた。
- 総じて低く”不完全な電磁制御”しか発現出来ない孔家の男児は厳しい修練の果てに闘争の道に入れられることが決められていたの。
一族に流れる特異遺伝体質で、高い雷氣を操る遺伝能力。
- 身体に流れる生体電流から接触した電磁機器まで操作することが出来る。
過去の時代、鉄器を蹴散らし、感電させ、或いは使い手に神速の動きを生み出した。 - その応用として読心能力も使える
- そして、EMP(電磁パルス……高高度核爆発や雷などで起きる放電現象)を起こす奇跡の技を編み出した。
- EMPまで可能としたことを知った分家の人間が、闇に自分の身を売り込んだ事で始まった。
- 始まりに分家の人間が失踪し、次に本家の隠居共も姿を消していった。
家族を護るために技を編み出した本人が、裏に潜む闇との戦いを始めた。
だが、敵が多かった為家族を逃がし、最後まで戦って姿を消した。
- 対【狂屍躯】用に製作された兵装で、その一つ一つが圧倒的な力を有している。
- 各対界兵装に設定されている【アクセスコード】を<天使>から受け取る事で召喚する事が可能になる。
- 十分な干渉力を持っている場合は問題ないが、干渉力が不十分だったり、適合がない兵装を使った場合は、それ相応の反動が発生する。
- 各対界兵装に設定されている召喚用のコード。
- このコードを<天使>から受け取る事で、設定された対界兵装を召喚できるようになる。
- 全ての【アクセスコード】は、女神が管理しており、コードの凍結する権利も彼女が持っている。
- 女神とオプーナがメイン製作した対界兵装。
- 使われている素材は、純正の、本来なら人間には使わせたくもない”世界を構築した断片”。
かつての神たちに触れることが出来た【巫女たる系譜】にしか扱えない神秘の塊。 - 例外として【干渉者】という存在は使えるが、それ以外は使うこともできない。
- 他の【武装】だけとか【概念体】と違って、結構手をいれて、基本フレームとギミックまで組み込んだオプーナの自慢の一品。
ただし、全部揃ってなければ【ただのロボ】でしかない。 - 初期スペックは低めで、他の【対界兵装』と違って多数での負荷分散が容易になる仕組みにされており、
数が多ければ多いほど余裕が出来るように作られている。 - 現在、【アクセスコード】を持っているのは、音速丸
- カイイが起こした【本来起こりえない事象】を『無かった』事にする、謎の現象。
詳しい事を知る人物は、本編中にまだ、登場していない。- この【修正】は、カイイの存在が『観測』されれば、異世界でも発動する。
- カイイにやられた怪我や関わった記憶、破壊された建物などは【修正】されるが、衣服とかは”観測”されやすいため修正されないらしい。
ただし、カイイの核心に触れる知識を持っていた場合は、記憶が残る。- そして、【修正】は『完全に無かった事』にするわけではなく、被害が深刻だったり時間が経つほどその痕跡が残ってしまう。
また、【修正】の力をもってしても、死んだものの命など【失ったもの】を取り戻すことは出来ない。
- そして、【修正】は『完全に無かった事』にするわけではなく、被害が深刻だったり時間が経つほどその痕跡が残ってしまう。
- 魔法少女や生まれてから魔力(干渉力)を持つ【魔力行使者】は、この【修正】を受けることの出来ない。
- 例外として、カイイの一部を植えつけられている、カイイに改造される、何らかの影響を受けている場合は記憶が残る。
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