• 今まで登場した噂や事件の一覧


”夜中に躍る発砲少女”

  • 学生を中心に広まってる噂。
  • 内容:夕方から深夜三時にかけて、街のあちこちでビルの屋上や、建物を跳び回る少女を見る。
    • ”実際に銃をぶっ放してるらしい”という噂。
      飛び回るたびに、花火みたいな破裂音と閃光を撒き散らして、自分の存在を主張している……だ、そうだ。
      実際には現場に銃痕もなにも見つかってないらしい。
  • この間、被木丸組であった銃器の大量紛失の件には多分関係なさそうだ。→これは、別人?

“多発女性失踪事件”

  • ここ数日前から、若い女性を中心に、いきなり連絡が取れなって、消失するケースが増えている。
    • 警察のほうではとりあえず家出などのケースで対応しているらしい。
      ……実際には事件性が高いと判断していい。
  • 届け出が出てるのは精々十件に満たないぐらいだが、実際に通報していない、または、まだ発覚してないのを含めれば、
    数倍に膨れ上がるだろう。

原因

  • 実は、予測よりも早い段階で出現した怪位/【九座位】が起こしていた。
    <ビギンズ・ナイト>時に、グリーンブレイバーに討伐され解決した。

<出会ってはいけない男>

  • 失踪事件にある”怪しい男”が関わっているっていう噂が流れてる。
    • ただし、内容が、怪談というか【都市伝説】みたいになっている。

内容

  • ――それを気づいてはいけない、
    それに気づかれてはいけない。
  • ――それを見てはいけない、
    それに見られてはいけない。
  • 何故ならば――
    何故ならそいつに出会ったら――
    それに指を指された者は――
    大切な友人、家族を奪われる

失踪事件

  • 最近若い年代の学生が、相次いで失踪してる。
    • まあ消えてるのは大抵夜遊びや、家にろくにいつかず出歩いてる放蕩人みたいな奴ばっかりだから、
      警察も大方家出などの路線で決め付けてる。
  • そんなに被害届も出てないみたいだから大事にはなってない。

アレンジ

  • 実は、他の都市伝説「デュラハン」のアレンジ。
  • あまり一般的には知られてないが、”死を宣告する”という習性がある。
    宣告の方法は”指差し”
    • デュラハンの宣告を受けたものは、いかなる場所に逃げても、数日から、あるいは一年後にその命を奪いに来る。

原因

  • この噂が蔓延していたのは、怪位/【十座位】が失踪事件を起こしてたから。
    攫われた人たちのうち、半数近くが怪位/【八座位】(フォークロア・ヒーロー)に【捕食】されていた。
  • 怪位/【十座位】は、失踪事件の事に気づいたブレイバーにより討伐され、生存していた人々は警察に保護された。

追い抜いてはいけない怪異<首狩りライダー>の噂

きっかけ

  • やらない夫が入院中に起きた『原因不明の不審事故の多発』。
  • やらない夫が入院中よりも少し前からちらほらと噂はあったらしいが、表に上がったのが一週間前。

被害

  • 岸灯高速道路で一週間前から事故が【七件】発生しており、それらの事故全てで”人間の首が車の屋根ごとなくなった”。
  • あまりにもオカルトじみた事故に、高速警察からは緊急で高速道路の調査を開始してる。
  • 最初の事件発生時、黒いライダースーツの乗るバイクを追い越した後に起きていた。
    それ以後、似たようなバイクが出る度に被害が発生していた。

原因

夜闇の疾走者/夜の街に駆け抜ける怪人(ナイト・ラン・ホワイト)

  • 最近、流れ始めた新しい噂。

具体的な活躍

  • はたては、『犯罪行為に対して”過剰なまでの憎悪を持っている”、被害者よりも加害者を追い、必ず処刑する犯罪者狩り』と推測していた。
    その理由は、街中の路地裏とかで“辻斬り”行為を行なった為。
  • 人を撥ねて”物凄いスピードで逃げ回る車に、その上に飛び乗った上、車を破壊した”など、常識を超えた行動を行っていた。
  • なお、時折混じる比較的軽傷な犯罪者の対応、態々交番に放り込むパターンや、被害者への保護などはブレイバーの活躍であった。
    以下はその一例である。
  1. 迷っていたお婆さんに道を教えていた
  2. 飼い猫が木の上に登ってしまって降りられなくなっていたのを助けた
  3. 小火騒ぎで火事になりかけたアパートの火を消した

”ゴルゴン事件”

内容

  • 【ボーイ・ミーツ・ガール・トゥ・ヒーロー】以前から流れていた噂。
    • 最初の数件は”石像化女性への性的暴行”、四件目以降は町にある大型の物へ貼り付けて放置されている。
  • 共通して、被害者は“容姿の整った女性”で、“未知の毒で喋る事も出来ない”状態になっている。

犯人及び事件解決後

  • この事件の犯人は、フォークロア・ヒーロー時に『“カイイ”に改造された』辰巳の犯行であった。
    • 四件目以降は、洗脳した桜井 來紗を利用して行っていた。
  • 警察の把握していない行方不明者をギャラリーの地下に隠していた。
    • 最終的に、クロノに与えられた致命傷による辰巳の死亡により【修正】が発生し、被害者たちはある程度回復した。
      そして、カイイとなっていた辰巳の存在は、一部の人間の記憶を残して抹消された。

【雨流れのお友達】

内容

  • 五月、それは雨が降り注ぐ季節。
    五月の雨は強く、滝のように、降り注ぐ。
    五月雨の雨は生温く、うるおしく、大地を濡らす。
    夏の近い時期、五月の終わり、六月の始まり。
    雨が降る、雨が降る。
    ざーざーと雨が降る。
    子供たちは空を見上げて、ため息をつくばかり。
    ざーざーと振り注ぐ雨の中で。
    足音も響かない中で――
    雨の中で現れる新しいお友達。
    そして――
    友達と遊んだら――
    ”雨が終わると消えてしまう”
    増えた分だけ、一人消えている。

詳細

  • 【御崎 海香】という小説家が自身のホームページで公開する為に書いたホラー系短編集の一つ。
    とある地方都市伝説【誘いの水子忌憚】をベースに書かれた。
  • そして、この創作怪談を真似る形で、失踪事件が起きていた。

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