おもな設定

このページについて

ほんの簡単に公式設定のさわりの部分だけ、最低限理解していればいいと思われる情報を(一個人の主観で)まとめたページです。
細かい内容については公式サイトおよびツイッターで確認してください。

主要種族

エルメリアには大分して三種類の種族が存在する。

人間

大部分を占める一般的種族。何の変哲もないフラットな人間。
襲撃してくるロスト達の脅威や、自分がロストになってしまうかもしれない恐怖に脅かされながらも懸命に暮らしている。

トワイライト

ロストになりかけの人間、人間とロストの狭間の存在。
ロストのような人間を殺したいという強い欲求はないが、強い負の感情により体の一部が異形化（ロスト化）している。
トワイライト化が始まった人間は原則それ以上悪化しないよう療養を目的とした「トワイライトの収容施設」への入居が義務付けられているが、収容所から戻った人間や面会できた人間がいないという事実から人々には怪しまれており、収容所送りを拒否し逃亡するケースが多い。
トワイライトの扱いについては市民の間でも意見が多数上がっており、一部には収容に反対し解放を求める声を上げる組織も存在する。

ロスト

夜になると現れ、人を襲う化け物たち。
抱えすぎた負の感情のエネルギーにより化け物と成り果ててしまった人間。
S級～E級でランク分けされ、強さや能力の性質によって分類される。
このロストたちとクオリアを有する武器を用いて戦う人々は「騎士」と呼称される

クオリア

感情エネルギーが込められた正八面体の結晶。
この世界では怒り、悲しみ、喜びなどあらゆる感情がクオリアとなり、込められた感情によってその色はさまざまである。
ロストと戦う騎士たちはこのクオリアをはめ込んだ武器を所有し、特に王都ソレイユの防衛の主要部分を担う「暁の騎士」たちは特殊加工された「クリアクオリア」という特別なクオリアを持つ。

クリアクオリア

「暁の騎士団」に所属する騎士たちが所有する剣にはめ込まれた特別製のクオリアのこと。
通常のクオリアとは異なり使用者の感情にじんわりと染まる性質を持つ。

「クオリア」と「クリアクオリア」について(公式)

おもな舞台

「王都ソレイユ」を有する「王国」。
　文明レベルは現実世界の現代とほぼ同じで携帯電話やパソコンも存在し、現実世界よりも若干、医療や科学が発達している。
外には複数の国家や都市が残存しているが、「常闇の領域」が年々広がりつつあり人間がすめる場所は圧迫されつつある。

「王都ソレイユ」

王国が有するおそらく世界最大級の都市。強固な障壁を有し、世界で最も安全な街と呼ばれている。
このため常闇の領域やロストによって故郷を追われた移民たちが集結しており人口爆発が起こっている。
それに伴った住居の確保のため都市は超高層化、「上層」「中層」「下層」に大まかに分類される。
「上層」には暁の騎士の本部が存在し、富裕層が暮らす。
「中層」には中流階級の一般家庭が多数存在している。
「下層」はスラム化しており、犯罪組織や潜伏するトワイライトの温床になっている。

移民の増加に伴い治安が悪化している、もともと王都に住んでいる人間の居住空間が圧迫されているなどの観点から移民に対しては否定的な意見も所により上がっている。
王都ソレイユをはじめとする大規模都市には街中にクオリア結晶が生成されないよう感情エネルギーを収集して結晶化する特別な施設が存在する。

常闇の領域

ロストが放出する強力な負の感情の粒子によって空が覆われ、太陽が昇らなくなってしまった領域のこと。
じわじわと広がり王都に迫っている。
濃度の高い感情エネルギーが渦巻いておりクオリア結晶が群生、跋扈するロストの光も相まってネオン街のように幻想的。
およそ人間では生きたまま探索することはほぼ不可能とされており、内部の様子は謎に包まれている。