無茶な実験室、Seesaa wiki 引っ越し版です。EBt とかフリーソフトのサポートなどやってます。その他、レビューなどなど。

はじめに

EBt for Windows 2 / EBt for Android 2 から、旧来の同期方法では無く、Microsoft One Drive を経由した同期に切り替えています。

One Drive を用いた同期の利点と欠点

この方式の利点は次のようになります。
  1. 定期的な同期処理が不要。リアルタイムで更新が反映されます。但し、キャッシュの問題があるため、たとえば PC で修正したファイルを Android で見るためには一度 Android でキャッシュのクリア(EBt for Android 2 の再起動)を行う必要があります。
  2. 不要なファイルを同期しなくなるので、Android 側のストレージ容量が削減出来る。

但し、良いことばかりではありません。弱点もあります。
  1. 都度同期をするため、遅くなります。
  2. 通信頻度が高くなるため、スマートフォンの通信量が増えがちです。

ま、テキストだけなら大丈夫だと思いますが、気にして使って下さい。

One Drive を用いた同期の基本的な考え方

こんなイメージです。

基本的に、Windows の OneDrive は基本優秀なので、Windows はそちらを使って同期します。
一方、Android 版の OneDrive はかなりの機能限定版でとてもEBtでは使えないので、Android では EBt で同期機能を実装しています。

なので、こんな設定になります。
EBt for Windows 2 のデータフォルダの場所(例)
<OneDrive>\EBt2
EBt for Android 2 のデータフォルダの場所(例)
<OneDrive>\EBt2

なお、Android では、データフォルダを設定する際に、そこが本当にEBtのフォルダかどうかを確認する処理が入っています。
そのため、実際に同期させる場合は次の手順を踏んで下さい。
  1. PC(Windows)でEBtの初期設定を行う。
  2. 同期終了後、Android 版でEBtの初期設定を行う。

なお、Android 版は、root.xml が指定フォルダ内に無いとエラーになります。参考にして下さい。



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