政治経済法律〜一般教養までをまとめます

 日本は三たび法系を異にする外国法の影響を受けた。その第一は、律令などをはじめとする上代・中古における中国法制の継受である。第二は、明治期におけるヨーロッパ大陸法系の継受である。明治政府は日本の法制度を統一し、近代的なものに整備するに当たり、そのモデルを判例法に基礎を置く英米法ではなく制定法中心主義のドイツ法とフランス法に求めた。とりわけドイツ法を継受し、あるいはその強い影響のもとにわが国の法律制度を整えていった。第三に、第二次世界大戦後に英米法の影響を受けている。だが、現在の日本の国法体系と法律制度は、基本的には大陸法系に属している。

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