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yoshitsuno 2017年06月23日(金) 17:45:21履歴
English Version: seesaawiki.jp/survivalpot/
サバ鍋とは？？
サバ鍋とは、「サバイバル持ち寄り鍋」の略であり、当初は「「？オルタナティブ？」持ち寄り鍋♯1」のタイトルの下、開催された会合です。
文字通り、アートと社会が連携しながらサバイブする、その可能性を具体的に探る会であり、鍋など食事を共にしながらカジュアルに、しかし議論は時に気楽に時に真面目に！、そして最後には具体的な面白いアイディアや新たなプロジェクトを作っちゃおう！やっちゃおう！というものです。
当初のタイトルにあるように、中心にあるのは「オルタナティブ」というコンセプトです。しかし、僕らは「オルタナティブ＝ジェネラティブ（生成）」と考えています。現在、「オルタナティブ」と言われている活動がそのように言われるのは、メイン・ストリームとして自律したアートの活動があり、また実際に、そのような活動を支える美大や美術館やギャラリーといったシステムが維持されているからです。そして、欧米で18世紀後半から形成されてきたそのような主流派のシステム（そしてその成果物としての「展覧会」や「作品」）に対してこそ、アーティストによる自主的なスペース運営や、地域コミュニティや社会運動と連携したアートの活動などが「オルタナティブ」と称されることになります。しかし翻って、社会やそこに住む人々から完全に切り離されたアートなど、考えられるのでしょうか？ それは無からの創造を想定するに等しい。実際のアートの鑑賞者の大多数はそういった普通の人々ですし、特に日本ではアートを支えるシステムの多くはみんなの税金によって運営されているのが現状だからです。よってむしろ、社会とアートの接点からこそ、「アート」として自律して完成され承認され流通しているものが生まれてきたと考えられるのではないでしょうか？ つまり本来は、今「オルタナティブ」と呼ばれている、既存の「アート」よりも不安定で不確定で、しかしだからこそ開かれてもいるものたちこそが、アートを生成してきたし、これからも生成していくのだ、と捉えるべきではないでしょうか？
そして、こうした「オルタナティブ」な活動においては、まだ完成しても承認されてもいないからこそ、失敗もあれば新しい知恵もあります。こうした失敗や知恵、つまり「サバイブ」のための材料を持ち寄って、交換・共有しようじゃないか、というのが、この会合の主旨です。
だからこそ、この会合には「お客さん」はいません。みんなが参加し、議論します。
そして、参加費も無料です。そのような場では、貨幣を通じて完成した商品を交換するのではなく、お互いへの「ギフト」として、アイディアや持ち寄ったものを共有することが目指されるべきと考えるからです。
VS?Collectiveでは、この会合を定期的に開催することを決定し、言いやすさを鑑みて「サバ鍋」と命名、そのアーカイヴを残すことにしました。
このような会合がもっと社会に増えたらイイんじゃないか、アートと社会を共に良い方向へ・楽しい方向へ向けていくことができるんじゃないか、そしてこのような会合は誰でも簡単に開催できるのだから、その手法をどんどん公開していって、広めようじゃないか！そんな風に考えています。
そこで本アーカイヴでは、各回の会合について、
�ヽ�催理念
��開催まで、また開催後の具体的なプロセス
�Ｅ�日の参加者・内容の記録
�と疹陛�
を記していくこととします。
サバ鍋のザックリとしたやり方
ここではまずは、サバ鍋 Vol. 1をもとに、そのやり方をザックリご紹介します！
みんなで議論を盛り上げて、新しいアイディアがたくさん出てくること間違いナシ！
●●●
□イベント開催の理念/目的決定のブレインストーミング、及びイベントホストのメンバー決定
↓
□会場候補の選抜：どこで開催するか、またどのくらいオープンな場にするか（上記の理念次第）
↓
□ゲストへの声かけ：理念に沿った人へ（知り合い同士もイイし、初対面の化学反応も必要）、人数は場所のキャパ内で。
↓
□事前準備
・イベント告知：対面で、Facebookで、メールで（※サンプル「オルタナ招待状txt」参照）
・会場の選定と手配：会場運営者へイベント開催の理念を説明し、アドバイスを頂く （今回は、くすのき荘 http://yamadasoukamiike.wixsite.com/mokuchinnet/ac...）
・事前アンケートの配布：当日の自己紹介時間の削減のために、回答一覧が閲覧できるURLを開催２日前にメール送付。読んでから来場してもらう（※サンプル https://www.evernote.com/shard/ s390/sh/2f7070cb-2ccc-4dac-b375-1f865bacc050/84b5e06a8b9285c6）
↓
□当日ファシリテーション
・最低限の、飲み物や食材、会場案内、お名前シール、筆記用具の用意（必要であれば、プロジェクターなども）
（※サンプル「会場セッティングとタスク記録」txt参照 ）
・イベント進行（重要！）：イベントの開催趣旨の説明と、タイムマネジメント
（ふせんを使うと、同時多発する議論の整理&アーカイブが両方できて便利）
（スマホや写メで記録も取る。）
（写メ：https://www.evernote.com/l/AYY2gdU8yNJFVJEGZI_rdnw...）
（書き起こし：「当日は話し合った内容の記録 txt」参照）
（なお今回は、30人弱に声かけし、当日参加２０名強）
（欠席理由は体調不良/別の予定が延びた/日程勘違 いなど。赤字が出ないための参考）
（結果としてはホスト３名が場の議論を把握するのに適正な規模だと感じた。また２次会にはホストを含め１０名ほどがファミレスへ移動して参加。イベント内で自己紹介できていなかった顔ぶれの交流や情報交換が行われた。）
↓
□事後アンケート：できれば当日夜に参加者宛にメールで送付。
（今回は、１週間を回答期限とした結果、回答率５０パーセント）
（※サンプル https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc3lkaucz...）
（使用したサービス 「Googleform」のコツ https://goo.gl/YjTbQH）
↓
□振り返り：上記フローを辿りながら、達成できたことと改善できたことの洗い出す。
（今回は開催２日後に サイゼリヤで行った）
（サンプル「反省点良かった点」doc ）
・イベント開催のためのこれだけあればセットの作成「トランクセット」rtf 参照 □アーカイブ ・Evernoteに一元化 (サンプルはこのフォーマット全体）、fbページ
・公開方法は、FBやZINEなど（配布したり持参して、自己紹介やネットワーキングに活用）、ブログetc https://www.facebook.com/VSCollective-669800933191... ※オプション
・イベントに対する批評文もあったらイイかも（今回は事前に依頼）
・可能であれば、記録記事の雑誌掲載（イベントの趣旨に合った雑誌に掲載）
・英訳（今回は招待状・ステイトメント・事前アンケート・当日の翻訳/通訳をホストが実施）
●●●
サバ鍋とは？？ 
サバ鍋とは、「サバイバル持ち寄り鍋」の略であり、当初は「「？オルタナティブ？」持ち寄り鍋♯1」のタイトルの下、開催された会合です。
文字通り、アートと社会が連携しながらサバイブする、その可能性を具体的に探る会であり、鍋など食事を共にしながらカジュアルに、しかし議論は時に気楽に時に真面目に！、そして最後には具体的な面白いアイディアや新たなプロジェクトを作っちゃおう！やっちゃおう！というものです。
当初のタイトルにあるように、中心にあるのは「オルタナティブ」というコンセプトです。しかし、僕らは「オルタナティブ＝ジェネラティブ（生成）」と考えています。現在、「オルタナティブ」と言われている活動がそのように言われるのは、メイン・ストリームとして自律したアートの活動があり、また実際に、そのような活動を支える美大や美術館やギャラリーといったシステムが維持されているからです。そして、欧米で18世紀後半から形成されてきたそのような主流派のシステム（そしてその成果物としての「展覧会」や「作品」）に対してこそ、アーティストによる自主的なスペース運営や、地域コミュニティや社会運動と連携したアートの活動などが「オルタナティブ」と称されることになります。しかし翻って、社会やそこに住む人々から完全に切り離されたアートなど、考えられるのでしょうか？ それは無からの創造を想定するに等しい。実際のアートの鑑賞者の大多数はそういった普通の人々ですし、特に日本ではアートを支えるシステムの多くはみんなの税金によって運営されているのが現状だからです。よってむしろ、社会とアートの接点からこそ、「アート」として自律して完成され承認され流通しているものが生まれてきたと考えられるのではないでしょうか？ つまり本来は、今「オルタナティブ」と呼ばれている、既存の「アート」よりも不安定で不確定で、しかしだからこそ開かれてもいるものたちこそが、アートを生成してきたし、これからも生成していくのだ、と捉えるべきではないでしょうか？
そして、こうした「オルタナティブ」な活動においては、まだ完成しても承認されてもいないからこそ、失敗もあれば新しい知恵もあります。こうした失敗や知恵、つまり「サバイブ」のための材料を持ち寄って、交換・共有しようじゃないか、というのが、この会合の主旨です。
だからこそ、この会合には「お客さん」はいません。みんなが参加し、議論します。
そして、参加費も無料です。そのような場では、貨幣を通じて完成した商品を交換するのではなく、お互いへの「ギフト」として、アイディアや持ち寄ったものを共有することが目指されるべきと考えるからです。
VS?Collectiveでは、この会合を定期的に開催することを決定し、言いやすさを鑑みて「サバ鍋」と命名、そのアーカイヴを残すことにしました。
このような会合がもっと社会に増えたらイイんじゃないか、アートと社会を共に良い方向へ・楽しい方向へ向けていくことができるんじゃないか、そしてこのような会合は誰でも簡単に開催できるのだから、その手法をどんどん公開していって、広めようじゃないか！そんな風に考えています。
そこで本アーカイヴでは、各回の会合について、
�ヽ�催理念
��開催まで、また開催後の具体的なプロセス
�Ｅ�日の参加者・内容の記録
�と疹陛�
を記していくこととします。
サバ鍋のザックリとしたやり方
ここではまずは、サバ鍋 Vol. 1をもとに、そのやり方をザックリご紹介します！
みんなで議論を盛り上げて、新しいアイディアがたくさん出てくること間違いナシ！
●●●
□イベント開催の理念/目的決定のブレインストーミング、及びイベントホストのメンバー決定
↓
□会場候補の選抜：どこで開催するか、またどのくらいオープンな場にするか（上記の理念次第）
↓
□ゲストへの声かけ：理念に沿った人へ（知り合い同士もイイし、初対面の化学反応も必要）、人数は場所のキャパ内で。
↓
□事前準備
・イベント告知：対面で、Facebookで、メールで（※サンプル「オルタナ招待状txt」参照）
・会場の選定と手配：会場運営者へイベント開催の理念を説明し、アドバイスを頂く （今回は、くすのき荘 http://yamadasoukamiike.wixsite.com/mokuchinnet/ac...）
・事前アンケートの配布：当日の自己紹介時間の削減のために、回答一覧が閲覧できるURLを開催２日前にメール送付。読んでから来場してもらう（※サンプル https://www.evernote.com/shard/ s390/sh/2f7070cb-2ccc-4dac-b375-1f865bacc050/84b5e06a8b9285c6）
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□当日ファシリテーション
・最低限の、飲み物や食材、会場案内、お名前シール、筆記用具の用意（必要であれば、プロジェクターなども）
（※サンプル「会場セッティングとタスク記録」txt参照 ）
・イベント進行（重要！）：イベントの開催趣旨の説明と、タイムマネジメント
（ふせんを使うと、同時多発する議論の整理&アーカイブが両方できて便利）
（スマホや写メで記録も取る。）
（写メ：https://www.evernote.com/l/AYY2gdU8yNJFVJEGZI_rdnw...）
（書き起こし：「当日は話し合った内容の記録 txt」参照）
（なお今回は、30人弱に声かけし、当日参加２０名強）
（欠席理由は体調不良/別の予定が延びた/日程勘違 いなど。赤字が出ないための参考）
（結果としてはホスト３名が場の議論を把握するのに適正な規模だと感じた。また２次会にはホストを含め１０名ほどがファミレスへ移動して参加。イベント内で自己紹介できていなかった顔ぶれの交流や情報交換が行われた。）
↓
□事後アンケート：できれば当日夜に参加者宛にメールで送付。
（今回は、１週間を回答期限とした結果、回答率５０パーセント）
（※サンプル https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc3lkaucz...）
（使用したサービス 「Googleform」のコツ https://goo.gl/YjTbQH）
↓
□振り返り：上記フローを辿りながら、達成できたことと改善できたことの洗い出す。
（今回は開催２日後に サイゼリヤで行った）
（サンプル「反省点良かった点」doc ）
・イベント開催のためのこれだけあればセットの作成「トランクセット」rtf 参照 □アーカイブ ・Evernoteに一元化 (サンプルはこのフォーマット全体）、fbページ
・公開方法は、FBやZINEなど（配布したり持参して、自己紹介やネットワーキングに活用）、ブログetc https://www.facebook.com/VSCollective-669800933191... ※オプション
・イベントに対する批評文もあったらイイかも（今回は事前に依頼）
・可能であれば、記録記事の雑誌掲載（イベントの趣旨に合った雑誌に掲載）
・英訳（今回は招待状・ステイトメント・事前アンケート・当日の翻訳/通訳をホストが実施）
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