ここは、クトゥルフ神話TRPGのオンラインセッションに関する各種情報がまとめられているWikiです。


初めに


このページは『毒入りスープ(泥紳士様 作)』の改変案を示したものです。
良いシナリオを提供していただいている泥紳士様、ありがとうございます。

今回は、私が回している毒入りスープの改変シナリオを、身内で回したい…という要望があったので、書き起こさせていただきました。
泥紳士様のテキストをいじらせていただいております。

Scenario

シナリオの舞台は毒入りスープ原作と同様の、小さな密室となります。
初心者でも回せる改変案としており、プレイヤーキャラクターは1〜2人を推奨します。
キーパリングに余裕のある方であれば、4人までは捌ききれるかと思います。

推奨技能は目星と図書館です。
余裕があれば医学や薬学、回避、機械修理、電気修理などを取っておくといいかもしれません。

Prologue

これはいつも通りの日常を送る探索者の、とある夜の話。
その日は探索者にとって、少し特別な日だったかもしれないし、何もない平凡な一日だったかもしれません。
どうであれ、夜はいつもと同じように寝床に入り、抗えぬ眠気に襲われて、ゆっくりと目を閉じるでしょう。

しかし、探索者達はいつもと違う、揺らめく光で突然目を覚まします。
目を覚ますとそこは、壁も床も黄土色をしている、四方に扉のある正方形の部屋でした。

この時点での探索者は丸腰で、着ている衣類はいつもの私服になっており、他には何もありません。
財布やケータイなどは勿論、普段身につけているアクセサリーなどもなく、必要な方は眼鏡のみを着用しています。
そして不思議な事に探索者同士はこの世界の中では、外国人であったとしてもお互いが共通の言語で喋っているかのように感じるでしょう。

Room 1


最初に目覚める部屋となります。

この部屋は正方形の部屋となっていますが、それぞれの壁に以下4つの扉がついています。
・真新しい木製の扉が1つ       (北)
・古ぼけた木製の扉が1つ       (西)
・鍵付きの鉄扉が1つ        (東)
・覗き窓の付いた頑丈そうな鉄扉が1つ(南)

更に、この部屋には以下の3つのオブジェクトがあります。
・天井の豆電球
・木製の長机
・木製の長椅子が2脚

[描写例 (以下、部屋の描写のみ書き出します。その他はKP様の表現でお伝えください。)]
あなた達は閉じた瞼の向こう側に、何かを感じます。
ゆら…ゆら…と何かが揺らめいているようだ。
ゆっくり目を開くと、黄土色の天井に、明かりのついた大き目の豆電球が吊るされており、
それがゆらゆらと揺れているのを、ぼやけた頭で認識する。
段々と覚醒してくる五感が、背中に違和感を覚えさせる。
「ふかふかじゃない…」
床や壁に目をやると、天井と同じように黄土色をしている。
そこで一気に意識が覚醒する。ここが自分の知らぬ場所であるということに気が付くのは、そう遅くはないだろう。

体を起こすと更に、部屋の中がよく見えてくる。
どうやら部屋は正方形の形をしており、それぞれの壁には扉が1つずつあるようだ。
そして部屋の中央には、古びた木製の長机と、それを挟むようにして木製の長椅子が2脚設置してある。
ただ、その長椅子もまた、古びているようだ。

扉に近づいていくと、それぞれ
真新しい木製の扉、古ぼけた木製の扉、錆びた鍵の付いた鉄製の扉、覗き窓のついた頑丈そうな鉄扉
であることがわかる。

木製の机


机の上には、以下の二点が置かれています。
・木製の器
・紙切れ

〔收修隆

木製の器には、真っ赤な液体のスープと思しきものが入っています。
これはとても温かそうで、湯気を立てています。
ただ、湯気が上がっているのは時間制を思わせるためのダミーであり、特に意味がありません。
また、匂いを嗅ぐことで鉄臭さを感じることができます。
匂いを嗅いだ場合、<アイデア>ロールを振らせ、成功で血であることが分かります。
事実に気が付いた探索者は、恐怖心から0/1d3の正気度を喪失します。
それ以外にもスープに対して《医学》ロールを試みる人がいればこの事実に気が付きます。

またこのスープが血のスープである事を知らずに飲んだ場合は、
そのドロリとした気味の悪い感触と錆びた鉄のような味に、それが血液であることを直感します。
1/1d6の正気度ポイントを喪失します。知ったうえで飲んだとしても、同様です。
ただし、初めの時点ではスープを飲んでも、死に至ることはありません。
このスープには毒が入っていないからです。

∋羸擇

紙切れの内容は以下の通りです。

〜ようこそいらっしゃいました、美味しい美味しい毒入りスープ
 どうぞ、たんと召し上がれ。〜

ここで《目星》ロールに成功すると、文が書かれてる方の紙の裏にも文字が記されていると気付きます。
あるいは、「裏を見ます」などの然るべきロールプレイがある場合は、開示してしまって構いません。

紙切れの裏に書かれている内容は以下の通りです。

〜1の毒と2の毒は喧嘩をしてしまいますよ。〜

豆電球


豆電球は風もないのに、なぜかゆらゆらと揺れています。
このことに気が付くPLがいた場合は、「風はないが揺れている」としっかりと伝えてあげてください。

豆電球を外すと、黒くドロッとした液体が入った小瓶が出てきます。
<薬学>に成功すると、POT27の麻痺毒であると分かります。
香りを嗅ぐと桃の香りがします。特に意味はありません。
こちらの毒を服毒すると、すぐに現実の世界へと帰ることができます。
水に溶かすも良し、血のスープに入れるもよし、そのまま飲んでもよし。
しかし、自ら服毒するような方は1d8の正気度を喪失します。

木製の長椅子


木製の長椅子には、特に情報を用意していません。
しかし、好奇心旺盛な探索者であれば、このような場所にも何か情報があるのではないか?と考えるかもしれません。
そこで、もしも木製の長椅子を調べたい!という探索者がいた場合には<目星>ロールを振らせてください。
成功しても、失敗しても、同様に以下の情報を与えてください。

「古い木製の長椅子は、所々穴が開いているようだ。身体を低くして長椅子の脚あたりを調べていると、上部から光が漏れていることに気が付く。
その穴をふと覗くと、ゆらり…ゆらり…と豆電球が揺れているのが見て取れる。そしてその時、不思議なことに気が付いた。
なぜ風もないこの密室の中で、豆電球があのように揺れているのだろうか?」

Room2


Room1の東側にある、鍵つきの鉄扉の部屋を指します。

鍵付きの鉄扉(東)

Room1の東側にあるのは、錆びてボロボロになった南京錠のついた、鉄扉です。
《聞き耳》ロールをしても、中から物音は全く聞こえません。
扉には鍵がかかっていますが、《鍵開け》ロールをしなくても力づくで開けられるほど脆いものです。
南京錠の色が赤茶色になっており、かなり古いもので錆ついています。
扉のSTR5に対抗して勝てば、扉は難なく開くことが出来ます。

[描写例]
鍵付きの扉はどうやら鉄製のようだ。
鍵がどんなものかとよく見てみると、赤茶色にさび付いた南京錠であることがわかる。
その南京錠はあまりにも錆びすぎていて、女性や子どもですら破壊できそうなくらい、脆くなっていることがわかる。

暗い部屋の中

扉を開けた瞬間、一度は嗅いだことのあるような、強い酸性の匂いが探索者を襲います。
これは、中にいる少女が吐き出した胃液の匂いになります。
中には灯りが全くなく、更にRoom1の豆電球の光も多少しか届かないので、入口付近の床しか見ることができません。
ただし、以下の内容に気が付くことができます。
・部屋の入口の床に、黄色い何かがこびりついている

_色くこびり付いた何か
≪医学≫ロールに成功すれば、これが胃液であることが分かります。
また、どうしても探索者が情報を求めた場合は<アイデア>ロールに成功した場合でも構いません。

[描写例]
扉を開けた瞬間、あなた達は劈く匂いに鼻を抑えるだろう。
一度は嗅いだことのあるような、強い酸性の匂いを感じたからだ。
そして扉がギギ…と音を立てながら開ききると、その中の状況をしっかりと把握することができた。
その部屋の中は真っ暗で、自分たちがいる部屋の豆電球が、かろうじてその部屋を照らしている。
ただ、その光も僅かしか届かず、入り口付近の床を照らすばかりである。

明るくなった部屋


灯りを持って部屋に入ると、今まで真っ暗だった部屋の中がぼうっと照らされます。
ただし、蝋燭の灯りでは部屋全てを照らすには不十分であるのか、奥まではよく見えない。
すると以下の3つが見えてくるでしょう。
・床に倒れ、衰弱している少女
・床や壁などにこびりついている、黄色い何か
・奥の壁に座り、寄りかかっている人影

‐女
蝋燭立てを持ってくると、部屋の中がほんのり明るくなり、すぐ足元に少女が倒れているのに気が付くでしょう。

少女は汗をびっしょりとかいており、弱弱しく吐息を漏らしています。
また、顔には黄色い何かがこびり付いており、明らかに衰弱しているのが分かるでしょう。
更に、少女の手には懐中電灯が1つ握られていますが、その力も弱弱しいものです。
探索者の人数が2人以上の場合、倒れている少女の周りに懐中電灯が落ちています。
落ちている懐中電灯は、探索者の人数よりも一人分少なくなります。(少女が1つ持っているため)

探索者が少女を部屋から出してあげるか、応急手当や医学に成功すると、少女はある程度意識を回復します。
上記の行動を行えば、少女は1人で歩くことができますし、技能を使用することもできます。
ただし、少女に上記の行動を行ったとしても、少女は頻繁に吐き出します。
これは、必須のヒントになるので以下の項目を注意して読んでください。
[少女の嘔吐に対する注意事項]
。韻瞭任某食されているため、一定間隔で嘔吐します。
これは、少女の中にのみ入っている毒になりますので、KPの任意のタイミングで少女に嘔吐させてください。
∪韻らの暗黒の波動により、頭痛や嘔吐を起こします。
これは探索者も同じ効果を受けるため、探索者が波動を受けるのと同じタイミングで少女に嘔吐させてください。
つまり、少女は嘔吐するタイミングが2回あるということです。それ故に、探索者よりも高い頻度で嘔吐します。
少女の嘔吐タイミングを間違えると、少女だけが1の毒に侵食されているというヒントが無くなりますので、注意してください。

少女は感情もそれなりにあり、言われたことには何でも従います。
ただし言葉を発することができず、頷いたり首を振ったりなどの簡易的な意思表明しか出来ません。
更に餌をねだる子猫のように、命令されない限りは擦り寄ってついてきます。
しかし、毒の入ったスープを飲めなどの、死ぬかもしれない行動をしろなどと言われたら明らかに怯え震えます。
ですがそれでも、彼女は従わないという事は必ずありません。
ただし「ここから脱出させろ」、とか「こんな事をした元凶を呼び出せ」、などという無理難題を命じられた場合は、
首を横に振って無理だという意思を示します。
女の子のステータスは以下の通りです。

〜絶対的に忠実な少女〜
少女 ♀ 10歳
STR:4  DEX:5  INT:10 アイデア:50
CON:6  APP:13  POW:10  幸 運:50
SIZ:10 SAN:0 EDU:6 知 識:30
H P:8  M P:10  回避:10  ダメージボーナス:-1d4
――――――――――――――――――――――――――
[技能]
全て初期値。
――――――――――――――――――――――――――
[持ち物]
・武器
・防具

[プロフィール]
1の毒が体内に入り込んでいる。
星からの暗黒の波動の周期と毒の周期で、かなり頻繁に吐きだす。

⊂欧篳匹砲海咾蠅弔い討い襦黄色い何か

灯りがあれば、部屋の床や壁を見ることができます。
この部屋には、床や壁に少女の嘔吐物である黄色い胃液が、あちらこちらにこびりついています。
これらは入り口付近の床にあるものと同じですので、特に情報はありません。
銀食器を胃液につけたとしても、黒ずむことはありません。
胃液自体に1の毒が含有されているわけではないからです。

1の壁に、座って寄りかかっている人影

更に部屋を見渡すと、薄明るくなった部屋の隅で、座って壁に寄りかかっている人影を発見します。
下半身の身体つきから、男性であることがわかるでしょう。しかし部屋の暗さから、上半身は見ることができません。
ただ、だらしなく放り出された赤黒い腕が見えるばかりです。
そのまま近づいて行くと、その男性の上半身が見えてきます。
その男性に声をかけても返事はありません。
なぜなら、探索者の声を聞く耳も、視認するための目も、答えるための口も
それら全てを有する頭部が存在していないのですから。
これを見た探索者は1/1d6+1の正気度ポイントを失います。
洋服を探すと、紙切れが見つかります。
そこには震えた文字で何か書かれているようです。
紙切れの内容は以下の通りです。

〜とびらのおくにどくをのぞくきかいが〜
[扉の奥に毒を除く(覗く)機械(機会)が]

Room3


Room1の西側にある、古ぼけた木製の扉の部屋になります。

古ぼけた木製の扉

鍵などはかかっていないので難なく開けることが出来るでしょう。
この扉は、Room1側には何の特徴もない部屋になっていますが、Room3側の扉には張り紙が張り付けてあります。
そのため、Room3から灯りを持って出ようとした際、必ず張り紙に気が付くことができます。
灯りを持っていない場合、[INT*5]の値で張り紙に気が付くことができます。
張り紙の内容は以下の通りです。

〜秘蔵書につき持ち出し厳禁!〜

もしも本を持ちだそうとした場合、部屋を通り抜ける際に≪症状≫が発症します。
これはRoom5にいる≪星からの暗黒≫の波動の影響によるものです。
探索者は頭痛に苦しみ、思わず本を落としてしまうでしょう。
これは持ち出そうとすると何度も起こり、その都度正気度を0/1d3喪失します。

部屋の中


扉を開け、部屋の中に入ると、そこは薄暗い部屋になっています。
この部屋もRoom1と同じように正方形の形をした部屋になっています。
ただ、Room1と違う点は、出入り用の扉がある壁以外は、本棚に囲まれているという点です。
オブジェクトは以下の3点となります。
・部屋の中央にある小さな四足の古い机
・机の上にある、キャンドル皿に乗せられた蝋燭
・本がいっぱいに詰められた本棚

本棚

本棚にはいろんな本が丁寧に収められていますが、どれも題名が単語だけのものばかりとなっています。
更に、これらの本はどれも探索者の母国語で書かれているように"見えます"。
つまり、英語を母国語とする場合には、その探索者には英語に見えるし
日本語を母国語とする場合は、その探索者には日本語に見えます。

本を探したい場合、<図書館>技能を使用し、成功すれば情報を得ることができます。
ただ、本棚の本が多いために、探すキーワードを指定する必要があります。
この部分の裁定は、緩くしてしまっても構わないと思います。以下、ロイドの裁定。
1.キーワード指定なし <目星-40> (救済措置)
2.キーワード指定なし <図書館-20> (救済措置)
3.キーワード指定あり 1つ <図書館> (毒 か 夢 のどちらか)
4.キーワード指定あり 1つ <目星-20> (毒 か 夢 のどちらか)
5.キーワード指定あり 2つ <図書館+20> (毒 と 夢 の両方)
6.キーワード指定あり 2つ <目星> (毒 と 夢 の両方)

動画化したシナリオを見ていると、「毒・夢」のキーワードを全て当てなければ情報を出していない方が多くおりました。
あれ?と思って覗いてみたら、私の書き方がよくなかったです。すいません。
追記いたしましたので、より良いものになればと思います。
(追記 7/8)


 愼如μ粥
1の毒は頭痛を引き起こします。そして視界を揺らし、吐き気を催す。
身体に残り、身体を蝕む。そして最期には…
2の毒は頭痛を引き起こします。そして視界を揺らし、吐き気を催す。
あなた達を元の世界へと誘います。
調理場にはあなたの必要な物が
鍵付きの部屋にはあなたの武器になるものが
窓の部屋にはあなたが望むかもしれないものがあり、望まないものがある。
そしてこの部屋はあなた達の活路。
2の毒は揺らめきの中に。
1の毒はどの中に?

1の毒は少女の体内に入っています。
2の毒は揺らめき(豆電球の中)に入っています。
調理場には乾電池があります。
窓付きの部屋には懐中電灯があります。
窓の部屋の奥の扉には毒を取り除く機械がありますが、そこにたどり着くまでに≪星からの暗黒≫がいます。

また、この本を読み終えた途端に探索者達は激しい頭痛に襲われます。
視界が揺れ、三半規管を狂わせて吐き気を催すような形です。(詳しい人体に関する知識はありません)
これはRoom5の≪星からの暗黒≫が波動を送った影響であり、1の毒ではありません。
Sanc(0/1d3)

△修梁
その他にKPが必要であると思った情報を追加しても構いません。
ただし、その場合は検索ワード設定しなければならないでしょう。

中央の四足の机


部屋の中央には、四足の古い机が置かれています。
これに関して特に情報はありません。調べても情報を用意していません。

ただ、その机の上にはキャンドル皿に乗った蝋燭が置かれています。

蝋燭


中央の机の上には、キャンドル皿に乗った蝋燭が置かれています。
キャンドル皿にはある程度、蝋が垂れていて、すでに固まっています。
このことから、探索者は蝋燭に火がついてから多少なり時間がたっていると分かります。
これを時間制限のためのヒントにしてもいいですし、時間制限のためのヒントだと"思わせても"いいでしょう。
時間制限があると思わせることにより、多少PL方も焦りを感じるはずです。

また、これらは持ち運ぶことができますので、多少ですが光源となりうるでしょう。
Room2の探索に使用します。
しかし、このキャンドル皿を持って外に出た場合、
元々このRoom3は真っ暗な部屋であるので、光源がないと探索できない状態になってしまいます。

Room4


Room1の北側にある、真新しい木製の扉になります。
特に特徴もありませんが、敢えて言うならこの扉だけは、部屋の雰囲気とは合わず、現代的な真新しいものでしょう。

部屋の中


真新しい木製の扉をあけると、そこはとても明るい部屋でした。
天井にライトなどはついておらず、窓などもないため、光源はないはずなのに、かなり明るいです。
この部屋はとても綺麗で、手入れされているような印象を受けます。
また、この部屋には以下のオブジェクトがあります。
・食器棚
・四足のテーブル
・ガスコンロ
・洗い場

食器棚

食器棚に注目してみると、全ての食器が銀色である事に気付きます。
ここで《歴史》や《地質学》や《薬学》などのロールに成功すると
銀は毒薬に多用された硫化ヒ素と合うと黒ずむ事から毒味に用いられてた事を知っているでしょう。
仮に技能で毒を見分けられなかったりした場合は、銀の食器を使うと良いでしょう。
Room1にある毒にも反応を示すので、毒があるかどうかはすぐに確認が出来ます。

四つ足のテーブル

四つ足のテーブルへと近づくと、複数の乾電池と紙切れがあるのに気付きます。
内容は以下の通りです。

〜どうぞ、お使いください。〜

この乾電池は、Room2の懐中電灯に使用します。

洗い場


洗い場には特に何もありません。ただ、洗い場には埃やカビなどが全くなく、まるで新品のように見えます。
蛇口もついており、水を出すことができます。
水で手を洗ったり、口に含む場合には、シークレットダイスで1d100を振ってください。
特に意味はありませんが、PL方を無駄にビビらせる演出です。(ビビるかどうかは別として。)

ガスコンロ

ガスコンロの上には蓋をしてある大きな鍋が置いてあります。
蓋を開けない限り特に何かあるわけではありません。
しかし、この大きな鍋の中には、人間の眼球や四肢の沈んでいる、血液のスープがたくさん入っています。
これらを目撃した探索者は1/1d3+1の正気度ポイントを失います
このスープは、Room1にあった木製の器のスープと同様のものです。
探索者が必要とするのであれば、血液のスープを補充することができます。
ただ、シナリオクリア条件に「スープ」は必須の条件ではないので、探索者の自由です。

Room5


Room1の南側にある、覗き窓の付いた頑丈そうな鉄扉の部屋になります。

小窓

覗き窓のついた頑丈な鉄扉は、小窓付きの一回り大きな厚い鉄扉となっています。
この大きな扉には小窓があり、そこから中の部屋を覗き込むことができます。
しかし、中は真っ暗なのか見えるのは黒のみです。
明かりを持っていれば、中を照らそうとすることができます。
しかし、明かりは反射して中は見えないようです。中から何か貼られているのではないか、と分かります。
よって、小窓は単なる飾りとなっており、中を覗くことはできません。

扉の先

重い扉を開けると、中の部屋は薄暗いですがしっかりと視界は確保されているようです。
そして部屋の中央にある、小さく佇む闇がこちらに意識を向けているのがわかります。
探索者達は名状し難い闇の恐ろしさに震え、正気度を1d3/1d10+4消失します。

<星からの暗黒>は危害を加えない限りは攻撃しませんが、通り抜けようとしたり懐中電灯を向けると戦闘開始になります。
通り抜けようとした際には、進行方向に明らかに鋭利な闇の刃が形成するなどして行方を阻み、戦闘を開始してください。
尚、電気を当てて直ぐに扉を閉じる宣言を受けた場合は、モンスターの行動の後に閉めることができます。

<星からの暗黒>
HP:5+5n (探索者の人数) もしくは、10n (探索者の人数)
DEX:1
被ダメージ:光源(懐中電灯:1d6)
波動:70%の確率で夢を見ているものに頭痛と吐き気を催させる。KPの任意のタイミング。
以下ターン行動
1:闇を広げる
2:1d100≦40 波動<対象 探索者全員> 1d4ダメージ
3:1d100≦70 波動<対象 探索者全員> 1d6ダメージ
4.:闇を広げる
6:1d100≦100 波動<直径10m範囲攻撃、回避不可> 1d10ダメージ

[描写例]
扉を開けると、真っ暗な部屋の中でぼんやりと光る、真っ黒な球体がある。
その本体は油のような粘性の物質であるが、何かから引っ張られているわけでもなく、宙に浮いている。
それを形容するにはあまりにも語彙が足りないが、敢えて言葉とするのであれば
人類が誕生してから以来、人間が目を向けようとしなかった"闇"を全て集め、凝縮したものである。
そう形容しても過言ではないくらい、見るものをどん底に落としかねないような、あまりにも邪悪な存在だった。

懐中電灯を当ててそのまま扉を閉じた場合、一瞬にして懐中電灯を粉々にしてください。
また、扉を閉じてちまちま攻撃しようとする、悪賢い方々にはシークレットダイスをダミーで振り
扉に一発衝撃を与えたことにして、多少ビビらせても構いません。

更に、星からの暗黒は光が苦手なため、懐中電灯を使って怪物の向こう側に行ける仕様にしても構いません。
これは改変案ですので、このシナリオを使用されるKPの好みで決めてください。

<星からの暗黒>を撃破すると、部屋は一気に闇に包まれ、そのままだんだんと白くなり、部屋が明るくなります。

化け物の消えた部屋


薄暗い部屋になっています。真っ白な床と壁に囲まれた部屋です。
不思議なことに、北側にあったRoom4と同様に、ライトなどの光源はないのですが、薄暗い程度の明るさです。
更に一番奥に、扉があることが分かるでしょう。

部屋の奥の扉


特徴のない木製の扉です。

Room6

Room5の奥にある、特徴のない扉の先の部屋になります。

手術室

扉を開けて中に入ると、手術室のような場所に繋がります。
この部屋には2つのオブジェクトがあります。

・椅子型の手術台と、それに付随したレーザー照射器
・タッチパネル

椅子型の手術台とレーザー照射器


椅子型の手術台と、それに付随する形でレーザー照射器があります。
手術を受けるものは、椅子に座ればよいでしょう。

タッチパネル

少し離れたところにタッチパネルがあり、その画面右端には

「残り使用回数:1」

という表示と共に、以下3つの項目が表示されています。

「毒摘出操作」
「毒検出検査」
「使用注意事項」

〇藩冀躇媚項

使用注意事項の表示をタップすると、以下のメッセージが表示されます。

「この機械は一度使用する毎に点検が必要となります。
点検をせずに使用することは人体に危機を及ぼす可能性があります。」

点検を行う場合、電気修理技能を使用することができます。
あるいは、機械修理技能に-20の補正をつければ、修理することが可能です。
点検をせずに使用する場合、1d4+2のダメージを人体に及ぼします。
ただし、治療や検査は成功します。

◆崙播出操作」

体内の毒を摘出する操作です。
この表示をタップすると、部屋のどこからともなく、以下のような機械音声が聞こえてきます。

「毒摘出操作を開始します。患者を手術台に座らせた後、使用ボタンをタップしてください。」

手術台に患者が座った後、パネルには「使用ボタン」が表示されます。
探索者に、「患者名」を確認した後、使用ボタンを押すか確認してあげてください。

使用に関しては技能ロールを必要とせず、全自動です。胸部へとレーザーが照射されます。
「毒摘出検査」を少女に行うことで、最良の結末へと向かうでしょう。

ただし、この検査を探索者に行った場合、レーザー照射が途中で中断されます。
さらにパネルにはエラーが表示され、以下の機械音声が流れます。

「摘出する毒物が存在しません。摘出する毒物が存在しません。照射を中止します。」

ここで探索者に<アイデア>ロールをしてもらい、成功者に
「少女の嘔吐の周期と、探索者の嘔吐の周期の違い」について気が付かせて構いません。
あるいは、星からの暗黒を撃破したにもかかわらず、少女のみが嘔吐していることを伝え、
「少女の中にだけ1の毒が入っていること」に気が付かせても構いません。

「毒検出検査」

調べた人体の中に毒が入っているか調べることができます。
この表示をタップすると、部屋のどこからともなく、以下のような機械音声が聞こえてきます。

「毒検出検査を開始します。患者を手術台に座らせた後、使用ボタンをタップしてください。」

手術台に患者が座った後、パネルには「使用ボタン」が表示されます。
探索者に、「患者名」を確認した後、使用ボタンを押すか確認してあげてください。

使用に関しては技能ロールを必要とせず、全自動です。胸部へとレーザーが照射されます。
「毒検出検査」を少女に行うことで、毒物を発見することができます。
その場合、以下の機会音声が流れます。
「毒物が検出されました。直ちに点検を行い、毒摘出操作を行ってください。」

この検査を探索者に行った場合、以下の機械音声が流れます。

「毒は検出されません。お疲れ様でした。」

ここで探索者に<アイデア>ロールをしてもらい、成功者に
「少女の嘔吐の周期と、探索者の嘔吐の周期の違い」について気が付かせて構いません。
あるいは、星からの暗黒を撃破したにもかかわらず、少女のみが嘔吐していることを伝え、
「少女の中にだけ1の毒が入っていること」に気が付かせても構いません。

Epilogue


探索者がシナリオをクリアするための条件は1つです。

・2の毒を服毒すること

ただし、ENDの分岐は以下の3つとなります。

Good END


少女の体内に存在している「1の毒」を取り除き、2の毒を服毒することで、Good ENDへと向かいます。

探索者達は激しい頭痛に襲われ、視界が歪みます。
少女が2の毒を服毒した場合、少女も同じように苦しげに顔を歪ませて、探索者達に手を伸ばします。
少女に服毒させない場合、膝をついてあなた達を心配そうに見つめます。
探索者は、崩れゆく精神と遠のく意識の中、少女の口元が
『あ り が と う 』
と動くのを見て、暗転します。
探索者たちは、自分の部屋で目覚めます。
汗びっしょりで起き上がり、時刻を確認すると3時になっているでしょう。
嫌な夢を見たな、と思いながらもシャワーに入り、再び眠りに落ちるのでした。

Normal END

少女の毒を除かずに、「2の毒」を服毒した場合。

激しい頭痛に襲われ、視界が歪みます。

少女も服毒した場合、少女も同じように苦しげに顔を歪ませて、探索者達に手を伸ばします。
そして探索者は薄れゆく意識の中、目の前の光景に驚愕するでしょう。
その少女の足元が緑色に変色し、まるで根を生やしたかのようにツタを伸ばし始めたのです。
やがて少女の身体は植物へと変貌し、動かなくなっていく。
崩れゆく精神と、遠のく意識の中、植物になりかけた少女の口元が
『ど う し て 』
と口が動くのを確認しながら、あなた達は自身を苦しめる毒に抗えずブラックアウトします。
目の前の少女が、あなた達の飲ませた毒物のせいで緑色の植物状態になってしまったのを目撃し、(1d3/1d8)の正気度を喪失します。

少女が服毒しなかった場合、少女は不安そうにあなた達を見つめます。
しかし、少女もまた嘔吐をし、苦しそうに倒れこみます。
次第に息は弱まり、弱弱しい力で顔が動きます。探索者達を虚ろな目で見つめ、胃液の付いた口元が
『ご め ん な さ い』
と動くのと同時に、最後の力を使い切ったかのように絶命するところを目の前にします。
少女の死亡を目撃し、探索者達は1/1d4+1の正気度を喪失します。
そして自身を苦しめる毒に抗えず、探索者達はブラックアウトします。

探索者たちは、自分の部屋で目覚めます。
汗びっしょりで起き上がり、時刻を確認すると2時になっています。
何か口が気持ち悪く、そして桃の香りが辺りを包んでいます。
あなた達は嫌な夢を見たな、と思いつつ口をゆすぎ、水を吐き出します。
ただ、口の中のべったりとした感触が、探索者の夢が夢ではないことを物語るでしょう。

Bad END


探索者が夢の中で死亡した場合、このエンディングとなります。
探索者は永久に目覚めることはなく、ベッドの上で死亡します。
首を切り裂かれて死亡した場合、ベッド上の探索者は首と胴体が離れています。
レーザー照射で死亡した場合、胸の部分に大きな火傷を負った状態で死亡しています。
夢の中で受けた傷が、何らかの形として現実でも具現化されます。

Ending

この悪夢から無事抜け出せた探索者は1d6の正気度を獲得します。
更に少女の毒を取り除いて、かつ少女が服毒した場合は1d3+1の正気度を獲得します。
万が一ロストした場合、そのPCは一生セッションには参加できません。
いわゆる永久ロストというものです。

最後に

最後までお読みになられた方はお疲れ様でした。
ロイドです。
誤字脱字や、意味不明な点、日本語おかしい点など様々あると思います。
何か質問がありましたらコメントなり、この下になり書き込んでいただければと思います。
神話性物に関してはマレウスモンストロムを使用していますので、最低限必要な数値だけあげさせてもらいました。

万が一の動画化(コメントで話が上がったため追記)

本シナリオ改変案を使用したセッションを動画化したい! というお話がある場合には
1.シナリオ原作:毒入りスープ (著:泥紳士様)
2.シナリオ改変案:クトゥルフ神話TRPGやろうずwiki シナリオページより
を明記してください。ロイドの名前は出さずとも構いません。
また、動画化したらロイドも見たいです。URLが貰えたら嬉しいです。

追記 7/3

いつもご利用のほどありがとうございます。
こちらのシナリオページは、繰り返しになりますが、改変案を示したものとなっております。
泥紳士様の作品を、このように改変してみるのはいかがでしょうか?というものです。

ロイド提示の改変案も、ご好評いただいているようで、最近は動画化されたものをよく見かけております。
勿論、この改変案を参考にして改変するなども、一向に構いません。
繰り返しになりますが、そちらの旨を記載させていただきます。

やろうずwikiの一層の盛り上がりを祈りまして。

このページへのコメント

あや様

コメントありがとうございます、ぜひぜひどうぞ!
遅くなってすいません!

Posted by ロイド 2017年06月04日(日) 22:21:03

コメント失礼します!

よろしければ動画化をさせて頂きたいのですが、宜しいでしょうか?

Posted by あや 2017年05月28日(日) 11:37:13

darfne様

初めまして、お声がけありがとうございます!
翻訳が大変でなければ、ぜひお使いください。ご不明点がありましたら、ツイッターの方が比較的反応が良いので、よろしくお願いします!

Posted by ロイド 2017年05月13日(土) 18:36:48

はじめまして、darfneと申します。とても面白いシナリオです!私は海外からのCoCTRPGユーザーですが、このシナリオをプレイヤーで楽しんだ友人からKPでやってみたい!と頼みがあって、個人的に翻訳をしてみても宜しいでしょうか?

Posted by darfne 2017年05月10日(水) 22:26:11

宙崎様

大変申し訳ありません、私としたことが見逃しておりました……。
以降の質問に答えていたのに、宙崎様の質問に答えておらず、不快にしてしまっていたら申し訳ありません。

‘辰坊茲瓩討い泙擦鵑任靴燭里如▲縫礇襯薀肇曠謄廚領呂砲茲辰独瑤个気譴拭△箸いΔ海箸砲靴討△蠅泙后

▲トゥルフ神話技能は1〜3%くらいで考えています。

ナワトリ様

大変遅くなってしまいましたが、この機械に関してはいかなる操作でも1回とみなします。
また使用可能回数というのは、安全に使える回数であって、メンテナンスを行えさえすればもう一度使用できます。

桜火様

注意事項は動画化等と同じく、原作が毒入りスープであり、原作者が泥紳士様であること、やろうずwikiより参照したことを明記していただければと思います!

Posted by ロイド 2017年03月06日(月) 19:24:30

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