クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

某所にある星辰学園で発生した連続怪死事件。
事件を調査しようと立ちあがったある生徒たちは、最後の問いかけに対し抜け道を使おうとした。
だが、如何にそれまでは鷹揚だったとはいえ、課せられた条件を無視して結果を得ようとするのは許されざることだった。
青年は腕と腹をいくらかもっていかれ、現在は集中治療室にて治療中である。
とある生徒は四肢をもがれ、そのまま亡くなってしまった。
別行動で真相にたどり着こうとした少女は、その姿を欺きに利用され、最後は無残な骸と成り果てる。
野次馬だった70人の生徒は食い散らかされ、そのグラウンドを酸鼻を極めたという。

だが、果たして彼らは愚かだったのかと問われれば、おそらく多数は違うと言ってくれるだろう。
誰しもが焦りを伴う状況で冷静な判断などつけられるはずがない。
僅かな齟齬が原因だっただけなのだ。そう、ただそれだけである。

グラウンドで起きた連続怪死事件から2週間後。
星辰学園は普段と変わらぬままその門戸を開け放ち、今日も多くの学生が学び舎を目指す。
まるで事件など無かったかのように。

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はい、皆様お久しぶりです。鯖味噌にございます。
今回、このテスト卓は2回目となりました。
前回とは展開が大幅に書き換わっており、またエンディング自体もバッドエンドとなりました。
学園はそのまま普通に存続しており、特に閉鎖だの休校だのは一切ありません。少々恐ろしいですね。

星辰学園は主に1〜2日卓をもって進んでいく、ちょっとしたシリーズにしようと考えています。
本シナリオは第1話に相当するものです。
徐々に消えていくクラスメイト（仲間）たち、終わりが見えない絶望。
少しずつ磨り減っていく様をお楽しみいただけたら幸いです。

当卓にお集まりいただきました皆様へ、無上の感謝変わらず。
鯖味噌でございました。