最終更新:ID:iEY21oOkdA 2016年03月16日(水) 10:55:07履歴
探索者はある日の夜、目を覚ますと正方形の部屋に閉じ込められていました。
その真ん中には、机の上に乗った真っ赤なスープが一つぽつんと置かれています。
そして椅子の上にはこの部屋の地図と、毒入りスープを飲め、という警告文。
知らず知らずの内に何者かの気まぐれによってこの世界に閉じ込められた探索者達。
彼等は無事、この世界から抜け出すことが出来るのだろうか?
その真ん中には、机の上に乗った真っ赤なスープが一つぽつんと置かれています。
そして椅子の上にはこの部屋の地図と、毒入りスープを飲め、という警告文。
知らず知らずの内に何者かの気まぐれによってこの世界に閉じ込められた探索者達。
彼等は無事、この世界から抜け出すことが出来るのだろうか?
PCより
PLより
あのあと、スマホで夢の中で会った人物たちについて調べてみた。
すると、驚いたことに民俗学者の石神さんとミュージシャンでギターリストの今居さんが
それぞれ夢の中で会った人物にそっくりであった。
「...やはり、ただの夢ではなかったか...
しかし、最近の女性ギターリストはあんなに力強いものなのだろうか(汗)...」
と、つい呟いてしまった。
しかし、少女だけはどんなに頑張っても出てこずやはりただの夢だったのではないかと思ってしまう。
「...夢は人の潜在意識と今までの記憶を頼りに作るというからな...
まあ、これ以上は考えても仕方がないかそろそろ行かないと遅れてしまう」
と、僕は朝食を食べ、服装を着替えて、外に出てると、
目の前に白猫が行儀よく、それこそ僕を待っていたかのように居座っていた。
いつもなら、何の種類の猫なのか考えるものだが、白猫の目と喉元にある傷を見て僕は別のことを思った。
「....もしかして、まきちゃん?...」
そう言うと、白猫はお辞儀(?)をして、すぐにその場から去ってしまった。
「あ、行ってしまった...でも大丈夫か...約束したんだもんな、また会って研究室の紹介などをするって」
あの子のおかげで、あの夢は自分だけが生み出した夢ではないとわかったのだから。
幸い、パソコンには二人のメールアドレスがあったので後で送信していつなら会えるか相談をしたいと思う。
まあ、とても怪しいメールだと思うが、来てくれればきっとあの子もその場に現れてくれるだろう。
なぜなら、また皆に一緒で会うと約束したのだから...
「しかし、石神さんはともかく、
今居さんにはいくらでも撫でさせてあげる約束をしたでしょう
って言わないと来れないかもな...
う〜...24歳の男子が年下の女の子に撫でられるとか事案ものだろ(泣」
このあと、如月があの夢の中であった人物たちに再開して撫でられまくられたかどうかはまた別のお話し(笑)
すると、驚いたことに民俗学者の石神さんとミュージシャンでギターリストの今居さんが
それぞれ夢の中で会った人物にそっくりであった。
「...やはり、ただの夢ではなかったか...
しかし、最近の女性ギターリストはあんなに力強いものなのだろうか(汗)...」
と、つい呟いてしまった。
しかし、少女だけはどんなに頑張っても出てこずやはりただの夢だったのではないかと思ってしまう。
「...夢は人の潜在意識と今までの記憶を頼りに作るというからな...
まあ、これ以上は考えても仕方がないかそろそろ行かないと遅れてしまう」
と、僕は朝食を食べ、服装を着替えて、外に出てると、
目の前に白猫が行儀よく、それこそ僕を待っていたかのように居座っていた。
いつもなら、何の種類の猫なのか考えるものだが、白猫の目と喉元にある傷を見て僕は別のことを思った。
「....もしかして、まきちゃん?...」
そう言うと、白猫はお辞儀(?)をして、すぐにその場から去ってしまった。
「あ、行ってしまった...でも大丈夫か...約束したんだもんな、また会って研究室の紹介などをするって」
あの子のおかげで、あの夢は自分だけが生み出した夢ではないとわかったのだから。
幸い、パソコンには二人のメールアドレスがあったので後で送信していつなら会えるか相談をしたいと思う。
まあ、とても怪しいメールだと思うが、来てくれればきっとあの子もその場に現れてくれるだろう。
なぜなら、また皆に一緒で会うと約束したのだから...
「しかし、石神さんはともかく、
今居さんにはいくらでも撫でさせてあげる約束をしたでしょう
って言わないと来れないかもな...
う〜...24歳の男子が年下の女の子に撫でられるとか事案ものだろ(泣」
このあと、如月があの夢の中であった人物たちに再開して撫でられまくられたかどうかはまた別のお話し(笑)
PCより
「…あぁ、うん。生きてる。」
胸元に手を当て心臓の動悸を確かめる。心臓は何の問題もなく正常に働いているようだ。
外を見れば朝日が輝いている。暫くして今日は新曲の打ち合わせがあることを思い出しベッドから体を起こす。
いつもと変わらない日を送れればそれで構わない。
「やーっぱ夢だったのかなぁ…」
溜め込んだ洗濯物を洗濯機に入れ、電子ケトルに水を汲んだところで、夢の事を思い出した。物騒だけれど決して不快ではなかった夢。
湯が沸騰するまで夢で会った3人について調べてみることにした。
そろそろ買い換えようかと思っている古いパソコンに電源を入れる。
…民俗学者の石神学さん、研究者の如月漱科さん、あぁ実在したんだなと素直に感想を漏らす。
あの女の子は調べようがなかった。本人から本名を聞いたわけでもなければ日本に籍を置いているのかさえ知らない。
むしろ勝手に名前を付けて呼んでしまった辺り申し訳ないとは思う。
湯が沸騰する音が聞こえる。台所に向かい時計を見やるともうすぐ出なければならない時間だった。
味噌汁を啜ってから服を着替え、洗濯が終わった服を籠に詰める。
籠を持ちベランダに向かうと、そこには一匹の白猫がいた。首輪はついていない。
野良かと思いしゃがんで話しかける。
頭を撫でると、それはもう手入れが施されているのかふわふわで。
「おはよう、いい天気だね。どこから来たの?にぼし食べる…」
白猫に、既視感を覚えた。頭を撫でた感触、目はどこかで見た気がするし、喉元には小さな傷がある。
あぁ、思い出せるような、思い出せないような。どこかで会ったことがあるような。
白猫は一鳴きするしぐさを見せた後、軽快な足取りでベランダから出て行った。
バッグと愛用のギターを背負い、戸締りを確認し靴を履く。
靴箱の上に飾ってある写真に向かっていつも通りの言葉をかける。
「母さん、父さん、真紀。行ってきます」
狭い部屋の鍵を閉めて駅に向かいながら夢の内容を思い出していた。
石神さん冷静な人だったな、如月さん撫でさせてくれるって約束したな、女の子大丈夫かな、
ギター弾くって約束と、また会おうって約束もしてたなと朧げながらも起きた出来事を思い出す。
帰ったら記載されてあったメールアドレスにメールを送ってみようかと思う。
それで相手から何の反応もなければ、昨日の夢はただの夢であったと思い出にすればいい。
もし良い返事があれば、その時はその時でまた考えよう。
空は快晴、風は穏やか、道行く人々はそれに気付きもしないで建物の中に吸い込まれていく。
そんな中で、緑が少ない都会の片隅にネリネの花が満開に咲いていた。
PLより
「…あぁ、うん。生きてる。」
胸元に手を当て心臓の動悸を確かめる。心臓は何の問題もなく正常に働いているようだ。
外を見れば朝日が輝いている。暫くして今日は新曲の打ち合わせがあることを思い出しベッドから体を起こす。
いつもと変わらない日を送れればそれで構わない。
「やーっぱ夢だったのかなぁ…」
溜め込んだ洗濯物を洗濯機に入れ、電子ケトルに水を汲んだところで、夢の事を思い出した。物騒だけれど決して不快ではなかった夢。
湯が沸騰するまで夢で会った3人について調べてみることにした。
そろそろ買い換えようかと思っている古いパソコンに電源を入れる。
…民俗学者の石神学さん、研究者の如月漱科さん、あぁ実在したんだなと素直に感想を漏らす。
あの女の子は調べようがなかった。本人から本名を聞いたわけでもなければ日本に籍を置いているのかさえ知らない。
むしろ勝手に名前を付けて呼んでしまった辺り申し訳ないとは思う。
湯が沸騰する音が聞こえる。台所に向かい時計を見やるともうすぐ出なければならない時間だった。
味噌汁を啜ってから服を着替え、洗濯が終わった服を籠に詰める。
籠を持ちベランダに向かうと、そこには一匹の白猫がいた。首輪はついていない。
野良かと思いしゃがんで話しかける。
頭を撫でると、それはもう手入れが施されているのかふわふわで。
「おはよう、いい天気だね。どこから来たの?にぼし食べる…」
白猫に、既視感を覚えた。頭を撫でた感触、目はどこかで見た気がするし、喉元には小さな傷がある。
あぁ、思い出せるような、思い出せないような。どこかで会ったことがあるような。
白猫は一鳴きするしぐさを見せた後、軽快な足取りでベランダから出て行った。
バッグと愛用のギターを背負い、戸締りを確認し靴を履く。
靴箱の上に飾ってある写真に向かっていつも通りの言葉をかける。
「母さん、父さん、真紀。行ってきます」
狭い部屋の鍵を閉めて駅に向かいながら夢の内容を思い出していた。
石神さん冷静な人だったな、如月さん撫でさせてくれるって約束したな、女の子大丈夫かな、
ギター弾くって約束と、また会おうって約束もしてたなと朧げながらも起きた出来事を思い出す。
帰ったら記載されてあったメールアドレスにメールを送ってみようかと思う。
それで相手から何の反応もなければ、昨日の夢はただの夢であったと思い出にすればいい。
もし良い返事があれば、その時はその時でまた考えよう。
空は快晴、風は穏やか、道行く人々はそれに気付きもしないで建物の中に吸い込まれていく。
そんな中で、緑が少ない都会の片隅にネリネの花が満開に咲いていた。
セッションお疲れ様でした、ありがとうございました。
毒入りスープは有名なシナリオと伺っていまして、いつか参加できたらと思っていましたので
今回参加させていただけたこと、本当にお礼申し上げます。
テンションが上がり過ぎルーニーと化してしまっていたことを深くお詫び申し上げます。
石神さん
ダイスが荒ぶっていた真面目で冷静な民俗学者石神さん。無茶な振りにも冷静に落ち着いた対応をしていただいてありがとうございました。
如月さんとのやり取りはまるで親子のようにも感じられて大変微笑ましかったです。
腕相撲しましょう。
如月さん
低身長で弄りに弄られた愉快な研究者如月さん。こちらも無茶な振りにノリ良く対応していただいてありがとうございました。
最後は毒入りスープを前に勇気ある行動に出られた勇敢な方。凄いです。
撫でさせてください。
KP様
今回のシナリオのKP様。お世話になりました。ありがとうございました。
初KPということでしたがベテランのように何事にもしっかり対応対処されていて素晴らしい方だと感銘を受けました。
そして後日談ページの作成ありがとうございました。お手間をとらせて申し訳ありません。
鍵は犠牲になったのです。
BGM提供者様
BGMに関して大変お世話になりました。どれも素晴らしい曲で心躍りました。
本当にありがとうございました。
今回のセッション、お疲れ様でした。ありがとうございました。
またどこかでお会いすることがございましたらその時はどうぞよろしくお願い申し上げます。
毒入りスープは有名なシナリオと伺っていまして、いつか参加できたらと思っていましたので
今回参加させていただけたこと、本当にお礼申し上げます。
テンションが上がり過ぎルーニーと化してしまっていたことを深くお詫び申し上げます。
石神さん
ダイスが荒ぶっていた真面目で冷静な民俗学者石神さん。無茶な振りにも冷静に落ち着いた対応をしていただいてありがとうございました。
如月さんとのやり取りはまるで親子のようにも感じられて大変微笑ましかったです。
腕相撲しましょう。
如月さん
低身長で弄りに弄られた愉快な研究者如月さん。こちらも無茶な振りにノリ良く対応していただいてありがとうございました。
最後は毒入りスープを前に勇気ある行動に出られた勇敢な方。凄いです。
撫でさせてください。
KP様
今回のシナリオのKP様。お世話になりました。ありがとうございました。
初KPということでしたがベテランのように何事にもしっかり対応対処されていて素晴らしい方だと感銘を受けました。
そして後日談ページの作成ありがとうございました。お手間をとらせて申し訳ありません。
鍵は犠牲になったのです。
BGM提供者様
BGMに関して大変お世話になりました。どれも素晴らしい曲で心躍りました。
本当にありがとうございました。
今回のセッション、お疲れ様でした。ありがとうございました。
またどこかでお会いすることがございましたらその時はどうぞよろしくお願い申し上げます。
PCより
PLより
カリカリと、何時もの白猫が窓を引っ掻く。窓を開けてやると、さも当然の様にしてそそくさと部屋に入り込み、電気ストーブの前でくるりと丸くなった。何とまぁ猫とは自由なものであろうかと、半ば呆れながらも、私は椅子に戻った。
夕刻。そろそろ日もとっぷりと暮れて来ようかという頃合。一日の予定が終わり、諸々の雑務も終えた私は、大学にある自分の研究室に篭って、安物のパイプ椅子の座り心地の悪さに辟易しながら、パソコンに溜まったメールの確認をしていた。
一体何処から飛んで来るのか、迷惑メールの山をゴミ箱に放り込み、世話になっている各方面とのやり取りを行い、学生から送られてきたレポートの電子データに目を通す。手書きか良くてもワープロ程度だったものが、技術の進歩とは恐ろしく早いものだ、などと些かの感傷に浸りつつも、白猫の呑気な欠伸を尻目に、何時ものルーチンワークをこなしていた。
ルーチンワーク。そういえば、あの夢は、全くのイレギュラーだったな。ふと、キーボードを打つ手が止まった。
血と毒とを無理矢理にかっ喰らい、文字通り死ぬ思いをさせられた、あの訳の分からない悪夢を体験したのは、一週間程前のことであった。不可思議の体験はこれまでもあったが、夢にまでそれが侵入してきたのは初めてのこと。幸いにも、同じく巻き込まれた人々と協力して、何とか抜け出すことは出来た。
しかし、あれ以来、夢に入るのが些か恐ろしくなり、少しでも夢を見る時間を削る為に、仕事を詰めに詰めて、帰ってきては泥の様に眠る日々を繰り返していた。
まぁ、丁度その頃から現れる様になったこの白猫を相手したり、趣味の研究に没頭したりしていたお陰で、ようよう落ち着いて眠れる様になり、丁度今日で、その連続も終わらせようと思っている。
これで、何とか何時もの生活に戻れるだろうか。可能ならば、あんな夢はもう二度と御免蒙りたいところだ。それこそ、あの時の同輩殿達だって同じことを考えているだろう、と、其処まで考えて、はたと気付く。
そう言えば私は、彼らのことをまだ調べていなかったと、今更ながらに思い出したのだ。最後の時に、自分から「また会おう」などと一端の台詞を吐いたにも関わらず、である。
南無三、これは手抜かりをしたと、大いに焦る。まだそう長くは経っていないとはいえ、丸数日程の時間はあった。彼らの事をインターネットで調べて、メールを送る程度の事も出来ない程に時間がなかったなどと、天地がひっくり返っても言い訳には出来ない。これは全くにして自分の過失であった。
はて彼らは、此方を薄情と思っているものか、或いは夢と決めて片付けたっきりであろうかと、途端に不安になってきた。手前から再会を契っておきながらこれでは話にならない。すわ、直ぐにも如何にかしなければ……と、直ぐにブラウザを立ち上げ、検索エンジンを開いて……
といった所で、また気付く。メールサーバが、新たにメールを二通受診している。見覚えのないアドレスだ。一体誰から? 不思議に思い、二通共開けてみて、ハッとした。
悪夢。
密室。
毒。
血。
少女。
約束。
そして、二人の名。
情けのないことだと、嗤う。嬉しいことだと、笑う。
直ぐに、キーボードを叩き始める。此方から音沙汰もなく済まなかった。私はあの事をしっかと覚えてある。君達が来たいのなら、何時でも来てくれて構わない。大いに歓迎しよう。そうした文面を打ち込み、そして、返信した。
丁度それで仕事も終わったこととして、帰り支度を進める。彼らが来たら、どうしようか。一緒に、食事でも取るのはどうだろう。彼は研究者だし、その事で話しても良さそうだ。ロックには余り明るくないが、彼女の演奏も楽しみだ。そう言えば、あの少女とは連絡が付いたのだろうか。
そんな風に年甲斐もなく浮かれた私を、白猫が、静かな目をしながら見つめていた。
夕刻。そろそろ日もとっぷりと暮れて来ようかという頃合。一日の予定が終わり、諸々の雑務も終えた私は、大学にある自分の研究室に篭って、安物のパイプ椅子の座り心地の悪さに辟易しながら、パソコンに溜まったメールの確認をしていた。
一体何処から飛んで来るのか、迷惑メールの山をゴミ箱に放り込み、世話になっている各方面とのやり取りを行い、学生から送られてきたレポートの電子データに目を通す。手書きか良くてもワープロ程度だったものが、技術の進歩とは恐ろしく早いものだ、などと些かの感傷に浸りつつも、白猫の呑気な欠伸を尻目に、何時ものルーチンワークをこなしていた。
ルーチンワーク。そういえば、あの夢は、全くのイレギュラーだったな。ふと、キーボードを打つ手が止まった。
血と毒とを無理矢理にかっ喰らい、文字通り死ぬ思いをさせられた、あの訳の分からない悪夢を体験したのは、一週間程前のことであった。不可思議の体験はこれまでもあったが、夢にまでそれが侵入してきたのは初めてのこと。幸いにも、同じく巻き込まれた人々と協力して、何とか抜け出すことは出来た。
しかし、あれ以来、夢に入るのが些か恐ろしくなり、少しでも夢を見る時間を削る為に、仕事を詰めに詰めて、帰ってきては泥の様に眠る日々を繰り返していた。
まぁ、丁度その頃から現れる様になったこの白猫を相手したり、趣味の研究に没頭したりしていたお陰で、ようよう落ち着いて眠れる様になり、丁度今日で、その連続も終わらせようと思っている。
これで、何とか何時もの生活に戻れるだろうか。可能ならば、あんな夢はもう二度と御免蒙りたいところだ。それこそ、あの時の同輩殿達だって同じことを考えているだろう、と、其処まで考えて、はたと気付く。
そう言えば私は、彼らのことをまだ調べていなかったと、今更ながらに思い出したのだ。最後の時に、自分から「また会おう」などと一端の台詞を吐いたにも関わらず、である。
南無三、これは手抜かりをしたと、大いに焦る。まだそう長くは経っていないとはいえ、丸数日程の時間はあった。彼らの事をインターネットで調べて、メールを送る程度の事も出来ない程に時間がなかったなどと、天地がひっくり返っても言い訳には出来ない。これは全くにして自分の過失であった。
はて彼らは、此方を薄情と思っているものか、或いは夢と決めて片付けたっきりであろうかと、途端に不安になってきた。手前から再会を契っておきながらこれでは話にならない。すわ、直ぐにも如何にかしなければ……と、直ぐにブラウザを立ち上げ、検索エンジンを開いて……
といった所で、また気付く。メールサーバが、新たにメールを二通受診している。見覚えのないアドレスだ。一体誰から? 不思議に思い、二通共開けてみて、ハッとした。
悪夢。
密室。
毒。
血。
少女。
約束。
そして、二人の名。
情けのないことだと、嗤う。嬉しいことだと、笑う。
直ぐに、キーボードを叩き始める。此方から音沙汰もなく済まなかった。私はあの事をしっかと覚えてある。君達が来たいのなら、何時でも来てくれて構わない。大いに歓迎しよう。そうした文面を打ち込み、そして、返信した。
丁度それで仕事も終わったこととして、帰り支度を進める。彼らが来たら、どうしようか。一緒に、食事でも取るのはどうだろう。彼は研究者だし、その事で話しても良さそうだ。ロックには余り明るくないが、彼女の演奏も楽しみだ。そう言えば、あの少女とは連絡が付いたのだろうか。
そんな風に年甲斐もなく浮かれた私を、白猫が、静かな目をしながら見つめていた。
セッション、お疲れ様でした。
こうした、突然異質な空間に放り込まれるというような筋立てのセッションは初めてで、何がどう作用するか、何処に危機が潜むか、ハラハラしながらも新鮮な気持ちでシナリオを楽しめました。
KP、PLの皆さん、見学者の方のご助力もあり、無事Happy Endを迎えることも出来ましたし、参加出来て、本当に良かったです。
如月さん、低身長を弄るつもりはなかったのですが、色々と失礼いたしました。ダイスの荒ぶる私のカバーもしていただいて、感謝に絶えません。これからの活躍をお祈りしています。
今居さん、貧弱な私に代わって力仕事をして下さり、有難うございました。電球を手で割るなど、女性なのに男気溢れる行動には敬服します。唯、もう少し身を大切になさってくださいね。後、腕相撲は勘弁してください負けてしまいます。
テツクズさん、初のKPお疲れ様でした。私も、別作品のセッションでGMを補佐したことがあるのですが、初めての時は恐ろしく手間取りました。それを考えると、テツクズさんの手際はテキパキとしていて、羨ましい程です。これからも頑張ってください。
最後に、この場を借りて一言謝りたいと思います。一週間以上も掛かったド遅筆、真に申し訳ありませんでした。
こうした、突然異質な空間に放り込まれるというような筋立てのセッションは初めてで、何がどう作用するか、何処に危機が潜むか、ハラハラしながらも新鮮な気持ちでシナリオを楽しめました。
KP、PLの皆さん、見学者の方のご助力もあり、無事Happy Endを迎えることも出来ましたし、参加出来て、本当に良かったです。
如月さん、低身長を弄るつもりはなかったのですが、色々と失礼いたしました。ダイスの荒ぶる私のカバーもしていただいて、感謝に絶えません。これからの活躍をお祈りしています。
今居さん、貧弱な私に代わって力仕事をして下さり、有難うございました。電球を手で割るなど、女性なのに男気溢れる行動には敬服します。唯、もう少し身を大切になさってくださいね。後、腕相撲は勘弁してください負けてしまいます。
テツクズさん、初のKPお疲れ様でした。私も、別作品のセッションでGMを補佐したことがあるのですが、初めての時は恐ろしく手間取りました。それを考えると、テツクズさんの手際はテキパキとしていて、羨ましい程です。これからも頑張ってください。
最後に、この場を借りて一言謝りたいと思います。一週間以上も掛かったド遅筆、真に申し訳ありませんでした。
コメントをかく