最終更新:ID:oe/TL4QmTg 2016年05月06日(金) 03:17:23履歴
君たちは「片桐 眞子」という女子高生から、ある依頼を受ける。
「いなくなった兄さんを探してください」
PCより
PLより
俺は事件後、本部に戻って報告を兼ねて実態や被害を伝えに行った
上層部は俺の姿見て驚いてたが、しばらく静養するようにと言われ、長期休暇を取った
あの時、早く気づければ・・・、空があんな目に遭わずに済んだが、今回の失敗を種にして次にいかせばいい
まあ、彼女の見舞いにでもいってやるか。アリシアもあの子と上手くやっていってるようだし、一応一安心かもな
片桐はどうなったかは知らんが、今では自業自得としか言いようがない。なにせ、あの怪物を家族という方がどうかしている
あの夜、あの港で会ったのは確かに『ヤツ』だった・・・。俺にはわかる
神奈川 来夏。今度は貴様の番だ、必ず仕留めてやる・・・!
さて・・・、次はどんな奴が待ってるのか、楽しみだな。『敵味方問わず、データ』を取るのも、俺の仕事だからな。
上層部は俺の姿見て驚いてたが、しばらく静養するようにと言われ、長期休暇を取った
あの時、早く気づければ・・・、空があんな目に遭わずに済んだが、今回の失敗を種にして次にいかせばいい
まあ、彼女の見舞いにでもいってやるか。アリシアもあの子と上手くやっていってるようだし、一応一安心かもな
片桐はどうなったかは知らんが、今では自業自得としか言いようがない。なにせ、あの怪物を家族という方がどうかしている
あの夜、あの港で会ったのは確かに『ヤツ』だった・・・。俺にはわかる
神奈川 来夏。今度は貴様の番だ、必ず仕留めてやる・・・!
さて・・・、次はどんな奴が待ってるのか、楽しみだな。『敵味方問わず、データ』を取るのも、俺の仕事だからな。
PCより
PLより
『…私の脳裏に焼き付いたのは、目の前の怪物が彼女の、子宮を貪り食う光景だった。目の前で、親友が、女性としての尊厳を、無残にも食い散らかされている。そんな光景が、私の眼を釘付けにした。
「ごめんなさい…」あふれ出る言葉は彼女に対する懺悔のみ。私の軽率な行動のせいで、私の最も大切な親友が、女性として、人としての尊厳を、異形の怪物により食い尽くされている。
「ごめんなさい、ごめんなさい…」既に怪物のモノと成り果てた'それ'には決して届かないと分かっていても、もう溢れ出る言葉を止めることはできなかった。目の前で親友が食い尽くされる様を見せつけられ、とっくに私の精神は壊れてしまった。私に出来るたった一つ残された事…それは、2度と届く事の無い懺悔を、吐き出し続ける事だけだった…。
「ごめんなさい、ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいこめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ
…ここまで書き上げ、私はペンを置く。
「まるでダメ…」
原稿をゴミ箱に叩き付ける。この程度では、読者を惹きつけるなんて到底無理だ。
「…はぁ」
あの日、私の軽率な行動のせいで一人の女性が、女性として最も大切なものを失った。彼女にも、愛する人と同じ苦しみを、味合わせてしまう…。そう考えると後悔で吐き気が止まらなくなる。しかし、だからと言って、自分の性を抑えることは出来ない。爪が伸びるのを止めることが出来ないのと同じ様に、持って生まれた作家としての性を、私は押さえることが出来ない。あの日得たリアリティを、作品にせずにはいられない。だから私は、この体験を、後悔を、決して忘れないために作品を書き上げる。忘れたくても、周囲が思い出させるような、大作に仕上げて見せる。
「今日はもう、限界かしらね」
そう思いベッドに身体を放り投げる。
「…ごめんなさい」
誰にも届く事の無い私の小さな懺悔は、月明かりすら入らない部屋の闇に溶けて消えるばかりだった…。
その後、アメリカで発売された一冊の小説が、全米を震撼させることとなる。『バッドエンドよりも残酷なハッピーエンド』として注目を集めたその作品は、その著者を語る上で無くてはならない作品となった。その作品はアメリカ国内のみで販売され翻訳版が出回る事は決して無かったが、どこの国にも、著者の気持ちを考えない馬鹿は居るものである。非公式の著者の気持ちを踏みにじる翻訳版が裏で出回るのは、時間の問題だろう。その作品の名は…
「ごめんなさい…」あふれ出る言葉は彼女に対する懺悔のみ。私の軽率な行動のせいで、私の最も大切な親友が、女性として、人としての尊厳を、異形の怪物により食い尽くされている。
「ごめんなさい、ごめんなさい…」既に怪物のモノと成り果てた'それ'には決して届かないと分かっていても、もう溢れ出る言葉を止めることはできなかった。目の前で親友が食い尽くされる様を見せつけられ、とっくに私の精神は壊れてしまった。私に出来るたった一つ残された事…それは、2度と届く事の無い懺悔を、吐き出し続ける事だけだった…。
「ごめんなさい、ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいこめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ
…ここまで書き上げ、私はペンを置く。
「まるでダメ…」
原稿をゴミ箱に叩き付ける。この程度では、読者を惹きつけるなんて到底無理だ。
「…はぁ」
あの日、私の軽率な行動のせいで一人の女性が、女性として最も大切なものを失った。彼女にも、愛する人と同じ苦しみを、味合わせてしまう…。そう考えると後悔で吐き気が止まらなくなる。しかし、だからと言って、自分の性を抑えることは出来ない。爪が伸びるのを止めることが出来ないのと同じ様に、持って生まれた作家としての性を、私は押さえることが出来ない。あの日得たリアリティを、作品にせずにはいられない。だから私は、この体験を、後悔を、決して忘れないために作品を書き上げる。忘れたくても、周囲が思い出させるような、大作に仕上げて見せる。
「今日はもう、限界かしらね」
そう思いベッドに身体を放り投げる。
「…ごめんなさい」
誰にも届く事の無い私の小さな懺悔は、月明かりすら入らない部屋の闇に溶けて消えるばかりだった…。
その後、アメリカで発売された一冊の小説が、全米を震撼させることとなる。『バッドエンドよりも残酷なハッピーエンド』として注目を集めたその作品は、その著者を語る上で無くてはならない作品となった。その作品はアメリカ国内のみで販売され翻訳版が出回る事は決して無かったが、どこの国にも、著者の気持ちを考えない馬鹿は居るものである。非公式の著者の気持ちを踏みにじる翻訳版が裏で出回るのは、時間の問題だろう。その作品の名は…
この度は皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした‼やる事なす事全部裏目に出て探索でも戦闘でも全く役に立たないというこの体たらく…本当に反省しております。今後は二度とこういった事にならない様精いっぱい精進していく所存でございますので、もしまた同じ卓を囲む事があれば、その時はどうかよろしくお願いします。
しかし、今回は実にこのPCらしいRPが出来たと誠に勝手ながら私自身は非常に満足しております。この様なRPを許容してくださった(?)KP様には非常に感謝の気持ちでいっぱいです。
ですがその結果あのような悲劇に繋がった事に関しては十二分に反省しております。あの様な描写をさせてしまったKP様、そしてそれをそくい様はじめPLの皆さまに改めてお詫び申し上げます、本当に申し訳ございませんでした。
この様な未熟なPLではございますがもしまた同じ卓に参加する事があったなら、その時は少しはマシになれるように精進するつもりですので、その時があれば、どうかよろしくお願いします。
こんなに楽しいセッションを本当にありがとうございました‼
しかし、今回は実にこのPCらしいRPが出来たと誠に勝手ながら私自身は非常に満足しております。この様なRPを許容してくださった(?)KP様には非常に感謝の気持ちでいっぱいです。
ですがその結果あのような悲劇に繋がった事に関しては十二分に反省しております。あの様な描写をさせてしまったKP様、そしてそれをそくい様はじめPLの皆さまに改めてお詫び申し上げます、本当に申し訳ございませんでした。
この様な未熟なPLではございますがもしまた同じ卓に参加する事があったなら、その時は少しはマシになれるように精進するつもりですので、その時があれば、どうかよろしくお願いします。
こんなに楽しいセッションを本当にありがとうございました‼
PCより
PLより
「…ユキちゃんとマコちゃん、元気デスかねー?」
ふと、彼女はあの二人の事を思い出す。
あの事件の結果、彼女達は海外へと逃亡し、何の音沙汰もない。
…結局あの事件は大きな犠牲を払いながらもなんとか収束した。
あれでよかったのか?もっと良い方法があったのではないか?
今でも後悔は尽きない。
「むー、でも終わった事をいつまでも気にしていても仕方がないデスね!」
「人間は前向きに生きていく生き物なのデスよ!」
そういうと彼女はパソコンに向き直り、いつも通り趣味に耽る。
「新生魔法少女キーラちゃんは昔のような下手は踏まないのデス」
「みんな、応援よろしくデスよ!!」
ふざけているようにしか聞こえないその言もきっと彼女にとっては本気の言葉なのだろう。
これから彼女がどんな未来を進むのかは分からないが、彼女はこのままなのだろう。
…いや、そうでなければならない。
彼女が現実を直視しなければならなくなった時、それはきっと彼女が『致命的』に欠けたときなのだから…。
ふと、彼女はあの二人の事を思い出す。
あの事件の結果、彼女達は海外へと逃亡し、何の音沙汰もない。
…結局あの事件は大きな犠牲を払いながらもなんとか収束した。
あれでよかったのか?もっと良い方法があったのではないか?
今でも後悔は尽きない。
「むー、でも終わった事をいつまでも気にしていても仕方がないデスね!」
「人間は前向きに生きていく生き物なのデスよ!」
そういうと彼女はパソコンに向き直り、いつも通り趣味に耽る。
「新生魔法少女キーラちゃんは昔のような下手は踏まないのデス」
「みんな、応援よろしくデスよ!!」
ふざけているようにしか聞こえないその言もきっと彼女にとっては本気の言葉なのだろう。
これから彼女がどんな未来を進むのかは分からないが、彼女はこのままなのだろう。
…いや、そうでなければならない。
彼女が現実を直視しなければならなくなった時、それはきっと彼女が『致命的』に欠けたときなのだから…。
合衆国…アメリカの、とある地方都市。
地方特有の、小さな雑貨屋にて、二人の少女はいた。
「ありがとうございました」
と、最後の客に挨拶した少女は、容姿からとても幼く感じる。
店主が話かける。
「ありがとう、眞子ちゃん」
「それにしても…君、英語上手だね?」
「ええ、それなりに勉強したので」
「いやぁ、君のようなかわいい子が来てくれてうれしいよ」
「君の友人の、雪ちゃんだっけ?彼女も役に立ってくれているよ」
「二人とも、色々博識だけどね」
「…と、話し込んじゃったね、今日はもう上がっていいよ」
「ありがとうございました、失礼します」
私は、その小さな雑貨店を後にした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
街のはずれにある小さな一軒家。
ここが、今の私たちの家。
ドアを開ければ、彼女が出迎えてくれる。
「ただいま、眞子」
「仕事お疲れさま、疲れたでしょ?」
「今、晩御飯作ってるから、ちょっと待ってね」
彼女は「田中 雪」
私の幼馴染で、私の命の恩人で、私の大切な人で。
…私が全てを捨てて、手に入れた"人"
あの事件で、彼女は大きなものにかかわっていた。
だが、それは全て私を守るための者だった。
愛しているから、愛していたから。
私たちはお互いに、相手を思いやった。
…彼女は、私と一緒にいることが本望だろう。
何故なら、彼女は私のことが好きだからだ。
だから、私は彼女と一緒にいる。
「…雪ちゃん」
「どうしたの?」
「…今日、一緒にしよっか?」
「ふぇ!?」
「ね?」
「…う、うん」
顔を真っ赤にして、彼女はうつむき加減になる。
照れているのだ、非常に可愛い。
「じゃ、晩御飯つくろっか、私も手伝うよ」
「あ、ありがと…」
頬を染めながら作業に戻る彼女に、私はそっと囁きかけたのだった。
「…愛してる」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この家は、金を積んで手に入れた。
…正直な話、戸籍も何もないから、手に入れるには大変だったけど。
それでも、こんな田舎に、まさか日本人の少女二人がいるとは思わないだろう。
私たちは、日本国で犯罪者として扱われている。
…だから、もうあの国に戻ることはできない。
でも、それでもいい。
私たちは、手に入れたから。
何度も何度も遠回りして、やっと手に入れた。
「二人きりの世界を」
月の浮かぶ夜、私は窓を見上げながら、呟く。
隣には幸せそうに眠る大切な人がいて。
…他に、何が必要だ。
「これだけで、十分」
私は、彼女がいるからこの世界に生きている。
それ以外に求めないし、それ以外に必要はない。
ただただ、二人で愛し合おう。
その体が腐り落ちるまで、永遠に。
少女たちの、二人きりの世界。
それは、どこまでも閉鎖的で…そして、どこまでも美しい。
このどこまでも広い青空の下で。
私は、歩いていく。
君と共に…歩いていく。
…でも、なぜだろうか?
…その道には、君と私しかいない…。
君と、私だけの。
二人きりの世界で。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
合衆国…アメリカの、とある地方都市。
地方特有の、小さな雑貨屋。
それがある街を、少し外れた所に。
その家はあった。
少々小ぶりな一軒家だが、少女二人が住むには十分な場所で。
その二階の寝室、ベッドの上で、私たち二人はいる。
「ああ、幸せだ」
この家には二人しかいない。
私「田中 雪」と、私の大切な人「片桐 眞子」
二人で暮らし、一緒に働きながら、家を支えている。
勿論、大人たちはいない。
だから、ずっと一緒にいられる。
邪魔もいない、豊かで平和なこの空間。
今、私はすごく幸せた。
「ねぇ、雪ちゃん」
彼女が囁く
「今日も、一緒にしようね?」
その声に、魅入られたように私は甘える。
「…うん」
そうして、甘い口づけをする。
合図をして、お互いに沈み合う。
深く、深くつながるのだ…。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日本にて、私たちは指名手配となっている。
もう、あの国に…あの場所に、戻ることはできない。
今の事に、不満がある訳ではない。
…でも、ふと思うのだ。
「これでいいのか?」と
もう一人の私が問いかけてくる。
「眞子ちゃんを巻き込んだだけではないのか?」
煩い。
「大切な人を守るためなら」
「自らが罰を受けるべきではなかったのか?」
煩い。
「自分が眞子の事を手放したくなかっただけ…」
「煩い!」
…いつの間にか、寝ていたようだ。
隣では、眞子が静かに寝息を立てている。
…私は、彼女にそっとつぶやいた。
「ごめんなさい」
あなたは優しいから、私についてきてくれたけど。
「ごめんなさい」
私は、貴方を傷つけただけだった。
「ごめんなさい」
貴方を、こんな遠くまで連れてきてしまった。
「…いつ、私が捕まるかわからない」
この世界は、酷く不安定だ。
すぐに壊れてしまうかもしれない。
…でも
「お願い、そばにいて」
我儘でもいい、身勝手でもいい、何かを失ってもいい。
それでも、君の事を大切にするから。
「…そばにいて、愛してる」
私は、何かに祈るようにつぶやき、眠りに落ちた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
夢を見た。
過去の、昔の夢を。
あの頃は、みんながいた。
幸せだった。
もう、手に入ることもないけれど。
もしかしたら…見つけられていたのかもしれない。
…でも、今は…二人きりの世界だから。
「…愛してる」
二人だけの世界でも。
君だけに永遠を捧げる。
…それが、貴方に対する、私の全て。
どこまでも続く二人だけの世界は広々としていて…酷く、孤独に思えた。
採集…採収…収集…蒐集…。
一体そこまでして、私が集めたかったのは。
何だったか。
…そう、そうだ。
"家族"が欲しかった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
暗い暗い独房の中で。私はずっと考える。
私は有栖島の地主の元に生まれた。
それなりに幸せな家庭…の、ように見えるだろう。
両親たちは、私を溺愛した。
それ自体は、何も珍しいことではない。
…だが、それ故に。
両親は「私をこの島に縛り付けた」
"愛"といえば聞こえがいいが。
それは"狂育"にも思えたのかもしれない。
知識や礼儀…所謂"銘家"として必要なもの。
そういうものを、ひたすらに詰め込まれた。
溺愛はその裏返しだ。
言い換えれば、あの人達は…私を娘として見ていなかったんだと思う。
「家を継ぐ娘」
それだけが、私の存在意義だった。
幼い頃の記憶は、家庭教師とのマンツーマン以外に無い。
両親は、与えるだけで何もしてくれない。
…これは、家族なのだろうか?
私は"家族"が欲しかった。
…だから、集めたのだ…私の家族を。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そして今。
私の元に残ったのは、この狭い牢獄の中だけである。
どこで間違えたのか、いったい何をしてしまったのか…。
求めたのは"普通"だった。
ただ、家族と笑って過ごしたくて。
そんな日常がほしくて。
どうして、それが罪になる?
…どうして?
私は、ただ只管に考え、思い出す。
"家族"の"楽しかった思い出"を。
記憶の世界に逃げ込み、そこに住み続ける。
現実から目をそらして。
死刑台に上がる、その時まで。
(数年前 11/10)
先日、ある民俗学者が書いた生物学本を見つけた。
興味をそそられる内容だったので購入してしまった。
別冊の付属本などもあるが、何やら「現代吸血鬼」と名が打ってある。
それにしても…嫌な感じのする本だ。
(11/24)
本の通りにしたら可愛い生物が出てきた。 タマとポチと名付ける。
(11/26)
凄い!可愛いだけじゃなくて血抜きもしてくれた。 パパも笑ってくれている。 ママの剥製が気に入ってくれたようだ。
(11/28)
パパとママを並べてみた。 とても素敵
(11/29)
隣のババアがうるさい。 変な生き物がいるだのパパとママはどこだの。 めんどくさいからパパとママは世界一周に行ってることにした。 タマは透明
になれるみたいだけど、ご飯食べると透明になれないみたいだからできるだけ外に出さないようにしよう。
(以下延々と生き物の剥製制作過程がつづられている)
(今年1/2)
久々に彼と出会った、でも、相変わらず彼は私の事を見てくれない。あの日以来、妹のことばかりだ。
(1/5)
もう、会えないのかな…会えないのいかな?見てくれないのかな?彼は私だけのものなのに…?
(1/20)
決めた、彼を私のものにしよう、そうすればずっと見てくれるよね?
(今年2/1)
いいことを思いついたそろそろバレンタインだしバレンタインを記念に賢太郎君とこの部屋で過ごそう。 きっと喜ぶだろう。
(2/13)
賢太郎君大きくて少し疲れたけど、それでもきれいだよ。 これからずっと一緒だよ。
(2/14)
ロマンチック。 賢太郎君の手も足も指も髪も爪も乳首も全部全部私のもの。 タマも笑ってくれてる。 お祝いしてくれてありがとう
(3/01)
彼の日記を確認したら、眞子ちゃんに仕送りをしていたようだ、仕送りは月に一回…もしかしたら怪しまれる…?
(3/21)
新しい担任の顔あわせ、どうやらクラスに一人不登校児がいるようだ、面倒くさい…。
(3/23)
不登校児にあったら、どうやらあの妹の幼馴染らしい、確か、いじめを受けていたとかなんとか。
なんでも、小学生の頃に暴漢に襲われて、それがクラスに広がっていじめになったらしい。まぁ、どうでもいいけど。
面倒だし、このまま放置でいいや、クラスに問題ごともってきてもいいことないしね。
(3/24)
私の事を信頼しているのかどうか知らないが、「眞子ちゃんがお金に困っているけど何も出来ない」とか何とか相談してきた…まてよ?
バイトは…血液の提供と、生きた動物の提供だ。飼育小屋を襲うのもそろそろ限界だったしな、人間にやらせれば都合がいい。
あとは、数日に一回、血液を貰おう、タマの栄養管理もさせないとね。
そして口座に振り込ませれば…あたかも兄が生きているように振舞わせれば、まずあの子は失踪に気づかない。
ついでに、彼女は完全な不登校となった、どうやら注射のあとを気にしてるらしい、思わぬ副産物だ。運がいい。
しかし、タマを見たショックで少しおかしくなってしまったのはいただけない。
ちょっとしたお薬を購入したから、これを与えておくか。
(6/16)
あの子、お金を幾つか溜め込んでいたみたい、仕送りがまた滞ってた。
面倒な子だ…どうせ、自分のことしか考えてないクズってこと。
それより、眞子ちゃんが賢太郎の失踪に気付いたのはどうしようかな…。
…夏休みにはいったら、私のものにしちゃおう。
(7/21)
夏休みにはいった途端、本土にわたっちゃった。
どうしようかなぁ…まぁ、帰って来てから私のものにしちゃえばいいか。
先日、ある民俗学者が書いた生物学本を見つけた。
興味をそそられる内容だったので購入してしまった。
別冊の付属本などもあるが、何やら「現代吸血鬼」と名が打ってある。
それにしても…嫌な感じのする本だ。
(11/24)
本の通りにしたら可愛い生物が出てきた。 タマとポチと名付ける。
(11/26)
凄い!可愛いだけじゃなくて血抜きもしてくれた。 パパも笑ってくれている。 ママの剥製が気に入ってくれたようだ。
(11/28)
パパとママを並べてみた。 とても素敵
(11/29)
隣のババアがうるさい。 変な生き物がいるだのパパとママはどこだの。 めんどくさいからパパとママは世界一周に行ってることにした。 タマは透明
になれるみたいだけど、ご飯食べると透明になれないみたいだからできるだけ外に出さないようにしよう。
(以下延々と生き物の剥製制作過程がつづられている)
(今年1/2)
久々に彼と出会った、でも、相変わらず彼は私の事を見てくれない。あの日以来、妹のことばかりだ。
(1/5)
もう、会えないのかな…会えないのいかな?見てくれないのかな?彼は私だけのものなのに…?
(1/20)
決めた、彼を私のものにしよう、そうすればずっと見てくれるよね?
(今年2/1)
いいことを思いついたそろそろバレンタインだしバレンタインを記念に賢太郎君とこの部屋で過ごそう。 きっと喜ぶだろう。
(2/13)
賢太郎君大きくて少し疲れたけど、それでもきれいだよ。 これからずっと一緒だよ。
(2/14)
ロマンチック。 賢太郎君の手も足も指も髪も爪も乳首も全部全部私のもの。 タマも笑ってくれてる。 お祝いしてくれてありがとう
(3/01)
彼の日記を確認したら、眞子ちゃんに仕送りをしていたようだ、仕送りは月に一回…もしかしたら怪しまれる…?
(3/21)
新しい担任の顔あわせ、どうやらクラスに一人不登校児がいるようだ、面倒くさい…。
(3/23)
不登校児にあったら、どうやらあの妹の幼馴染らしい、確か、いじめを受けていたとかなんとか。
なんでも、小学生の頃に暴漢に襲われて、それがクラスに広がっていじめになったらしい。まぁ、どうでもいいけど。
面倒だし、このまま放置でいいや、クラスに問題ごともってきてもいいことないしね。
(3/24)
私の事を信頼しているのかどうか知らないが、「眞子ちゃんがお金に困っているけど何も出来ない」とか何とか相談してきた…まてよ?
(3/25)いいことを思いついた。この子にバイトをさせよう、そしてその金を口座に仕送りのようにさせて振り込ませるのだ。
バイトは…血液の提供と、生きた動物の提供だ。飼育小屋を襲うのもそろそろ限界だったしな、人間にやらせれば都合がいい。
あとは、数日に一回、血液を貰おう、タマの栄養管理もさせないとね。
そして口座に振り込ませれば…あたかも兄が生きているように振舞わせれば、まずあの子は失踪に気づかない。
ついでに、彼女は完全な不登校となった、どうやら注射のあとを気にしてるらしい、思わぬ副産物だ。運がいい。
しかし、タマを見たショックで少しおかしくなってしまったのはいただけない。
ちょっとしたお薬を購入したから、これを与えておくか。
(6/16)
あの子、お金を幾つか溜め込んでいたみたい、仕送りがまた滞ってた。
面倒な子だ…どうせ、自分のことしか考えてないクズってこと。
それより、眞子ちゃんが賢太郎の失踪に気付いたのはどうしようかな…。
…夏休みにはいったら、私のものにしちゃおう。
(7/21)
夏休みにはいった途端、本土にわたっちゃった。
どうしようかなぁ…まぁ、帰って来てから私のものにしちゃえばいいか。
研修医として働くのはいつ振りだろうか。
医学部どころか学年主席で卒業した私だが。
病院勤務は2年以上前にやめてしまったので、まだ慣れていない。
とはいえ、実践での治療を何度も行っている以上、腕が衰えているわけではない。
私は、夜の事務室で、カルテを読みふけっていた。
「空 心結(ちのうえ みゆう)…臓器摘出及び移植、治療ねぇ…」
一応、外科の経験もあるため手術(オペ)は可能である、が…。
「難しい手術になりそうだ」
それに、治しても子宮は元には戻らない。
現状、子宮の移植などは難しいとされているし、第一ドナーがいない。
他いくつかの臓器についてはそろえたから、何度かに分けて移植をするわけだが。
「…私以外、立候補がいなかった、と」
超…がつくかはわからないが、今話題の名俳優「空 心結」
アルビノの遺伝子欠陥を体に持ちながら、しかしその儚い姿と目を引く容姿、一流ともいえる演技力。
ファンも多く、世間的な地位が非常に高い。
「…で、こういうわけね」
アルビノであるが故、体が非常に弱い。
短期間で何度も手術を行うのには、耐えることができない。
さりとて、長期的な計画は後遺症が残る可能性がある。
ありたいていに言えば"リスクが高すぎる"
失敗すれば世間的な批判は免れないだろう。
見えている地雷を踏むわけにはいかない…ということだ。
「…やることは一つだけ、だ」
手術を行うのは私だけ。
迅速に、そして手際よく…全ての臓器を移植する。
一回で終わらせる。
「…はぁ、やるか」
私は、過去に捨てたメスを手に取る。
…大切な人を、助けるために。
…"自分"の生きる意味を取り戻すために。
ふと、窓の外を見る。
あの事件以来、いまだに警察は外をうろついている。
犯罪者である少女二人を探すためだ。
…そして、島の外から来た人を探すこともしている。
とはいえ、それは表の要件のようだが。
「…そうか…きっと彼らも」
あの時、島に来ていた彼らが無関係とは思えない。
きっと、彼らはこの事件にかかわっている。
…あの男性はどうしているだろうか?
刀を持ったまま、もう会うことはないだろうが…さて。
「…とはいえ、色々理解はできるけどね」
"二人の少女"はこの島から人を殺して出て行った。
彼らは、それの手伝いをしたのだろう。
…それが、どういう事かは私にはわからない。
…でも。
…それだけじゃない、と思いたい私もいる。
何もわからない中で、それでも推理してみたけど。
私の知らない、何かがこの事件に絡んでいる気がする。
…彼らは無事だったのか?少女たちは無事なのだろうか?
…私は、青い空を見上げ、祈るようにつぶやいた。
「皆に、幸あれ」
そのつぶやきは、そよ風と共に…青空に吸い込まれた。
怪異に巻き込まれても。
人に殺されかけても。
それでも、私は君の事を愛している。
…そう、呟いた。
…愛してくれた、はずだったのに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あの島から帰ってきた後。
私は、アリシアさんを探した。
…そして、彼女の著書と呼ばれるものを読んだ。
とても綺麗な物語を書く人だと、分かった。
…あの後、彼女を忘れるかのように、何人かの女の子と付き合った。
勿論、できる限り誠実に付き合った。
とはいえ、強烈すぎた彼女の事を忘れられず。
それが態度に出ていたのか?
あるいは、偶然が重なったのか。
付き合った彼女たちは、私以上に大切な人を見つけていき。
結果、私は何度も振られることとなった。
「…はぁ」
窓の外を見ながら、私は青い空を眺めている。
…きっと、彼女は私の事を忘れているのだろう。
私は、彼女の通った道の脇にある石ころにすぎないから。
「…私は」
貴方のような人を、もう一度見つけることができるだろうか?
…あの時の怪異に立ち向かった勇気をくれた。
貴方のような人を。
「…君の事を愛している」
これは、君に注いだ"愛"の見返りを求める物語。
どうしてこうなった。
俺は、あの特務で、年功序列を無視して、出世できると思った。
何せ、警察の大きな失態だ、それの処理をしたとなれば手柄は大きい。
だというのに、ふたを開けてみればこれはなんだ?
出世コースから外れ、田舎の地方署に飛ばされる。
「栄転」という形で階級は上がれた、しかしこれ以上の出世は望めない。
「ふざけるなよ…畜生」
ノンキャリアでここまで来るのに、どれだけかかったと思っている。
強引な捜査や尋問は確かに非難を浴びた。
事実、それにより何度も冤罪「のようなもの」を生み出したと批判する人物もいる。
だが、それが何か問題があるのか?
俺の逮捕した人間の中には、冤罪の人物がいたかもしれない。
だが、それ以上に犯人を検挙しているんだ。
倫理的に問題がある?善意の第三者を傷つける?
倫理をはみ出した人物から善意の第三者を守ってるんだ、何の問題がある?
「少々の犠牲」なんて、数のうちにも入らないだろう?
…だが、俺は今こうして田舎の警察署に飛ばされた。
どれだけ俺が組織に貢献したと思っているんだ…ふざけるな。
何もわかっていない無能どもめ…まぁ、大澤を退職させられたのは唯一スカッとしたが。
「…ち、やっと終わった」
無意味に押し付けられた役職は、そのまま残業の多さに直結した。
打ち止めとなった出世に打開策を見つけるべく、ともかくここでも手柄を上げる。
そのためには、何が何でも事件を解決しなければ…。
たとえ、それで不幸な人間が現れたとしても構わない。
何か、大きな事件がおこればいいのだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「…しかし、遅くなってしまったな」
残業で書類整理なんぞ、役に立たないというのに。
ここの無能な署長は押し付けてきやがって。
夜道をあるく足取りは重く、強制的に「栄転」させられたため、家の引っ越しも面倒だ。
「ああ、畜生…面倒だ…ん?」
前方のほうに、ふらつく人間の影を見る。
酔っ払いか?こんな夜中に面倒だ。
そいつは、ふらふらと歩きながらこちらによってきた
「おい、そんなところで酔っ払って歩いてないで、さっさと家に…」
ドン、と体がぶつかった。
「てめぇ、何ぶつかって!…ん…だ…よ?」
腹部が熱い、熱を持っている…よく見れば、そこには。
銀に輝く刃が突き刺さっていた。
「か…はっ…」
「ヒヒッ!やっとだ!やっと殺せた!」
「お前に冤罪で逮捕されてから、俺の人生は滅茶苦茶だ!」
「その代償、お前の人生で償わせてやる!」
「ハハッ!ざまあねぇなぁ!おい、長崎警部補さんよぉ!」
うすれゆく意識の中、そんな声を聴いた。
その男は、満足したようにどこかに去っていく。
「…うそ、だろ、おい…」
こんなところで。
「死ねるわけが…ねぇだろ…?」
誰も、手を差し伸べる者はいない。
彼は、誰にも手を差し伸べたことがなかった。
だから、誰からも助けられない。
田舎の夜道、人が通るはずもない。
夜明けまでに出血で彼の命はついえるだろう。
「…なん…で…こん…」
なぜ、こんなことになったのか?
それは、彼自身に理由があった。
「他人の命と人生を、蔑にしすぎた」
そのことに、彼は最期まで気づかなかったのだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
無機質な声でアナウンサーは原稿を読み上げる。
「ニュースです」
「今日未明、警察官が道端で倒れているのが発見されました」
「倒れていたのは長崎京一警部で、彼の遺体にナイフが刺さっていたことから、殺人とみられています」
「長崎警部は署内でも反感を買う捜査が多く、警察は怨恨の線から見ています」
「…次のニュースです」
「一般人が突如狂気に陥り、犯罪を犯す事件が今日で15件目となりました、今回の被害者は…」
ふと、テレビを見る。
画面には、久々に見る顔が写っていた。
「片桐 咲」
あの魔道書の"あたり"を引いた存在だ。
なるほど、いい感じに利用してくれていたようだが…捕まるとは、少々さびしいな。
「ふむ…さて、どうするか…」
魔道書は回収するとして、もう一つやっておきたいことがある。
それは、目撃者の抹殺。
片桐咲に、新作を読ませて反応をうかがう。
…最後まで、私の読者として利用させてもらおうか。
「…っと、忘れちゃいけないな」
「西園寺の事も、やっておかないとな」
あの島で、獲物に出会えるのは意外だったが…間近で観察できた。
なるほど、あれの性能を確認できたよ。
そして、面白い作家も見つけた…怪異に飲み込まれた作家を。
「ああ、なんて素晴らしい人材なんだ」
怪異に飲まれ、狂わされ、世界を塗り替えられて。
そんな"探索者"が私は大好きだ!
「…彼らはまだ私の"物語"の"登場人物"に指名しよう」
そう、彼女にとって、この世界は箱庭でしかない。
物語を完成させるための、舞台でしかないのだ。
「…ああ、次はどんな"物語"を描こうか?」
「…なぁ、君たちはどう思う?」
誰にも聞こえないその問いかけは
…次の登場人物への、メッセージだ。
「私のかわいい読者たち」
この世界で、足掻いてくれたまえ。
…世界を滅ぼす、その日まで。
事件の発端は10年近く前まで遡る。
当時、APP16のイケメンだった賢太郎は、学校でも割と有名だった。
そして、妹の溺愛についても有名だった。
シスコンであること以外は特に悪い人間ではなかったので、割とみんなから好かれていた。
その中で、一目惚れした生徒「片桐 咲」
彼女は容姿こそ整っていたものの、体格が小学生なみであり、男子生徒には相手にされなかった。
だが、その容姿により両親に甘やかされて育ったせいなのか、あるいはもとからなのか。
酷く、独占欲の強い人間だったのだ。
ゆえに、惚れた賢太郎を手に入れるために、何か手はないかと考えた。
その結果、妹に成り代わればいいと考え、妹を消すことにした。
有り余る資産を使い、男共をやとい、眞子を拉致して殺害しようと考えたのだ。
しかし、当時から幼馴染で眞子ちゃん大好きっ子だった「田中 雪」は、四六時中眞子にへばりついていた。
男共は誘拐をしようとしたが、雪ちゃんが眞子ちゃんをかばい、代わりに誘拐されてしまう。
しかし、片桐に写真を見せるとそれが「雪」だと分かり彼女は男共を切ろうとする。
更に、それのおかげで眞子ちゃんのガードは固くなり、誘拐ができなくなる。
男共は報酬がもらえないのにこんなことをしてしまったと嘆き、腹いせに雪に性的暴力をふるう。
その時、反抗的な態度をとっていた雪は、目玉を抉られてそこに挿すという行為をされる。
1か月後に雪は見つかったが、酷く衰弱死寸前の状態だった。
ただちに病院に搬送され治療を受けたが、傷も治らないうちに警察に手ひどい尋問を受ける。
それに心を閉ざし、さらに何とか学校に復帰したがそこで事件のことでいじめを受ける。
私生活では家の周りに大量にマスコミが集まり、事件に対して否応なしにフラッシュバック。
結果、自宅に引きこもりとなってしまった。
父親は漁師だったが、マスコミの過剰取材の影響で疲労がたまり、漁に出た先で事故を起こし死亡。
母親の弘子は、ストレスと雪からの拒否、そして夫の死亡で精神的にやられ入院。
そして、雪がひとりきりの自宅にやってきたのが、眞子だった。
彼女はマスコミを暴力で追い払い、また雪ちゃんや弘子さんへの見舞などを行った。
弘子さんは、雪への責任感に解放されて、何とか回復。
雪は「事件のトラウマ」という狂気が「眞子への依存」にすり替えられながらも社会復帰。
晴れて、回復に向かうこととなる。
この時、兄の賢太郎の元から眞子が離れ、その寂しさを何かで埋めようとする(屋根裏部屋のエロ本の3割はこれ)。
そんな兄に眞子の代わりとしてすり寄ってきた「片桐咲」
賢太郎はこれに熱を上げ、咲へ過剰な愛情を抱くようになる。
咲もまた、独占欲が強いために賢太郎にすべてをささげるような愛情を求め、結ばれることとなった。
この時、賢太郎の性癖は「妹」から「ロリ」に変わった(屋根裏部屋のエロ本の7割はこれ)。
だが、それが影響してか賢太郎は両親へひどく当たり散らすようになる。
両親は、眞子が雪ちゃんの元へいくのは構わない、と考えていたが、賢太郎への八つ当たりがつらくなる。
そして、ある日二人で用事で出かけたところで事故を起こし、死亡。
この事件をきっかけに、今度は眞子が自宅に引きこもるようになった。
もちろん、雪は眞子ちゃんの家に行き、そこで一緒に暮し、愛し合うようになる。
賢太郎はというと、両親がいなくなったことにショックを受けた。
更に、今度は眞子が引きこもりになってしまい、精神的に参っていた。
そこに、咲の成長期が重なり、ロリコン化していた賢太郎は咲や眞子を捨て、本土に出る決意をする。
その後、賢太郎は大学を出て花屋に就職、その時には落ち着いた環境となり、眞子への罪悪感から少しだけ連絡&定期的な仕送りを開始する。
片桐は大学時代に正気度が0となりつつ、島で就職するために教職を目指す。
このあたりのことは、片桐咲の「狂気の記録」を参照してください。
そして、賢太郎が拉致され剥製に、雪は片桐咲のていのいい使い捨てのアルバイトとなった。
その後、眞子は賢太郎がいなくなったことに気づき、探偵に依頼。
そこから事件が発展していく。
結果として咲は3人殺したため死刑台送り…になったが、獄中で自殺。
ただし、警察では「田中 弘子」の殺人未遂は「田中 雪」あるいは「布理 眞子」のどちらかという線で捜査が進められている。
本土にて眞子と雪は行方不明、アリシアさんのおかげで海外に逃げることに成功した。
管理人は首になった後、本土の大学病院で研修医として働きつつ、空さんの治療にも携わっている。
胡桃さんも、失恋から立ち直り新たな恋を見つけてくれるとKPはうれしい。
田中弘子はいまだ意識不明である。
今回の事件の犯人。
星の精と狂気の書物に魅入られながら、星の精のエサを手に入れるために飼育小屋を襲っていた。
彼女が飼育小屋の管理人であり、エサが容易に手に入ったからこのような犯行に及んでいた。
実家は島の名家である。
幼いころから剥製が好きなのは「剥製でその生物のすべてを手に入れられる」という独占欲。
部屋には大量の剥製(小動物ばかり)や虫の標本などがある。
…とはいえ、実際には彼も賢太郎の性癖に振り回された一人なのかもしれない。
前日談「狂気の記録」は彼女の家を調べると見つかる。
これが事件の決定的な決め手となる予定…ではあった(今回はならなかった)。
星の精と狂気の書物に魅入られながら、星の精のエサを手に入れるために飼育小屋を襲っていた。
彼女が飼育小屋の管理人であり、エサが容易に手に入ったからこのような犯行に及んでいた。
実家は島の名家である。
幼いころから剥製が好きなのは「剥製でその生物のすべてを手に入れられる」という独占欲。
部屋には大量の剥製(小動物ばかり)や虫の標本などがある。
…とはいえ、実際には彼も賢太郎の性癖に振り回された一人なのかもしれない。
前日談「狂気の記録」は彼女の家を調べると見つかる。
これが事件の決定的な決め手となる予定…ではあった(今回はならなかった)。
今回の事件の依頼人。
一見、被害者にも見えるし、実際事件としては被害者である。
…しかし、雪ちゃんが誘拐されたとき、大人たちが心配する中でただ一人。
「雪ちゃん、私をかばってくれたんだ…」
と、惚れて大好きになっていた。
会えない期間が愛を育てるというが、その誘拐期間で雪ちゃんが死ぬ思いをしている間に、眞子ちゃんの恋心は作成・増幅させられた。
また、母親を説得しつつ「雪ちゃんに近寄らないように」と吹き込んだり(勿論、雪ちゃんのことを心配してのことだが)。
いじめの原因は、眞子ちゃんが生徒みんなが雪ちゃんを隔離しているのをやめさせるために事件のことを話したり(勿論、雪ちゃんのことを心配してry)。
マスコミを当時小学生にして、話術巧みに取材先を自分の家に変えたり、暴力で締め上げたり(勿論、雪ちゃんのことry)
警察関係者の尋問方法をマスコミに漏らしてそっちに向けたり(勿論、雪ちゃんry)
両親の死をきっかけに引きこもれば、雪ちゃんももちろん一緒に住み込むだろうし(勿論、雪ry
…行動の大半が「雪ちゃんが周囲から孤立する」ように動いて見えるのは…?
と、実はこのシナリオ一番の「狂人」であったりする(真面目に片桐咲と相性が良かったのかもしれない、いや最悪だけど)。
事件のことについては、兄は表面上は心配していたが、心の底では金づる程度にしか思っていないかもしれない。
また、金遣いが荒く見えたのは、資金を家に溜め込み、いつか雪ちゃんと一緒く暮らすため。
いろいろな技術を持っていたのは、生来の才能とどんな仕事でも食べていけるように習得したため。
実家の殆どを現金か質に入れており、財産整理も行っていた。
近々正攻法で眞子は雪ちゃんと一緒になって島を出る予定だったが、それについては「雪ちゃんと一緒ならどうでもいい」と何も後悔はない。
事件のことだが、何も知らなかった。
雪ちゃんの手首に注射痕(なお、血を抜いた痕)や夜中に出ていくために睡眠薬を晩御飯に持っていたこと(知ってて食べてた)。
また、何か危ないことに首を突っ込んでいることくらいしか気づいてなかった。
そのため、探偵を雇った理由として
「どうせ、雪ちゃんを怪しんで調べるでしょ?」
と、利用していた節がある…が、事件については一切関係ない。
おそらく、この事件の本当の黒幕かもしれない。
一見、被害者にも見えるし、実際事件としては被害者である。
…しかし、雪ちゃんが誘拐されたとき、大人たちが心配する中でただ一人。
「雪ちゃん、私をかばってくれたんだ…」
と、惚れて大好きになっていた。
会えない期間が愛を育てるというが、その誘拐期間で雪ちゃんが死ぬ思いをしている間に、眞子ちゃんの恋心は作成・増幅させられた。
また、母親を説得しつつ「雪ちゃんに近寄らないように」と吹き込んだり(勿論、雪ちゃんのことを心配してのことだが)。
いじめの原因は、眞子ちゃんが生徒みんなが雪ちゃんを隔離しているのをやめさせるために事件のことを話したり(勿論、雪ちゃんのことを心配してry)。
マスコミを当時小学生にして、話術巧みに取材先を自分の家に変えたり、暴力で締め上げたり(勿論、雪ちゃんのことry)
警察関係者の尋問方法をマスコミに漏らしてそっちに向けたり(勿論、雪ちゃんry)
両親の死をきっかけに引きこもれば、雪ちゃんももちろん一緒に住み込むだろうし(勿論、雪ry
…行動の大半が「雪ちゃんが周囲から孤立する」ように動いて見えるのは…?
と、実はこのシナリオ一番の「狂人」であったりする(真面目に片桐咲と相性が良かったのかもしれない、いや最悪だけど)。
事件のことについては、兄は表面上は心配していたが、心の底では金づる程度にしか思っていないかもしれない。
また、金遣いが荒く見えたのは、資金を家に溜め込み、いつか雪ちゃんと一緒く暮らすため。
いろいろな技術を持っていたのは、生来の才能とどんな仕事でも食べていけるように習得したため。
実家の殆どを現金か質に入れており、財産整理も行っていた。
近々正攻法で眞子は雪ちゃんと一緒になって島を出る予定だったが、それについては「雪ちゃんと一緒ならどうでもいい」と何も後悔はない。
事件のことだが、何も知らなかった。
雪ちゃんの手首に注射痕(なお、血を抜いた痕)や夜中に出ていくために睡眠薬を晩御飯に持っていたこと(知ってて食べてた)。
また、何か危ないことに首を突っ込んでいることくらいしか気づいてなかった。
そのため、探偵を雇った理由として
「どうせ、雪ちゃんを怪しんで調べるでしょ?」
と、利用していた節がある…が、事件については一切関係ない。
おそらく、この事件の本当の黒幕かもしれない。
この事件の被害者。
眞子をかばう形で誘拐され、一生消えない傷を負わされる。
更に、眞子の手によって外界から隔離され、依存状態となる。
その後は、眞子に尽くすためにいろいろと動いていた。
両親の荷物を隠したのは、眞子に思い出させないようにするため(なお、大半の品物は眞子によって質に入れられていた)。
武道や格闘術、また武器や薬物作成は眞子を守るため(なお、眞子も鍛えていたし眞子の方がかなり色々とできるが、あえて隠していた)。
バイトも眞子と一緒に暮らすため(なお、眞子は自分で計算して「高校卒業後の本土に移り住むプラン」まで考えていた模様)
と、眞子のためだけに必死だった。
また、眞子の両親が死亡したことを気遣ったり、両親にも何度か挨拶をして疲労などをねぎらったり。
かなりいい子であり、人を思いやることができる人間である。
賢太郎とも、眞子の兄としてそれなりに仲良くしていたようだ。
…KP的に、この事件の最大の被害者であり、最もかわいそうな子。
傍から見れば、この事件で眞子以外のすべてを失っているが、本人は眞子がいるので幸せのようだ。
眞子をかばう形で誘拐され、一生消えない傷を負わされる。
更に、眞子の手によって外界から隔離され、依存状態となる。
その後は、眞子に尽くすためにいろいろと動いていた。
両親の荷物を隠したのは、眞子に思い出させないようにするため(なお、大半の品物は眞子によって質に入れられていた)。
武道や格闘術、また武器や薬物作成は眞子を守るため(なお、眞子も鍛えていたし眞子の方がかなり色々とできるが、あえて隠していた)。
バイトも眞子と一緒に暮らすため(なお、眞子は自分で計算して「高校卒業後の本土に移り住むプラン」まで考えていた模様)
と、眞子のためだけに必死だった。
また、眞子の両親が死亡したことを気遣ったり、両親にも何度か挨拶をして疲労などをねぎらったり。
かなりいい子であり、人を思いやることができる人間である。
賢太郎とも、眞子の兄としてそれなりに仲良くしていたようだ。
…KP的に、この事件の最大の被害者であり、最もかわいそうな子。
傍から見れば、この事件で眞子以外のすべてを失っているが、本人は眞子がいるので幸せのようだ。
今回の被害者、その2
シスコンでロリコンの人間。
実は妹と同じで独占欲がかなり強い。
それ故に、妹に対しての溺愛は、自身の初めての兄妹ということもあり嬉しく、独占しようとしていた。
雪ちゃんのことは、邪魔だった。
実際かなり嫌っていたようだ、眞子を奪うから。
…とはいえ、本土にでて色々と変わり、同窓会に出た理由も「眞子や雪、咲にまた正面から向き合うため」と立派。
とはいえ、遅すぎたために咲に睡眠薬を盛られ剥製に。
…こいつが事件の原因とも言えなくない。
シスコンでロリコンの人間。
実は妹と同じで独占欲がかなり強い。
それ故に、妹に対しての溺愛は、自身の初めての兄妹ということもあり嬉しく、独占しようとしていた。
雪ちゃんのことは、邪魔だった。
実際かなり嫌っていたようだ、眞子を奪うから。
…とはいえ、本土にでて色々と変わり、同窓会に出た理由も「眞子や雪、咲にまた正面から向き合うため」と立派。
とはいえ、遅すぎたために咲に睡眠薬を盛られ剥製に。
…こいつが事件の原因とも言えなくない。
今回の被害者、その3
咲のおかげで家庭が滅茶苦茶になった人。
雪に何度も呼びかけていたが、眞子に阻まれていた。
更には、いい人だと思っていた先生にまで刺される始末。
この人を救出し、尚且つ殺害前に会話し本音を引き出すのが最高エンディングの条件である。
表面上は「眞子と雪はあの形でいい」というが<信用><説得>あるいはRPで「二人を助けたい」との考えを聞ける。
娘があんな目にあって、マスコミに追い立てられ、学校にも責任問題を押し付けられ、警察でも色々と酷い話をされ。
それでも自殺なんてせずに雪と向き合おうとしても眞子に邪魔されて…。
…もう勘弁してやれよ…。
因みに、このシナリオは6回目であり、彼女はその全てで登場したが、救われたのは1回だけである。
そのとき救ったのは小学生と忍者…ナニコレ
咲のおかげで家庭が滅茶苦茶になった人。
雪に何度も呼びかけていたが、眞子に阻まれていた。
更には、いい人だと思っていた先生にまで刺される始末。
この人を救出し、尚且つ殺害前に会話し本音を引き出すのが最高エンディングの条件である。
表面上は「眞子と雪はあの形でいい」というが<信用><説得>あるいはRPで「二人を助けたい」との考えを聞ける。
娘があんな目にあって、マスコミに追い立てられ、学校にも責任問題を押し付けられ、警察でも色々と酷い話をされ。
それでも自殺なんてせずに雪と向き合おうとしても眞子に邪魔されて…。
…もう勘弁してやれよ…。
因みに、このシナリオは6回目であり、彼女はその全てで登場したが、救われたのは1回だけである。
そのとき救ったのは小学生と忍者…ナニコレ
出世欲がとても強い刑事。
「田中雪拉致監禁強姦殺人未遂事件」を担当していた刑事であり、執拗な尋問を繰り返した人。
眞子ちゃんに恨まれている、この事件で遠い地方に飛ばされた。
なお、彼が味方になるルートも一応存在する。
警察関係者の場合、彼が敵視するので難しかったりするが。
味方になってもあまり役に立つとはいえなかったり…まぁ、基本お邪魔NPC。
「田中雪拉致監禁強姦殺人未遂事件」を担当していた刑事であり、執拗な尋問を繰り返した人。
眞子ちゃんに恨まれている、この事件で遠い地方に飛ばされた。
なお、彼が味方になるルートも一応存在する。
警察関係者の場合、彼が敵視するので難しかったりするが。
味方になってもあまり役に立つとはいえなかったり…まぁ、基本お邪魔NPC。
後日談終わったぁ!時間かかって申し訳ございません。
そして、ありがとうございました。
この度、この未熟なKPに付き合っていただき、ありがとうございました。
しかし、優しいPLに囲まれ、最後に「楽しかった」といっていただきました。
本当にKP冥利に尽きます、ありがとうございました。
それでは、皆さまへの謝辞を。
そくい様!申し訳ないです!
俳優がやばい感じになって申し訳ない…。
また参加していただけることを祈ってます。
甘庶様、今回は高校生探索者として頑張ってくださいました。
非常に素晴らしく、今回唯一安定したRPを見せてくださいました。
TF141様、今回は参加ありがとうございました。
飛行AFで島の上空を駆け回ったのは君が初めてだ…。
今後も、ぜひ参加していただけると嬉しいです。
やぐら様、今回、参加ありがとうございます。
最後辺りは非常に素晴らしいRPでした…狂戦士でしたけど。
次は…次はできれば真面目に…スイッチ切り替えて…!
みりん様、床上手って怖い。
床上手による情報と交渉は実に安定していました。
今後また会えたら、どうぞよろしくお願いします。
歌識様、時間が長引いて申し訳ない!
魔法少女(物理)可愛かったです!
今度は魔法少女(ガチ)にランクアップしていることを祈ってます!
それでは、皆さま「またどこかの卓で会えることを祈って」
コメントをかく