インディアンカジノ

インディアンカジノ(Indian Casino)


インディアン自治区にあるカジノ。ほとんどがランドカジノ
ネイティブアメリカンの経済的自立を目的として行われている。


インディアンカジノの例(音が出るサイトもあるので注意)

■コネチカット州
Foxwoods Resorts Casinoフォックスウッズ
Mohegan Sun Casino
■ニューヨーク州
Akwesasne Mohawk Casino
■ノースカロライナ州
Harrah's Cherokee Casino
■フロリダ州
Seminole Hard Rock Hotel and Casino
■アリゾナ州
Apache Gold Casino
■カリフォルニア州
Chumash Casino


関連用語

Kahnawake
フォックスウッズ


インディアンカジノの歴史

■1979年
フロリダ州が非営利のビンゴを合法化。これにより、セミノール族がビンゴ場を居留地に開く。
「部族政府は国家(Nation)であり、州の規制は受けない」という判断で、大当たりの最高額を規制より引き上げる。
セミノール族は干渉してきた州相手に訴訟を起こして勝訴。
全米の各部族がビンゴ事業に乗り出す。

■1987年
ビンゴ事業を行う部族が558部族中100以上に達する。
カリフォルニア州サンディエゴ郊外のカバゾンバンド族(Cabazon Band)が、上限を引き上げた(クラスIの規制を逸脱した)ビンゴゲームを開催。介入を行った州を提訴。
この際、部族側は「インディアン自治区は自治権が認められており、州法の『禁止』には従わねばならないが『規制』に従う必要はない」と答弁。
同様の訴訟がニューヨーク州のモホーク族によって起こされ、州が敗訴。

■1988年
インディアンゲーミング規制法(Indian Gaming Regulatory Act / IGRA)が制定。
ビンゴ、宝くじ、カードゲームの実施が許可される。
これにより、インディアン自治区内では比較的簡単にカジノを開けるようになった。

■1992年
コネティカット州のマシャンタケット・ピーコット族が、世界最大級のカジノ「フォックスウッズカジノ」をオープン。
ボストンから車で1時間、ニューヨークから車で2時間という交通の便もあり、非常に人気が出る(1995年時点で8億ドルの収益)。

■1995年
インディアンカジノの収益が、ロトの収益を上回る。

■1996年
マシャンタケット族の隣のモヒガン・ピーコット族が「モヒガン・サン」をオープン。

■2000年
全インディアンカジノの総収益が約10ビリオンドル(約1兆円)となり、ラスベガスがあるネバダ州のカジノ事業収益を抜く。
カリフォルニア州が州憲法を改正。カリフォルニア州でインディアン部族が20年間独占的にカジノ運営する権利が認められ、スロットの設置が許可される。

■2004年8月
スロットの設置数制限(1店舗につき2000台)が撤廃される。
2006年12月09日(土) 14:09:44 Modified by casino888




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