ふたりの初夜

姫様とチャゴス王子の結婚がご破算になってから半年。
ついに、つ〜い〜に〜この日が来た。
不思議とサザンビークの方からは何も文句は言われなかったらしい。
それどころか、さっきの式では祝辞まで届いた。
今、姫様が湯浴みをしている。
なんだか胸がいっぱいだ。
股間もエライことになっている。
「エイト…お待たせ」
「い、いや…」
意味のない相槌も、声が裏返ってしまう。
ガウンをまとった姫様、まだ髪が濡れている。
「ミーティアはその…こうゆうこと初めてなの…。
 初めてはとても痛いって聞いて…優しくしてね…」
「う、うん…」
胸をはって「まっかせとけ!」と強くいえないのが残念。
こっちも経験といえば
「姫様も間違いなく初めてだろうから、やさしくリードしてやんなきゃ」
と、そそのかされて、ククールと行った花街のプロのオネーサンのみなのだ。

「ひ、姫様…」
「クス。エイト、ミーティアと呼んでください」
「じゃ、じゃあ、ミーティア…」
名前をささやくと、強く抱きしめる。
髪のいいにおい。体も力を込めるとポッキリいってしまいそうなほど細い。
「エイト…」
姫様が俺を見上げて、目を閉じる。
俺も目を閉じて唇を重ねる……柔らかい。
姫様の唇をエライ柔らかかった。
「!」
唇を重ねていると、姫様が舌を入れてきた。
「ひっ、姫様…」
「その、侍女たちから教えてもらったのです…。
 男の方と交わろうというときには、このようにお互いの舌を絡ませるものだと。
 …いやでした?」
真っ赤になりながら目をそらして言う姫様。
全然! という返事代わりにもう一度口付けをかわす。
俺も舌を絡ませ、お互い一心不乱にむさぼり合う。
姫様は唾液すら甘い! プロの人は美人だったけど、気持ちが悪かったし。
「ん、ん、むぅ」
鼻息あらく、俺の唇をむさぼるのに必死になっている。
そのさまがゾクゾクするくらい可愛い。

口付けを終わらせて、俺はベッドに腰掛けた。
「姫様…じゃなかった、ミーティア、ガウンを脱いで…」
「…はい」
従順にガウンを脱いで、俺の目の前に立つ姫様。
キレイだ…。
ゼシカほどの大きさではないけど、ほどよい大きさで形のいい胸。
その頂上に桜色の乳首がぽつんと可愛く咲いている。
くびれた腰と、視線を下げるとと茂みが目に入る。
とにかく眩しいくらいに肌が白い。
だからといって不健康な青白さではなく、なんというか生気みなぎる肌色だ。
お約束どおり、まずは胸に…。
「エ、エイト…明かりを…」
あぁ、そうね、そりゃ恥ずかしいよね。
明かりが煌々と輝いているし。
もっと観賞していたかったけど、これから好きなだけ見られる。
少し明かりを落として、やや薄暗くなったところで、胸に手をのばす。
手を触れると、ビクッと体を振るわせた。
柔らかい…もう、感動的に。
それに肌もスベスベ、赤ちゃんの肌みたいだ。

可愛いピンクの乳首を、ペロリとやった。
ブルルっとさきほどより大きいふるえ。
それから「ふ、あぁん」と、声がもれた。
妹みたいな存在だった姫様の口から、メチャクチャいやらしい、官能的なあえぎ。
もう、烈火のごとく興奮して、モミペロモミペロモミペロ、と執拗に攻める。
自分の唾液でテカる乳首が、やたらエロかった。
「んっんっふぅん。ふふ、もうエイト赤ちゃんみたい。
 …今度は私がするから、エイト立って」
俺が立ち上がると、姫が膝をついて、すでにギンギンの俺のモノをじーっと見る。
「…子供のころにお父様のモノを見たことがありますけど、ずいぶん形が違うわ」
そりゃそうだ。娘相手にギンギンにさせているのは変態だ。
「でも、見ようによっては可愛いかも? うん可愛いと思うことに決めた!」
と言うと、深呼吸して、俺のモノをパクリとやってくれたのだ!
「ひ、姫…」
「どうです、気持ち良いですか? これも侍女たちに教えられたのですが…」
天にも昇りそうな気持ちとは、このことなのだろう。
姫様の小さく、可愛らしい口に、俺のものが入っているのだ。
この状況だけでイッてしまいそうだ。
「このツルっとした部分が気持ちいいのでしょ?」
チロチロと口の中で舌を動かしている。
「うん…すごく気持ちいい…最高だよ」
あるいは、テクニックだけならククールと行ったプロの方がはるかに上だろう。
だが、このギコちなさもまたよし!
何より、俺の股間で、モゾモゾと一生懸命俺のモノをしゃぶっている姫様に、
俺の脳が感じていた。
時々、感じているかどうか俺を見上げる姫様の視線に、
バターのようにとろけてしまいそうだった。

「今度はまた、俺の番ね」
姫をベッドに横たえた。
恥ずかしそうに、胸元と股間のあたりに手をやって隠している。
「ミーティアのも見せてよ…」と閉じていた足を開いた。
股間はすでに、十分に潤っていて準備オッケーという感じだった。
ここだよな…。割れ目の上部にある、小さい豆状のもの。
いわゆるクリトリスを刺激する。
「っあん」
可愛い声をもらす。
うれしくなって、触れるか触れないかくらいの微妙な触り方で、執拗にこする。
「うっうっ、ひっ、いやん。そっそこ、そんなに気持ちいいんですのね」
とあえぎ声まじりに姫様が感想をもらす。
しばらくクリトリスを攻めたあと、手を止めて改めて姫様を見やって口付けをした。
姫様もこの口付けで察したようだ。
「ついにひとつになるのですね…」
「ミーティア…痛かったら言ってねすぐ止めるから」
「でも、それではいつまでもひとつになれませんもの。
 大丈夫。ミーティアはもう、覚悟を決めていますのよ。」
「じゃ、いくよ」
姫様の股間に、モノをあてがった。

「ん、エイトもう少し下ですわ…ひう!」
股間にはじめて感じる異物感に、姫様は悲鳴を上げる。
俺のモノが、どんどん埋まり、壁のようなものに当たった。
「ッタ! イタッ!」
膜に当たったようだ。すぐさま「大丈夫? 抜こうか?」と確認したが
「だ、大丈夫ですから…続けて…」
「すぐ終わらせるからな」
というと、俺は姫様の手を握り、口付けした。
…これで少しでも紛れれば…。
そして一気に腰を落とし、“ぷちっ”という音を聞いたような気がした。
「イタイッ………!」
短く悲鳴をあげる。
姫様は眉間にしわを寄せて目を閉じて、痛みと戦っていたが、
少しして、うっすら涙を浮かべて、でも笑顔で言った
「これで……ひとつになれましたね……。
 馬になったり、好きでもない人と結婚させられそうになったり、
 これまで散々だったけど、今これだけ幸せで、これからも幸せで…。
 昔は神様って意地悪って思ったけど、今はありがとうって…」
…神様、なんですか? この可愛い生き物は。

チャゴスとの結婚式のときにアクションを起こして、本当によかった。
あの式の前は、ヤツと姫様がやっている様が夢にまで出てきたのだから。
でも、この可愛い生き物が、今は俺の胸の下で、
めまいがしそうなほど可愛くあえいでいる(少し痛そうだけど…)。
痛いみたいだし、ゆっくりゆっくり動きながら、また口付けをする。
「ミーティア、ミーティア。もう、俺、ミーティアが愛しくてクラクラするよ!」
「ん、くうっ! 私も好き、大好き!もう何も気にしなくてもいいんだね!
 ずっといっしょだからね」
ほどなくして、俺は果ててミーティアの中に出した。たっぷり2週間分だ。
モノを引き抜くと、姫様の純潔の証でコーティングされていた。
シーツも紅く点がシミを作り、股間からは俺の精子と血が混ざった液体がドロリ…。
もう、最高の気分だった。
「気持ち、良かった…?」
「俺はもう! …ミーティアは?」
「途中までは気持ちよかったけど、ひとつになってからは…。
 でも、これは慣れだからって皆言っていたわ。
 それに、ひとつになったとき、痛かったけど、胸がいっぱいだった。
 私、もっと気持ちよくなりたいし、エイトを気持ちよくしたい。
 だから、これからもよろしくね、だんな様!」
2008年12月27日(土) 07:08:06 Modified by test66test




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