アイラ×マリベル 881Part10

アイラのしなやかな指が女性の一番敏感な場所を探り当てた瞬間、マリベルの
身体に電気が走った。色白で未成熟な少女特有の華奢な身体をくの字に反らせ、
マリベルは「…っあっあぁっ!」と甘い声を漏らした。普段のあの勝ち気な
少女からは想像も出来ないその弱々しくも可憐な涕泣に、アイラは図らずも

(もっとこのコを苛めたい!)

…という嗜虐的な欲望が燃え上がってくるのを感じていた。自分には情熱的な血が
流れている事を自覚していたが、その血にいったん火がつくと最高潮…ある種の
エクスタシーに達するまで自分を抑えきれないのだ。アイラの指が肉食獣の
研ぎ澄まされた牙のように「獲物」の「急所」に突きつけられた…

「アイラ…やっやだ、やめてよっ…やっ…指入れちゃやだぁ…!
「ダッ!ダメぇ!…は、初めてはアルスじゃ…ない…と…だめな……の…

なんと驚いた事に「あの」マリベルが涙をポロポロこぼしていた。マリベルは
真剣なのだ。そんな真剣なマリベルの姿にアイラは震える程ときめいた。
そしてもちろん今のアイラは、マリベルの可愛い訴えを聞き入れるつもりなどもちろん無かった。

「そう…ココはアルスじゃないとダメなんだ…。」
椅子に腰掛けた裸のマリベルを背後から抱きしめつつ、マリベルは耳元で囁いた。
マリベルの背中には豊満な、しかし形の良いアイラの乳房が押し付けられている。
「じゃあ、こっちはいいのかな?」
意地悪い口調でそういいながらアイラは背後からマリベルの両方の乳房をやわやわと
揉みしだいた。
「あっ!!くううっ!!」
電流走ったようにマリベルの身体が大きく弾んだ。せっけんの泡にぬめった身体が
悩ましげにくねってしまう。
「あんっ、ああっ、いやぁアイラ…やめて…。」
しかしそんなマリベルの必死の懇願も、一旦火がついたアイラが受け入れるわけが無い。
アイラの指先がやがてマリベルのはかなげな胸の先端にたどり着いた。
くちゅ…ぬる…くちゅ…。
優しく、時に乱暴にアイラはマリベルの乳房を攻めたてる。やがてマリベルの両方の
淡い桃色の乳首が硬くなってくるのをアイラはもちろんマリベルもはっきり感じ取っていた。
「ああぁぁ、あんっ、あっ…」
「気持ちいいんでしょマリベル…?乳首がこんなに硬くなってるよ…。」
「いやぁぁ…。」
マリベルは胸の先端から放たれる淡い快楽の波が、身体中を支配するのを感じていた。
好奇心から自分で胸を触ったことぐらいはある。しかし、今感じている胸の疼(うず)きは
紛れも無く初めての経験だ。ましてや同性であるアイラの柔らかな愛撫にマリベルは
はしたないと思いつつ、歓喜の声を我慢できなかった。
「はぁぁっ…くっ…。」
「気持ちいいね…マリベル。いいよ、もっと声を出してごらん?」
そう言うとアイラはマリベルの両方の乳首をきゅっとつまんだ。

「あぁぁっ!あっ、あっ!!」
マリベルはもう我慢が出来なかった。小さな口は半開きになり、頭はぼうっとして
何も考えることが出来ない。マリベルは全身の力を抜いて、椅子に座ったまま
背後のアイラにもたれかかった。背中にアイラの乳房と両方の乳首を感じる。

(可愛いね、マリベル…素敵だわ…。アルスに渡さないよ。私だけのマリベルに
してあげる。)
アイラはうっとりした表情のマリベルを見つめ心の中でそっとつぶやいた。
(食べちゃいたいな…。)
そう思ったアイラは背後からマリベルの右の耳をやわらかく噛んだ。
「くぅぅぅっ…はぁぁ。」
マリベルはもう夢の世界を漂っているようだ。もう抵抗されることは無いだろう。
アイラはマリベルの小さな耳穴に自らのピンクの舌先をそっと、しかし大胆に
ねじ込んだ。
じゅっ、じゅる、にちゃ…じゅうっ…。
アイラはわざと卑猥な音を立ててマリベルの耳を攻めたてた。その間左手で
マリベルの左の胸を刺激するのを忘れない。
「あぁぁん、アイラ…やめて、あぁぁ。だめぇ…。」
消えりそうな声でマリベルが叫ぶ。しかしそれが本心でないのをアイラははっきりと
確信していた。

やがてアイラの舌先は耳を離れマリベルのうなじを伝い、やがて首筋を往復する。
そして時折ふっとマリベルの小さな耳に吐息を吹きかけるのも忘れない。
アイラはマリベルを優しく抱きしめ、更なる深みへと追い込んでいくのだった。

「気持ちいいね、マリベル…。こっちむいてごらん?」
「え…あぁ、もう…アイラぁ…。」
振り向いたマリベルの瞳は熱っぽく潤んでいた。間違いない。マリベルは感じている。
アイラは振り向いたマリベルの顔を引き寄せ、不意に唇を重ねた。
「!!」
驚くマリベル。しかし次の瞬間マリベルの小さな口の中に、アイラの舌がぬるりと
侵入してきた。
「むぅう…ん、んん…。」
声にならない叫びをあげるマリベル。しかしそんなマリベルの様子などお構いなしに
アイラの舌先はマリベルの舌をとらえ激しく動き回る。
そしてやがて…二人の舌先が絡みあい、浴室全体に淫猥(いんわい)な響きを奏で始めた。
ぴちゃ…ぴちゃ…じゅっ…。
「はぁっ、はぁ、ああん、あっ、あっ。」
長い長い口づけ。絡みあうアイラとマリベルのピンクの舌先。
唇を絡めたまま、アイラはマリベルの身体を浴室のマットの上に横たえた。
もうマリベルは抵抗してこない。アイラはマリベルの柔らかな裸体に自らの裸体を
絡ませた。
ちゅっ、ちゅっ…。アイラはマリベルの全身に口づけの雨を降らせる。
やがてアイラの口づけはマリベルの両方の美しい乳首へとたどり着いた。
その時だった。

(あら…?)

横たえて両膝を折ったマリベルの両足が、あまりの気持ち良さからだろうか?
ぱかりとだらしなく開いている。そしてその開かれた両足の中心にはもちろん、
はかなげで控えめなマリベルの淡い草むらと、熟しかけの赤い亀裂が見えている。

(いいコね、マリベル…。もっともっと気持ちよくしてあげるね。)

アイラはマリベルの乳首を唇に含みながらマリベルの赤い亀裂にそっと指を這わせた。

アイラの指がついにマリベルの秘密の部分をなぞり始めた。
「いやぁぁ…アイラ、そこだけは…お願い…。」
マリベルは苦しげに腰をくねらせる。その様子がアイラの情欲の炎をますます
高ぶらせた。
「いいじゃない、アルスには内緒にしてあげるから。」
「でも…恥ずかしいよ…。」
アイラはくすりと笑った。
「気持いいんでしょ?本当は。…ね?」
耳元でそっと囁かれたマリベルは顔を真っ赤にしてうなずいた。
「あたしも気持ち良くして欲しいな…ダメ?マリベル?」
「ええっ!?」
「簡単よ、あたしがい今マリベルにした事を同じようにしてくれればいいの。」
「でも…。」
マリベルの返事を待たず、アイラはせっけんの泡だらけのマリベルの身体にさっと
お湯を流しかけた。

「ね、ここじゃなんだからベッドに行きましょう。」
恥ずかしい。でも気持がいい。でもアルスにあわせる顔が無い。
そんな事を頭の中でグルグル考えながら、マリベルはベッドに横たわっていた。

「何もつけなくていいわ。そのままの格好で待っててね。」
というアイラの命令もすんなりと受け入れてしまった。何もつけない裸の背中に、
よく洗濯されたベッドのシーツがひんやりと心地よい。
(はぁ…アイラって何か強引なんだよね。逆らえないっていうか…。何だろ?
前にもこんな感じだった事が…。)
マリベルは、ほの暗い天井を見上げながらじっと考えた。アイラは脱衣場で身体を
拭きお手入れしているようだ。
(何だっけな…?あ、そうだ…思い出した。)
マリベルは少しはっとした。

(キーファだ。アイラってキーファに似てるんだ。)
キーファとはユバール族の休息地で永遠の別れをしてしまった。でも一緒に3人で
過ごした時間や日々は決して忘れない。旅の途中でもアルスと良くキーファの話を
しては懐かしんだり笑ったりしている。
(キーファってあたしたち3人のリーダーだったもんね。)

かちゃり。
脱衣場のドアが開いた。バスタオルを巻いたアイラがそっとベッドに忍び込んでくる。
「何考えてたの、マリベル?」
「ううん、別に何も。」
「アルスの事でしょ?」
にこりと微笑んだアイラにマリベルも少しだけはにかむ。
「違うよ。内緒。」
「そう…じゃあカラダに聞いちゃおうかな?」
そっとアイラはマリベルの右の乳房に触れた。ぴくりとマリベルの身体が反応する。
「う…ん…。」
再び快楽の宴(うたげ)が始まった。

「ねぇ……本当にアルスのこと考えてなかった?」
「あっ、やだぁ……」
 アイラの細い指がマリベルの乳首を弄ぶ。それに合わせるように
マリベルは細い身体をくねらせた。その様子を見て、アイラはクスリと笑う。
「言ってくれないんだ」
「あっ!」
 乳首を軽く抓られて、マリベルが高い声を上げた。アイラは伏目がちになりながら
話題を変えるように言った。
「……ねぇ、私にもしてくれるって約束してくれたわよね、さっき」
「え? あ、うん。でも、できないって……」
 マリベルのベッドシーツを掴んでいた手が緩まる。頬と額に流れた汗を手の甲で
拭いながら、どうしようと考えた。
「私が教えてあげる」
 アイラが巻いていたタオルをそっと外すと、マリベルは少し恥ずかしそうに目を逸らした。
 柔らかそうな頬は真っ赤だった。
「どうしたのよマリベル。私たち、女同士よ」
「だって、なんか、そうやって迫ってこられると恥ずかしいわ……アイラ」
 ふふ、とアイラは女性らしい笑みを浮かべたあと、マリベルをそっと抱きしめた。マリベルは
安心するように背中に手を回した。けれど、どこか不安も混じっているようだった。

「え!?」
 マリベルが驚いた声を上げる。アイラの手によって、その体制が上下逆転したからだ。
「ほら、早くしてちょうだい……、私、そんなに待てないわ」
 アイラが早く、とマリベルに愛撫をねだった。
 やっぱり強引だわ、とマリベルはつぶやいて、さっきしてもらったようにアイラの乳房に
触れる。重い剣を持つために鍛えられた体は、女性の割には筋肉質だ。
「あ……」
 自分よりも少し低い、大人っぽい声を聞きながらマリベルは指での愛撫を続けた。
「う、ん……ねぇ、マリ、ベル……」
「え、なに? 気持ちよくなかった?」
「違うの……」
 アイラは息を乱しながら「口でして」という。
「アイラって結構、好きなのね……」
 普段しっかりしているせいか、まるでとろけるようなアイラの目つきを意外そうに見つめる。
 アイラは見ないで、と言おうとした口を噤み、意思を伝えるかのようにマリベルの目を見つめた。
 頬が赤い。熱い。
 マリベルはぎこちなく、そのほてった頬に口付けて、乳首を口に含んだ。
 そのままちろちろと転がすように舐める。
「あ、あん……、いいわ、もっと……っ」
 アイラの手がマリベルの毛をぐしゃぐしゃと撫でる。少し慣れてきたマリベルの顔を見つめながら
アイラは嬉しそうに微笑んだ。

 アイラの手は髪からゆっくりと下に下りていく。重力で下を向いたマリベルの乳房を柔らかく
揉んでいた。
「あっ、やだ、アイラぁ」
「マリベル、そのままして」
 マリベルは視界を朦朧とさせながらできない、と首を横に振る。
「マリベル、しなさい」
 アイラは命令するように冷たく言った。普段なら怒ることもあるマリベルも、場面が場面だけに
すぐにまた、アイラの乳房を口に含んだ。アイラもまた、マリベルの乳首を愛撫する。
「やあぁん、アイラぁ……っ、ふ、だめっ」
 四つん這いの状態でアイラの上に乗っているマリベルの股の間から愛液が零れ落ちる。
 その液はアイラの太ももに零れ落ちた。
「マリベル、あなた、本当に感じやすいわ……ほら、もう」
 アイラはマリベルの赤い割れ目を指でなぞり、ぬるぬるとした液体をクリトリスに塗りつけた。

「ああぁっ!」
 マリベルの上半身はアイラの上に崩れ落ち、腰だけ高く突き出していた。
「エッチな体制ね、マリベル。あなた、今すごく淫乱なのよ」
「あ、やめてぇっ」
 アイラの指が上下するたびにマリベルは背をビクビク跳ねさせる。そのたびにお互いの胸が
重なって、余計に感じてしまう。
「あっ……ん、あまり、暴れないでよ……」
 そう言いながらアイラはゆっくりと指を挿入した。透明な粘液がアイラの指に絡まる。
「やだあぁ、ソコ、触んないでって言って……」
「いつからそんな口が利けるようになったのかしら……ほら、こんなに感じてるくせに」

「ね、本当はすっごく気持ちいいんでしょう?」
「ああっ!」
 アイラがマリベルの感じる場所を探るように指をかき回す。
「気持ちいい?」
 少し、アイラの声のトーンが低くなる。その声にびくりとマリベルは背中を跳ねさせた。
「ん、気持ち、いい、あっ」
「……いい子ね、マリベル、ホントに……」
 アイラは片脚のひざをゆっくり曲げて、太腿をマリベルのクリトリスに押し付けた。
 そのまま膣をかき回す。トロトロと愛液がアイラの太腿に流れていくのが卑猥だった。
「アイラぁっ、アイラ……!! ああああぁ!!」
 ハァ、とマリベルは溜息をついてアイラを見た。びくびくとマリベルの身体が痙攣している。
「イッちゃった?」
 アイラは指を抜くと、マリベルの唇をこじ開けて舌に擦り付けた。
「ほら、ちょっとどいてみなさい、マリベル」
 マリベルは身体の力が抜けたのか、アイラの上から退くと、くてっと人形のように寝転がる。
 見つめる瞳はどこか儚げだった。
 アイラは起き上がると、「見て」と言って太腿を見せた。
「こんなに零しちゃって。ちゃんと綺麗にしなさいよ」
「ん……」
 もう抵抗する気力もなく、自分が垂れ流した愛液をちろちろと舐め取るマリベル。それを見て、
アイラは更に苛めたい、と思った。普段は口の悪い我侭娘が、自分の言うとおりに従っている。
 それだけで、アイラは興奮した。マリベルの髪の毛をすくいあげて、アイラはキスを落とした。
2008年12月27日(土) 19:48:22 Modified by test66test




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