アルスたんのセックス体験記3

 トューラ引き大会が迫った前日。僕たちは一旦フィッシュベルに戻り、僕の
家で一夜を明かそうとした。その間、僕はマリベルの家に向かい、マリベルに会いに行った。
 マリベルは元気だった。病気で倒れたアミットさんも大分よくなってきたという。マリベル自身も僕たちと
一緒に冒険に行きたいけど、アミットさんの様子も見ておかなくてはいけない。それが、ときにより煩わしく思ったりして
複雑な気分だそうだ。
 実は、マリベルと初めてエッチして以来、ことある事にマリベルの誘惑の虜になっていた日々が多かった。冒険から帰ってきた後や
旅先の宿屋でマリベルと抱き合うことがあった。しかし、アミットさんが病気になって以降、しばらくの間はお預けとされていたのだ。その
間、アイラにエッチの仕方について教えてもらったこともあった。きっと、マリベルもエッチができなくて溜まってるんだろうな…。
だからだろうか、僕のみやげ話を食いつくように聞いていた。そしてうらやましそうな顔して、ため息をつける…。

「そうなの…。あんたたちはいいわよねえ…。パパが倒れてなきゃ…」
「大丈夫だよ。また大会が開いてもらえるように頼んどいてあげるよ。」
「あらそう…。一国のお姫様に気に入れられたことがうれしいのね…。」

 マリベル、すねちゃってるな…。長いことエッチしてなかったから、気が変わったんだと思ってるのかも…。
 まずいことしちゃったかなと思ったけど、それからのマリベルはクスクスと笑い始めた。

「でも、ありがとう。かえってきてくれて。」
「え?」
「長いことしてなかったでしょ?」
「そ、そうだったね…。」
「じゃあ今晩は、久々にあたしとエッチしましょう。」

 そういって、マリベルは僕に近づき、両手を僕の頬に触れた。

「う、うん…。」
「何よ。元気のない返事ね。まさか、あのアイラって女の人としたんじゃないでしょうね。」

 僕はギクッとした。この間のユバールの地で、アイラと新しいエッチの仕方を教えてもらったばかりだった。
けど、マリベルほどのことはしてなかったので、僕は首を左右にぶんぶんと振った。

「そんなことないよ! 大体アイラは大人なんだよ! 僕とエッチするにはまだ早すぎるじゃないか。」

 そういうとマリベルは腰に手を当ててにらみつけてきた。

「あたしもアルスも立派な大人よ!だから心配したんじゃない! でもま、してないんならいいけどね。」

 マリベルが僕の顔面から離れると、僕自身もほっとため息をつけた。

「それじゃあ…、し、しようか…」

 そういって僕は椅子から立ち上がった。同時に僕のペニスも起ってきちゃった…。
すると、マリベルが僕の肩をつかんで僕を押し出し、壁際まで背中を押さえつけられ、動きを封じ込められた。
気のせいだろうか、レベルの差が大きく開いているはずなのに、以前よりも力が強くなった感じがした。よほど溜まっているみたいだ…。
そして、マリベルの腕が僕の首を包みこみ、抱きしめ、腰で僕の股間を押し付けた。

「あんたの体はあたしのしもべよ。他の女とエッチしたら許さないわよ。」

 と、わけのわからないことを言って、僕の顔面に口を近づけてくる。それは、自分の楽しみを簡単にできるのは
あんたしかいないんだからね、と退屈しのぎの道具として使われるということなのだろうか。それとも…
 そう思っている間に、マリベルは僕に強引にキスをした。

「ん…、んん!!」

 マリベルの両手が僕の肩と背中を優しく愛撫する。さらにその手つきは僕の胸にまで及び、愛撫でする。
 僕は柔らかな唇を感じながら、腕をマリベルの下に回し、お尻を持ち上げる。柔らかい…。揉みがいがありそうだ…。
 けど、一瞬マリベルはキスを止めた。

「いいのよ…。お尻をさわっても…」

 再び僕にキスをする。
 僕の左手はマリベルのスカートをつかみ、まくりあげる。すると、この間みた時と同じ、白い下着に白く眩しい肌が目に映った。
 手をスカートの中に入れ、下着の上から彼女のお尻を撫でる。

「ん、んんっ!!」

 愛撫でされた快感に唸り声を上げるマリベル。ゆっくりと彼女の尻頬から太もも、腿を大きく撫で回す。
 そして、再び尻頬を手につけ、大きく揉みあげるようになで回すと、マリベルはキスを止めて、甘い声を上げる。

「ああっ…、あはん…」

 愛撫でされたびに、甘い吐息を吐き続けるマリベル。そして、彼女の下着の中に手を入れる。

「はあ…はあ…はあ…」

 そしてそこを割って開き、中指を侵入させて、マリベルの芽に触れた。そしてその芽をつまみ、刺激を与えた。

「あ、あ、あ、ああっ、ああ! ああん!!」

 マリベルが体をそらして痙攣し、唸り声を上げる。驚いた。女の子ってここまでお尻をさわられたぐらいで
ここまで唸り声をあげるなんて…。


「うまくなってきたわね…。あたしをここまで気持ちよくさせてくれるなんて…」

 とろんとした目つきでそういった。押し付けられた腰がゆっくりと動き、下半身どうしこすりつける。
するとマリベルの手が僕のズボンをつかみ、それを降ろした。そして、顔を僕の起ちあがったペニスのところまで近づけると
それを右手でつかんだ…。

「あ、ああ…!!」
「こんどはあたしが気持ちよくしてあげる番よ。」

 マリベルの右手が、ペニスを上下にこすり、刺激を与える。そして、唇を舌で濡らした後
大きく口を開けて、僕のペニスを銜えた。

「あむっ」

 彼女の唇と舌がペニスに這う。

ぐちゅ…じゅる…ちゅる…

 そしてペニスの先頭に口を銜えたまま、舌で先をれろれろと舐めまわす。その瞬間、僕の体に痙攣が起きた。

「ああ…、あうう…」

 再びペニスを這わせた。それから何度も先端を舐めたり、這わせたり、指で揉んだりして僕のペニスに刺激を与える。

「うふふ、おいしい。アルスのおちんちん。」
「ああ…、マリベル…、イクっ」

 僕の限界点も突破し、射精感が込みあがってきた。ここからマリベルは這うスピードを早くしていった。いつもならここで止めるはずなんだけど、
今日はなりふりまわず僕のペニスを這いつづけていた。はあはあと荒い息を吐き出す。

ぐちゅ、ぬちゅ、じゅる、ぬちゅ…。

「ん…、んん…、んー…、んうん…!!」
「もう…だめだ…、あ…、ああ…ああ!!」

僕はゆっくりと膝を曲げて、地面に座り込んだ…。その間マリベルは一旦動きを止めると、再び激しいスピードでフェラチオを繰り返す…。
僕の股の中で、マリベルの頭が前後に激しく動き、ペニスをしゃぶる…。
そして、ついに尿道に精液が駆け巡りマリベルの口内で精液を吐き出した。

びゅっびゅっびゅっどくどくどく…

「ああ…ああ…」

 僕の精液がマリベルの口の中に入れられた。
 うう…、よりにもよって女の子の口の中で出しちゃうなんて…。思わず
罪悪感と羞恥心が込みあがってきた…。
 ようやく射精が止まると、マリベルは僕の精液をそのままゴクンと飲み干してしまった。
 彼女の口がペニスから離れると、すうっと糸を引く…。

「ふう…。おいしかったわ。アルスの精液…。」

 マリベルはポケットからハンカチを出して、口を拭く。その間、僕ははあはあと息を切らす…。
 こ、こんなのはじめてだ。女の子が精液を飲むなんて…。おいしいの?? 体悪くならないのかな??

「ちょっと休憩して、お風呂に入りましょう。」
「…え? まだするの…?」
「当然よ。このくらいであきらめたら、あんたこの先何も出来やしないわよ。ほら、ズボンはいて、立ちなさい。」

 僕は力を振り絞って立ち上がった。よろめきながらもマリベルに捕まって、お風呂場に向かった。
今日は、ハードな日々が続きそうだな…。
 そして、お風呂場に到着。
 服を脱いで裸になると、前を隠さないままお風呂場に入った。そして、綺麗に体を
洗った後、僕が浴布(バスタオル)を取りにお風呂場に出た。

「アルスー、あたしの分もとってきてー」

 扉からマリベルがひょっこりと姿を現した。白く眩しい肩や胸元に、もう見慣れた僕は照れ隠しも
せずに浴布を手に取り、マリベルに手渡す。その後、マリベルは扉を閉めた。
 思うんだけど、この光景…、あたしの裸を見ないでってことかな…? さっきまで十分見てたんだけど、なんでわざわざ扉を閉めるんだろう?
 ま、いっか。そう思って僕も浴布で髪と体を拭いた。ふと視線を舌に向けると足元にマリベルの着替えの服が折りたためられていた…。せっかくだから渡しておこうと思って
それを手に取り、扉に近づける。

「マリベルー、着替え渡して置こうかー?」
「あら、気が利くじゃない。」

 再び扉からひょっこりとマリベルが顔を出し、浴布と交換する。
 扉が閉まると、マリベルは着替えを体の前に当て隠しながら扉を背中につけた。

「ねえ、アルス。」
「何?」
「パパって、いつになったら元気になるのかな?」

 なんだか淋しそうな声をあげていた…。アミットさんがよくなるっていうのに、マリベルはどうしたんだろう?
 冒険が出来ずに退屈な日々が続いて不満が溜まっているのかな?

「もう少しでアミットさんはよくなるよ。もう少しの辛抱だよ。」
「違うのよ。あたし、パパとママの反対を押し切って冒険に出ちゃったんだ。そのせいで、パパ体壊しちゃったんだもんね…。
今はあたしがこうして家にいるからパパは安心して体が良くなってきているけど、またあたしが冒険出たら病気になっちゃうのかもね。
そう考えるとさ、もうあたし冒険には出られないかもしれないわ…。」

 その言葉を聞いて僕はショックを受けた。マリベルが冒険に出れば、またアミットさんがその心配のために病気になる…。
 そんなバカなことがあるはずがない!! 僕の心に妙な正義感がみなぎってきた…。

「あたしはこのまま…、一生窮屈な生活を送らなきゃいけないのかな…?」

 落ち込むマリベルの言葉を聞いて、思わず僕は浴室の扉を開けた。

「違うよ、マリベルっ!!」
「きゃあ!!」

 浴室に入ってみると、そこには着替えを前にして隠して驚いている全裸姿のマリベルだった。
 それを見た僕は思わず、しまった!という表情になって驚き照れて、たじろいだ…。

「あ…、マ、マリベル…、僕…その…」
「…何驚いてんのよ? あたしの裸十分に見たでしょ?」
「あ、あはは…。そ、そうだったね…。」

 僕は笑ってごまかした。
 それを見たマリベルは呆れてため息をつけると、ゆっくりと左手を伸ばして僕の頬にふれた。

「そんなにあわてないでよ…。これからあたしとエッチするんでしょ?」
「う、うん。そうだね…。」

 そして、顔を近づけ、僕の耳元でつぶやく…。

「ここに来れば、いつでもセックスが出来るんだからね…。」

 そういった後、マリベルは僕の腕を引っ張って、浴室を出た。
 い、いいのかな? 僕何も隠すものもってないんだけど…。
そして、マリベルの部屋に戻った。
着替えを持ったまま、体の前を隠している裸のマリベルは、扉を閉めた後、僕の方に視線を向けた。
そして、僕は全裸のままで、着替えで前を隠している裸のマリベルをそのまま抱きしめた。
「マリベル…、今回は僕がリードするよ。いい?」
僕はマリベルをじーっと見つめた。
「バカね…。当たり前でしょ…。」
はにかみながらもマリベルは答えた。
僕はマリベルにキスをした。ぎゅうっと抱きしめつつ、舌をマリベルの口内に入れ、彼女の
舌を絡ませる…。
するとマリベルの腕が伸び、僕の背中を包み込むように抱きしめられた。ゆっくりとマリベルの前を隠していた着替えが壊れたマリオネットのように
ぽとりと落ち、はだけてしまった…。
そして、僕の手が再び下に下ろし、マリベルのお尻を持ち上げると、大きく愛撫でして回す。
「んん!! んんん!!」
 お尻をもまれる快感に呻き声を上げるマリベル。
 彼女の手も下に下ろし、僕のペニスをつかんで揉みはじめた…。
 そうしつつ、僕の唇とマリベルのピンク色の唇は重ね合い続けた…。
 そして、キスが終わると、そのままベッドまで引きずりこみ、マリベルを押し倒した。
 僕の体とマリベルの体を重ね合わせる。しばらくマリベルの顔を見つめた後、再びキスをしはじめた。
 「…ん」
 マリベルのピンク色の唇を僕の唇で塞ぐ。キスされたことに快感を覚えたのか、マリベルはキスをやめようとはしなかった。
 長い口付けの後、アルス自ら口を離れ、今度はマリベルの首筋に口を衝け、舌を這わせる。
 「はあ…はあ…はあ…」
 マリベルの口から喘ぎ声が漏れ始めた。今度は両手でマリベルの胸を愛撫でした。ゆっくりとマリベルの小さな胸を撫で回し、揉みしだく。
 「いやあ…ああ…」
 「いやって言ってる割には気持ちよさそうだね。」
 僕がそういうと、マリベルの首筋を舌で這わせながら胸を撫で回す…。
 「やあっ…ぁぁぁ…」
 マリベルの首筋に頬ずりをすると、甘い喘ぎ声が強く響いた・・・。
 そして今度はマリベルの乳房を指でこねくりまわした。
 「ひゃ…ああ…ううう…」
 そして、彼女の乳房をきゅっと指でつまんで、それをひねりだした。すると彼女は大きく痙攣を起こし、
体が反り返る。
 「はううう…! ああ・・・、ああああ!!」
今日のマリベル、この前より感じ方が大きく変わってるなあ…。やっぱり、長いこと
してなかったからかもしれない。そう思うと、なんだかマリベルを感じたくなってくる…。
 僕は思わず、マリベルの胸を頬ずりした。
「はあ…ああ…」
 頬がこすられる快感からか、マリベルは唸り声を上げた。マリベルの腕が僕の頭を押さえつける。
 もっとしてほしい、という欲望が語りかけていることが分かる…。

 ちゅ…
「ああっ!!」
 今度はマリベルの乳房を吸いつけた。マリベルの腕が、僕の頭にしがみつく。
「やあ…ああ…アルス…」
 更にマリベルの乳房を激しく吸い付ける。鼻から息を吐くと、マリベルの手が僕の頭を撫で回す。
「マリベル、固くなってるよ。よほど淋しかったんだね。」
「ば、バカね…、いつかこうやってアルスとエッチが出来るって信じてたんだから…。」
 僕はうれしかった。あの毒舌なマリベルが僕を必要としていたなんて…。思わず感謝の言葉を漏らす。
「ありがとう…。マリベル…。」
「そ、そんなこと…、あ、ああ!!」
 僕は激しくマリベルの胸を揉みしだいた。手にすっぽり入るくらいにマリベルの胸をつかみ、掬い上げ、なでまわす。
そしてその度に乳房を激しく吸い寄せた。
「ひゃあ!! ああ、ああん!!」
 マリベルの腕に力が入る。痛いくらいに僕の頭にしがみつき、首をぶんぶんと振る。
 僕の手が、マリベルのお腹、臍の周りをリズミカルに愛撫でした後、マリベルの下の中の芽に触れた。
「んん、はああ!!」
 またまたマリベルの体が痙攣を起こした。全身に汗が吹き出てくるのが感じ取られる。
「や…アルス…」
「マリベル…」
 僕は2本指でマリベルの芽をこねくりまわし、刺激を与える。すごい、この前のより溢れてきてる…。
「すごい…溢れてきてるよ…」
「やだ…そんなこと言わないでよ…」
「どうして? もうなれてるんだろ?」
「だ、だって…アルスって…今までこんな手つきじゃなかったはずよ…」
「そっか、今までキミがあふれ出してたからね…。でも、今度は僕の番だ。」
 僕はマリベルの下の方に顔を移した。
「やだ…あたし…恥ずかしい…」
「…なんで? 今まで無理やり僕にキミの下の方を突っ込ませたじゃないか。」
「アルスが自分からあたしの下を気持ちよくされるのが恥ずかしいのよ…。」
「じゃあ、このまま入れてもいいの?」
「…そ、それもダメよ…。仕方ないわね…。」
 誰かにリードされるエッチは初めてってことかな…?わけが分からない…。
 まあいいか。マリベルの下に顔を突っ込ませて…。
「い、いやあ…!!」
 マリベルの中の泉を舐め、刺激を与える。
 びくんとマリベルは更に痙攣を起こした。
「…いやああ!! 激しくしたらマリベルおかしくなっちゃう!! ああん!!」
 まるでコミックみたいな呻き声だった。どうすればそんな声が出せるんだろう…。
「ああ! アルス!もっとして!めちゃくちゃにしてえ!!」
 恥ずかしいと言ってたけどやっぱり気持ちよかったんだ…。僕はマリベルの芽を激しく舐めまわした後、強く噛んだ。
「ああ!! あああああーーーー!!」
 マリベルの蜜が勢いよく溢れ出てきた。これなら、そろそろ入れられそうだ。
「じゃあ、マリベル、そろそろいい?」
「…うん。お願い…。して…。」
そして、僕は自分のペニスをマリベルの中に近づけた。ゆっくりとマリベルの淫裂の中を割って
侵入する。
「ああぁぁぁ…、ああぁ…、アルス…」
「マリベル、入ったよ…。痛い?」
「ううん。大丈夫よ…。ねえ、あたしの欲しいもの覚えてるでしょうね…。アルスの精液が欲しいの…。」
「覚えてるよ。中に出してほしいんでしょ?」
「だったら、さっさと出しなさいよね…。」
 僕は腰を前後に動かし、挿入を繰り返す。最初はゆっくりと動かしたけど、だんだんスピードを速くした。
「あ、あ、あ、あ、ああ…、アルス…!!」
「ああ!! マリベル!!」
 もうすぐに僕のペニスの奥底が熱くなってきた。久々に感じたマリベルの中の快感が、射精感を湧き上がらせていた。
「く…、もう…いきそうだよ…」
「ああ…、アルス…早く…出して…。あたし…あたし…」
 マリベルは僕の頭をつかみ、首筋のところに顔をうずくませた。そして耳元でつぶやく。
「アルスが好きなの…。好きよ…。アルス…。あなたの精液が欲しいの…。」
 そういって、マリベルは腰を大きく動かした。その瞬間、僕の防衛線は限界を突破し、ペニスを限界まで強く押し出した。
「ああ、あ、あ、マリベル…もう…イクよ!!」 
「っく、ああああ!! アルス! アルス!! 来てえ!!」
 僕はすべての力を出し切って、挿入を激しく強く押し出した。
「いやあっ!! ああん!! あああ!! あああ!!」
「ああ!! ああ!! あ、ああ!!」
 ついに、射精をするときがきてしまった。
「きゃあああああーーーー!!」
「ああああああ! …くっ、あああっ!!」
 僕の尿道に精液が勢いよく駆け巡り、マリベルの中ではじけとばした。

どくっどくっどくっどくっ・・・・
 マリベルが僕の背中にしがみつく。僕もマリベルにしがみついた。
マリベルの中で、僕の精液が脈打ちいっぱいに広がるのが分かる…。
 力いっぱい抱きしめながら、お互いのすべてを感じとった。
 そしてマリベルの中からペニスを引き抜く。そこからは、破裂の血と僕の精液がこぼれでた。
僕のペニスの裏筋にも、血がついている…。しばらくマリベルの隣に倒れこみ、放心状態になった後、マリベルに声をかけた。
「…マリベル、大丈夫!?」
「…う、うん。」
マリベルが目を覚ました。マリベルは目を潤ませながら、僕を見つめる。
「やっと、あたしの中に入れたのね…。」
「うん。今まで、怖くてマリベルの外で出しちゃったから…。もう大丈夫だよ。」
「あれから3ヶ月かあ…。変わるものよねえ…。」
「マリベル…。また、してもいい?」
「いいよ…。いつでもしてあげるわ…。」
「マリベルのお尻と胸、触ってもいいんだね…。中に出してもいいんだね?」
「2人きりのとき以外はしたらダメよ。あたしもアルスのおちんちんと精液を頂戴。」
「うん。約束する…」
 僕はマリベルにキスをした。初めて、僕自らが求める約束のキスだった…。
 再びベッドに沈み、長い口付けをする…。
 しかし、このときすでにマリベルの部屋の入り口には、ガボが立っていて僕たちを見ていた
ことは気付かなかったのでした…。




終わり。
2009年08月29日(土) 14:38:52 Modified by khiromax




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