レックス×タバサ 239@Part17

衝動的にカカッと書いた。反省の色などあるわけもない(素直)

「お父さん、タバサ、置いてっちゃうの?」
グランバニア上でレックスは父親のアベルに聞きます。
「うん。確かにレベル99になったときのステータスではタバサの能力の合計は最高なんだけどね。
でも運のよさとか賢さは戦いには関係ないし、身の守りもなあ……。」
「……お父さん、レベルとか能力の合計って何のこと?」
全く意味のわからない単語にレックスは質問しますが、
「ん?ああ、大したことじゃないんだよ。ただね、戦いの場にいるとタバサが傷つくじゃないか。
それはレックスも嫌だろ?」
「う、うん……。」
とっさにごまかしました。

「なんと、しびれくらげが起き上がり 仲間になりたそうにこっちを見ている! 仲間にしますか? はい」
「お父さん、何言ってるの……。」
「ん?こう言うとね、モンスターが仲間になるんだ。一応仲間にしておきたいだろ?
馬車はいっぱいか……。形もホイミンとかぶってるしモンスター爺さんのところに送るか……。」

「タバサ、元気にしてるかな……。」
「たまにはグランバニアに帰るか。」
レックスがさびしそうにしているのを見てある日、アベルはそう言いました。
「えっ、ほんと!?」
レックスの顔に満面の笑みが浮かびます。
「うん。久しぶりにタバサと一緒に寝ると良い。」
「ありがとう、お父さん!」

そして、
「お兄ちゃん!それにお父さん、帰って来たの!?」
「うわっ、タバサ、痛いよ……。」
タバサが体ごとぶつかってきたことにレックスは笑いながら文句を言います。
「ほらお兄ちゃん、私、魔物さんと仲良くなったの。しびれんって言うんだって。」
あの時戦ったしびれくらげのようです。

「ねえ、お兄ちゃん。お風呂、入ろう。」
「う、うん。」
「しびれん、おいで。」
どうやらタバサはしびれんとも一緒に入るつもりのようです。

「うふふ、お兄ちゃん……。」
「何?」
お風呂に入っていると、タバサが話しかけました。
しびれクラゲの触手が手足に絡まります。
何本もの触手が絡まり、それらの強さは信じられないほどです。
まだ子供のレックスはあらがうもののその力にはかないません。
「た、タバサ、何を……。」
「お兄ちゃんだけ、冒険に行って……。」
「ご、ごめん。でも、お父さんが……。」
「いいの。言い訳なんて聞きたくないし、」
しびれんの触手がレックスの口に詰められます。
「レックスが悪くないのもわかってる。でもね……。」
(甘い……。)
レックスの口から毒液が入り込みます。それは甘美で、まるで体をとろけさせていくような味でした。
思わず夢中になってそれを飲むレックス。
しばらく飲んでいるとなんだか体がうずいてきました。
「もういいよ、しびれん。」
タバサが優しく声をかけます。
しびれんの触手がレックスの口から抜け、そしてレックスのお尻を触り始めます。
「んっ……、何、するの……?」
レックスはぼんやりとした頭で何とか言葉を発します。
しびれんはお尻の穴を見つけるとその周りをなでまわしているのに気付き、
「ボクのお尻……?」
そしてタバサが抱きついてくるのがやけにゆっくりと見えました。
「お兄ちゃん、私、お兄ちゃんが大好きなの。だからずっと一緒に……。」
そして両手をレックスの両胸の頂点を飾るように置き、下から眺める格好になります。
「きれいな色……。」
そのピンク色の頂点を突然なめ始めました。
「ひゃぁっ!?」
レックスは突然のことに驚き、声を出します。
「しびれんの、飲んだでしょ?あれを飲むと体中敏感になっちゃうんだって。
私は飲んじゃ駄目だけど。」
だってお兄ちゃんを私に堕とさなきゃ駄目じゃない。
「ずっと、寂しかったの。お兄ちゃんがいなくて。」
そして首筋に吸いつくと、赤い印を残します。
レックスが永遠にタバサのものになるのだという印を。
そしてタバサは一生レックスを愛し続けるという決意の意味を込めた証を。

「しびれん、お願い。」
するとしびれんの触手がレックスを貫きました。
「ふあ、あぁぁぁっっ!だ、駄目、……ッ」
タバサはレックスの股間に手を伸ばすと大きくなって皮の下から顔をのぞかせる桜のような色のレックスの自身の先端を指で軽く触ります。
「やっ、そこ……ん……」
「お兄ちゃん、まだ全部むけてないよね。」
両手の親指と人差し指で四角形を作るとその皮にあてがい、終わりまで下ろしました。
「ふぁぁっ」
窮屈そうにしていたレックスの自身が天井を指します。
タバサは立ち上がるとレックスに上から口づけながら腰を下ろしていきます。
みちっ、みちみちっ、と肉の裂ける音とともにレックスの自身がタバサの中に飲み込まれて行きます。
タバサは痛みをこらえながらレックスの自身を全て飲み込み終えるとキスをより濃厚なものにしていきます。
顔を傾けると、レックスの頭を強く抱き、舌と舌を絡めようとするものの、レックスの動きが鈍いのでかえってうまく行きません。
そうこうしているうちにレックスのそれが脈打ち始め、その熱い脈動にタバサはうっとりとしながらレックスの口を放します。
「お兄ちゃん、イっちゃったね。」
「イっちゃった……ボク、イっちゃったって言うの……?」
「うん。しびれんの、ずいぶんと効くのね……。」
今度はタバサは自分から腰を振り始めます。
「あっ、だ、駄目、ボク、またイっちゃ……やぁっ……。」
さらに敏感になってしまった体はもうレックスに考えることを許しませんでした。
「ねえ、お兄ちゃん。今夜は、多分眠れないわね。」
「んっ、ボク、タバサとイっちゃうのならずっとでもいいよ……。」
「そうね、でももうそろそろお風呂から出ないと……。」
ひとまず2人はお風呂からあがると寝室に向かいます。

「タバサ……イっちゃうの、もっとしてくれる?」
まだ快感の熱が引かない頭でレックスはタバサに尋ねます。
「うん。今度はお布団の中でね?」
「うれしい……。」
レックスはタバサにしなだれかかると、抱きついたまま寝室へと戻りました。

次の朝、
アベルはドアをたたきました。
「レックス、もう行かないと……。」
しかしいくら叩いてもレックスが出てくる気配はありません。
「まだ寝てるのかな?」
アベルが戸を開けると……
裸のレックスがしびれんに貫かれたまま、同じく裸のタバサを組み敷いていました。
「れ、レックス?それにタバサ?」
ようやくアベルに気付いたレックスが後ろを振り向きます。
「お、お父さん!?」
「ほら、お兄ちゃん。動きが止まってるじゃない……。それにお父さんにお別れの挨拶は?」
そんなレックスをタバサがたしなめると、
「ごめんなさい、ボク、もうタバサといないと駄目なの……。
気持ちイイこといっぱいされてもう冒険に行けない体にされちゃった……。
ああ゛っ、しびれん、そんなにケツマンコいじっちゃだめぇっ、こわれひゃうう゛っ!」
アベルはただ立ち尽くすばかりだった。

 完
2013年08月08日(木) 18:19:15 Modified by moulinglacia




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