女の子×主人公 34@Part14

静かな夜。宿屋の窓から見える夜空には、不気味なほどに鮮やかな満月。
アベルは月明かりに照らされながら、物思いにふけっていた。
隣のベッドでは、息子のレックスと、娘のタバサがすやすやと寝息を立てている。
デモンズタワーの死闘からもうすぐ10年
子供たちが石化を解いてくれた日からは、2年が経とうとしている。
今でも世界のどこかで石にされたままのビアンカを助けるために
親子は旅を続けているが、未だにビアンカの手がかりは掴めない。

「ビアンカ」
アベルは静かに愛する妻の名を呟いて目を閉じる。
瞼の裏でビアンカとの思い出が蘇る。

右手が自然と下のほうへ伸びる。
(ビアンカ……ビアンカ……)
右手は硬くなったペニスを握り、せわしなく上下運動を繰り返す。
魔物との激しい戦いのあと、野宿が続いたあとの宿屋、そして満月の夜
アベルはなぜかこうして自慰にふけってしまう。
黄金色の美しい髪、健康的でハリのある肌、肉付きのいい乳房と尻
10年前のビアンカとの熱い夜が、昨日のことのように記憶の中で蘇る。


「お父さん」
その声で、アベルはハッと我に返った。
右手の動きを止めて、目を開けて声のほうを向くと、タバサがベッドの横に立っている。
タバサは恥ずかしそうに俯きながらも、勃起したペニスが気になるようでチラチラと視線を送っている。
アベルは頭の中が真っ白になった。
ぐっすりと眠っているとはいえ、同じ部屋のすぐ隣というのは少々配慮が足りなかったかもしれない。

「お、起きてたのか……ごめんな」
タバサは俯いたまま首を横に振ると、アベルのベッドの上に登った。
小さな少女の手が、勃起したペニスに添えられる。
「タバサ?」
タバサの手が先ほどのアベルの手と同様、上下に動き出した。
目を合わせようとしないまま、タバサは黙々とペニスを擦る。
アベルは驚きのあまり固まったまま、言葉を失ってしまった。

「タバサ……やめなさい……」
「やめません」
「うっ、レックスが起きるから」
「お兄ちゃんは一度眠るとなかなか起きないから、大丈夫」
レックスが起きようが起きまいが、親子の間でこのような行為が許されるわけがない。
それでもアベルは、なんとかタバサを止めようと必死で口実を考えた。
だがタバサの決意は固く、その手を離そうとはしない。
「くっ……タ、タバサ……」

「すごいビクビクしてる……痛くない?気持ちいい?」
タバサの問いかけに、アベルは答えることができなかったが
乱れた息遣いから、タバサは父の気持ちを感じ取った。
「わたし、お兄ちゃんみたいに勇者じゃないけど、お父さんの役に立ちたい」
尿道口から零れたカウパー腺液がタバサの手で広げられ、ペニスをぬらぬらと光らせている。
「ドリスお姉ちゃんが言ってたの。夫婦は愛し合うものだって
 お母さんがいないから、お父さんはすごく寂しいだろうって」

ぬちゃ ぬちゃ ぬちゃ ぬちゃ
タバサがペニスを擦るたびに、卑猥な音が静かな部屋に響く。
「お母さんを助けるまでは、わたしがお母さんの代わりをするね」
その一言でアベルの理性は崩壊した。
タバサにビアンカの姿を重ね合わせる。
「口でしてくれるか?」
「おちんちんを舐めるの?……うん」
タバサの小さな舌先が、太く硬いペニスをなぞっていく。
「ぺろッ……ぺろぺろ……」
「うぅっ……いいぞタバサ……」
「気持ちいい?これは?……ちゅ…チュッ……」
カリの部分や尿道口、亀頭の敏感な部分にキスを浴びせる。
「気持ちいいよ。すごく上手だ」
「えへへ、もっとしてあげるね……パクッ」
まるで、メダルがたチョコを食べるように大きく口を開いて亀頭を口に含む。
狭くて柔らかい口腔内と、ぬるぬるとした唾液の感触が、ペニスの先端から全身に伝わる。

「ちゅっ…ちゅぼっ…ちゅる……」
唾液を絡ませて亀頭に吸い付く。
少しずつ、少しずつ、奥のほうまで咥えていく。
アベルは眉間に皺を寄せて、腰のあたりで渦巻く快感が暴発しないように耐えた。
「くぅっ、もっと奥まで……」
「んふ……ちゅっ……ちゅぱっ……んっ……」
「舌を動かしてごらん」
「れろ……んっ……ぴちゃっ……ちゅるっ……ほお?」
「そうだ……タバサは本当にいい子だ……」
アベルに頭を撫でられて、タバサはペニスを頬張ったままニコリと笑う
その表情はとても可愛らしくもあり、淫靡で背徳的でもあった。


「このまま口の中に出してもいいか?」
タバサは深くまで咥えこんだまま小さく頷く。
それを見て、アベルは両手でタバサの頭を掴み、激しく前後に動かした。
「んんっ! んぐっ! んん〜! んっ! んっ!」
タバサは目をギュッと閉じて、苦しそうな声を漏らす。
アベルは深い罪悪感を覚えながらも、タバサの口の中で登りつめていく。
「うっ! タバサ! 出るぞ! 出るっ!!」
「んんんん〜〜〜〜!!」
ビクン ビクン ビュルッ ビュルッ ビュッ
タバサの喉奥で、アベルのペニスが大きく跳ねる。
何度も力強く子種を打ち出され、ようやく小さな口は解放された。
「はぁはぁはぁ…けほっ…ゴホゴホッ……」
「タバサ、大丈夫か?」
赤くなった目に涙を潤ませながら、タバサは口の中に溜まった大量の白濁液を手のひらに吐き出した。

「はぁ…はぁ……すごくいっぱい出たからビックリしちゃった。」
「ごめんな。気持ちよくてつい」
「白くてぬるぬるで、あったかいんだね」
タバサは手のひらの精液をまじまじと見つめた。
鼻を近づけて臭いを嗅いだり、ペロッと舐めて味を確かめたり
物事に興味津々な年相応の少女の顔だ。
「わたし、お母さんみたいに気持ちよくできた?」
「あぁ、すごく気持ちよかったよ。ありがとう」
「えへへ♪」


アベルは、ふと隣のベッドを見た
あれだけ騒がしくしたというのに、レックスはよだれを垂らして熟睡している。
「言ったでしょ。お兄ちゃんなかなか起きないの」
「本当によく眠ってるなぁ」
「わたしがサンチョおじさんのいびきで眠れないときも、お兄ちゃんはぐっすり眠ってるんだよ」
「サンチョのいびきってそんなにすごいのか?」
「うん。ボロンゴのおたけびよりすごいのよ」
アベルとタバサはベッドの上で笑いあった。

しばらくの沈黙のあと、タバサが言った。
「わたし、ちゃんとお母さんの代わりするから……最後までしてもいいよ」
「最後までって…」
「知ってるよ。犬さんも、猫さんも、魔物さんも、みんなするもん……交尾」
“交尾”という生々しい単語を耳にして、アベルは言葉を失ってしまう。
「人間の交尾は“せっくす”っていうんでしょ。好きな人とするとすごく気持ちいいって
 すごく幸せな気持ちになるって、ドリスお姉ちゃんが教えてくれた」
「タバサ…」
「わたしはお父さんのこと好きです。だからせっくすしたいです
 お母さんの代わりに、もっともっとお父さんを気持ちよくしてあげたいです」


アベルは、部屋の隅に置かれたアイテムを入れる大きなふくろから
ビアンカのリボンを取り出して、タバサの母親譲りの黄金色の髪に結んだ。
「これ、お母さんのリボン?……似合う?」
「お母さんがタバサくらいのときにそっくりだ。とっても可愛いよ」

パジャマ代わりにしている布の服を脱がせると、下着一枚の姿になる。
タバサは頬を赤く染めて、細い腕で胸を隠した。
アベルは額にキスをして、優しくタバサを押し倒す。
胸を隠す両腕を開くと、乳輪を中心にぷくっと膨らみ始めた乳房が露になる。
まだ平らなままだと思っていたアベルは、子供から女へと少しずつ、だが確実に成長している娘の身体に驚く。
ビアンカのように豊かに実った果実とは違い、まだまだ青く硬い果実。
傷つけないように、壊さないように、アベルは慎重にその実りに口付けた。
「ちゅっ……」
「ふあっ……お父さん……」
少し力を入れて吸い上げる。
「ちゅ〜」
「んっ……あっ……」
口の中で小さな先端がピンと立って尖っていく。

小さな膨らみを舌で愛撫され、切なそうに声を漏らすタバサ。
細い腰をくねらせ、足はシーツを蹴るようにしてもがいている。
下腹部をすっぽりと包み込む下着は、王族の子が身につけるに相応しい上質な木綿で作られたものだ。
その下着の底には小さな染みができていた。
「腰を浮かせて」
アベルは下着に手をかけて言った。
タバサが素直に腰を上げると、スッと下着を脱がせて足首から抜き取ってしまう。
これでタバサの身体を守るものは何もない。生まれたままの姿となった。

「やだっ……」
アベルの太い腕が、タバサの細い脚を掴んで広げる。
(こんなに細い脚で文句も言わずに旅を続けてきたのか)
ピッタリと閉じた幼い貝が、少しだけ開きピンク色の内側を見せる。
割れ目に沿って舌を這わせると、タバサは今まで以上に切ない泣き声をあげた。
「やっ……ひゃめ……くぅ……んんっ……」
舌先を器用に使って包皮をめくり、中にある小豆を唾液を絡めて転がす。
経験したことのない衝撃。脚を閉じて逃げようとするが、アベルの腕がそれを許さない。
「おとうさっ! だめっ! やっ!……んっ!」
まだ誰も立ち入ったことのない秘所から、甘い蜜がトロトロと溢れ出る。
蜜は月明かりにキラキラと輝きながら、小さく締まった菊座のほうへと流れ落ちた。


「本当に挿れてもいいのか?」
「うん……痛くしないでね……」
脚を開かせ、軽く腰を持ち上げて、アベルは腰を進める。
狭い膣口は亀頭を飲み込むだけでも辛そうだ。
「ぐっ……」
タバサは呻きながら両手を伸ばして、アベルにしがみついた。
(苦しむならせめて一瞬で)
アベルは身体を密着させて、一気にタバサを突き破る。
「つゥッ! いたっ! い、痛いっ!!」
しがみつくタバサの爪がアベルの背中に食い込む。
それでも腰は前進することをやめない。更に奥まで、もっと深くへと侵入していく。
「ううっ!……お父さん……お父さん……」
大粒の涙をこぼしながら、タバサは父の名を呼び続けた。

ついにタバサは大人のペニスを全て飲み込んだ。
秘所からは少女が大人になった証拠が流れ出ている。
荒い呼吸を繰り返しながら、タバサは胎内に納まった父の鼓動を感じていた。
「全部入ったよ。まだ痛むか?」
「うん……でも大丈夫。お父さんがしたいようにして……」
「タバサ……どうしても我慢できなかったら言うんだぞ」
「うん……」

アベルはタバサを抱きかかえて、ベッドの上に腰掛ける。
向かい合って座る、いわゆる対面座位の格好だ。
女らしくふっくらとしてきたタバサの尻を両手で抱える。
滑らかで柔らかい尻肉に十本の指を食い込ませながら、アベルはタバサを動かした。
「あっ……アっ……んっ……んぁ……」
タバサの軽い身体は、アベルの腕の中でポンポンと跳ねる。
タバサは処女喪失の痛みに耐えながらも、ゆりかごの中にいるような安心感で満たされていた。
「んっ……お父さん……」
「どうした?」
「変なの……痛いけど……すごく気持ちいい……もっと揺らして……」
「じゃあ少し早くするよ」
ペタン ペタン パチン パチン
筋肉質なアベルの脚と、白く柔らかなタバサの尻がぶつかりあう音がする。
そのリズムは徐々に早くなり、同時にタバサが漏らす喘ぎ声も大きくなっていった。
「はっ…はっ……あっ……あんっ……きゃっ……んんっ……」
「タバサ……タバサ……」
「お父さんっ! んっ! アンッ! うぅ! んんっ!」
「タバサ! このままっ! 中に出すよ!」
「うんっ! 出してっ! お父さんっ!」
「ビアンカッ……ウッ!」
「んっ! ふわっ! 中で……ふわぁぁぁぁぁ!!」
ビュクン ビュクン ドクッ ドクッ トクッ
アベルは妻の名を呼びながら、娘の中へと溜まった欲望を放出する。
タバサは目を閉じながら、激しく脈を打つ父のペニスを強く締めつめた。



甘えるように抱きつくタバサ。
アベルの手は黄金色の髪を優しく撫でる。
「タバサ、よく頑張ったな」
「ちゃんとお母さんの代わりになれた?」
「あぁ、本当にお母さんとしてるみたいだったよ」
「えへへ。よかった」
「このことは、レックスにもお母さんにも絶対に内緒だぞ」
「うん。誰にも言わない。わたしとお父さんの秘密だね」

勇者であるレックスにもできない、タバサだけができること。
それはタバサに大きな自信を与えることになった。
ビアンカを取り戻すその日まで、タバサがいればアベルは迷うことなどないだろう。
―終―
2008年12月27日(土) 21:13:41 Modified by test66test




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