多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

紀神


古き神。

丸くてよく転がる。
ドルネスタンルフが話す時、その体に映るあなたの顔が動く。
ダイン?とドルネスタンルフは分岐した可能世界の現象を一斉に収束させる。

また、芸術や建築、整髪などを司る神でもある。

ドルネスタンルフの形

ドルネスタンルフは誤差の全く存在しない完全なる球体、真球である。

というか、ドルネスタンルフの形が真球を定義していると言ってよいだろう。
曲座標として見たとき、ドルネスタンルフこそが宇宙の中心なのである。

地球が丸いわけ

大地の球化のさいに大地の新しい形として「球」が選ばれたものもそれがドルネスタンルフの形であるからだ。とはいえ、さすがにドルネスタンルフの真球ぶりを再現することは出来なかったが。

大地はドルネスタンルフを模して球状に象られた。

妖精部隊を轢き殺した神ドルネスタンルフ

【孔雀色のブリシュール】率いる妖精族の部隊は球神ドルネスタンルフに轢き殺された。

ぷちぷちぷちぷちぶちぶちぶちぷちぷちぶちぶちぶちぶちぶちぶちびぶちぶち
空に逃げる者にはピョンと飛び上がり体当たりして叩き潰す丸き神。

デーデェイアの名を継いだ新しき神もまた「皆殺しの神」として活躍している。
ドルネスタンルフもただ温厚なだけの神ではなく、殺るときは殺る神。
孔雀色のブリシュール率いる妖精部隊を轢き殺し尽くしたりした。

愛の神ドルネスタンルフ

  • その信者は、深い愛情に恵まれる。
 ただし、その恋が成就するとは限らない。

ドルネスタンルフとセルラ・テリス

まあるいドルネスタンルフと鉄願神セルラ・テリスは茶飲み友達である。
ドルネスタンルフはしぶいマイス茶を好み、セルラ・テリスは甘いロクゼン茶を好む。
またこの甘みに釣られて、ときおり黒衣のマロンゾロンドが茶会に同席する。

この言い伝えから、ドルネスタンルフへの捧げものはマイス茶が、セルラ・テリスとマロンゾロンドへの捧げものはロクゼン茶が定番である。

荒野の一面に広がる、無数の妖精の潰れた死骸。
その惨状の中心に血塗れのセルラ・テリスは立ち尽くす。

やがてそこに、もう一柱の神が現れる。
鎮座する球神ドルネスタンルフ。

「これは私がやった」

セルラ・テリスは驚いて振り返る。
無機たるドルネスタンルフに表情はない。

「私が殺したのだ。連中にはそういうことにしておこう」
「だけど、」

セルラ・テリスは次の言葉が続けられない。
口を開いたまま放心し、やがて俯き目を瞑る。

「……ぐすん」

ドルネスタンルフに関連するアイテム

  • ドルネスタンルフには、人形や丸いものがよく捧げられる
  • また、はドルネスタンルフの聖獣であり、勇輝と闘志を象徴するとされる。

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