多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

人物

概要

アルセスバハル二世に仕えた毒見役にして護衛兵。猫騎士ミューンとともに悪鬼討伐を行う。

食鬼人の異名

食鬼人の異名は彼が悪鬼の肉を好んで食したという伝説による。
伝説によればかつて王を暗殺するために料理に混ぜられた悪鬼の肉(猛毒)を毒見したとき、
彼はその味わいに魅せられ、その肉を再び食べたいが為に猫騎士ミューン率いる悪鬼討伐軍に参加した。
彼の人間離れした強靭な胃袋は、古き神ピュクティェトの加護の賜物だとも伝えられる。

遣った事

ある年、ワリバーヤの王アルセスバハル二世に初めての男児が生まれ、祝いの宴が行われることになった。
だが食材であった肉の一部が『モロレクの肉?』であることがわかり、王城は騒然となる。
『モロレクの肉』は猛毒を持つのだが、毒見役のバルガラッドは平然と美味そうにそれを食っていた……。
猛毒の肉を厨房に通そうとする内通者であると疑われた彼は城の地下牢に入れられたが、
猫騎士ミューン?によって真犯人が特定されたおかげで誤解を解くことができた。
しかし強靭すぎる胃袋を持つバルガラッドはもはや毒見には適さないと判断され、
毒見役の任を解かれてしまう。落胆する彼に王は言う。
冤罪から救ってもらった恩のある猫騎士ミューンとともに悪鬼と戦うべきであると。
さらにモロレクとの戦いに身を置けば、その肉をいつでも食べることもできる、とも。

こうして食鬼人バルガラッドの、モロレクとの戦いの日々が幕を開けた。
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