単眼神の群

兵器
団体
リクシャマー帝国

リクシャマー帝国の有力貴族ゼダ家の私兵集団であった、「単眼神の群れ（サイクロプス・クラウド）」は数多の歴史・伝承に登場するのだが、ゼダ家がこの私兵集団に関する情報を極秘扱いにしていたため、その詳細については未だ全てが解明されているわけではない。
しかし、その正体については、魔法兵器を中核とした部隊という説と、普通の騎士団であったという二つの説に分かれる。仮に後者がその正体だとしても、後年にはリクシャマー帝国が正式採用し、諸国に広まった魔術師師団の影響を受け、魔術師騎士団への換装を行っていても不思議ではないので、前者の説に見られるような部隊になっていてもおかしくはない。

騎士団説

ゼダ家二代目当主グレプス・ゼダにより創設された騎士団。
当初は、ゼダ家の領土内における盗賊や反乱分子の鎮圧といった治安維持のために創設された。
しかし、後年リクシャマー帝国内の政治が安定すると、ロズゴール王国等との対外戦争にもかりだされるようになった。
前進は15年戦争の際の「ゼダ家騎士団」であったという説もあるが、はっきりしない。
確かなことは、騎士団の全員が「単眼神の眼」と呼ばれる、眼を象った紋様の入った兜を被っていたということである。

兵器部隊説

クレンデルヒによる第五の試作機「タケダケしい神」はリクシャマー帝国軍に買い取られ、~
のちにクレンデルヒ自身も新兵器開発顧問として軍に引き抜かれた。~
彼の参入により「タケダケしい神」を基にした新兵器の開発はさらに促進された。~
完成後、導入されたその兵器の部隊は「単眼神の群」と呼ばれ、周辺諸国を恐れおののかせることになる。