最終更新:ID:Bbk/DH21Jg 2015年08月10日(月) 15:26:51履歴
「先輩、一緒にミッション行こっ!」
「たいちょー、ミッション行こうよ〜」
「教官先生、今日もよろしくお願いします!」
「隊長と一緒にミッションの約束をしていたのは私なのですが」
……今日も今日とて極東は激戦区だ。
さっさと仕事をこなしてゆっくりしたいものだが……今日はやたらと女性GEからのミッションのお誘いが多い。
ハルさんに言ったらどんな顔をするだろう。いや、殺されるわ。やめとくか。
「え、ええーと……全員で行くっていう手は、ない、んですかね……?」
「あると思っているのですか?」
シエルからキツい言葉が飛んでくる。そんな言われてもなぁ。
女性陣の話し合いは当分終わりそうにないので、精神衛生状態回復がてらフランの元へと向かう。
「ブラッド1、今日も相変わらずですね」
苦笑しながら、フランが言う。
「全くだ。俺なんかのどこがいいのか。俺より強いGEなんていくらでもいるだろうに、なぜ毎回毎回俺なのか。
誘ってもらえるだけ嬉しいことではあるんだけれど。
「最近はエミールさんにも好意を抱かれているようで」
「冗談でもやめてくれ」
フランと話していると、自然に笑顔になれる。
きっと自然体でいれるからだろう。
「ではさっさとミッションに行ってきてください。早く、速やかに、早急にミッションへの出撃を求めます」
「え、えー……?
あ、なるほど」
やたらと言葉がキツいな……と思ったが、すぐにその答えに行き着くことができた。
「フラン、嫉妬してる?」
「ニヤニヤしないでください。
確かに私はあなたと交際していますが、嫉妬なんてしていませんし、それにもうすぐミッションへの出撃時刻ですよ」
照れ隠しなのか本音なのかよくわからないが――今日もフランにオペレーターは任せようと思う。
「……お気を付けて」
「へいへい、っと」
やっぱり照れ隠しだったらしい。
「こちらβ、スパルタカス討伐完了」
結局カノン、エリナ、俺の部隊と、シエル、ナナの部隊の二手に分かれてミッションへ出撃した。
シエルとナナの部隊のほうのオペレーターはヒバリさんに任せている。
「こちらγ、ヤクシャ・ラージャの討伐完了しました」
「おう、お疲れ、シエル」
「そちらこそ、お疲れ様でした……きゃぁっ!?」
このまま帰れるか――そう安堵していた時、それを切り裂くかのように聞こえたシエルの声。
「シエル、どうした!?」
「セクメト二体、ハガンコンゴウ一体、スサノオ一体を確認! γ隊、交戦します!」
無線が切れた。
無理だ――あの二人と言えども乱戦を確実に戦い抜けるはずがない。
そして今度はフランからの無線。
「付近の居住区に中型のアラガミが多数接近しています!」
……エリナとカノンに応援に行かせよう。あいつらが、生きて還ってこれるように。
「カノン、エリナ! γ隊の応援に急げ! 急げっ――早く!」
「で、でも先輩は!?」
エリナの狼狽した声。
「俺は大丈夫だから――絶対に、生きて還る」
カノンとエリナの返事も聞かずに、飛び出した。
付近の居住区には、コンゴウやシユウ、ウコンバサラやヤクシャなどのアラガミが蔓延っていた。
「お前ら全員……殺す」
「ブラッド1、私がサポートします!」
耳元からフランの声。
ありがとう、ありがとう……俺はそれだけで戦える。
「あらかた殺ったか……?」
「……いえ、まだです! この反応は――ハンニバル、来ます!」
ふざけんな……こちとら攻撃の直撃くらいまくって瀕死なんだぞ。
「頑張って、ください……生きて還ってくるのでしょう?」
「おう。そんなことも言ってたっけな。当然だろ……生きて還る。絶対だ」
だからまずはハンニバル――お前を喰う。
凄惨な死闘のあと、俺はハンニバルの亡骸に体を預けていた。
「フラン、もう、帰投していいか?」
「既に輸送班がそちらへ向かっています! よく、よく、無事でいてくれました……」
「泣くなよ……まぁ、確かに、俺、今、ボロボロ――
やべ。
意識、もう保てねぇや。
「ブラッド1!? 返事をしてください、ブラッド1!」
次に目が覚めたとき、そこは病室だった。
「あ……起きましたか」
ベッドの横の椅子に座っていたのは、フランだった。
よく見ると、目の下にはクマが浮かび、泣きはらしたあとが滲んでいる。
「わりぃ……無茶したわ」
俺の言葉が終わるよりも速く、フランが俺の胸に頭をうずめる。
「いいんです……無事に帰ってきてくれて、私は、私は……!
もしあなたが死んでしまったらどうしようって、ずっとそればかりを考えていて……!」
そうだ。
きっとフランだって、俺を心配してくれたのだろう。こんなに泣いてこんなに目の下にクマまで作って、皆のミッションのサポートもしないで。
堪らなく、愛おしい。
「フラン、こっち向いて。俺と目、合わせて」
「はい……んっ!?」
強引に唇を奪い、深く、深く口付ける。
一度少し唇を離してから、次は舌を絡めて深くキスをする。
「ん……んちゅ、れろ、ちゅぱ、んふ……ん、ぁ……」
熱い。バースト状態なんかよりももっと熱くて堪らない快楽が、俺を支配している。
「フラン、大好きだ。心配かけてごめん。もう俺我慢できねぇや」
「……はい」
エメラルドのような澄んだ碧の瞳に涙を浮かべながら、フランは眩しい笑みを見せた。
「来て、ください」
「フランのここ、すごいことになってるなぁ」
「い、言わないでください」
「ごめんごめん。んじゃ胸失礼します」
胸を揉みながら、キス。軽く触れ合うだけのキスを顔にいくつも落とし、それから耳を舐めたり首筋にキスしたり。
「あ、ぁっ!? そこ、んっ、あぁっ、気持ち良い……ですっ」
「良かった」
右手で胸を揉みながら、左手でフランの髪を手櫛で梳くようにしながら頭を撫で、そうしてお尻に手を伸ばす。
キスは当然続ける。
「ん……はむ、ちゅ、ぁ、好き、好き、大好きです……!」
「……俺も、好きだよ、フランのこと……!」
何分ほどそうしていたかなんてわかりはしないけれど、でも、お互いに目は潤んでいて、顔が赤くなっているのを、強く実感した。
「フラン、脱いで。俺も脱ぐからさ」
すぐに脱いで息子を外気に晒す。
「えっと……それはいいんですけど、もう、体は大丈夫ですか?」
まだ完全に消えていない生傷に触れながら、フランが心配そうに尋ねてくる。
「もちろん。GEは寝てりゃ大体のことは治るって、マジマジ」
「……それならいいのですが」
フランがピンク色の下着姿になり、そして、その下着を脱ぎ――一糸まとわぬ姿になる。
「綺麗だ、フラン」
「あまりそういうことを言わないでください……!」
可愛いのぅ可愛いのぅ。
「え、えっと……まずは、舐めますね」
「おう」
何度も行為を重ねるうちに、フランの舌使いはとても上達していた。
「じゅぼ、んぐ、はむ、れろ、ちゅ、んふ……ひもち、いいでふか……?」
咥えながらの上目遣いだけで傷口から血が吹き出して死ねそうですありがとうございました。
「咥えながら喋るの、振動、っ……そろそろ出そうだっ」
俺の言葉を聞いて、フランの顔に黒い笑みが浮かぶ。可愛いと思ってしまったのは内緒。
息子から口を離すと、今にも射精したくてビクビクと波打っている息子をギュッと強く握ってくる。
「ちょ、フラン……!?」
「私を心配させた罰です」
そういうと、手でしごいてくる。フランの雪のように細くて白い指が俺の息子に絡みついて動くのが、とても気持ちよくて、先ほど抑えられた射精がまた込み上げてくる。
「出したい、フランっ……!」
「ダメです。ふふっ」
またも、先ほどよりも強くギュッと握られる。
「あ、あぁっ!?」
「出したいですか? 出したいのなら、私にお願いしてみてください」
「だ、出したいっ、出したいですっ。フランさんにしごかれて、射精したいですっ」
射精したくてもできない辛さに耐えかね、思いつくままに気持ちをぶちまけた――フランの顔に笑身が浮かぶ。
「いいですよ。私の中で出すというのなら、射精を許可します」
そう言って、ベッドで寝ている俺の上に乗る。騎乗位。
息子が、フランの膣内――あったかくて、トロトロで、でもしっかりとヒダヒダが締め付けてくる。
すぐに射精しそうだったが、GEの本気でかろうじて堪える。
「わ、私も、もう、イきますからっ、一緒に、あ、ぁっ、イ、イきましょう、あなたのことが、だ、大好き、ですっ」
「フラン……フラン、フランっ!」
「あ、あぁっ!? 中で、もっと、大きくなって……!?」
「で、出る、フラン……!」
「イくっ!」
頭が真っ白になって、息子の感覚がなくなって、傷の痛みなんかもちろん全然感じなくて。
大量の白濁液が、フランの中に吐き出される感覚も、もはやあまりの快楽に薄れていた。
「フ……フラン、っ」
「あ……ぁ、いっぱい、出てます……」
まだ息子が震えながら射精している。
ほどなくして射精が収まり、疲れきったのだろう、フランはそのまま病室ベッドで寝てしまった。
俺も倦怠感を多少なりとも感じていたので、もうそのまま寝ることにした。
翌朝。
「くぁ……おはようございます」
あくびをしているところも可愛いなぁ。
「おはよう、フラン……なぁ」
「何ですか?」
「今はまだ、俺もガキだから……結婚とかそういうのは考えられないけど……いつか、俺専属のオペレーターになってくれよな。そんで、いつでも傍にいてくれ」
「……!」
なぜかフランの目には涙が浮かんでいく。
ま、まさか泣くほど嫌なのか?
「ありがとう……ございます……。私は、ずっと、ここにいて、あなたの帰りを待ってます。
いつか、アラガミがいなくなって、あなたの仕事がなくなるその日まで。そのためにも――今からでも、あなたの専属オペレーターになってあげてもいいですよ?」
昨夜も見せた、黒い笑みだった。
意地悪だな。
「断るわけないの――わかってるだろ?」
「当然です。私はあなたの、彼女ですから」
「ありがとう、フラン……愛してる」
「ええ、私もです」
「あなたの帰りを待つために……ずっと、ここにいます」
「たいちょー、ミッション行こうよ〜」
「教官先生、今日もよろしくお願いします!」
「隊長と一緒にミッションの約束をしていたのは私なのですが」
……今日も今日とて極東は激戦区だ。
さっさと仕事をこなしてゆっくりしたいものだが……今日はやたらと女性GEからのミッションのお誘いが多い。
ハルさんに言ったらどんな顔をするだろう。いや、殺されるわ。やめとくか。
「え、ええーと……全員で行くっていう手は、ない、んですかね……?」
「あると思っているのですか?」
シエルからキツい言葉が飛んでくる。そんな言われてもなぁ。
女性陣の話し合いは当分終わりそうにないので、精神衛生状態回復がてらフランの元へと向かう。
「ブラッド1、今日も相変わらずですね」
苦笑しながら、フランが言う。
「全くだ。俺なんかのどこがいいのか。俺より強いGEなんていくらでもいるだろうに、なぜ毎回毎回俺なのか。
誘ってもらえるだけ嬉しいことではあるんだけれど。
「最近はエミールさんにも好意を抱かれているようで」
「冗談でもやめてくれ」
フランと話していると、自然に笑顔になれる。
きっと自然体でいれるからだろう。
「ではさっさとミッションに行ってきてください。早く、速やかに、早急にミッションへの出撃を求めます」
「え、えー……?
あ、なるほど」
やたらと言葉がキツいな……と思ったが、すぐにその答えに行き着くことができた。
「フラン、嫉妬してる?」
「ニヤニヤしないでください。
確かに私はあなたと交際していますが、嫉妬なんてしていませんし、それにもうすぐミッションへの出撃時刻ですよ」
照れ隠しなのか本音なのかよくわからないが――今日もフランにオペレーターは任せようと思う。
「……お気を付けて」
「へいへい、っと」
やっぱり照れ隠しだったらしい。
「こちらβ、スパルタカス討伐完了」
結局カノン、エリナ、俺の部隊と、シエル、ナナの部隊の二手に分かれてミッションへ出撃した。
シエルとナナの部隊のほうのオペレーターはヒバリさんに任せている。
「こちらγ、ヤクシャ・ラージャの討伐完了しました」
「おう、お疲れ、シエル」
「そちらこそ、お疲れ様でした……きゃぁっ!?」
このまま帰れるか――そう安堵していた時、それを切り裂くかのように聞こえたシエルの声。
「シエル、どうした!?」
「セクメト二体、ハガンコンゴウ一体、スサノオ一体を確認! γ隊、交戦します!」
無線が切れた。
無理だ――あの二人と言えども乱戦を確実に戦い抜けるはずがない。
そして今度はフランからの無線。
「付近の居住区に中型のアラガミが多数接近しています!」
……エリナとカノンに応援に行かせよう。あいつらが、生きて還ってこれるように。
「カノン、エリナ! γ隊の応援に急げ! 急げっ――早く!」
「で、でも先輩は!?」
エリナの狼狽した声。
「俺は大丈夫だから――絶対に、生きて還る」
カノンとエリナの返事も聞かずに、飛び出した。
付近の居住区には、コンゴウやシユウ、ウコンバサラやヤクシャなどのアラガミが蔓延っていた。
「お前ら全員……殺す」
「ブラッド1、私がサポートします!」
耳元からフランの声。
ありがとう、ありがとう……俺はそれだけで戦える。
「あらかた殺ったか……?」
「……いえ、まだです! この反応は――ハンニバル、来ます!」
ふざけんな……こちとら攻撃の直撃くらいまくって瀕死なんだぞ。
「頑張って、ください……生きて還ってくるのでしょう?」
「おう。そんなことも言ってたっけな。当然だろ……生きて還る。絶対だ」
だからまずはハンニバル――お前を喰う。
凄惨な死闘のあと、俺はハンニバルの亡骸に体を預けていた。
「フラン、もう、帰投していいか?」
「既に輸送班がそちらへ向かっています! よく、よく、無事でいてくれました……」
「泣くなよ……まぁ、確かに、俺、今、ボロボロ――
やべ。
意識、もう保てねぇや。
「ブラッド1!? 返事をしてください、ブラッド1!」
次に目が覚めたとき、そこは病室だった。
「あ……起きましたか」
ベッドの横の椅子に座っていたのは、フランだった。
よく見ると、目の下にはクマが浮かび、泣きはらしたあとが滲んでいる。
「わりぃ……無茶したわ」
俺の言葉が終わるよりも速く、フランが俺の胸に頭をうずめる。
「いいんです……無事に帰ってきてくれて、私は、私は……!
もしあなたが死んでしまったらどうしようって、ずっとそればかりを考えていて……!」
そうだ。
きっとフランだって、俺を心配してくれたのだろう。こんなに泣いてこんなに目の下にクマまで作って、皆のミッションのサポートもしないで。
堪らなく、愛おしい。
「フラン、こっち向いて。俺と目、合わせて」
「はい……んっ!?」
強引に唇を奪い、深く、深く口付ける。
一度少し唇を離してから、次は舌を絡めて深くキスをする。
「ん……んちゅ、れろ、ちゅぱ、んふ……ん、ぁ……」
熱い。バースト状態なんかよりももっと熱くて堪らない快楽が、俺を支配している。
「フラン、大好きだ。心配かけてごめん。もう俺我慢できねぇや」
「……はい」
エメラルドのような澄んだ碧の瞳に涙を浮かべながら、フランは眩しい笑みを見せた。
「来て、ください」
「フランのここ、すごいことになってるなぁ」
「い、言わないでください」
「ごめんごめん。んじゃ胸失礼します」
胸を揉みながら、キス。軽く触れ合うだけのキスを顔にいくつも落とし、それから耳を舐めたり首筋にキスしたり。
「あ、ぁっ!? そこ、んっ、あぁっ、気持ち良い……ですっ」
「良かった」
右手で胸を揉みながら、左手でフランの髪を手櫛で梳くようにしながら頭を撫で、そうしてお尻に手を伸ばす。
キスは当然続ける。
「ん……はむ、ちゅ、ぁ、好き、好き、大好きです……!」
「……俺も、好きだよ、フランのこと……!」
何分ほどそうしていたかなんてわかりはしないけれど、でも、お互いに目は潤んでいて、顔が赤くなっているのを、強く実感した。
「フラン、脱いで。俺も脱ぐからさ」
すぐに脱いで息子を外気に晒す。
「えっと……それはいいんですけど、もう、体は大丈夫ですか?」
まだ完全に消えていない生傷に触れながら、フランが心配そうに尋ねてくる。
「もちろん。GEは寝てりゃ大体のことは治るって、マジマジ」
「……それならいいのですが」
フランがピンク色の下着姿になり、そして、その下着を脱ぎ――一糸まとわぬ姿になる。
「綺麗だ、フラン」
「あまりそういうことを言わないでください……!」
可愛いのぅ可愛いのぅ。
「え、えっと……まずは、舐めますね」
「おう」
何度も行為を重ねるうちに、フランの舌使いはとても上達していた。
「じゅぼ、んぐ、はむ、れろ、ちゅ、んふ……ひもち、いいでふか……?」
咥えながらの上目遣いだけで傷口から血が吹き出して死ねそうですありがとうございました。
「咥えながら喋るの、振動、っ……そろそろ出そうだっ」
俺の言葉を聞いて、フランの顔に黒い笑みが浮かぶ。可愛いと思ってしまったのは内緒。
息子から口を離すと、今にも射精したくてビクビクと波打っている息子をギュッと強く握ってくる。
「ちょ、フラン……!?」
「私を心配させた罰です」
そういうと、手でしごいてくる。フランの雪のように細くて白い指が俺の息子に絡みついて動くのが、とても気持ちよくて、先ほど抑えられた射精がまた込み上げてくる。
「出したい、フランっ……!」
「ダメです。ふふっ」
またも、先ほどよりも強くギュッと握られる。
「あ、あぁっ!?」
「出したいですか? 出したいのなら、私にお願いしてみてください」
「だ、出したいっ、出したいですっ。フランさんにしごかれて、射精したいですっ」
射精したくてもできない辛さに耐えかね、思いつくままに気持ちをぶちまけた――フランの顔に笑身が浮かぶ。
「いいですよ。私の中で出すというのなら、射精を許可します」
そう言って、ベッドで寝ている俺の上に乗る。騎乗位。
息子が、フランの膣内――あったかくて、トロトロで、でもしっかりとヒダヒダが締め付けてくる。
すぐに射精しそうだったが、GEの本気でかろうじて堪える。
「わ、私も、もう、イきますからっ、一緒に、あ、ぁっ、イ、イきましょう、あなたのことが、だ、大好き、ですっ」
「フラン……フラン、フランっ!」
「あ、あぁっ!? 中で、もっと、大きくなって……!?」
「で、出る、フラン……!」
「イくっ!」
頭が真っ白になって、息子の感覚がなくなって、傷の痛みなんかもちろん全然感じなくて。
大量の白濁液が、フランの中に吐き出される感覚も、もはやあまりの快楽に薄れていた。
「フ……フラン、っ」
「あ……ぁ、いっぱい、出てます……」
まだ息子が震えながら射精している。
ほどなくして射精が収まり、疲れきったのだろう、フランはそのまま病室ベッドで寝てしまった。
俺も倦怠感を多少なりとも感じていたので、もうそのまま寝ることにした。
翌朝。
「くぁ……おはようございます」
あくびをしているところも可愛いなぁ。
「おはよう、フラン……なぁ」
「何ですか?」
「今はまだ、俺もガキだから……結婚とかそういうのは考えられないけど……いつか、俺専属のオペレーターになってくれよな。そんで、いつでも傍にいてくれ」
「……!」
なぜかフランの目には涙が浮かんでいく。
ま、まさか泣くほど嫌なのか?
「ありがとう……ございます……。私は、ずっと、ここにいて、あなたの帰りを待ってます。
いつか、アラガミがいなくなって、あなたの仕事がなくなるその日まで。そのためにも――今からでも、あなたの専属オペレーターになってあげてもいいですよ?」
昨夜も見せた、黒い笑みだった。
意地悪だな。
「断るわけないの――わかってるだろ?」
「当然です。私はあなたの、彼女ですから」
「ありがとう、フラン……愛してる」
「ええ、私もです」
「あなたの帰りを待つために……ずっと、ここにいます」
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いいね!
フランの可愛さが凄く良いです