ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫です

AM07:00・エレベーター内
「あ、おはよーリーダー」
「よぅ、おはよう」
「おはようございます、タツミさん、新八」
あくびを噛み殺しながらエレベーターにのるとタツミさんとコウタがいた。
「なぁなぁ、リーダーはいくつ貰えそう?」
「……なんの話?」
「決まってんじゃん!今日は二月十四日だぜ?」
「……ぁあ、加藤精三と田中公平の誕生日。それがどうかしたのか?」
「は?だれだそれ?」
「君はメガトロン様を知らないのか」
「ごめん、ついてけないや」
「二月十四日って言ったらアレしかないだろ」
「1876年グラハム・ベルが電話の特許を取得、1920年第一回箱根駅伝開催」
「「知らねーよ!?」」
「二月十四日って言ったらバレンタインしかないだろ!」
「ヒバリちゃんがもじもじしながらチョコをくれる日だz「「それはない」」
俺とコウタに否定されてタツミさんがいじけた。
「うーん、俺はそうゆう事には疎いし、どうせくれる人もいないと思うよ。一番欲しい人からは貰えないだろうし」
「誰?」
「ツバキさん」
「あー、ないなー」
「だろ?」
「まあでもお前はツバキさん以外なら貰えるんじゃないか?」
「復活早いねタツミさん」
「どうしてですか?」
「まーな……お前この支部じゃ一番稼いでるし、お返し目当てのチョコは貰えると思うぜ」
「あー、そっちかー」
そうこうしてる内にエントランスに到着した。

AM07:15・エントランス
エントランスではカノンを中心にブレンダンさんと第三部隊の小物二人とゲンさんが集まっていた。
「おはようございます。何してるんですか?」
「お、ちょうどいいとこに来たじゃねーか」
「お前らも貰っておけよ。どうせ一個も貰えないんだからな」
小物二人は無視する。
「あ、リーダーさん。今日はバレンタインなのでチョコクッキーを作ってみたんですよ。おひとついかがですか?」
「お、貰うよ。ありがとう」
「あ、オレも貰っていい?」
手渡された袋を開けて一枚食べてみる。
「ど、どうでしょう?」
「……うん、美味しい」
「旨い旨い」
「よかった〜」
「ま、カノンはこれくらいしか取り柄がないからな」
「貴重な食い物を無駄にしないだけマシか」
小物二人は無視する。
「それじゃ、俺達ミッションがあるからいくな」
「あ、はい、わかりました」
階段を降りるといつものカウンターにいつも通りのヒバリがいた。
「おはようございます。博士から依頼が来てますよ」
「あ、そうなんだ。なんだろ?」
「ヒバリちゃ〜ん。今日は何の日か知ってるよね?」
「はい、加藤精三氏と田中公平氏の誕生日ですね。あと1876年にグラハム・ベルが電話の特許を取得、1920年に第一回箱根駅伝が開催された日です」
「それもうやりました」
「あ、そうでしたか。失礼しました」
「二月十四日って言ったらバレンタインデーに決まってるじゃないか」
「そうだ。リーダーさん、これよかったら貰ってください」
綺麗にラッピングされた箱を差し出された。
「え、あ、ありがとうございます」
「ヒバリちゃん?ねえヒバリちゃん?俺は?俺は?」
「これでも飲んでいればいいんじゃないですか?」
タンッと小気味いい音とともにカウンターに置かれる缶。
「冷やしカレードリンク……」
凹みっぱなしのタツミさんを連れて出た割には戦果は上々。
むしろ自棄になったタツミさんの猛攻が素晴らしかった。

AM10:50・エントランス
アナグラに帰還。
報告を済ませてエントランスに戻るとアリサとリッカが話をしていた。
「あ、リーダー」
「や、リーダー君」
「おぅ、アリサ、リッカ」
「神機の調子はどうだった?」
「ばつ牛ンにいいですよ」
「そっか、よかった」
「あ、そうだ、リーダー。これどうぞ」
アリサが可愛らしい包装の箱を差し出してきた。
「んあ?あ、チョコ?」
「はい、リーダーにはいつもお世話になっているので」
「あ、私もはい」
リッカは簡素な包装の箱を差し出してきた。
「私が先ですよ」
「年上を立ててよ」
「どっちが先かなんてどうでも……」
「「どうでもよくない(ありません)!」」
二人の声がハモり競うように箱を開けてこちらに差し出してくる。
とゆうかなぜ争う。
「今食べてみてください!」
「そんなのリーダーくんが食べるわけないでしょ」
事実、アリサの方は見た目は悪い。が、努力の跡が見てとれる。
対してリッカの方は見た目が綺麗でさすが職人と思える出来だった。
思わず綺麗な出来の方へ手を伸ばす。
「あ、リッカさんのから食べるんですか……」
アリサの悲しそうな目に罪悪感を感じてアリサのチョコへ手を伸ばす。
「ふーん。アリサちゃんのから食べるの?」
リッカの冷たい視線に体が固まる。
どうしろと……
「リーダーさん!」
どちらから食べるか迷っていると後ろから俺を呼ぶ声が聞こえた。
「これ食べてください!」
「んもぐゎっ!?」
振り向いた瞬間唐突に口に何かを捩じ込まれた。
「「リーダー!?」」
ハモったアリサとリッカの声をよそに俺の意識は捩じ込まれた何かに向く。
(苦甘い!いや辛い!?ちょっと酸っぱくなってきた!?甘苦酸っぱ辛い!?)
やたら衝撃的な味に意識が遠退く。
「だ、大丈夫ですか!?」
薄れゆく意識に不思議物質Xを俺に喰わせたアネットの叫び声が聞こえた

PM15:20・医務室
「あら、目が覚めた?」
「あ、え?ジーナさん?」
目を覚ますと見覚えのある天井とジーナさんの顔が見えた。
「医務室?」
「貴方、アネットのチョコを食べて倒れたのよ」
「それは覚えてますが……」
「アリサとアネットはミッションがあるから、って看病を交代したの」
「は、はあ……」
「私も、貴方に用事があったから」
「そうなんですか……で、この状態はなんなんでしょうか?」
ジーナさんは俺の腹に跨がっており、俺の腕はジーナさんの足でガッチリロックされている。
「あら、気に入らないかしら?」
「いえ気に入る気に入らないの前になぜこうなっているのかをですね」
「今日、バレンタインでしょ?貴方にチョコをあげようと思ってね」
「は、はぁ」
「それじゃあさっそく」
ジーナさんは懐から小さな箱を取り出し中身を自身の口に放り込んだ。
「へ?」
そして俺の頭を両手で掴むようにおさえ、
「ふふっ」
箱の中身を口に含んだまま、身体を倒し唇を重ねてきた。
「んっ」
「ふむぅ!?」
ジーナさんの舌に唇をこじ開けられ、口内の熱で少し融かされたチョコをジーナさんの唾液と共に流し込まれる。
「んぐっ……ふっ…」
「んむっ………」
更に求めるかのようにジーナさんの舌が俺の舌に絡み付いてくる。
こういった行為の経験がない俺の口内は、ジーナさんの舌になすすべもなく蹂躙される。
「……んんっ…ちゅ………んぅ…ん…ちゅぷ」
長く淫らな口付けを終え、ジーナさんがようやく俺の唇を解放した。
互いの唇を繋ぐように唾液が糸を引く。
その様子が俺の性欲を刺激する。
「じ、ジーナさん……俺…もう我慢できないんですが……」
「何が我慢できないのかしら?」
目の前にあるジーナさんの顔が薄く笑む。
「んっ!んんっ!」
唐突に、聞き覚えのある声の咳払いが降ってきた。
ジーナさんが慌てて飛び退く。
「貴様らは待機時間中に何をしているんだ!」
拳骨二発。俺に一発ジーナさんに一発。
「部隊長が倒れたと報告を聞いて来てみれば……たるんでいるぞ」
ジーナさんは叩かれた頭をおさえている。
「ジーナ・ディキンソン。今すぐに退出しろ。依頼のミッションがある。ミッション終了後支部長室に来るように」
「は、はい!」
ジーナさんは慌てて医務室から出ていった。
「具合は大丈夫か?」
先ほどのまでの剣幕とうってかわって優しげに笑むツバキさん。
「まあ、なんとか」
「そうか。あー、それでだな……うん」
「どうしたんですか?」
ツバキさんが心なしか気恥ずかしげに押し黙る。
「……黙って受け取っておけ」
ファイルの影から薄い包みを取り出して俺に押し付けるように渡してきた。
「う、美味くはないが、リンドウを連れ帰ったお礼としてだな」
真っ赤になってわたわたと言い訳をするツバキさん。
なにこれかわい
「ほほう」
「姉上、まさか新入りにご執心とは……」
「チョコを口移し……よし」
唐突に聞こえた声に慌てて入り口を見る。
少し開いた扉の隙間からは博士とリンドウさんとサクヤさんが覗いていた。
ちなみに上から博士リンドウさんサクヤさんの順。
とゆうか橘さんいつから見てたんディスカー!?
「お前達!」
「いやー、リーダーくんが倒れたって聞いてね」
「新入りが…いやもう新入りじゃないか。倒れたって聞いてな」
「ジーナがなにか怪しい動きをしてたから尾行してて」
「理由は聞いてない!」
真っ赤になって怒るツバキさんとニヤニヤとからかうように笑う三人。
天国の支部長。アナグラは今日も平和です。

このページへのコメント

ジーナ姉さんのところだけ少しエロいじゃんか!
いいなぁー俺もジーナ姉さんみたいなお姉さんがほしい!

0
Posted by 翔 2015年02月16日(月) 15:01:12 返信

うれしい誤算だな・・w

0
Posted by 監督 2012年10月23日(火) 21:52:28 返信

ナズェミテルンディス!

エロナシって書いてるクセにエロの素が大杉な件。なにこのうれしい詐欺

0
Posted by (OmO) 2012年05月18日(金) 00:52:41 返信

さりげなく新八って入れんなw
普通にスルーしかけたわw

0
Posted by 新米GB 2012年02月25日(土) 13:12:39 返信

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