ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫です

今回も彼はミッションを無事終わらせた。
だが、彼はまだ気を緩めてはいなかった。これで終わりではない、彼はそう予感していた。
いや、予感ではなく確信と言うべきだろう。それを裏付けるように彼を照らしていた日光が遮られた。
彼が日の照っていた方向を見やる、とそこには逆光を浴びる大きな翼があった。
このおそらく堕天種だと思われる獅子の貌をした赤い翼のシユウを彼は「師匠」と呼んでいる。

彼とそのシユウとの出会いは雨宮リンドウが行方不明になってしばらくたったある日にまで遡る。
その日は彼一人でミッションを受けることにした。彼の仲間たちはリンドウのことが心配なようで気がそちらに向いていたからだ。
誰かがやらなければならないことだし、今の仲間たちを誘うのも気が引けた彼は自分だけで行くことにしたのだ。

討伐対象の小型のアラガミたちが倒れ伏している光景を見ながら彼はこんなことを思った。
自分は少しは一人前のゴッドイーターに近づけたのだろうか?と。
彼がそんなことを考えていると不意に、辺りが暗くなった。いや、辺りというより彼の周りが暗くなったというべきだろう。
日の照っていた方向を彼が目線を向けると、赤く大きな翼をもつ人外の存在をその視界に収めた。
これが彼とそのシユウ、師匠との初対面である。
その時彼は師匠に完膚なきまでに叩きのめされた。薄れゆく意識の中、彼が見た師匠はまるで
『それでよくゴッドイーターを名乗っていくなどと言ったものよ』
と呆れているようだった。
 
しばらくして彼が意識を取り戻すと、そこはアナグラの医務室ではなく師匠に叩きのめされた場所のままだった。
傍にいた師匠は彼が目覚めたのを確認するとゆっくりと背を向けて去って行った。
その背中はまるで
もう一度腕を磨いて出直して来い』
そう言っているように見えた。
去っていく後姿が彼にどことなくツバキ教官を思い出させた。

それからは、彼がその場所でミッションを単独で終わらせた時に限り赤い翼のシユウが必ず現れるようになった。
前回の雪辱をと思い彼は戦うも敗北し、汚名返上とばかりに立ち向かっては負けて、名誉挽回を掛けて挑むも叩きのめされた。
そして彼が目覚めるまで師匠は常に傍にいて、目覚めると悠然と去っていく。彼はその背中に不意打ちを掛ける気にはなぜかなれなかった。
去りゆくその背中を見続けるうちに彼は、あのシユウ堕天種を一人で討伐することが一人前のゴッドイーターへの第一歩なのだと思うようになった。

そうして彼は師匠との戦いを自らの修行とした。
あのシユウと戦っても殺されることはないから、そんな気持ちで彼は神機を握ってはいなかった。
いつ死んでもおかしくない、故にその時その時で自分の出せる全力でぶつかる。彼は常に死と隣り合わせの覚悟で戦いに臨んだ。
彼は回を重ねるごとに装甲による防御、剣先を利用した受け流しなどを覚え、師匠と戦う時間が少しずつ伸びていった。 
それは確実に彼の実力が上がっていっているということだった。

やがて、彼は驚くべき速さで成長し、師匠と実力が拮抗しつつあった。
そんなある日、雨宮リンドウに代わる第一部隊のリーダーが決まった。それは彼だった。
仲間たちは彼を祝福してくれたが、彼はまだ己自身が隊長にふさわしいとは思えなかった。
まだ自分は師匠を超えてはいない。リンドウさんの足元にも立てているかどうか……そう彼は考えていた。
自分は第一部隊の隊長である、そう自信を持って言えるように彼は師匠に――――恐らく最後の戦いを挑むことにした。

彼は師匠との戦いの中で身に着けた技術、師匠に鍛えられた肉体を駆使して討伐対象を山嵐のように斬り伏せ荒波のごとく撃ち倒す。
今回も彼はミッションを無事終わらせた。
だが、彼はまだ気を緩めてはいなかった。これで終わりではない、彼はそう予感していた。
いや、予感ではなく確信と言うべきだろう。それを裏付けるように彼を照らしていた日光が遮られた。
彼が日の照っていた方向を見やる、とそこには逆光を浴びる大きな翼があった。
このおそらく堕天種だと思われる獅子の貌をした赤い翼のシユウを彼は「師匠」と呼んでいる。

師匠はいつものように赤い翼を腕のように優雅に動かして彼を挑発してきた。
優雅さを感じさせながらもその実洗練されている隙のない構え。しかし彼は恐れず、神機を握りしめ師匠へと斬りかかった。
師匠の翼を彼は剣先で、装甲で受け流し、素早く斬撃を繰り出す。捌かれた動きを利用してその場を離脱しバレットを放つ。
炎を纏った突進をあえて懐に飛び込んで避け、すれ違いざまに一撃をお見舞いする。その逆もまたしかり。
一進一退、五分と五分の戦いが繰り広げられる。このままでは長期戦になるだろう。そう考えた彼は一気に勝負を決めるべきだと判断した。
師匠もそう考えたのだろうか、構えたまま彼と一定の距離を取り始めた。そして、両者の間合いがお互いの必殺の間合いとなった。
 
――――互いの目が合った。
刹那、両者とも相手に全力の一撃を浴びせんと、地も割れよ、空も裂けよといわんばかりに大地を蹴り跳び必殺の武器に力を込める。
だが、わずかに彼が出遅れ、先の手を取った師匠が両の翼を振り上げ稲妻のように打ち下ろす。
受け流しすことなど不可能と思えるその速く重い一撃を彼は下から振り上げる刃で受け止める。
ぶつかりあった両者の攻撃は互いの勢いを相殺した。勢いを失った後は力による押し合いである。
この場を跳び退こうものなら間違いなく退いたものが倒される。相手を押し切って攻めるしかなかった。
しかし、体勢からして彼は圧倒的に不利であった。じりじりと刀身が彼の方に押し戻される。

『はっはっはっはっはっ!ぐわっはっはっは!そこまでか!』
師匠の顔がそう笑っているように彼には見えた。
『貴様の力など、そこまでのものに過ぎんのかぁ!』
彼を押し潰そうとする師匠の両の翼がより力を増す。
『それでもゴッドイーターかぁ!?足を踏ん張り、腰を入れんかぁ!そんなことでは、悪党のワシ一人倒せんぞ!この馬鹿弟子がぁ!!』
師匠が叫んでいるわけではない。だが、彼には確かにそう言っているように聞こえた。
『何をしておるっ!自ら膝をつくなど勝負を捨てた者のすることぞおおぉぉっ!!』
師匠の力に屈しそうになり、地に膝をついたところを叱咤される。
『さあ、立てっ!!立ってみせいいいいぃぃ!!!』
言われなくてもそうするさ、今日こそは自分は師匠を超えてみせる。決意と共に彼は曲がった膝を伸ばす動きと全身のバネを利用した力を刀身に送り込む。
筋肉が悲鳴を上げているのを無視して火事場の馬鹿力を引き出し、師匠の翼を弾き上げた。次の一撃が来るよりも早く――――

斬り裂け、奴よりも速く――――

振り上げた刀身を彼はそのまま次の一撃に繋げた。真っ向唐竹割りの如く縦一線に振り下ろす。
刀身を振り下ろした瞬間、彼と師匠の目が合った。

『よおし…今こそお前は本物のゴッドイーター……』

師匠は優しい笑みを浮かべてそう言った。彼はそう感じた。
瞬間、師匠との思い出が彼の脳裏を駆け巡った。それはまるで死の間際に人が見ると言う走馬灯のように。
そして、彼はその師匠と送った充実した日々を自らの手で終えることに改めて気付いた。

「し、師ぃ匠ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」

しかし、溢れ出した泉は止まらない。振り下ろされた神機の刀身には力が乗り切っており最早自分では止められない。
彼の神機は師匠の体を……斬り裂くことはなかった。
師匠の豊満な乳房を覆い隠していたモノ、人間でいう本来の腕に当たる部位が見事な真剣白羽取りを見せていた。
そして、彼の側面と背後を覆うように師匠の翼が下ろされた。まるで逃がしはしないと言っているかのように。
アラガミは習性として自分よりも強いものを捕食する。そんな話がある。
このシユウは自分が一定の強さになるまで捕食するのを待っていたのではないか?彼の脳裏にそんな疑問が浮かんでくる。
神機は握られ、退路は翼で防がれた。最早どうしようもない。新リーダーに任命されてすぐこの様、また教官や仲間たちに迷惑をかける……
そんなことを思いながら彼は神器から手を放した。使えない武器を握り続けるより素手で戦う方がいくらかマシだろうと拳を握りしめる。
シユウは白羽取りしていた神機を脇に投げると彼が今まで見てきた中でまだ一度しか使われたところを見ていない両腕を広げ――――
 
抱きついてきた。

『褒美だ』
師匠がそんなことを言ってきたと彼は感じた。彼はなんかの病気なんじゃないだろうか?
他のシユウに比べ何ら遜色のない師匠の体を何とか受け止める。
女性特有の、まぁ今まで彼にそんな経験はないわけだがとにかく彼はやわらかさを感じとっていた。
状況についていけず彼が師匠の顔を見ると、師匠は抱きしめていた腕を離してじっと彼を見つめてきた。
感情を浮かべない獅子の貌にある目、その奥に光る瞳から慈しむような視線を彼は感じた。それはまるで母のような。
そして師匠は彼の顔を舐めてきた。それはまるでノルンに残されていた母ライオンが子を慈しむ映像のようだった。
彼は顔を舐められながら、これは母から子への愛情表現みたいなものなのかとかやっぱり捕食されるんだろうかとかそんなことを考えていた。
しばらく彼が身を任せていると、師匠の腕が彼の頭の後ろに回され抱きしめられる形でその豊かな胸に顔を押し付けられた。
師匠の身体は炎を操る能力からか人肌のそれよりはるかに熱い、彼はそう感じた。
 
その熱がやわらかい胸から、抱きしめてくる腕から、彼を撫でてくる手から伝わってきて彼の心から警戒心を溶かしていった。
彼は空いていた両腕を師匠の背中に回し強く抱きしめた。そして、母に甘えるように顔を胸にうずめる。
師匠は驚いた様子もなく、ただただ彼を優しく抱きしめて撫で続けてくれた。
彼の母は物心ついた時には既にいなくて、もし母がいたのならこのように甘えさせてくれたのかと彼はふと思った。
しかし、彼は師匠に母を感じると同時に師匠に強く女を望んでいた。先の戦闘での高ぶりが原因か。
師と仰いだとはいえ、アラガミに母親を感じるという時点で彼は大分おかしいのだが、まさか女まで求めてしまうとは。
しかし、ツバキ教官の上乳、サクヤの横乳、アリサの下乳を見るたび熱を持った彼の下半身は今はそれの比ではないほどに股間が熱く猛っていた。
母のように甘えさせてくれるだけでは彼の中の男は満足できなくなり、女を貪ろうと本能的に彼は師匠を押し倒し組み伏せた。
好きなようにしろ、と言っているかのように師匠は全身の力を抜いて抵抗する様子を見せなかった。
まだ母親の表情を見せる師匠を見て、この女を乱れさせてやりたい――――彼はそう考えた。
 
無言実行、彼女がつい先ほどまで頑なに両腕で守り続けていた漆黒の双丘に彼は手を伸ばした。
触れてみるとアラガミだから固いと思われるそれは最高の肌触りとやわらかさ、心地よい弾力を彼の手に伝わえてきた。
結合崩壊でもさせたのかとろけそうなやわらかさ、その感触をもっと味わいたくて、彼は柔らかな果実をひたすらやわやわと揉み続けた。
彼の手に余る大きさのそれを、思う存分揉みほぐし弄ぶとその動きにあわせて胸が形を変える。先端の突起に指がたまに当たると、彼女の身体が少しビクッと震えた。
触覚で彼女の胸の柔らかさを彼が堪能していると彼の聴覚に訴えかけてくるものがあった。少し乱れた呼吸音、先の戦闘によるものではないようだ。
彼が彼女の方を見やるとその瞳が情欲濡れていた。母親の表情を見せているのに女を強く感じさせる呼気と瞳、そのギャップに彼の興奮が止まらない。
――――喰らいたい。相手はアラガミだとかそんなことはもう彼にはどうでもよくなっていた。
女を喰らう男の激しい欲求か、それとも母の乳房を求める幼子の欲求か、どちらかもわからぬうちに彼は彼女の乳房に喰らいついた。
やわらかいそれを舌で堪能し、歯で軽く噛む。その先端を口に含み、唇で吸い、舌で転がし舐め回す。
もう片方に手を伸ばし、それを揉みしだく。その質量と触感を楽しみつつ乳首にさっきよりも強く彼が歯を立てると双丘が波打った。
彼女の顔を見ればその表情はどうやら快感で歪んでいるようだ。それに気を良くした彼は先端をさらに甘噛みした。

彼女の呼気は既に漏れるような音ではなく荒い息使いに変わっていた。
彼は彼女の身体を思う存分堪能し蹂躙しながらもまだまだ満たされてはいなかった。彼の下半身が解放を求めているからだ。
そんな彼の下半身のモノに突然刺激が与えられた。されるがままだった彼女の指が彼のモノに悪戯をしているのだった。
自分でしたことはあっても誰かにされた経験などない彼は、未知の快感に下半身の力を奪われ彼女の身体に倒れこんだ。
モノへの刺激だけでなく頬と指先に伝わってくるやわらかさに彼は思わず発射しそうになる。しかし、何とかそれをこらえる。
彼女は彼のモノへの刺激を止めない。優しく撫でるように、時に激しく。彼の身体が快感にガクガクと震えるさまを楽しんでいるようだ。
その刺激に彼は、早くも自分の中で滾るものをこれ以上押さえつけることが出来そうになかった。
解放に向けて彼女の手の動きに合わせて下半身を動かす。彼女を乱れさせる――――そんな考えなんてとうに吹き飛んでいた。
 
いよいよ出る。そのタイミングで彼女の手が止まる。そして彼のモノを強く握りしめた。
刺激が無くなったうえに強く握られ滾るものを解放できなくなった彼が彼女の顔を見る。まるで母に許しを請う子のように。
それを受けて彼女は彼の手をとると自身の下半身へといざなった。彼はそこから湿り気を感じ取った。
そこを愛撫して彼女を悦ばせるべきなのだろうが、あいにく今の彼にそんな余裕はなかった。
邪魔な下半身の衣服を脱ぎ払い、彼は屹立したモノを外気に晒し、彼女に襲いかかった。そんな彼に彼女は少し呆れたような目をしたがすぐに彼を受け入れた。
彼女の中は先ほど抱きしめられたときに彼が感じたようにとても熱かった。彼のモノがまるで溶け落ちてしまいそうなほどに。
根元までモノを入れたところで彼は堪え切れずに発射してしまった。得も言われぬ快感と同時に女の中に出したという満足感と自信の速さへの羞恥心が彼を襲った。
だが、発射しきった後も彼のモノは満足していなかった。師匠の双丘を揉むと現金にもすぐさま硬さを取り戻した。
硬度を取り戻したソレを彼は彼女の中へと深く突き入れた。彼よりも大きな身体でありながら彼女のそこは狭く、彼を強くに締め付ける
そして、彼女の中から与えられる快感は先ほど手でされた時よりも遥かに上で一度出したとはいえ、彼はすぐまた達してしまいそうになる。
彼女を激しく貪る彼には彼女を気遣う余裕などなく、アラガミ以上に獣のように技術も何にもなくただひたすらに快感を求めた。
もはや乳房を揉むどころではなく潰すような力で握られ、乱暴に中を突かれても彼女は抵抗することなく彼を受け入れ続けた。
慈愛に満ちた聖母のように、優しい目で彼を見つめながら。
 
彼の我慢も再び限界に近付いていた。彼女の方も同様で艶の混じった荒い息を吐いていた。
彼女のそこは引けば逃がさないとでも言うように吸いついてきて、突き入れればやさしく包むように彼を締め付ける。
このまま果ててしまってもいいが、彼は彼女も達しさせたいと思っていた。
腰を動かし出した時には気付けなかったが、彼女の中のある部分を擦ると漏れる声が違うところがあることを彼は知った。
興奮と快感で思わず握り潰してしまいそうになっていた彼女のたわわな果実を優しく愛撫する余裕も取り戻していた。
彼女の乳房の先端を責めつつ、中のある部分に自信を強く擦りつける。すると、彼女の身体がビクッと反応した。
続けて同じように責めると彼女はさらに激しく反応した。予想外の快感に彼女の背筋がピンと張る。
彼は責めを休めることなく、彼女に刺激を与え続けた。彼から与えられる快感に先ほどまで余裕のある風だった彼女の声が変わる。
ここにきて彼は彼女を乱れさせることに成功した。彼が組み伏せているアラガミは慈愛に満ちた聖母ではなくただの女になっていた。
逃げようとする彼女の腰を引き寄せ、最後に向けて彼は強く激しく己を叩きつける。やがて、彼女が足を突っ張り大きくのけぞった。
彼女の絶頂と共に中の締め付けがより一層強くなり、まるで搾り取るかのごとく痙攣するそこの最奥に叩きつけるように彼は自分の欲望を思いっきり吐き出した。

それから彼は何度果てたのだろうか。少なくとも気を失うほどの絶頂を経験したのだろう。
彼は自分が気絶していたことに気付き慌てて飛び起きた。見ると、いつもそこに居てくれたはずのあのシユウはいなかった。
だが、少し遠くの方から師匠の走り去る音が彼には聞こえた。そして同時に彼はあることを悟った。
もう師匠と二度と出会うことはないのだろう、と。
彼がそう悟った通り、その後彼が師匠と再び出会うことはなかった。
きっと師匠はどこかでまた、かつての自分のように半人前のゴッドイーターを一人前の神を喰らう者に鍛え上げているのだろう、彼はそう思った。

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