玄米を食べる
玄米を食べる
自然療法において玄米を食べるのはまずスタートラインです。様々な食事療法の中にも玄米が賞賛されています。
ですが、科学的に有効性を認められていないのも玄米です。
一般的に言われている玄米の効用は以下のようなものです。
玄米は完全食
玄米には白米に不足がちな微量栄養素が多く含まれています。
白米は胚乳しかありませんが、玄米には胚芽や糠の部分に多くの栄養素が豊富に含まれています。
イギリスのウィリアム博士は人間の生命に欠かせない栄養素45種類を「生命のリング」と呼びましたが、玄米にはそのほとんどが含まれています。
成分 | 玄米 | 白米 |
たんぱく質 | 7.4g | 6.8g |
脂肪 | 3.0g | 1.3g |
炭水化物 | 71.8g | 75.5g |
灰分 | 1.3g | 0.6g |
カルシウム | 10.0mg | 6.0mg |
リン | 300mg | 140mg |
鉄 | 1.1mg | 0.5mg |
ビタミンB1 | 0.54mg | 0.12mg |
ビタミンB2 | 0.6mg | 0.03mg |
ナイアシン | 4.5mg | 1.4mg |
ビタミンE | 10.0mg | 1.0mg |
カロリー | 351cal | 351cal |
便通が良くなる
糠の部分に繊維質が多く含まれ、腸の掃除にも役立ちます。
また、便の量も増えます。この事は玄米を食べ初めて一番最初に実感されます。
柳原和子氏の「がん患者学」にも玄米菜食による影響がこのように書かれています。
「まず最初に、すさまじいほどの便通の変化に驚かされる。バナナ一本どころではなく、すっくとした偉大なる数十センチメートルもの便が、すっくすっくと1日に多いときで四回も出るのだ。」
身体にとって悪いものが排出される
玄米には白米には少ないフィチン酸というものが含まれています。(玄米240g,白米41g)このフィチン酸は放射能物質、水銀、鉛などの重金属と良く結合する働きがあります。このことによって有害な物質が対外に排出されます。
2006年07月23日(日) 17:17:11 Modified by il3s_marusama