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食で治す

食事療法あれこれ

ここで言う食事療法は、糖尿病や心臓病の方の食事療法ではありません。
ガンのための食事療法は大まかに分けて2種類あります。

1.マクロビオティック

「マクロ」は大きいを、「ビオス」は生命を意味する言葉。
日本古来の和食の知恵を生かした食事療法です。
桜沢如一(さくらざわゆきかず)が創始したとされます。

その実践者は数多く、国内だけでなく海外にも広く知られています。
著名人ではマドンナやトムクルーズ、シャロンストーン、坂本龍一などが実践しています。

具体的な実践方法

何を食べるのか
日々の食事の中心は玄米とします。雑穀やソバなども可能ですが、全体の50〜60%を玄米でまかないます。
玄米に関することは玄米を食べるに書いてあります。
残りは野菜や味噌汁などからとりますが、おおまかな構成は以下のとおりです。

玄米などの未精白なもの・・・50〜60%
野菜・・・25〜30%
豆や海藻類・・・5〜10%
味噌汁などのスープ・・・5〜10%
肉や乳製品、砂糖などは排除します。
魚は月に一回くらいなら食べてもよいとされるようです。

どのように食べるのか
マクロビオティックにはいくつかのキーワードがあります。
陰陽理論
マクロビオティックは陰陽を大切にします。あらゆるものを陰陽で判断し、それを補うものを食するようにします。体質を”陰”なのか”陽”なのか判断し、それを補うような食べ物を食するようにします。
一物全体
食べ物は部分ではなく全体を食するようにします。
野菜ならば皮まで、魚ならば頭から丸ごとです。
身土不二
身体と身体がいる土地は同じである。つまり、その土地で取れたものを極力食べるように心がけます。輸入ものや他の土地のものは極力排します。

参考ページ
正食協会のホームページ
http://www.macrobiotic.gr.jp/

参考本
「久司道夫のマクロビオティック入門編」 久司道夫 東洋経済新報社
「世界が認めた和食の智恵」マクロビオティック物語 持田鋼一郎 新潮新書

2.ゲルソン療法

かのシュバイツアー博士をして「天才」といわしめた、マックス・ゲルソン博士が創始した食事療法。
ゲルソン療法はガンの状態を「全身の代謝異常」ととらえ、代謝を高めることが必要だとしました。代謝異常とは摂取した食べ物がエネルギーにうまく転換されなかったり、老廃物が排泄されなかったりすることです。
日本ではそれほどメジャーではない食事療法ですが、アメリカなどではわりとポピュラーな食事療法で、メキシコのティファナという代替療法のメッカのようなところで実際に数多くの患者が救われているそうです。
非常に厳格な食事療法でもあります。

特色は以下のようなものです。
塩の禁止
ゲルソン療法の最も有名な内容としては、塩の摂取の禁止でしょう。
ゲルソン療法で塩分の摂取が禁止されるのは、ナトリウム過多の状態が細胞を癌化させ、がん細胞の成長を促進すると考えられているからです。
脂質の制限
肉などに多く含まれる飽和脂肪酸を取りすぎると悪玉コレステロールが増えて動脈硬化につながるからです。
大量の野菜ジュース
ゲルソン療法は大量の野菜ジュースを摂取します。
簡略化された方法が日本では多いようですが、正式な方法は1時間に1回200CCの野菜ジュースを、毎日13杯飲みます。
コーヒー浣腸
排泄を重要視するゲルソン療法では、コーヒーを直腸に注入して洗腸します。
なぜコーヒーを使用するかというと、コーヒーの中に含まれるカフェイン等の物質が腸から吸収されて肝臓に入り、肝臓の胆管を広げて胆汁とともに毒素を排出するとされているからです。

参考ページ
ヘルスフリーダム
http://www10.plala.or.jp/healthfreedom/

参考本
「がんを治す食事療法レシピ」 帯津良一 上野圭一 法研
2006年07月23日(日) 17:27:05 Modified by il3s_marusama

添付ファイル一覧(全1件)
f78d3367b0150c28.jpg (49.89KB)
Uploaded by il3s_marusama 2006年02月26日(日) 16:41:35



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