907 名前：名無しさん＠秘密の花園[sage] 投稿日：2008/04/01(火) 11:58:23 ID:hO49RDd5
ここはギンフェイで

「フェイトさん……」
「ん？」
「その…お、終わりにしませんか？」
「どういう意味か訊いてもいい？」
「えっと……わ、別れませんか？」
「………」
「………」
「うん。いいよ」
「えっ？」
「ギンガは別れたいんだよね。じゃあそうしようよ」
「え、あの…」
「今までありがとう」
「ま、待って……待ってください！」
「どうかした？」
「なんで……なんでですか？私のこともう好きじゃないんですか…？」
「………」
「私は…ｸﾞｽｯ…私は……」
「ギンガが言い出したんじゃない」
「嫌いなんて……ﾋｯｸ…言ってないです…」
「私だって言ってないよ」
「でも……別れてもいいって…」
「それがギンガの望みならね」
「嫌です……別れたくないです……」
「…なら別れない」
ギンガを抱き締める


908 名前：名無しさん＠秘密の花園[sage] 投稿日：2008/04/01(火) 11:59:47 ID:hO49RDd5
「……嘘…ついたんです」
「知ってる」
「好きなんです。大好きなんです」
「それも知ってる」
「一緒に居たいんです…」
「それがギンガの望みなら」
「本当ですか？」
「本当です。どこかの誰かと違って嘘つきませんからね」
「うぅ…すいませんでした」
「……あ、ごめん。嘘ついてた」
「え！？どれですか！？」
「本当は、ギンガが別れたいって言っても絶対離さない」
「フェイトさん……」
「だから嫌いって言っても無駄だから」
「言わないですよ……絶対」
「本当に？ギンガは嘘ついちゃう悪い子だからなぁ」
「あぅ……」
「お仕置きしちゃおうかなぁ。ショックだったし」
「え、ふぇ、フェイトさん！？」
「嫌かな？」
「いえ……それがフェイトさんの望みなら……」



ギン姉も騙されやすそうだなぁ、と