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969 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 00:09:17 ID:t9ORVhHX
2日になったけど、エイプリルフールネタ。シリアス度皆無。
なのフェイ中心にヴィヴィオとヴィータを混ぜてます。
4レスほど投下します。

970 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 00:12:42 ID:t9ORVhHX
4月1日。
フェイト・T・ハラオウンはある誓いを立てていた。
「脱、騙され役!今年こそは騙される私じゃない!毎年毎年騙されてるけど、今年は騙す側になる!」
誰もいない部屋の中で1人気合を入れる。

時は夕食時・・・
フェイト、なのは、ヴィヴィオはごく普通に3人で夕食をとっていた。
食事後、フェイトは雰囲気作りのためにあえて表情を暗くする。
「フェイトちゃん?どうしたの?」
心配そうになのはが見つめる。
「(かかった・・・!)実は私・・・なのはの事、好きじゃないんだ・・・」
「え・・・・・・・・・フェイト、ちゃん・・・・」
なのはが俯き、沈黙が支配する。
(なんて。冗談だよ、なのは。エイプリルフールエイプリルフール・・・)
フェイトがそう言おうとした時、先になのはが口を開く。
「そっか・・・じゃあこれから別々の部屋で寝ようか」
「へ・・・・なのは・・・?」
予想外の言葉にフェイトは言葉を失う。
「ごめんね、ヴィヴィオ。これからママ達一緒になれないけど、我慢してくれる?」
「うん・・・すごく辛いけど、ちゃんと我慢するよ。いい子になるから」
「あの、なのは?ヴィヴィオ?」
フェイトが止める間もなく、なのはとヴィヴィオは部屋の外に出る。
「じゃあおやすみ、フェイトちゃん」
「おやすみなさい」
1人部屋に取り残されたフェイトは虚空に呟く。
「あ、あれ・・・・・なんでこんな・・・・・・」

971 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 00:13:49 ID:t9ORVhHX
「で、なんであたしの部屋に来るんだよ」
突然の客の来訪に不機嫌そうにヴィータが問う。
「だって、行くところなかったし。空いてる部屋はあるけど、部屋の中は何もないし。そんなところでヴィヴィオを寝かせれないでしょ?」
「自分の部屋飛び出しておいて何言ってんだよ・・」
ヴィータの不満をよそにヴィヴィオはなのはの膝の上で静かに寝息を立てている。
「大体、テスタロッサが本気でそんな事言うわけねぇだろ。大方エイプリルフールだからとか言って軽い調子で言ったんじゃねぇのか?」
ヴィータはもっともな発言をなのはにぶつける。
「分かってるよ、そんな事・・・でもいくら冗談だからってあんな事言うなんて許せないの。だから怒ってる」
「・・・・ったく、分かったよ。その代わり今日だけだからな。明日になったら追い出すからな」
「うん、ありがとうヴィータちゃん。ほら、おきてヴィヴィオ。ヴィータお姉ちゃんが一緒に寝てくれるよ」
「はい?」
なのはに起こされてヴィヴィオがうっすらと目を開ける。
「ホント・・?やったぁ!」
「ちょっと待て!一緒に寝るなんて言ってねぇ!ここを使うならあたしははやてのところでも行こうかと思ってるんだけど」
「ダメだよ、そんなの!3人で寝るの!」
「ふざけんな!誰が!」
「ヴィータお姉ちゃん、一緒に寝るの嫌?」
ヴィヴィオがじーっとヴィータを見つめる。
「・・・・・・・・・・・分かったよ!寝るよ!一緒に寝りゃいいんだろ!」
「わ〜い、ヴィータお姉ちゃん大好き!」
ヴィヴィオは嬉しそうにヴィータに抱きつく。
「こういうところばっかり似るんだな、お前ら・・・」
「ん、何?」
「ワガママで言い出したら聞かないところ」
「ありがと」
「褒めてねぇよ・・・」

972 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 00:15:04 ID:t9ORVhHX
数時間後・・・
一緒に寝るのを嫌がっていたヴィータもすっかりヴィヴィオと寝息を立てている。
「十分反省したかな・・・」
2人を起こさないようになのははゆっくりとベッドから出ると自分の部屋に戻る。
そっと部屋の雰囲気を伺うと、どん底にまで落ち込んだフェイトが佇んでいた。
「もう、仕方ないんだから・・・・」
静かに部屋に入ると心ここにあらずといったフェイトにそっと上着をかける。
「風邪引くよ」
「なのは・・・どうして・・・・・」
「フェイトちゃん、落ち込んでると思ったから」
フェイトは思わずなのはに抱きつく。
「ごめんね。ごめんね、なのは。私・・・」
なのはは優しく抱きとめる。
「ううん、いいんだよ。ちゃんと反省した?」
「うん・・・」
「もうこんな事しない?」
「うん」
「フェイトちゃん、一つだけ聞いていい?」
なのはの問いかけにフェイトが顔を上げる。
「私の事、好きでいてくれる?」
「当たり前だよ!なのはの事、ずっと好きなままだから!」
「それだけ聞けたら私は十分。ほら、もう遅いし早く寝よう?」
「あ、そうだね。こんな時間だもんね」
2人は着替えると仲良くベッドに入る。
「おやすみ、なのは」
「おやすみ、フェイトちゃん」
こうして4月1日は一騒動はあったものの、終わりを告げる。

973 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 00:16:49 ID:t9ORVhHX
「なのは、あ〜ん」
「はむっ。フェイトちゃんも。あ〜ん」
「はむっ。美味しいね、なのは」
幸せそうななのはとフェイト。それをいつも通りの光景とばかりに見つめるヴィヴィオ。
そして呆れたようにその光景を眺めるヴィータ。
「ヴィヴィオ、あんまり聞きたくないがなのは達はいつもこうなのか?」
「うん。大体毎日やってるかな・・・」
「そうか・・・・よく飽きねぇな」
「・・ヴィータお姉ちゃん、はい。あ〜ん」
ヴィヴィオはフォークに刺したデザートをヴィータに差し出す。
「・・・・・仕方ねぇな・・・」
ヴィータは差し出されたデザートを静かに口にする。
「美味しい?」
「あぁ・・」
「ヴィヴィオずるい。はい、ヴィータちゃん。あ〜ん」
「誰がお前のまで食うか!」
「ダメだよ、なのは!なのはのは私が食べるから!」
「ヴィータお姉ちゃん、はい。もう一口」
「誰かあたしを解放してくれ・・・・」
ヴィータの言葉が空しく響く。
機動6課の平穏な1日はこうしてまた始まる。

974 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/04/02(水) 00:18:01 ID:t9ORVhHX
以上です。フェイトさんはいじってて飽きません。
好きなキャラほどいじりたくなるのが性分なもので。
格好いいフェイトさんも好きですよ。
自分でなかなか書けないけどいつかは書きたい。
フェイトさんに好きと言わせながら自分から好きといわないなのはさんは隠れドS。
2009年03月05日(木) 23:14:11 Modified by coyote2000




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