21-938
938 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/08/24(日) 14:30:51 ID:TWY3Vw1l
※フェイなの?鬼畜注意
暗い…ここはどこ…?
私は生きてる?
体が重くて
動…か…ない……
「うぅっ…」
くぐもった声。
喉が焼けるように痛い。
どのくらい気を失ってたんだろう。
全身が鉛のように重くて、自分の意思では動かない。
目の前は真っ暗で。
かすかに聞こえる、近づいてくる足音。
「あっ、気が付いた?」
聞き覚えのある声。
でもその声は、今まで聞いた事もないような冷たさを放っていた。
ふいに唇を生温かいもので塞がれる。
「!!!!」
突然の事に抵抗すら出来ず、私はその異質なものを受け入れた。
手を押さえつけられ、強く唇が押し付けられてくる。
それは、ぬるりとした感触とともに口内に滑り込み、抗う舌を絡め取った。
だんだんと意識がはっきりしてくる。
939 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/08/24(日) 14:32:53 ID:TWY3Vw1l
気持ちが悪い。
吐き気がする。
自分の中で自分以外の物が蠢く。
「んんっつ…!!!」
体が言う事を聞かない。
体が痺れているのに頭ははっきりし始めて、更に嫌悪感が広がる。
手を動かそうと、必死に抗おうと体に力を込めようとする。
しかし、息をすることも出来ないほど激しく唇を求められ、
その熱さに眩暈を覚えそうになる。
飛んでしまいそうになる意識をかろうじて繋ぎとめようと、
舌に噛み付いた。
「……ッツ…」
口の中に鉄の味が広がり
瞬間、頬を張り飛ばされた。
その衝撃にベッドに沈む。
髪の毛を捉まれ、引き上げられると、今度は強い力で顎を取られ、
すぐそこに吐息を感じる。
「…ねぇ、なのは。私が助けなきゃ死んでたんだよ?」
そこにいたのは確かにフェイトちゃん。
でも、いままで見たこともないような笑みを浮かべていた。
ゾクッ
本能が告げる、危険だと。
940 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/08/24(日) 14:34:28 ID:TWY3Vw1l
「わかるかな?なのは」
「ふぇいと…ちゃん?」
なにかがおかしい。
彼女の声も、表情もこんなの私は知らない。
「そんな顔しないで」
「フェイトちゃん、ここは…」
ドコ?
そっと周りに目を配ると、殺風景な部屋。
窓もなくまるでこの空間は監獄のように感じられた。
ふと、目に入った鎖のようなものを掴むと
それは、自分の首につながっていた。
「っ!?…なに…これ?」
「よく似合ってるよ。なのは」
「なんでこんな…フェイトちゃん」
私は縋るように彼女を見つける、しかし
「君は私のモノなんだよ?いまから、それをたっぷり教えてあげるね?」
これは夢ではなかった。
異質な笑みを浮かべると、再び唇を奪われる。
シャツのボタンが音を立てて弾け飛んだ音がはっきりと脳裏に焼きついていた。
FIN
なのはさんが再び堕ちたときいろいろ思うとこありあまって
独占力のあまり拉致っちゃったよみたいな感じです。
すいませんでしたorz
※フェイなの?鬼畜注意
暗い…ここはどこ…?
私は生きてる?
体が重くて
動…か…ない……
「うぅっ…」
くぐもった声。
喉が焼けるように痛い。
どのくらい気を失ってたんだろう。
全身が鉛のように重くて、自分の意思では動かない。
目の前は真っ暗で。
かすかに聞こえる、近づいてくる足音。
「あっ、気が付いた?」
聞き覚えのある声。
でもその声は、今まで聞いた事もないような冷たさを放っていた。
ふいに唇を生温かいもので塞がれる。
「!!!!」
突然の事に抵抗すら出来ず、私はその異質なものを受け入れた。
手を押さえつけられ、強く唇が押し付けられてくる。
それは、ぬるりとした感触とともに口内に滑り込み、抗う舌を絡め取った。
だんだんと意識がはっきりしてくる。
939 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/08/24(日) 14:32:53 ID:TWY3Vw1l
気持ちが悪い。
吐き気がする。
自分の中で自分以外の物が蠢く。
「んんっつ…!!!」
体が言う事を聞かない。
体が痺れているのに頭ははっきりし始めて、更に嫌悪感が広がる。
手を動かそうと、必死に抗おうと体に力を込めようとする。
しかし、息をすることも出来ないほど激しく唇を求められ、
その熱さに眩暈を覚えそうになる。
飛んでしまいそうになる意識をかろうじて繋ぎとめようと、
舌に噛み付いた。
「……ッツ…」
口の中に鉄の味が広がり
瞬間、頬を張り飛ばされた。
その衝撃にベッドに沈む。
髪の毛を捉まれ、引き上げられると、今度は強い力で顎を取られ、
すぐそこに吐息を感じる。
「…ねぇ、なのは。私が助けなきゃ死んでたんだよ?」
そこにいたのは確かにフェイトちゃん。
でも、いままで見たこともないような笑みを浮かべていた。
ゾクッ
本能が告げる、危険だと。
940 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/08/24(日) 14:34:28 ID:TWY3Vw1l
「わかるかな?なのは」
「ふぇいと…ちゃん?」
なにかがおかしい。
彼女の声も、表情もこんなの私は知らない。
「そんな顔しないで」
「フェイトちゃん、ここは…」
ドコ?
そっと周りに目を配ると、殺風景な部屋。
窓もなくまるでこの空間は監獄のように感じられた。
ふと、目に入った鎖のようなものを掴むと
それは、自分の首につながっていた。
「っ!?…なに…これ?」
「よく似合ってるよ。なのは」
「なんでこんな…フェイトちゃん」
私は縋るように彼女を見つける、しかし
「君は私のモノなんだよ?いまから、それをたっぷり教えてあげるね?」
これは夢ではなかった。
異質な笑みを浮かべると、再び唇を奪われる。
シャツのボタンが音を立てて弾け飛んだ音がはっきりと脳裏に焼きついていた。
FIN
なのはさんが再び堕ちたときいろいろ思うとこありあまって
独占力のあまり拉致っちゃったよみたいな感じです。
すいませんでしたorz
2009年07月05日(日) 23:05:05 Modified by coyote2000