22-621
621 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/04(土) 20:35:14 ID:F4ltHWoU
早速了解した。
*
フェイトちゃんと両思いだってわかった日、一日中ベッドにいた。
まぶしい朝日が昇り、おひさまが高くなって、夕方になり日が翳り、とっぷりと暮れて夜になってもフェイトちゃんが離れてくれない。
おなかが空いてたまらなくなってコンビニに行った時だって、もーべたべたひっついちゃって、店員さんにはチラチラ見られるし、歩きにくいったらなかった。
帰り道ちょっと手離そうよ、というととたんに泣きそうな顔になるフェイトちゃん。
しょうがなくてあきらめた。
帰ってきてデザートを食べる時だって、背中から抱きついてわたしに食べさせようとして……もう。
食べ終わるとすぐベッド直行。さすがに何度目だろ、汗だくになっちゃってシャワーを浴びた。もちろんフェイトちゃんもついてくる。セッケンの泡でふざけてるうちにまたフェイトちゃんがおかしくなっちゃって……
でもさすがにあそこだけは…あれだけは一人で行きたい。
「フェイトちゃん」
「なのはっ♪」
「トイレ行きたいの、離して」
「やだっ!」
「やだじゃないよ、本気なの。離して」
「絶対やだっ!」
「ごめん、ほんとに」
「死んでもやだっ!」
はー。もう我慢できないし、しょうがない。
「じゃあ後ろ向いててよね」
「うん」
トイレに入り、腰掛ける。
限界まで我慢したのに、他人と一緒なんてありえない状況からか、出ない。
フェイトちゃんは片手をわたしと繋いだまま、後ろを向いて立って黙ってる。
「ね、ちょっと耳ふさいでてくれない?」妥協案を提示。
「やだよっ、両手ともなのはとはなれちゃうもん」断固拒否。
あーもうこれ以上我慢したら病気になりそう。
「わかった、じゃこっち向いてここに座って」
フェイトちゃんと向かい合わせで抱き合って、目をつぶらせ、私がフェイトちゃんの両耳をふさいだ。
*
どうかね?
627 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/05(日) 23:28:46 ID:kzB5tlAc
>626そのほかの皆様、
では皆様のGJコールにお答えして続きをば。。。
ベットから直行なわけですから二人とも全裸ですよ?
フェイトそんはシャワーの時に(小)は済ませました。なのはに言ってからしたか、黙ってしたかどうかは知らん。
(大)は睡魔に負けたフェイトそんが寝入った隙にダッシュですますなのはさんです。
*
ふーっ…………
長いため息をついた。
何とか病気にはならないで済みそう。
両手をフェイトちゃんの耳からはずして、トイレットペーパーに手を伸ばす。
あ、両手が空いてるってやっぱり便利だ。。
と、手が止まった。
フェイトちゃんが私にしっかりと抱きついているので、
手を入れる隙間が無い。
「ね、フェイトちゃん、ちょっと後ろ下がって?」
「やだよっ!」
「ねぇ、拭けないからちょっとだけ下がって」
「やだよぅ……」
この駄々っ子はもう……
後ろから拭こうと思ったけど、向かい合わせにまたがって座るフェイトちゃんが重くて腰を浮かせられない。
628 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/05(日) 23:29:27 ID:kzB5tlAc
困ったなぁ……
と、ふと目の前を見ると、フェイトちゃんの豊かな胸。
さっきまでの緊急事態に意識してなかったけど、駄々っ子に意地悪するつもりで、
チュッ…… 乳首にキスをした。
「あンッ……」
フェイトちゃんがビクリ、と反応する。
こんどは舌でペロっと舐めてみる。
「やっ……なのはっ、……もっと……」
抱き合った耳元で声を聞かされて、甘い快感が全身を走った。
ダンッ!
両脇を抱えたまま、フェイトちゃんごと立ち上がって壁に押し付け、わたしの胸でフェイトちゃんの胸を押しつぶす。
あ、拭いてない……と一瞬頭の中をよぎったけど、すぐ汗みどろになって、汗や何かと一緒に流れ落ちてしまうだろう――
トイレットペーパーを投げ捨てた。
フェイトちゃんの首に噛み付くようにキスをする。
「やあああっ……」
私にしがみついたまま、ビクビクと全身を震わすフェイトちゃん。
フェイトちゃんが、いけないんだよ!?
こんなことが起こりえない狭い個室というシチュエーションに、今度はわたしの方がおかしくなってしまったみたい――
*
665 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/07(火) 01:11:15 ID:nrDy3mAS
>661
R18の練習に書いてみた。
*
「やあああっ……」
私にしがみついたまま、ビクビクと全身を震わすフェイトちゃん。
もうっ、いつまでもいつまでもひっついて、私もう唇とか腫れちゃって大変なんだからっ!
こうなったら腫れちゃってるついでで、フェイトちゃんの唇を無理やり開かせて舌を差 し込み、強く絡ませあう。
「――はあっ、はあっ」
強く合わさった唇に一瞬隙間が出来た瞬間に息を吸う。
その隙間から混ざった唾液が光り、流れる。
私のそろえた両足は、さっき立った時からフェイトちゃんの両足に挟まれるように間に
入っていたけれど、叩くように右足を広げ強制的に両足を開かせる。
なんだかスースーするけどかまわない。
好きなだけ貪った唇を離し、紅い眼を見据えて言う。
「――左足上げて」
「やっ……!」
フェイトちゃんは抵抗して私の首に抱きついてくる。
私の右膝でフェイトちゃんの左膝をグイグイ押して左足を地面から浮かせる。
「あぁ……」
観念したように左足を絡み付けてくる。
汗で濡れて滑りやすくなった二人の間に右手を割り込ませた。
フェイトちゃんのそこは、私の指がなぞるとすぐに蜜を溢れさせた。
「ンッ……」
その声に、私の下半身にも電流が走り、きゅ…と快感が溢れる――
体全体で壁に押し付けたまま、右手で激しく秘所を攻め立て、左手で胸を揉みしだくと
フェイトちゃんはすぐに頂点を迎えた。
「な、なのは、もっ、もうっ……あっ、いっ、あああ――」
両足を締め付け、体を震わせるとぐったりと力が抜けた。
ちょっ、ちょっと倒れたらここ狭いから危ないよ……
あわててフェイトちゃんを抱えなおす。
汗でびっしょりになった熱い体をわたしにもたれかからせて、しばらく浅い息を繰り返
していたフェイトちゃんはようやく、
「なのは……」
と潤んだ瞳をこちらに向けつぶやいた。
*
GJにより続きの電波を受信。
673 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/08(水) 00:17:28 ID:tDfV+1sN
んでは
>665の続きです
「フェイトちゃん……」
しばらく見つめ合っていると、フェイトちゃんが左足を下ろし、私の両足の間に置いた。
ゆっくりと体を壁から離し、わたしをそっと押す。まだ足に力がまだ入りきらないみたいで、少しふらついている。
今度はフェイトちゃんがわたしを両脇から抱えると、左手を離しドアを開けた。
カチャリ……
途端にひんやりとした空気が、熱気のこもったトイレに流れ込み、大きく息をする。
そのまま後ろ向きに、よろよろとトイレを出た。フェイトちゃんの顔は真横にあって、表情は見えない。
「ね、どうしたの……?」
問いかけても答えてくれず、覚束ない足取りでリビングへ向かって奇妙な二人三脚で歩いて行くだけ。
バスルームでシャワーを……と思ったけどそっちには向かってくれそうにない。
仕方なくフェイトちゃんと抱き合ったまま、後ろ向きにゆっくりと歩く。流れ伝う汗やなんかで足が滑りそうになると、ギュっとフェイトちゃんが腕に力を込め、支えてくれた。
いったいどこに向かっているのかと思ったら、わたしの背後でフェイトちゃんが冷蔵庫のドアを開けた。ペットボトルの蓋を開けるかすかな音が聞こえたのに続いて、ゴクゴクと喉を鳴らす大きな音がすぐ隣で聞こえる。
もう、あれだけ声出してれば喉もからからになるよ……
わたしは冷蔵庫に何か食べるもの入れておかなかったっけ、と考えをめぐらせ、背後を振り向こうとした瞬間、視界を遮られ、フェイトちゃんから口移しでミネラルウォーターを飲まされていた。
「んっ、んぐっ……はあっ、ぷはあっ……」
わたしも一日中荒い呼吸をさせられていたせいで、喉が渇いていたみたい。冷たいミネラルウォーターが喉に染みた。
合わせられた唇が離れて、フェイトちゃんの顔がようやく見えたので、
「ね、どうしたの……?」ともう一度問いかける。
フェイトちゃんは、
「ベッドまで……待てない……」とな何かに憑かれたような眼をしてつぶやいた。
冷蔵庫の扉をバンッと閉める音がして、またフェイトちゃんに抱え歩かされる。足の力が戻ってきたのか、さっきより早い速度で。
何も身に着けていない素肌にヒンヤリととした空気があたるけれど、抱き合ったフェイトちゃんと触れる箇所と背中に回された腕だけが熱い――
ドサッ――
後ろ向きに倒れ、リビングのソファに寝かされたのだと分かった。
ゴメン電波弱いわ。続きがんばってみる
677 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/08(水) 08:05:30 ID:tDfV+1sN
>673のつづきです。
狭いソファに寝かされ、フェイトちゃんがわたしの腰の両脇に膝を突いて覆い被さってくる。
「なのは――」
熱い吐息が首筋をくすぐる。
両手が汗の引かない脇腹を撫で上げる――
「フェイトちゃん、あのね、聞いて?」
恥ずかしかったけど、ちゃんと言わないとたぶんフェイトちゃん止まってくれない。
フェイトちゃんは顔を上げ、戸惑ったように小首を傾げる。
「あのっ、あのねっ、わっ、わたしの……えと……あの…腫れちゃって……指でされる
とっ、もっ、もう痛いかも……」
囁くようにお願いする。
途端にフェイトちゃんの表情が変わった。
「だっ、大丈夫なのは?」
さっきまでの何かに憑かれた様な眼が正気に戻って、涙さえ浮かべるフェイトちゃん。
「ごめん、ごめんね……なのはが私の事好きだって言ってくれて……両思いだったんだ
って分かって……このまま天国に行っちゃうかもって言うぐらい嬉しくて、なのはに触
れて、抱き合って、私を感じて欲しくて、一瞬でも離れたくなくてっ……」
うん、わかってるよ、フェイトちゃん……私も嬉しかったから……
「フェイトちゃん。なのははフェイトちゃんのものなんだから、これからはいつだって
わたしを求めてもいいんだよ?毎日だって……」
「――毎日でもいいの?」
「うん、いいよ」
二人とも仕事があるから毎日は無理だろうけど、本心からの言葉だったから素直に言っ
た。
「なのは……私のなのは……」
「……わたしのフェイトちゃん」
再び抱き寄せられた。
「なのは、本当にごめん……。ね、大丈夫?みせて……」
「い、いやっ、さっきトイレで拭いてないしっ、だめ、ダメっ」
必死で抗ったけれど、上に乗られていたのでは無駄な抵抗だった。
「――なのはの全部、私のものだよね、きれいにしてあげるね……」
678 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/08(水) 08:09:09 ID:tDfV+1sN
両足を肩に抱え上げられて、中心にチュ…と口付けを落とされ、左足の親指を口内に含まれた。
そのまま唇が左脚をなぞり、舌で舐め上げ、内股に達する。
ビクッとすると、今度は右脚も同じように綺麗に汗も何もかも舐めとってくれた。
再び中心に戻ってきたフェイトちゃんが、
「ごめんね……」とつぶやいて、そっとわたしのそこに舌を這わせる。
指とは違うそのあたたかくやわらかい感触は、わたしの腰がビクリと反応してしまうのに十分な快感をもたらした。
「あ……」
思わず声が出てしまう。
フェイトちゃんはそれを肯定と受け取ったのか、
――前ならいい……よ……ね?なのは……
そこに口付けたまま念話で話しかけ、わたしの敏感な部分を舌で刺激した。
「ん……はっ……」
泉から新しい蜜が湧き出す。
「……ん……あふっ……あん……」
ゆっくりと優しく、何度も何度も前の部分を舐められ、吸われ、転がされる。
一日中愛し合った後なのに、ゆるゆるとした快感をずっと与え続けられれば、また大きな波がやってくるのを感じる。
「んあっ……あっ、ふぇ、フェイトちゃんっ、もっ、……だめっ」
――いいよ、イッて、なのは――
「……あんっ、いっ、……っちゃう、いっちゃうよ、フェイトちゃん――」
――なのはっ、愛してる、なのは――
「ぁあああぁぁっ……っ!」
全身をガクガクと震わせ、
両手をフェイトちゃんの指と絡ませたままギュッと握り締め、昇り詰めた――
679 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/08(水) 08:10:41 ID:tDfV+1sN
気がつくと、フェイトちゃんが私をタオルで拭いていた。
「フェイトちゃん……?」掠れた声で言いそっと髪に手をやり撫でた。
「気がついた?なのは……」
手を止め、心配そうな顔で覗き込まれた。
しばらく気を失っていたみたい。
「お水飲む?」
コップを持ってきて渡され、背中を助け起こされた。
フェイトちゃんはコップに残った水を自分で飲み干すと、ローテーブルに置き、
私を両腕で抱え上げる。
リビングの時計がちらりと見えて、真夜中を大分過ぎているのがわかった
フェイトちゃんの首にぎゅっと抱きつくと、そのままベッドルームまで運ばれる。
ゆっくりとベッドに下ろされた。
「なのは……」優しく囁く愛しい人。
シーツは新しいものに換えられていた。真新しいシーツの感触が気持ちいい。
「おやすみ……」
フェイトちゃんが横に滑り込んできて、そっと寄り添った。
すぐに睡魔が襲ってくる。眠りに落ちる前に最後に頭をよぎった。
――今度ウォシュレットにしよう、立つと自動的に流れるやつ――――
END
2009年08月30日(日) 17:58:12 Modified by coyote2000