23-087
87 名前: 名無しさん@秘密の花園 [sage] 投稿日: 2008/10/24(金) 08:11:02 ID:WVazlatw
パラレルっぽい話
「見て、フェイト先生よ」
「本当、今日も綺麗…」
「歯医者にしておくには勿体ないわよね…。
スタイル良いし、顔立ちも整って、モデルみたい…」
「あれで彼氏がいないって言うんだから、世の男性は何をやってるんだか…」
「そこ、うるさいよ」
「え? …あ!? すいません、先生!」
「すぐに仕事に取りかかります!」
「全く…目を離すとすぐこれなんだから…。
さて…今日は予約客22名…っと。
お客が増えるのは嬉しいけど、虫歯の人がそれだけ増えてるって事は嘆かわしい、かな」
「先生、お時間です」
「わかったよ、じゃあ最初の人を入れてくれるかな?」
「はい」
「ど、どうも…」
「さて、今日…は…」
「? 私の顔に何か付いてますか?」
「い、いやっ、その…」
「(か…可愛い! なに、この娘! すっごく可愛いんだけどっ!)」
「…先生?」
「は、はいっ!(上目遣いとか反則だよっ!)
と、ととととりあえずこの診察台の上に!」
バンバンバンバン!!
「にゃはは…そ、そんなに叩かなくてもわかりますよぅ…」
「あ、そ、そうだね」
「(この先生良く見ると凄く美人さんだな…。
でもやってる事は凄く可愛い…♪)」
「(落ち着けフェイト…落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け落ち着(ry)
で、きょ、今日はどこが痛むのかな?」
「あの…奥歯が…」
「ちょっと見せ…」
「あ…ん……」
「〜〜〜ッ!!(何でそんな色っぽい声出すの〜!
しかもこれからこんな可愛い娘の口の中を弄るだなんて、耐えられるかな私…。
いっそ自分に麻酔をうって…)」
「先生…」
「な、何かな?」
「あの…なのは、歯医者って初めてなんです…。
痛くしないで、ね…?」
「!?!?!?(初めてだから痛くしないでって!?)」
「先生! 鼻血が!」
「大丈夫、優しくするから、私に身を委ねて…」
「は、はい…」
「(母さん…。 フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは今日、女になりますっ!)」
以上です。
2009年08月30日(日) 21:08:26 Modified by coyote2000