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25-948

946 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 18:10:16 ID:WbLKaAEH
微妙にスレが埋まりきってないのでSS投下するんだぜ。
多分4〜5レスほど。
自分的にフェイなのになってるはず。


948 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 18:13:32 ID:WbLKaAEH
「・・フェイトちゃん、遅いなぁ・・・・」
なのはは一人リビングで時計を見上げる。
時計の針は9時を回っている。
「8時には帰るって言ってたのに・・・」

とある事件の捜査のため、フェイトが留守にしたのが3日前。
今日の8時には帰るからと連絡を受けて食事の準備までして待っていた。
しかし、8時を過ぎても一向にフェイトは帰ってこない。
ヴィヴィオまで待たせては悪いとヴィヴィオには一足先に夕食を食べさせていた。
「なのはママ、食べないの?」
「ママはフェイトちゃんが来てから食べるから。それより、ちゃんと残さずに食べないとダメだからね?」
「は〜い」
ヴィヴィオの食事光景を見守りながら思い人を待ち続ける。
(もしかしたら今帰ってきてくれるかもしれない・・)
その思いは果たされることのないまま、1時間が過ぎた。

(帰ってくる、もうすぐ帰ってくる・・)
なのはは自分に言い聞かせ続ける。
その時、呼び鈴が鳴る。
「フェイトちゃん・・!?」
なのはは慌ててリビングを出る。
(やっとフェイトちゃんに会える、フェイトちゃんに・・・!)
部屋のドアを開ける。
「フェイトちゃ・・・ん・・・・・」
「悪いな、テスタロッサじゃなくて」
開いたドアの向こうにいたのはフェイトではなく、ヴィータだった。
「ゴメンね、その・・フェイトちゃんが今日帰ってくるから、てっきりフェイトちゃんだとばかり・・・」
「気にしてねぇよ。ヴィヴィオはいるか?」
「うん、ちょっと待ってて。すぐ呼んでくるから」
なのはがヴィヴィオを呼びに行くより早くヴィヴィオが姿を見せる。

949 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 18:14:42 ID:WbLKaAEH
「もう、遅いよヴィータお姉ちゃん」
「あたしだって色々都合とかあってだな・・・つーわけだから、邪魔するぞ」
「ヴィータお姉ちゃん、早く早く!」
「コラ、引っ張るなって!」
ヴィータを引っ張ってヴィヴィオは自分の部屋に戻る。
なのははその光景を見守りながら少し寂しげだった。
「会いたい人にすぐ会えるのは羨ましいな・・」
リビングに戻るとソファーにゆっくりと腰掛ける。
(小さいころはあんな風にフェイトちゃんと会えたのに・・・
分かってるのに。私もフェイトちゃんも立場がある大人なんだから。
昔のように会いたい時に会いに行ける訳じゃないなんて分かりきってるのに・・・
早く、早く会いたい・・フェイトちゃん・・・)
なのはは一人、無意識に夢の中身を委ねるのだった。

(なんだろう、温かくて優しくて、私がずっと知っているぬくもり・・・)
「お目覚めですか、お姫様?」
いつも聞いてるのに懐かしい声・・・
「フェイト、ちゃん・・・・?」
「ゴメン、随分遅くなっちゃった」
目の前にフェイトがいることに気付くなのは。
そしてつい先ほどの暖かい感触を思い出す。
「・・・フェイトちゃん、私が寝てる間に何かしなかった?」
「気付いてるくせに」
なのはの問いかけを意地悪く切り返すフェイト。
「バカぁ!」
手近にあったクッションをフェイトに投げつける。
「わ、もう・・なのは。そんなの投げたら危ないよ?」
「だって寝てる間にその・・・キス、なんて・・・・///」
赤面するなのはをよそにフェイトは至って冷静だった。

950 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 18:18:09 ID:WbLKaAEH
「すっかり寝ちゃってるんだもの。そうでもしないと起きそうになかったから」
「そうだとしても、寝てる時にしなくたっていいじゃない」
「そうだね・・」
フェイトはなのはに歩み寄るとその身体を抱き寄せる。
「ふあっ・・・・///」
「起きてればいいのかな?」
「良くな・・・ん・・・・・」
なのはが抵抗するより早く、フェイトはなのはの唇を塞ぐ。
「もう、フェイトちゃんズルいよ・・そんな事されたら怒るに怒れないじゃない・・・」
諦めたようにフェイトに体を預ける。
「ゴメン、急な別用が入っちゃって」
「いいの。もう怒ってないから。あ、ご飯作ってあるの。食べるでしょ?」
「そうだね。でも・・・・」
言いかけた言葉を止めるともう一度なのはに口付ける。
「食べたいものが違うかな?」
「食べるってそういう意味、なの・・?」
なのはの抵抗を気にしないまま、なのはが座っていたソファーに押し倒す。
「フェイトちゃん、意地悪になった・・・」
「なのはが可愛くなったからかな」
「すぐそうやって誤魔化す・・」
なのはが不満そうに顔を背ける。
「なのは、愛してる・・」
(まただ・・フェイトちゃんのあの目に見られるたび全部許せちゃう・・・)
「フェイトちゃん、ずっと一緒にいてね・・・?」
「分かってる、ずっと一緒にいる」
2人だけのリビングで、2人は身体を重ねるのだった。

951 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 18:18:57 ID:WbLKaAEH
(今入ると不味いよな・・・ちょっと飲み物を取りに来ただけなんだが・・・)
リビングの入り口で立ち往生するヴィータ。
「流石に今入るほど空気読めない訳じゃないし・・」
「入らないの?」
ヴィヴィオがヴィータの後ろから声をかける。
「ヴィヴィオ!?いや、その・・・今は入っちゃダメなんだよ。ママ達が重要な話してるから」
しどろもどろで誤魔化すヴィータ。
「とにかく、部屋に戻るぞ!」
ヴィータは強引にヴィヴィオを部屋に押し込める。
「ったく、あいつら・・・子供の前でぐらい自重するとかないのか・・・・」
「大丈夫だよ、いつものことだから」
「・・・・・マジで?」
まるで見慣れた光景だと言わんばかりに落ち着いているヴィヴィオだった。
「確か前見た時はこんな感じだったかな」
ヴィヴィオは以前見た光景を思い出しながらヴィータを抱きしめる。
「お、おい・・ヴィヴィオ・・・?」
「なのは、愛してる」
ヴィータの混乱をよそに、ヴィヴィオがヴィータにキスをする。
「・・以上、フェイトママの真似〜」
「・・・・・そう、か・・・・・・」
ヴィータはそれ以上聞く気にもなれなかった。

952 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 18:19:58 ID:WbLKaAEH
翌朝・・・・
「お前らが何しようと自由だけどよ、少しぐらい自重するべきだと思うんだが・・・」
「別に変わったことなんてしてないよ?ね、なのは?」
「うん、いつもどおり」
食堂でなのはとフェイトに文句を言うヴィータ。
ヴィヴィオの手前、細かく言えない状況を悔やむ。
「ヴィータ、気にしたら負けやよ」
「気にしてるのはあたしだけなのかよ・・・」
はやても特に気にしている様子はない。
「あのね、昨日ヴィータお姉ちゃんに一杯遊んでもらったの」
嬉しそうに昨日の話をするヴィヴィオ。
「ま、悪くないか・・」
ヴィヴィオに懐かれてまんざらでもない様子のヴィータ。

それは6課のいつもの日常のほんの一コマ。



FIN

953 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/09(土) 18:23:26 ID:WbLKaAEH
以上です。

王子様なフェイトさんが書きたかったんだけど、どう見てもナンパ師です。本当に(ry
と思ったが、振り向いたら負けだと思った。
ヴィヴィオ×ヴィータがこっそりマイブームだったりする。


書くもの書いたので後続の人にスレ立てとか任せました。
2010年02月27日(土) 05:57:47 Modified by ami_solger




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