31-074
74 :名無しさん@秘密の花園:2010/04/23(金) 18:57:54 ID:LTc/Do7z
似た者同士だけど、なのはさんの方が行動に遠慮がないイメージだからバス待ちだとこんな感じになる。
「なのは、寒くない?」
「うん、思ったより冷えるねー。もうちょい着てくればよかったかな」
「これ着て」
「えっ、いいよいいよ!フェイトちゃんが寒くなっちゃうもん」
私の上着を脱いで差し出そうとするとなのはは慌てて断ってきた。
でも、なのはが寒い方が私は嫌だ。と問答していると何かを思いついた笑顔。
まずはしっかり着るように言われて、仕方無しに脱ぎかけていた上着の片袖に腕を通す。
「じゃー、こうしてっと」
なのはは私の前に立ち、背中をぽすんと預けてきた。
ああ、なるほど。どうすればいいのか分かった。
腕をなのはの首の下にそっと回して抱きしめる。
「にゃはは、あったかいね」
「うん、あったかい」
心も体もなのはのぬくもりでホカホカだ。
このままバスが来なければいいのにな、なんてことすら考えてしまっていた。
似た者同士だけど、なのはさんの方が行動に遠慮がないイメージだからバス待ちだとこんな感じになる。
「なのは、寒くない?」
「うん、思ったより冷えるねー。もうちょい着てくればよかったかな」
「これ着て」
「えっ、いいよいいよ!フェイトちゃんが寒くなっちゃうもん」
私の上着を脱いで差し出そうとするとなのはは慌てて断ってきた。
でも、なのはが寒い方が私は嫌だ。と問答していると何かを思いついた笑顔。
まずはしっかり着るように言われて、仕方無しに脱ぎかけていた上着の片袖に腕を通す。
「じゃー、こうしてっと」
なのはは私の前に立ち、背中をぽすんと預けてきた。
ああ、なるほど。どうすればいいのか分かった。
腕をなのはの首の下にそっと回して抱きしめる。
「にゃはは、あったかいね」
「うん、あったかい」
心も体もなのはのぬくもりでホカホカだ。
このままバスが来なければいいのにな、なんてことすら考えてしまっていた。
2010年07月25日(日) 16:19:46 Modified by sforzato0