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32-755

755 :名無しさん@秘密の花園:2010/06/30(水) 23:15:18 ID:wD3ufEbp
ViVidのなのはさんが可愛すぎて生きるのが辛い。
ということで、模擬戦が引き分けで終わったと仮定して妄想してみました。
なのアイ風味の小話。



「みんな、お疲れさま〜」
『は〜い』
私が声を掛けると、返事こそしっかり返ってくるけれど皆地面に伏せって荒く息をついている。
持てる力を出し切ったのはいいことだ。
いいこと、なんだけど……

「引き分けっていまいちすっきりしないというか……もう一試合ぐらい―――」
「駄目です!」
おずおずと言い出した私にティアナがピシャリと言い放つ。
いや、分かってるよ。分かってるんだけどね。
「子ども達は特にリミッターも無しで疲れきってるんですから。
 無茶したら駄目って言ったのはなのはさんでしょう?」
「はい。……えっと……それじゃ、大人のみんな……」
全くの正論に頷くしかなくて、ぐるっと見渡していくとそれぞれに目を逸らす。
スバルはちょっとやりたそうに見えたけど上手く体が動かないみたいだ。

そして最後の砦のフェイトちゃんに目を向けると、
「も、もうご飯だからね。あとで付き合うから」
「……分かった。ありがとう」
敢え無く撃墜。仕方ない、か。しゅんと俯いた。

これ以上駄々をこねられないと顔を上げると目の前に立つ小さな影。
ギュッと自分の手を握りしめて勢い込んだ様子で、虹彩異色の瞳が私の目を見る。
「ヴィヴィオさんのお母様!」
「アインハルトちゃん?」
「私で良ければお相手願えませんか?」
「え……でも、結構ダメージが……」
「もう大丈夫です!それにヴィヴィオさんのお母様が一緒なら……」
「うーん、まあ、そうだね。私が気をつけてれば大丈夫かな。それじゃ、やろっか♪」
全力での戦闘は難しいけれど、この子の力をもっと見たいと教官魂が疼きだす。
たのしみたのしみ♪
「はい!ヴィヴィオさんのお母様!」
「あ、その呼び方長いでしょ。名前でよんで。私、なのはだよ」
「は、はい……なのは、さん」
「うん、アインハルトちゃん♪じゃあ、向こう行こっ!」
「はい!」

ヴィヴィオより少し大きいくらいのちっちゃな手を引いて、
戦闘の出来る場所へと飛ぼうとしたその時―――


756 :名無しさん@秘密の花園:2010/06/30(水) 23:15:58 ID:wD3ufEbp

「「駄目〜〜〜〜〜!!!!!」」

聞き慣れた声が重なり響いた。

「な、なのは!私もう動けるから!やっぱりまだ動き足りないなって!」
「アインハルトさん!私ともお手合わせお願いします!」
フェイトちゃんもヴィヴィオもなんだか必死な様子だ。
どうしたんだろう、とアインハルトちゃんの方を見ても不思議そうに首を傾げていた。
まあ、いっか。

「それじゃ、四人一緒にやろうか!」
「はい!」
アインハルトちゃんからは良い返事が返ってきたけれど、他の二人は苦笑いしている。
他の面々を見てもそんな感じだ。
「なのはさーん、やりすぎないようにしてくださいねー」
「わかってまーす♪」
呆れた声を掛けてくるティアナに返事を返し、
闘いの予感に胸をときめかせながら手を繋いで飛び立つのだった。
2010年07月25日(日) 19:16:18 Modified by sforzato0




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