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950 :名無しさん@秘密の花園:2010/07/10(土) 03:23:20 ID:h/Ab+9ml
私、見てしまったんです……。
ヴィヴィオさんがリオさんとコロナさんにキスをしているところを……!
私はそれを見た瞬間、目の前が真っ暗になってしまって。
気がついたらこんなところまで走って逃げてきていました。
「わ、私は……」
頬を引っ張ってみたり、叩いてみたり、覇王断空ってみたりしましたが、
軽く気を失いそうになる程度で、夢という訳では無さそうでした。
「ヴィヴィオさん……」
私にはヴィヴィオさんがあんなことする人だとは思えません。
きっと何かの間違いだったのでしょう。
ほら、実際はキスしていないのに角度でキスしているように見えただとか。
「アインハルトさん……」
と、そのとき目の前に現れたのは、いま一番会いたくて会いたくない人。
ヴィヴィオさん本人が、私をその瞳に映していました。
後ろにはリオさんとコロナさんを率いています。
いえ、その更に後ろには見たこともない女性が……まだ増える?
「ヴィヴィオさん、貴女は……」
私は言い知れぬ恐怖を感じていました。
気づけば回りを女性に取り囲まれ、その女性たちの円の中心にはヴィヴィオさんが。
「アインハルトさん、どうですか?」
ヴィヴィオさんの言うこと、訳がわかりません。
何がどうですか、なのでしょうか。
その疑問をよそに、ヴィヴィオさんは私に1歩2歩と歩み寄り……。
ちゅっ……ちゅぅぅ……
「!?!?!?」
ヴィヴィオさんに、唇を奪われてしまいました。
私のファーストキスが……ヴィヴィオさんに……。
初めてのキスに感じてしまい、更には舌まで咥内に差し込まれ。
朦朧とする意識の最中、ヴィヴィオさんは提案します。
「私の第一婦人……私の正妻になりませんか?」
それを聞いて思い出しました。
そういえば、聖王は多妻制であったことを。
すでにこの学園の女性全てを篭絡していたのですね……。
そして、私も貴女の虜に……。
目が覚めたら、私は貴女の正妻になっていることでしょう。
そのときはヴィヴィオさん、私を愛してくれますか……?
私、見てしまったんです……。
ヴィヴィオさんがリオさんとコロナさんにキスをしているところを……!
私はそれを見た瞬間、目の前が真っ暗になってしまって。
気がついたらこんなところまで走って逃げてきていました。
「わ、私は……」
頬を引っ張ってみたり、叩いてみたり、覇王断空ってみたりしましたが、
軽く気を失いそうになる程度で、夢という訳では無さそうでした。
「ヴィヴィオさん……」
私にはヴィヴィオさんがあんなことする人だとは思えません。
きっと何かの間違いだったのでしょう。
ほら、実際はキスしていないのに角度でキスしているように見えただとか。
「アインハルトさん……」
と、そのとき目の前に現れたのは、いま一番会いたくて会いたくない人。
ヴィヴィオさん本人が、私をその瞳に映していました。
後ろにはリオさんとコロナさんを率いています。
いえ、その更に後ろには見たこともない女性が……まだ増える?
「ヴィヴィオさん、貴女は……」
私は言い知れぬ恐怖を感じていました。
気づけば回りを女性に取り囲まれ、その女性たちの円の中心にはヴィヴィオさんが。
「アインハルトさん、どうですか?」
ヴィヴィオさんの言うこと、訳がわかりません。
何がどうですか、なのでしょうか。
その疑問をよそに、ヴィヴィオさんは私に1歩2歩と歩み寄り……。
ちゅっ……ちゅぅぅ……
「!?!?!?」
ヴィヴィオさんに、唇を奪われてしまいました。
私のファーストキスが……ヴィヴィオさんに……。
初めてのキスに感じてしまい、更には舌まで咥内に差し込まれ。
朦朧とする意識の最中、ヴィヴィオさんは提案します。
「私の第一婦人……私の正妻になりませんか?」
それを聞いて思い出しました。
そういえば、聖王は多妻制であったことを。
すでにこの学園の女性全てを篭絡していたのですね……。
そして、私も貴女の虜に……。
目が覚めたら、私は貴女の正妻になっていることでしょう。
そのときはヴィヴィオさん、私を愛してくれますか……?
2010年07月25日(日) 19:25:19 Modified by sforzato0