Wiki内検索
メニューバーA
タグ
11-471 28-206 28-342 28-519 304 428 458 47 532 6-502 913 aa gbhs4w75 mspuqpiv pluto ピチピチ ◆1gx5q3ma8y ◆34ietljps6 ◆6gzt0d6rrc ◆8giervnano ◆9oq0gi8lfs ◆gtd5kcksn. ◆jhf0qdqssc ◆k1m2.fa0dm ◆nna2fui0zk ◆okpddn8iwc すいもう すずか すずか×アリサ なのは なのは×ティアナ なのは×フェイト なのはフェイトの娘 はやて はやて×すずか はやて×カリム アギト アクエリアス アリサ アリサ×すずか アリシア アルキメデス アルフ ウーノ ウェンディ エイミィ エリオ エロ オットー カリム キャロ キャロ×フェイト ギンガ ギンガ×フェイト クアットロ シグナム シグナム×ティアナ シャーリー シャッハ シャマル シャマル×キャロ スバル スピノザ セイン セッテ チンク ティアナ ティアナ×なのは ディード ディエチ デバイス トーレ トーレ×セッテ ドゥーエ ドクター ナカジマ家 ナンバーズ ノーヴェ バルディッシュ フェイト フェイト×なのは フェイト×ギンガ プレシア ヤンデレ ユーノ ユーノ×ロッサ ヨン◆h7y.esozi リインツヴァイ リイン初代 リンディ ルーテシア レイジングハート レティ ロッサ ヴィータ ヴィヴィオ ヴィヴィオ×なのは 或る捜査官 恭也 空気ブレイカー 高町家 鮫島 士郎 紫水 自作絵 修学旅行 宵月 八神家 非エロ 美由希 落ちはまだ未定 薔薇
最新コメント
最近更新したページ
フリーエリア

33-155

155 :名無しさん@秘密の花園:2010/07/21(水) 21:54:04 ID:lNrnEG5q
ちょっとにゃのはさんを置いていきますね。6レス。



「にゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

休日の朝。ベッドでうとうとと微睡んでいると悲鳴のような声がして飛び起きる。
この可愛くて甘くて心に直接響くような声は―――
全速力で声の元へと向かって叫ぶ。

「なのは!!」

洗面所にぺたりと座り込みこちらを涙目で見上げているのは世にも可愛い生き物だった。
いや元から次元世界一可愛いんだよ?
クリっとして真っ直ぐな光を放つ綺麗な瞳も、プルンとした思わず奪ってしまいたくなる唇も、
ずっと撫でていたくなるような艶のあるいい匂いのする髪も、なのはを構築するその全てが私を惹きつけてやまない。
なのは可愛いよなのは。
……………………しまった。脱線した。
そんななのはの形の良い頭に猫耳が。
鍛えられキュッと締まった、それでいて女性らしい丸みを帯びたおしりから尻尾が生えている。
鼻血出してもいいですか。

「……ふぇいとにゃん……」

いや、それどころじゃない。か細い声を聞き我に返る。なのはが泣きそうだ。
床に膝をつき、目線の高さを合わせて声をかけた。

「なのは、それどうしたの?」
「分かんにゃい……起きたらこうにゃってて……」

ふむふむ、それで鏡を見て驚いて声を上げたと。
口調も猫っぽいのはどう考えてもわざとじゃないよね。
可愛さのあまり何もかもがどうでも良くなりそうな気持ちを抑えて検証する。

「本物みたいだ……」

作り物には見えない猫耳にそっと手を伸ばす。触れてみるとピクリと動いた。
指先から体温と、なのはの髪質によく似た柔らかな触り心地が伝わってくる。

「ふにゃ……」
「感覚もあるの?」
「うん、気持ちいーにゃ……」

なのはにゃんはうっとりと目を細めると私に体をすり寄せてきた。
くッ、頑張れ!頑張れ私の理性!
思うさまに撫でくり転がしたくなるのを手をワナワナさせながら堪える。
まずは状況確認。なのはの安全確保が最優先だ。
……とは言ってもこれ以上ここで出来ることもなさそうだった。
魔力反応からして何らかのマジックアイテムだとは分かるが、これが何なのかきちんと調べてもらわなければならない。



156 :名無しさん@秘密の花園:2010/07/21(水) 21:54:36 ID:lNrnEG5q
「本局に行こうか」
「うん、シャマル先生に診てもらわにゃいと……。
 とりあえずレイジングハートにサーチ掛けてもらったけど、今のとこ体に悪影響はにゃいみたい」
「そっか……」

ひとまず安堵の息をついて立ち上がりかけると、背中からトトっと軽い足音が響いてきた。

「おっはよー。ママたちこんなとこで何―――なのはママ!?」
「ヴィ、ヴィヴィオ……おはよう……」

母親の姿を視界に捉え目を丸くする愛娘に、きまり悪そうに応えるなのは。
少し呆れの入った眼差しで私の顔を見やるヴィヴィオに急いで説明する。
私の趣味じゃないよ!可愛いけど、逮捕したくなるくらい可愛いけど!そんな駄目な大人を見る目で見ないで、と内心焦りつつ。

「ふええ〜。ママかわいーね」

納得したと頷くとヴィヴィオはなのはの耳をぽふぽふと撫で始めた。

「ふにゃぁ……ヴィヴィオ、やめにゃさい」
「あはっ♪」

困ったように耳を下げるなのにゃんにゃんだったけれど、
ヴィヴィオは気にした様子もなくますます楽しそうに頭を抱き寄せるようにして撫で始めた。
可愛いなぁ可愛いなぁ。さて、私も混ざろう、と手を伸ば―――ハッ!駄目だ!

「ヴィヴィオ駄目だよ。何が起こるか分からないんだから」
「でも、全然危険はなさそうだよ」
「見た目はまあ……いや、見た目からして殺人級の可愛さだと思うんだ」
「それに賛同するのは吝かではないですが……フェイトママ的にはいつもと変わらないじゃない」
「確かに……」

それもそうだと頷く。
可愛さで人を殺せるのなら私は疾うの昔に死んでいる。というか全人類が死滅してるよね。
なのは可愛いよなのは。

「も〜!!にゃに言ってるの!!とにかく私は調べてもらいに行きますからね!」
「あ、ああ。ごめん、なのは。私も行くよ」
「ヴィヴィオはトレーニングが……帰ってきた頃にはなくなっちゃってるのかなぁ」
「そうであることを母は切に願います。ほら、早く支度しちゃいにゃさい」
「はぁい」

それから、朝食をみんなでとり、ひどく名残惜しげなヴィヴィオを見送ってから私達も出かけることにする。
ちなみになのはは、白のつばの広い帽子と同じく白のロングワンピースで耳と尻尾は隠している。
髪も下ろしていて、どこぞの清楚なお嬢様といった風情だ。
いや、天使かな。ああでもそれは元からだっけ。

「なのは、なのはが眩しすぎて真っ直ぐ見られないよ」
「あー、ごめんね。今日、日差し強いもんね。白じゃない方が良かったかにゃ……」



157 :名無しさん@秘密の花園:2010/07/21(水) 21:55:18 ID:lNrnEG5q
思わず口から出た私の心からの言葉に全く見当違いの謝罪が返ってきた。
違う!光の反射が眩しいんじゃなくてなのは自身が眩しいんだ!!
と力説しても理解してくれないのはいつものことなので、「ううん、似合ってるからいいよ」とだけ言っておく。
するとなのははにゃははと照れ笑いを浮かべた。
なのはかわ(略


急いで、けれど安全運転で車を走らせ本局に辿り着く。
出掛けに確認をとったら、本日シャマル先生は医務室に詰めているということだったので、
挨拶をしながら入って行くと、白衣を着たシャマル先生が椅子に座ったままくるりと振り返った。
そして、なのはは促されるままにシャマル先生の前に座り、恥ずかしげに猫耳を見せた。

「あの……シャマル先生、これなんですが……」
「あらあら、フェイトちゃんと猫プレイをしてたら取れなくなっちゃったのかしら」
「違います!さっき説明したじゃにゃいですか!?」
「ふふっ、分かってます。なるほど、その言葉遣い無意識に出ちゃうのね。耳はその形状で……ちょっと触るわね」
「はい。……んにゃ……にゃぁ……にゃ……ん……」

怯えたようにギュッと目を閉じるなのはの猫耳を、サワサワとシャマル先生は撫でていく。
声を抑えようとしているようだが小さく漏れてしまっている。
なんだか手つきがエロチックだ。私も医者になりたいな。なのは専属の。
と心配しながらも羨ましく思い二人を眺めていると、診察をしてコンソールを叩いていたシャマル先生が頷いた。

「うん、やっぱり。ロストロギアね。同様の症例が以前にも確認されているわ」
「え!?」
「危険なんですか!?」
「うーん、実害はないと言えばないわよ。今の状態が続くからなのはちゃんは困るだろうけど」
「もちろん困りますよ!解除の方法は!?」
「…………残念ながら今のところは。過去の例ではある日突然消えていた、
 というケースが確認されているけれど、具体的な方法は分かっていないのよ」

申し訳なさそうに言うシャマル先生の言葉に茫然自失となるなのは。
それから一日を検査に費やしても成果は得られず、自宅へ帰ってからもどんよりしていた。
ヴィヴィオはにゃんこのまま帰ってきたなのはに一瞬喜びの表情を見せたけれど、落ち込んでいるなのはを見て慰めようとする。
なのはもそんなヴィヴィオに応えて笑顔を見せつつも、どこか無理をしているようだった。



158 :名無しさん@秘密の花園:2010/07/21(水) 21:56:33 ID:lNrnEG5q
「うにゃ……」
「なのは……」

ヴィヴィオも眠って二人になると再び背を丸め、落ち込んだ表情を見せるなのはにどう声を掛けていいか分からない。
ソファに座り、寄り添ってきたなのはに膝枕をしてそっと頭を撫でる。

「こうして甘えられるから、にゃんこも悪く無いにゃ……」

私の手に耳を擦りつけるようにして言うなのはだったけれどその目は寂しげで。

「そんなふうには見えないよ……」
「……嘘じゃないよ。でも、これじゃ自分のにゃまえも言えにゃいからそれはちょっと、ね……」
「私が呼ぶよ!なのはが言えなくても寂しくないように何度だって……!」
「フェイトにゃんは優しいにゃ……だから好き……」
「あ……なのは。ん……」

なのはは微笑むと私の膝によじ登るようにして唇を触れ合わせた。
一度触れて、それから唇をぺろぺろと舐めはじめる。
胸の高鳴りで息苦しくなりながらも力を抜いて受け入れる。

「はぁ……なのは……」
「フェイトにゃんまた泣いてる……」
「うん、いつもごめん……」

なのはに求められるといつも感情が高ぶって涙を零してしまう。
そんな私をどこまでも優しい目でいとおしげに見つめると、なのははまなじりの辺りをペロッと舐めた。

「くすっ、しょっぱいにゃ……」
「なのはっ……!」

どうしようもないくらい大好きな人を感情のままに抱きしめた。
首筋に顔を埋めると甘やかな香りが鼻腔を通り抜けてくらくらする。
しなやかな肢体に酔っていると手の甲を何かでくすぐられた。
髪かな?と少し不思議に思い触れてみると、「にゃあ!?」となのはが声を上げ、触れたものはピクッと跳ねた。
尻尾だったみたいだ……。

「ご、ごめん。痛かった?」
「にゃ……よくわかんにゃいけど、ぞわぞわして」

か細い声で答えるなのは。
もしかして気持ちいいのかもとゆるゆると手を動かし尻尾を撫でてみる。

「ふにゃ!?……にゃ、にゃぁ……ふあっ」

なのはは高い声をあげて腕の中でふるふると震える。
その瞳は潤んでいて、頬は色っぽく赤みが差している。
多分気持ちいいんだろう。と見当をつけて、慎重に探るように尻尾とお尻をまさぐっていった。



159 :名無しさん@秘密の花園:2010/07/21(水) 21:57:04 ID:lNrnEG5q
「ああっ!ひゃっ!?にゃ、ああっ……」
「なのは……気持ちいい?」
「うんっ!フェイトにゃんの手、好き……あっ、やっ……」

徐々に高ぶっていく声にひどく昂奮して、尻尾に触れる手はそのままに
もう片方の手を下へと下げていくと、すぐに熱く潤みきった箇所へと行き当たった。
下着の横から指を差し入れ直接触れる。
ぬりゅぬりゅと愛液を指にまとわりつかせるように秘裂をなぞっていくと、一層震えが激しくなった。

「にゃああ!あっ、ふぁああっ!フェイトにゃん、いいよぉ……!気持ちいい……」」
「は……なのはっ」

あからさまに感じてる声。
私も熱くて熱くて声が掠れる。
衝動に任せて唇を奪い、舌を絡めとる。
くちゅくちゅという水音が上からも下からも淫靡に響く。
やわらかななのはの唇に、舌に、秘部の感触に囚われ頭が真っ白になる。

「んくっ……にゃあっ!フェイトにゃん!や、はあっ……にゃああっ!」
「なのはっ、なのは……!」
「ふぇいとにゃ……や、は、ああっ、にゃあああああ――――」

ピインと尻尾が伸び、大きく体を仰け反らせるとなのははビクンと体を跳ねさせた。
数回体を震わせた後、力が抜けたように私にもたれかかってきた。
しばらく荒い息をついていたなのはだったけれど、そのうちに静かな寝息を立てだした。
私は少しの間抱きしめて余韻を楽しむと、汗や愛液を拭き取ってベッドへと運んで行く。


「ふみゃ……」

猫のように軽く丸くなって眠っているなのはの髪を梳く。
寝言のような吐息を聞きながらそうしていると愛しさで胸が満たされる。
早く元に戻れるに越したことはない。
けれど、例えこのままでも、なのはの悲しみが少しでも減るようにずっと守っていこうと誓いを新たにする。

そして、

「なのは、私はどんな姿になってもなのはのことが好きだよ」

起こしてしまわないようにそっと囁くのだった。




160 :名無しさん@秘密の花園:2010/07/21(水) 21:57:40 ID:lNrnEG5q
終わり?

どうしよう、この猫耳教導官……。
2010年08月07日(土) 02:54:51 Modified by sforzato0




スマートフォン版で見る