33-998
998 :名無しさん@秘密の花園:2010/09/16(木) 00:01:37 ID:zPt7Q06/
「あれ……?」
「なのは、なんかあったの?」
「あはは、下駄箱に何も入ってないのも久しぶりだなって」
「ふーん、珍しいわね」
「うん、でもちょっと助かるよ。気持ちは嬉しいけど、返事が大変だから」
「わざわざ返事するから大変なことになるのよ。まー、あんたなんかに手紙を送る物好きは大事にしなくちゃいけないんだろうけどね」
「にゃはは……そうだね、アリサちゃん」
(冗談よ!あんたがそんなだからみんな僅かな望みに掛けたくなるんでしょうが!!)
「……ところでフェイト。手紙、どこやったの?」
「な、なんのことだろう?」
「惚けんな!さっさと出しなさい!」
「う……は、はい」
「……ったく。なのはも困ってるんだし、いい加減あんた恋人になればいいんじゃないの?」
「えっ!?だ、駄目だよ!!私はなのはの友達なんだから!!」
「あーもー!!なんなのよあんたら!!じゃあ、私がなのはの恋人になるわよ!!」
「あ、アリサは女の子だから、駄目、だってば」
「愛があればいいのよ!!」
「あ、あい……が、あるの」
「…………そ、そーよ」
「愛、だけなら私だって負けてない!私もなのはを愛してるんだ!!」
「っっ!………………んなもん、さっさと言ってきなさいよ。本人に!」
「え、でも……」
「うるさい!言わなかったら、その愛は紛いもんだって世界中に言いふらしてやるから!!」
「わ、分かったよ。行ってくる、アリサ!!」
(ったく、もー、世話が焼けるんだから)
「アリサちゃん、何かあったの?」
「何でもないわよ。ちょっと余計な世話焼いてただけ!」
「ふふ、アリサちゃん優しいから貧乏くじ引いちゃうんだよね」
「うっさい!」
「でも……私はそんなアリサちゃんが好きだな」
「す、すずか……」
「私は、待つよ。いつかアリサちゃんがこっちを向いてくれるまで、ね」
「///」
中編なのフェイSSの息抜きに
会話だけだと楽だなー、読む方は逆に会話だけの方が楽な気もするけど
「あれ……?」
「なのは、なんかあったの?」
「あはは、下駄箱に何も入ってないのも久しぶりだなって」
「ふーん、珍しいわね」
「うん、でもちょっと助かるよ。気持ちは嬉しいけど、返事が大変だから」
「わざわざ返事するから大変なことになるのよ。まー、あんたなんかに手紙を送る物好きは大事にしなくちゃいけないんだろうけどね」
「にゃはは……そうだね、アリサちゃん」
(冗談よ!あんたがそんなだからみんな僅かな望みに掛けたくなるんでしょうが!!)
「……ところでフェイト。手紙、どこやったの?」
「な、なんのことだろう?」
「惚けんな!さっさと出しなさい!」
「う……は、はい」
「……ったく。なのはも困ってるんだし、いい加減あんた恋人になればいいんじゃないの?」
「えっ!?だ、駄目だよ!!私はなのはの友達なんだから!!」
「あーもー!!なんなのよあんたら!!じゃあ、私がなのはの恋人になるわよ!!」
「あ、アリサは女の子だから、駄目、だってば」
「愛があればいいのよ!!」
「あ、あい……が、あるの」
「…………そ、そーよ」
「愛、だけなら私だって負けてない!私もなのはを愛してるんだ!!」
「っっ!………………んなもん、さっさと言ってきなさいよ。本人に!」
「え、でも……」
「うるさい!言わなかったら、その愛は紛いもんだって世界中に言いふらしてやるから!!」
「わ、分かったよ。行ってくる、アリサ!!」
(ったく、もー、世話が焼けるんだから)
「アリサちゃん、何かあったの?」
「何でもないわよ。ちょっと余計な世話焼いてただけ!」
「ふふ、アリサちゃん優しいから貧乏くじ引いちゃうんだよね」
「うっさい!」
「でも……私はそんなアリサちゃんが好きだな」
「す、すずか……」
「私は、待つよ。いつかアリサちゃんがこっちを向いてくれるまで、ね」
「///」
中編なのフェイSSの息抜きに
会話だけだと楽だなー、読む方は逆に会話だけの方が楽な気もするけど
2010年09月16日(木) 01:26:06 Modified by sforzato0