よーし任せろ


一号「それじゃあブラックメール、そーしん♪」
なのは「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

フェイト「ん？　メール……誰だろうこれ。あ、さっきデバイス探してた人か。探すのにバルディッシュからコールしたからアドレスわかったのかな？」

『さっきはぁりがとぅござぃました(はぁと)　もしよろしかったら今度ぉ食事に行きませんか？？？　ぉ礼にぉごりますよぉ↑↑』

フェイト「……えと、返信しないと……」

『いえいえ、どういたしまして。デバイスが見つかってよかったです＾＾　お食事のお誘いもありがとうございます。ですが、お礼をしていただくようなことは何もしていませんし、お気持ちだけいただきますね。それでは、またご縁がありましたら。』

一号「ちょっ、え！？　断られた！？」
なのは「……フェイトちゃん？」
一号「まっ、まだだ！」

『そぉですか…(T_T)　それじゃぁワリカンならどぉですか？？！　郊外にぉぃしぃぉ店があるって友達からきぃたんですっ(≧∇≦)』

フェイト「へぇ……おいしいお店はちょっと気になるなぁ」

『そんなに良いお店なんですか？　ちょっと気になります…。ですが、申し訳ありませんが仕事のない時は極力家にいたいのでお気持ちだけで…。もしよければそのお店のこと、またいつか教えてくださいね＾＾　それでは』

一号「嘘だろっ！？　何で誘いに乗らないんだ！」
なのは「フェイトちゃん……」
一号「こうなったら最後の手段だ！」

『本当のこと言ぃますね。ぁたし、ぁなたにヒトメボレしちゃぃました(はぁと×3)　お願いします、でぇとしてもらぇませんか？？？』

フェイト「一目惚れ！？　うーん……」

『すみません。私には恋人がいるので、あなたのお気持ちには応えられません。ですが、恋人ではなく友達として、これからもお付き合いしていきませんか？』

一号「だぁーッ！！　こんなんなったらもうどうしようもねぇだろ！　やってられるか！　撤収だ撤収！」
なのは「フェイトちゃん……！」ﾊﾟｱｱ

フェイト「ただいまー」
なのは「おかえりフェイトちゃーんっ！」
フェイト「わぷっ、危ないよなのは。どうしたの？」
なのは「なんでもなーい♪」
フェイト「……？」
なのは「ふふふ♪」
フェイト「……まあいいや。実はさっきデバイスを無くした人に会ってね――」



とりあえずこんな風になるかなと思った。