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フェイト「あ、ちょっと待ってレヴィ。はい、これ」
レヴィ「ん? おおー! これはまんまるじゃないか! それもこの赤黒い色はまさか!」
フェイト「うん、りんご味だよ。シュテルと色が被っちゃったけど、よかったらユーリに。」
レヴィ「もしかしてオリジナル、この前僕が言ってたこと覚えてたの?」
フェイト「うん。その飴をみんなで食べるんだよね? それならユーリの分もあるといいと思って」
レヴィ「さすが僕のオリジナルだ! わかってるじゃないか! 感謝するぞ!」
フェイト「どういたしまして。でもできるだけ早めに食べてあげてね」
レヴィ「わかった! それじゃ、これは感謝のシルシだよ」
フェイト「え……?」
チュッ
なのは「」
シュテル「」
シグナム「」
はやて「わーお」
ディアーチェ「な、……何をやっとるか貴様はーッ!!」
ユーリ「……大胆ですね、レヴィ」
レヴィ「えー? だって何かしてもらったらお礼はこうするものだってシュテるんがー……」
シュテル「……確かに言いましたが、それは私に限ってのことです。他人にまでするとは……」
ディアーチェ「いったいレヴィに何を教えとるんだ貴様……」
シュテル「当然、レヴィを私好みに調教してるだけですよ?」
なのは「フェイトちゃん! しっかりして!」
フェイト「だ、大丈夫……いきなりでびっくりしただけだから……」
シグナム「レヴィ。確か私ともまた遊ぶ約束をしていたな……今から遊んでやる。覚悟はいいか……!」
レヴィ「えー? ちょっとブシドーの人、怒ってない? 僕怖いよ……」
なのは「レヴィ、私とも遊ばない? ちょーっとお話聞かせてほしいなぁ……」
レヴィ「ナノハも!? た、助けてシュテるーん!」
シュテル「ええ、大丈夫です。あなたは私が守ります。ですからお礼はお忘れなく」
ディアーチェ「まだ言うか貴様! レヴィに妙なことを吹き込むでないわ!」
シュテル「……ちっ」
ディアーチェ「今舌打ちしたな? 貴様やっぱり我を尊敬などしておらんのだな?」
シュテル「いいえ、尊敬していますよ」
ディアーチェ「白々しいわ! 貴様そこに直れ! 我がエルシニアクロイツの錆としてくれる!」
シュテル「今忙しいので後にしてもらえますか、ディアーチェ」
ディアーチェ「何だとぉッ!?」
シグナム「レヴィ、貴様逃げるな!」
なのは「おとなしくすれば何もしないよ!」
レヴィ「やだよー! 絶対痛いことするじゃーん!」
フェイト「あの、あのっ、みんな落ち着いて……!」
はやて「賑やかやねぇ」
ユーリ「はい、皆さんとても楽しそうで何よりです」
キリエ「賑やかなのはいいけど、さっきから後ろのほうで執務官がすごい睨んできてるんですけど……W・S・B(私、知ーらない。バイバーイ)!」
アミタ「あ、ちょっとずるいですよキリエ! あとその3文字は無理矢理すぎませんか!?」
2012年04月28日(土) 13:45:53 Modified by sforzato0