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昼下がり、ポカポカ陽気に包まれながらシュテルは読書の時間を楽しんでいました。
キチンと正座をし、片手でページを捲ります、もう片方の手は飲み物を取る・・・のではなくシュテルに膝枕をしている青髪の少女レヴィの頭を優しく撫でていました、どうやら2人で読書タイムのようです、レヴィの頭を一通り撫でた後両手で本を支えます。
そのレヴィも読書を楽しんでいました、読んでいるのはシュテルが読んでいる文字だらけの本じゃなくて漫画ですが、一応読書です、時々シュテルに頭を撫でてもらいながらまったりと過ごしていました。
「ねぇねぇシュテルん」
レヴィの呼びかけに本にしおりを挟み隣に置き、なんですか?とレヴィの頭を撫でながら聞きます。えへへー♪と満面の笑みを浮かべながら読んでいた漫画をシュテルに差し出します。
「これかっこいいよね!」
「ふむ・・・」
シュテルが見たのは漫画の一場面でした、騎士が姫の手の甲にキスをしています
「騎士の誓いですか」
「うん!かっこいいよね!」
シュテル自身もこのシーンに憧れを感じました、確かナノハとフェイトもしていましたね・・・ぽ〜っと考えてるとレヴィが不意にこんな提案をしました。
「これやろうよ!!」
「えっ」
「僕騎士の役!シュテルんはお姫様ね!♪」
急な提案に驚きますが、すぐに冷静になり
「そうですか・・・では着替えます」
「え?このままでやらないの?」
目を丸くするレヴィに口元を緩め、待機モードのルシフェリオンを取り出し、全身が光で包まれまれ黒を基調としたバリアジャケット姿になります。
「ロングスカートの方がお姫様という雰囲気がよりでると思いまして」
両手でスカートを摘みお辞儀をレヴィにします、レヴィは満面の笑みを浮かべ、シュテルに親指を立てながら褒めちぎります。
「さすがシュテルん!♪賢い♪」
「えっへん」
「よーし♪僕も♪」
バルニフィカスを取り出し、レヴィも変身します。
変身が終わり、自分のマントをまじまじと見ながらシュテルに話します。
「そういやマントって騎士っぽいよね、やっぱり僕ってかっこいい♪」
「・・・そうですね」
フェイトもしていますが・・・とは言いませんでした、レヴィがいらない対抗心を燃やしてしまうからです。
「ねぇねぇ、どうやる?」
「そうですね・・・まずはバルニフィカスを私に」
レヴィからデバイスを受け取り、コホンっと咳払いをする、レヴィも背筋をピシッとしシュテルの言葉を待ちます。
「(レヴィ、ひざまずかなくては)」
「(あ、ごめん)」
ひざまずかなければ手の甲にキスは出来ません、念話でレヴィにひざまずいて貰い仕切り直します。
「騎士レヴィよ、貴方の日々の働きを評価し私の専属騎士に任命します」
出来るだけ威厳のあるような言い方を心がけ、言葉を選んでいきます、レヴィは真剣な顔でシュテルの言葉を聞いてるようです。
「貴方にこの新しい武器を授けます、名はバルニフィカス・・・」
レヴィに差し出し、受け取らせます。
「(レヴィ、ここで騎士の誓いですよ)」
「(騎士の誓いって何言うの?)」
シュテルもさっきまでの台詞はとっさの思いつきですから、急には考えられません。
「(もし、貴方が姫を護る事になる事を想像しては・・・)」
やはりアドバイスだけじゃレヴィは言えないかと、台詞を必死に考えるシュテルですが、不意にレヴィが言葉を紡ぎはじめます。
「僕は・・・君を護る、絶対絶対護るから!!安心して僕の隣にずっと居てよ!!お姫様!!」
彼女なりの騎士の誓いが立てられる、レヴィらしい誓いですね。と思いながら、手の甲をレヴィに見せます。
両手で手に取り、唇を近づける。何故かシュテルはドキドキしていました、頬に僅かに朱がさし、レヴィの動きをジッと見つめます。
唇が触れる瞬間、ふとレヴィが上目遣いでこちらを見ました、ニカッと笑いかけ
「僕がずっとずっと護るからね♪シュテルん♪」
そう言ってシュテルの手の甲に口づけました。
「レヴィ・・・誓いは必ず守らなては駄目なんですよ?」
「えへへー♪僕なら守れるもん♪だって僕は凄くて強くてカッコイイから!!」
シャキーンとポーズをキメるレヴィにシュテルはふふっと笑います。
「あ、そうだもう一つしたい事があるんだ」
「なんです・・・きゃ!?」
質問の答えは行動で帰ってきました、気付けはレヴィに抱きかかえられていました。



「お姫様抱っこもしてみたかったんだ♪」
「そ、そうですか///」
「うん♪騎士と言えばお姫様抱っこだからね!えっと、その後は・・・」
「ま、まだ有るんですか?///」
今度はなんだろうと少し期待をして、言葉を待っていると
「あ!そうだ!身も心も一つになるだ!」
そもそもどういう事をするのかわかっているのか、確かめようとするシュテルですが
「大丈夫!子鴉ちんに教えて貰ったから!物凄い気持ちいいんだって♪」
レヴィはわかっていました、この状態のレヴィは力尽くでないと止めれません、シュテルの考えていた初めての行為のシュミレートは色々していましたが、まっすぐで迷いの無い、ちょっと頭が残念ですが、誰よりも大好きな騎士にあっさりと破られました。
(ディアーチェ、すみませんが今このときだけは、姫と名乗る事を許して下さい)
レヴィの首に手を回しながら心の中で敬愛する主君に謝り、身をレヴィに委ねました。
2012年11月18日(日) 21:24:48 Modified by sforzato0




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