5-320
320 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 03:50:50 ID:AryorI86
>>316
GJ!
他の人もいっているが、「なのはさん」って呼ぶのが切なさを倍増させて良い。
ヴィヴィオが白(子ども)と黒(大人)を使い分けて周囲の人と接するのに萌える自分は異端ですか。
異端ついでにシグナム×アギトっぽいのを投下させていただきます。
321 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 03:51:20 ID:AryorI86
「アギト、ここにいたのか」
「・・・シグナム」
「どうした、何かあったのか?」
「別に・・・大したことじゃない」
「私でよければ話を聞くぞ?」
「・・・・・・・・・・・」
「言いたくなければ、無理には聞かないがな」
「・・・・・・・この花」
「ん? ああ、綺麗に咲いているな」
「この花、旦那が好きだったんだ」
「・・・」
「小さくて、今すぐにでも風に飛ばされてしまいそうな花だけど、
だからこそ命をつくして懸命に咲いているところが美しいって」
「そうだな・・・なんであろうと、己の使命を果たそうとしている姿は何物にも耐えがたく、素晴らしい」
「うん・・・」
「・・・ふむ」
「あっ、シグナム!? 何してんだよ!」
「なに、これだけ咲いているのだ。少し失敬しても問題ないだろう?」
「そうかもしんないけど・・・」
「では行くぞ」
「行く? どこに?」
「決まっている、騎士ゼストの墓だ。ここのところ忙しくて中々行けなかったしな。
お前もいつも私といるのだから、暫く行ってないだろう?」
「・・・いいの?」
「いいも悪いもなかろう」
「だって、敵だったから・・・」
「そんなことで悩んでいたのか」
「そ、そんなことで悪かったな」
「お前が前マスターに会いに行くことと、そのマスターに今のマスターの私が挨拶をしにいくことの何が悪い」
「あ・・・」
此処から新着
322 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 03:53:57 ID:AryorI86
「納得したのなら行くぞ」
「・・・シグナム」
「なんだ?」
「・・・・・・・・ありがと」
言葉に微笑で返すと、シグナムは背を向けて歩き出す。
その背を追いながら、アギトは心の中で思う。
ゼストが命を賭して自分を預けた相手は、間違いなくゼストの眼鏡に適う相手であることを。
そのことが誇らしく、同時にアギトには嬉しい。
「まあ、本当はアタシが旦那旦那っていってるとシグナムが嫉妬するかと思って行かなかっただけなんだけどな」
「なっ・・・私はそんなことでは嫉妬などせん」
「じゃあ、違うことでは嫉妬するんだ?」
「こ、言葉のあやだ!忘れろ!」
アギトは願い、誓う。
この仕えるべき騎士を死なせはしないと。
必ず勝利し、どの戦場からも生還させると。
自分を必要としてくれるこの人の為に。
「シグナム」
「なんだっ」
「やっぱり、ありがとな!」
シグナム振り返って見た、アギトの顔は。
かつてゼストが好きだといった花よりも数倍ゼストが好きだった、特上の笑顔だった。
323 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 03:57:16 ID:AryorI86
以上です。
アギトが段々とシグナムを信頼して好意が愛に変わっていけばいい。
テスタロッサに気をとられるシグナムにムッとして何故かユニゾンできなくなってシグナムが慌てればいい。
なんだかんだでお互いがお互いを必要としてそれが当たり前になってしまえばいい!
それにしてもフェイなののエロが書き終わらない・・・。
>>316
GJ!
他の人もいっているが、「なのはさん」って呼ぶのが切なさを倍増させて良い。
ヴィヴィオが白(子ども)と黒(大人)を使い分けて周囲の人と接するのに萌える自分は異端ですか。
異端ついでにシグナム×アギトっぽいのを投下させていただきます。
321 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 03:51:20 ID:AryorI86
「アギト、ここにいたのか」
「・・・シグナム」
「どうした、何かあったのか?」
「別に・・・大したことじゃない」
「私でよければ話を聞くぞ?」
「・・・・・・・・・・・」
「言いたくなければ、無理には聞かないがな」
「・・・・・・・この花」
「ん? ああ、綺麗に咲いているな」
「この花、旦那が好きだったんだ」
「・・・」
「小さくて、今すぐにでも風に飛ばされてしまいそうな花だけど、
だからこそ命をつくして懸命に咲いているところが美しいって」
「そうだな・・・なんであろうと、己の使命を果たそうとしている姿は何物にも耐えがたく、素晴らしい」
「うん・・・」
「・・・ふむ」
「あっ、シグナム!? 何してんだよ!」
「なに、これだけ咲いているのだ。少し失敬しても問題ないだろう?」
「そうかもしんないけど・・・」
「では行くぞ」
「行く? どこに?」
「決まっている、騎士ゼストの墓だ。ここのところ忙しくて中々行けなかったしな。
お前もいつも私といるのだから、暫く行ってないだろう?」
「・・・いいの?」
「いいも悪いもなかろう」
「だって、敵だったから・・・」
「そんなことで悩んでいたのか」
「そ、そんなことで悪かったな」
「お前が前マスターに会いに行くことと、そのマスターに今のマスターの私が挨拶をしにいくことの何が悪い」
「あ・・・」
此処から新着
322 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 03:53:57 ID:AryorI86
「納得したのなら行くぞ」
「・・・シグナム」
「なんだ?」
「・・・・・・・・ありがと」
言葉に微笑で返すと、シグナムは背を向けて歩き出す。
その背を追いながら、アギトは心の中で思う。
ゼストが命を賭して自分を預けた相手は、間違いなくゼストの眼鏡に適う相手であることを。
そのことが誇らしく、同時にアギトには嬉しい。
「まあ、本当はアタシが旦那旦那っていってるとシグナムが嫉妬するかと思って行かなかっただけなんだけどな」
「なっ・・・私はそんなことでは嫉妬などせん」
「じゃあ、違うことでは嫉妬するんだ?」
「こ、言葉のあやだ!忘れろ!」
アギトは願い、誓う。
この仕えるべき騎士を死なせはしないと。
必ず勝利し、どの戦場からも生還させると。
自分を必要としてくれるこの人の為に。
「シグナム」
「なんだっ」
「やっぱり、ありがとな!」
シグナム振り返って見た、アギトの顔は。
かつてゼストが好きだといった花よりも数倍ゼストが好きだった、特上の笑顔だった。
323 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 03:57:16 ID:AryorI86
以上です。
アギトが段々とシグナムを信頼して好意が愛に変わっていけばいい。
テスタロッサに気をとられるシグナムにムッとして何故かユニゾンできなくなってシグナムが慌てればいい。
なんだかんだでお互いがお互いを必要としてそれが当たり前になってしまえばいい!
それにしてもフェイなののエロが書き終わらない・・・。
2007年09月29日(土) 05:10:53 Modified by nanohayuri