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5-363

363 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 22:42:02 ID:ZQsywwIK
お疲れ様でしたー

そして空気も需要も読まずに投下
むしろ書き逃げ上等のノリで
アリシア×フェイト・・・?



「フェイトー、朝だよー」
ゆさゆさと私の体を揺らす。
早く起きようと急かすその声に目を覚ますと、目の前にある笑顔へと声をかける。
「おはよう、アルフ」
「おはようフェイトー」
目の前にあるのはアルフの笑顔、人懐っこい、その表情に私も笑みを漏らす。
すると、そのすぐ隣にある笑顔が私へと話しかけてくる。
「おはようフェイトっ」
「あ、おはようアリシア」
アルフの隣で微笑むのは大好きな姉さん。
私より小さな、私の大好きな姉さん、アリシアの笑顔だ。
早く食堂へ行こうと急かす二人を待たせて着替えをする。
その時、なぜか頭の隅に小さな疑問が浮かんだのだけど、それは小さすぎてなんだかわからなかったから、
だから、私は着替えを済ませると部屋を後にした。

364 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 22:43:09 ID:ZQsywwIK
「今日は3人とも随分早起きですね」
廊下で出くわしたリニスがそう驚きの声を上げる。
きっと私たちの部屋に起こしに行く途中だったのだろう。
「へへっ、私たちだってやればできるんだよ、ねー」
「ねー」
自慢げなアリシアの声にアルフが相槌を打つ。
「毎日続いてくれるのなら私も助かるのですけどね、さあ早く食事にしましょう」
そんなリニスの言葉に押されるように食堂へと入れば、すでに母さんがテーブルについて待っていた。
私の、大好きな母さん。
プレシア・テスタロッサ。
私、フェイトとアリシアのお母さん。
「あら、今日は早起き出来たのね」
そう母さんが笑顔を向ける。
嬉しそうに報告をするアリシアの髪を優しく撫でる。
そして、私に素敵な笑顔を向けてくれる。
いつもの、母さんだ。
それなのに、どうして今日は、その母さんの笑顔が、胸に痛いんだろう。
「フェイト、どうしたのですか?」
席に着かずにぼうとしていた私にリニスが心配そうに声をかける。
うん、なんでもないんだ、そう応えると私は慌てて椅子へと腰を下ろす。
手を合わせ、頂きますのお祈りをする、いつもの朝の風景。
上品に切り分けながらそれを口へと運ぶ母さん。
ぎゅっと押さえつけるとナイフとフォークで料理と格闘中のアリシア。
ほとんど手掴みで端から口中へと料理を放り込むアルフ。
そんな光景を楽しそうに眺めながら、給仕に徹しテーブルの状況にあわせテキパキと取り仕切るリニス。
本当に、いつもどうりの風景だ。
「フェイト、それ食べないのか?」
いけないいけない、また少しぼうっとしてたみたいだ。
アルフの言葉にごめんねと返事をしながら口へ運ぶ。
今日はどうしたんだろう、こんな、なんでもないいつもの様子に見とれてしまうなんて。
二人が珍しく早起きさんだったからかな?

365 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 22:44:00 ID:ZQsywwIK
「あー、フェイト、失礼なこと考えてるでしょー」
手にしたフォークを振り回すようにしながらアリシアが非難の声を上げる。
思わずじっと二人を見ちゃったから、アリシアが何かを察したのかな?
「ごめんね、なんでもないんだ」そう宥めながら食事を続ける。
アリシアはすぐ機嫌を直して、最後に残った一切れのお肉をアルフと奪い合っていた。
母さんやリニスが楽しそうに眺めている。
私も、そんな二人の様子に笑ってしまう。
本当に、いつもどおりの光景だった。

食事が終わって朝の散歩を済ませればお勉強の時間。
リニスが先生を務め、私やアリシア、アルフが生徒だ。
リニスの教え方は上手だと思うのだけれど、アルフには退屈らしくてすぐにどこかに遊びに行ってしまった。
アリシアも少し眠そうで、小さくあくびをしたりしてる。
「ダメですよ、アリシアはお姉さんなのに、フェイトはちゃんとお勉強してますよ」
そういわれるとはーい、と小さく返事をしてからノートと睨み合う。
でもやっぱりちょっと眠そう。
私はリニスに褒められてちょっと嬉しくなる。
リニスは母さんの助手だったりお手伝いさんだったり家の事を取り締まる家政婦さんだったりこうやって勉強を教えてくれる先生だったりする。
なんでも出来る、本当にすごい人だ。
私も大きくなったらリニスみたいになれるかな?
そんな事を思っていたらポカリと丸めた教本で頭をたたかれた。
「前言撤回、今日はフェイトもぼんやりさんですね」
あははっ、と笑うアリシアの声に恥ずかしくなって、かあと頬を染めてしまった。
私は恥ずかしさで俯いてしまったから、そんなアリシアの瞳が笑っていない事に気づかなかったんだ。

366 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 22:44:58 ID:ZQsywwIK
大きな樹の下でぽつんと立ち尽くす。
この辺りは磁場が歪んでいるとかで、直接念話も通じないようになっている事は、何度かの経験で知っている。
お昼ご飯が終わったあとに、アリシアが私の耳元で囁いた言葉。
「いつもの所で」
その言葉に従って、私はこの樹の下で彼女を待っていた。
いつからだったかな、私と姉さんが“そういう関係”になったのは。
最初に誘ってきたのは彼女の方、でも私は、すぐにそれを受け入れてしまった。
姉さんが、アリシアが大好きだから。
“そういう関係”の意味を良く理解していなかったから。
理由を探せばそんな言葉になる。
でも、その奥深くにある不思議な感情が、ざわりと私の心を撫で上げる。
これは、なんだろう?
とても、大切な・・・、大切だったはずの、記憶。
わからない。
胸に手を当てると懸命に思い出そうとするように、その事だけを考えようとした。
だけど、私を呼ぶ姉さんの声が聞こえたので、私は考えることを止めた。
カチャリ、と、鍵のかかる音が聞こえたような気がした。

「フェイト、今日ぼーっとリニスの事見てたでしょう」
不意にアリシアがそう話し出す。
えっ?と驚いたように、アリシアへと視線を移す。
彼女は怒っているようだった、なぜだろう?
「どうしたの、アリシア?」
そんな不思議そうな私の言葉さえ、彼女の苛立ちに拍車を掛けてしまったようだ。
「どうしたのじゃないよっ!そりゃあ私はこんなだし、リニスみたいに大人の女性じゃないし、胸も大きくないし、お姉さんなのにフェイトより背も低いしっ」
普段から気にしていたのかな?そんな事を言い始めた。
「だけどっ、だけどっ、私がフェイトのこと一番好きなんだからっ!」
そう言って私の胸元を掴むと、涙を浮かべた表情で迫ってくる。
ああ、そうか、と納得した、つまり・・・
「アリシアはリニスに嫉妬したんだ、大丈夫、私もアリシアが一番好きだから」
彼女の瞳を見つめながら、そう言い切った。
朝からの不思議な気持ちはもう無い。きっと、少し疲れていたんだ。

367 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 22:46:07 ID:ZQsywwIK
「ホント?」
「うん、本当」
そう言ってアリシアをぎゅっと抱きしめると、彼女は胸の中で小さく甘えるような声をあげ、顔を上げて瞳を閉じる。
その小さな唇に、私の唇を重ねる。
もう、何度めかも覚えていない、アリシアとのキス。
姉妹でこんなことしちゃいけないって、そう思いながらも、私はこの感触から、その後に続く快楽から逃れられずにいた。
母さんやリニスに見つかったらなんて言われるだろう、叱られるだろうか?
アルフはどうだろう、軽蔑されるかな?
そんな風に思いながら、私はアリシアの口内深くへと舌を進める。
アリシアの小さな舌が絡みついてくる。
私の腕の中のアリシアが、体を摺り寄せてくる。
私の腰へとまわされた手がゆっくりと、腰からお尻へと這うように動く。
「んっ」
ぴくっ、と体が震えて、思わず小さな声が漏れる。
あははって、アリシアの笑う声が聞こえる。
いつもの無邪気なだけじゃない、もっと意地悪な、それでいて甘えるような、私にだけ向けられる笑い声。
母さんにもリニスにもアルフにも見せない、私にだけ向けられる、妖艶な表情で。
「フェイトはホントにえっちだよね、ほら、すぐに反応しちゃってさ」
違う、それはアリシアだから、アリシアの指だから、アリシアの吐息があたるから・・・
「ふうん、でもホントはリニスに触って欲しいとか思ってるんじゃない?」
そう言って指をショーツの中へと差し込んでくる。
指先が敏感な部分に触れる。
「違っ、や、ひゃうっ!」
びくんっ、と大きく体が跳ねた。
左右に伸びた長い髪がその動きにあわせて揺れる。
確かにリニスは好きだ、憧れているのも本当だ、もしリニスと“こういう関係”になったら、それは素敵かもしれない、でも
「私が、好き、なのはっ、んっ、あ、アリシアだけ、だからっ、ああっ!」
私の返事を聞いたアリシアが嬉しそうに微笑んで、私の胎内(なか)へと指先を軽く進入させてくる。
「だ、めっ!や、そ、なにし、たらっ、ぃぁああぁっ!!」
私の一番敏感な部分を攻められて、大きく体を震わせてしまう。
まるで電流が駆け抜けたような感触、何故だかいつもよりも強く感じてしまう。
まだ指先が震えている、体に力が入らない。

368 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 22:46:53 ID:ZQsywwIK
「あはっ、もうイッちゃったんだ、ほらー、フェイトも私にしてよっ」
そう言ってアリシアが前を肌蹴る。小さな、だけど綺麗な胸が露になる。
私の胸だってまだ小さいけれど、それでもアリシアよりは少しは大きい。
そう言えば、どうしてアリシアはお姉さんなのに、私より小さいんだっけ。
今まで考えたことも無かったけど、良く考えればおかしなことだよね、どうしてだろう?
気だるいままそんな事を考えていると、アリシアが私の服を脱がせ始めた。
あっ、と声を上げる間も無く私の胸を露出させると、蕾の様な先端を口に含み舌で刺激する。
私は、またびくんっと反応してしまって、何も考えられなくなった。
「アリ、シアっ、ま、だだめっ、イッたばか、だからっ、やあぁ」
くて、と体の力が抜けて、アリシアに翻弄される。
「フェイトはつまらない事なんて考えなくていいんだよ、ほら、もっと感じて?気持ち良くなってっ」
うん、と言うより、アリシアに攻められたら何も考えられなくなる。
彼女は、私の弱いところを全部知っているんだ、敵う訳が無い。
彼女の指が、舌が這う度に、私の体は痺れ、震え、強く跳ねて、芯まで蕩けさせられる。
くちゅりと、私の体からいやらしい蜜が溢れる音がする。
あ、そろそろだ、そう思った瞬間
「ああっ、あり、しあぁっ、い、よおっ、ありっ、も、い、くっ、い、いぁっ、あ、ああぁぁぁっっ!!」
がくがくっ、と痙攣する。
ぷしゃっ、と大きな水音を立てて、私の体が絶頂を迎える。
この瞬間が好き、大好き。
体中の力が抜けて、何も考えられなくなって、アリシアの腕の中にぐったりと横たわるのが好き。
アリシアに抱きしめられながら、混沌とした意識が闇の中へと落ちていく瞬間が好き。
何もかも、私の全てを見せた相手に見守られながら、私の体を委ねてしまうのが好き。
体も意識も心も、存在そのものを相手に依存しきってしまう、開放感が好き。
「おやすみ」って耳元で囁くアリシアの声が好き。
このままもう、目覚めなくてもいいとさえ思えてしまう、この瞬間が大好き。
そんな、意識が消えようとする寸前の私の耳元で、アリシアが囁く。
「ね?こんな夢の中もいいでしょう?私が一番、フェイトの事が好きなんだから、あの娘よりも」
ぷつり、と途切れた意識の片隅で、あの娘って誰のことだろう、なんてぼんやりと思った。
けれどそれも一瞬で、私の意識はすぐに、無へと変わっていった。

そうして、私の心の奥に、鍵を無くした錠前で閉じられた箱が、永久に残った。

369 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/09/29(土) 22:47:40 ID:ZQsywwIK
以上、お目汚し失礼いたしました、撤収ー
2007年09月29日(土) 23:20:23 Modified by ID:BcHEca2AAg




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