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8-502

502 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:11:17 ID:2+XrSkp/
パンツの中|・)ピチピチ

パンツの中からコンバンワ.

>>491
ナイスえれくろにくす.
そして>>495に吹いた.

なんだか純愛話が始まっているようですが…
予定より,一時間程早いですが.まぁ…起承転結ちゃんといけた気がするので.
投下開始.
全編馬鹿っぽい話です.

503 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:12:05 ID:2+XrSkp/
ロストロギアとは怖いもので,質量保存則すら失わせる力を持っていたのだった.
私,フェイト・テスタロッサ・ハラオウンはその奇跡とも言えるロストロギアの力に翻弄されたのだった.
これは,そんな話である.


1.『なにこのロストロギア』

「ちょー,地球の方にいってくれへん?」
六課部隊長のはやてから,また地球にロストロギアが発生したという報告を受けたのは,数時間前の事だった.
管理外世界というわりに,良く事件が起る事だ.まぁ,その一旦を私も担っていたわけだが.
そんな懐かしい記憶を思い出しながら,私と,そしてなのはは二人で地球に向かう事になった.
スターズ,ライトニングの部下達は今回はお休み.
というのも,何があるか分からないため,土地感のある私達を任命したらしい.
さすがに隊長副隊長全員で行く事は,無理だったようで.ヴォルケンリッター達は六課の防衛に廻るとの事.
久しぶりに地球に帰れる事が出来る私達に,『新婚旅行楽しんで来い』などとシグナムが厭味を言っていたのも数時間前.
『じゃあ,お土産に何か買ってきますね.新婚旅行土産を』などと返してしまった私も大人気ない.
そうこうしている内に,なのはと私の準備が整い,地球へと向かう.
転送先はすずかの家だったのだが,生憎とアリサと二人きりで旅行中らしい.会えないのは残念だが,馬に蹴られる気はない.
「さて,どこから探したものか」
「んー…情報とかなかったの?」
「さっぱり.海鳴市内なのは確かなんだけど…」
まぁ良くロストロギアが出る土地だこと,となのはも嘆息している.市内だけ,管理内世界にして欲しいなんて,
愚痴を言いながら方々を歩き回る.
流石に地球で飛び回るわけにもいかない.それこそUFO扱い,そのままどこぞに監禁以下略になりそうだ.
そうこうしていると,一旦別れたなのはからの通信が入ってくる.
『フェイトちゃん……そ,その発見したんだけど…』
『早いね,なのは』
『うん,ちょっとお母さんとかに挨拶しておこうかと思ったら…その』
『うん?』
『うちに……』
全く持って,何事かと思わなくも無い.どういう確率でこの世界のこの街のなのはの家にロストロギアが・・・
と,思い至ってなのはの家に向かえば,凄い表情をしたなのはと,その家族の姿.

504 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:12:36 ID:2+XrSkp/
声をかけるのも躊躇われるくらいに,凄いびみょ〜な表情をしている.
「な,なのは…何この空気?」
「えっと……その…まぁ,とりあえず現場に……」
そう,なのはに言われて,会釈のみの挨拶を交わした後に,なのはの……部屋!?
「………あれ」
ばっさばっさと飛ぶ鳥の音が聞こえる.飛んでいるのは鳥でもあめんぼでもとんぼでもなく,
パンツだった.
「………」
「………フェイトちゃん,分かった?」
「あ……うん.分かったよ」
なにやら箪笥に張り付いている八角形の平べったい何か…多分それがロストロギアなんだろう.
なんだろう……けれど,何だろうこの釈然としないものは……
ばっさばっさと箪笥を開け閉めしつつ,中に収納されたなのはのパンツをえいやーさーと部屋に撒き散らしては,
てとてと,と箪笥が触手を伸ばしてはそれを仕舞,飛ばしては仕舞,の繰り返し.
それは…確かに微妙な表情にもなる.
「えっと……私が,封印しようか?」
「…うん,フェイトちゃんお願い……なんか,私疲れちゃった」
「―――バルディッシュ……シーリングモード」
―――Yes,Sir
待機状態にあったバルディッシュが形を変え,その馬鹿っぽいロストロギアを封印せんがために,昔懐かしい形を取る.
「なんだかよくわからないロストロギアふうい…」
魔法を発動しようとした,その瞬間だった.
私も,なのはも…多分誰もが想像していなかったに違いない.こんなおばかなロストロギアに力があるなんて…
質量保存則を覆すような奇跡を起すものだなんて……
光が,部屋中を埋め尽くし,次の瞬間……私は………


2.『ちっちゃいって事は便利かな?』

「それで,隊長陣二人して引き返してきた,と?」
失望した,というよりも物凄い勢いで堪えている表情をしながら,ばんばんと机を叩いている.
周囲にいるヴォルケンリッターも,ライトニングとスターズの面々も,そして…一緒にいたなのはさえも…

505 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:13:07 ID:2+XrSkp/
「リインの方がおっきいですぅ!」
そのリインの発言に,皆が同時に噴出す.
あーはーはーと笑い声がはやての,隊長部屋に響きわたる.
「―――くっ」
悔し紛れに憤ってみても,リインフォースIIが30cm程度の大きさならば,今の私はその半分.
なんとも説得力が無い.
「フェイトさん,可愛いです!」
あぁ,ありがとうキャロ.でも,嬉しくないから.
「フェ,フェイトさん……そ,その小さい頃の恩返しが…で,出来ますね」
あぁ,ありがとうエリオ.でも,そんなフォローいらないから.
「フェイト隊長ちっちゃい………可愛い」
「なにいってんのよ馬鹿スバ…ぶっ」
……うん.そっちはなのはにお仕置きしてもらおう.
「うむ,これならテスタロッサともユニゾンできそうだな?」
何が『うむ』ですか,何が.それに小さくなりはしたものの,ユニゾンデバイスになったわけではないんです.
それにユニゾンするならなのはとするんだ!……ゲフン.
「テスタロッサんちのワンコロがちっさくなったかと思ったら,今度は本人って…笑えるよなぁ」
「もう,ヴィータちゃん.こんなに可愛くなったんだからそんな事言わないの」
「………ぷっ」
ヴォルケン最後の良心ザフィーラまで笑ってくれているこの状況.全くどうしてこんな事に…ねぇ,なのは?
と私を手に置いて,置いたおかげで表情を隠せないなのはは,ごめんという表情と笑いそうな表情がない混ぜになった
ひじょーになんともいえない表情だった.なのは………ぐすん.
ともあれ,一頻り笑われた後,私はなのはの肩に乗って二人の部屋へと向かっていた.
これからどうするか,などを相談するためであったり,それまで私をどうするか,であったり…
そうこうしている内に部屋について…テーブルの上に置かれる私.
「…少しまっててね」
言いながら,なのはが服を脱いでいく.
今の私にとっては,なのはの…その,白いブラに包まれた柔らかそうな丘は,躰全体で掴んでも掴みきれないくらいで…
でも,それって楽しそうだよね…と思い,今日一緒に寝る時は埋もれてみようかな…などと思っていれば,
今度はスカートを下ろし,オレンジ色のショーツに手を掛ける…って,え?
「ほら,フェイトちゃんも脱いで…一緒にお風呂はいろう?」
ちょっと,なのはさん目が血走ってませんか?気のせいですよね?

506 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:13:39 ID:2+XrSkp/
こんなにちっさくなった私を見て興奮するなんて事…ないですよね?
「隅々まで洗ってあげるからね…」
「あ…うん」


3.『相思相愛だったのね!』

なのはにあらぬところまで洗われてしまってちょっとドキドキしつつ少し喘いでしまったテスタロッサ・ハラオウンですこんばんわ.
そして今現在,何故かなのはのパンツがテーブルの上に大量に置かれております.
白い絹製の柔らかそうなパンツ,黒いなのはにしては珍しい酷く扇情的なパンツ,
オレンジ色の,黄色の…
「パンツで変な事してるロストロギアの所為だから,パンツの中に入ったらどうかな?」
え…いいの?…あぁいや.何をいってるのなのは…?
と,なのはを上目遣い…というよりも上の方にあるなのはの綺麗で巨大な笑顔を見つめながら,
けれど躰は勝手に動いて…なのはのパンツにダイブ.
「もう,フェイトちゃんったら…」
柔らかい…柔らかいに付加えて,小さくなった所為か匂いに敏感になったようで…
その,なのはの…残り香が微妙にって……そういえばこれはさっき脱いでいた奴じゃないですか.
「…脱ぎたても必要かと思って…」
うんうん!…あぁいや,なのは…なんだかさっきからおかしい気がする.
そんな事を思っていれば……ふと,気付く.
「もしかしてなのは…今,穿いてない?」
「あ…う,うん.もうフェイトちゃんそんな事,直接言ったら恥かしいよ…」
照れるなのはが可愛い.とっても.
なのはのパンツに埋もれながら,なのはの笑顔を見ていると…なんだかとってもアレな気分になってくる.
「ありがとう…なのは.私のために」
「うん.あ…そうだ.フェイトちゃんの貸して」
……なんだかとっても凄い発言を聞いて,聞いた御蔭で頭が呆としてしまい,コクコクと頷きだけでなのはに応えて…
そうするとなのはが私の衣装ケースの所に行き,わたわたとその中を探って…暫くしたらなのはが,戻ってきた.
「これ……借りるね」
それは黒いレースの付いた,紫のリボンで装飾された私のお気に入りのパンツだった.
「あ………うん」

507 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:14:27 ID:2+XrSkp/
そのパンツをゆっくりと,私の目の前で…なのはが履いていく.片足を持ち上げ…持ち上げたおかげで私にはなのはの大事な所が丸見えだった.
「…………」
私がそこを見ている事がばれないように,とオレンジ色のなのはの匂いがするパンツで少し口元を隠しながら,それを…見ていた.
「ちょっと大きい……フェイトちゃんの方がおしりおっきくて羨ましいよね」
「そ,そうかな?お尻のおっきい子ってなのは…嫌い?」
「そんな事ないよ……フェイトちゃんなら……」
突然のなのはの言葉に,どきっと躰が震える.あれ…もしかして…その,その…
「にぶいなぁ,フェイトちゃん……」
「え……あの,その……」
「なのははフェイトちゃんが…好きだよ」
「あ………わ,私も…好き」
なんだか良く分からない内に告白タイム.これもあのロストロギアの御蔭…なのだろうか?
パンツに包まれたまま告白を受ける人なんて全次元世界探してもいないだろう.
うん.次元世界で唯一.オンリーワンだね,なんて…多分,なのはの言葉に浮かれていた所為だろう,思考がおかしくなっていた.
「元に戻ったら…キス,とかしたいな」
「う,うん.したい…」
うん,嬉しい.嬉しいけれど…さっきからなのはの様子がちょっとおかしな気がする.
「フェイトちゃんがあの変なロストロギアの光を受けて見えなくなった時…凄い怖かった.
フェイトちゃんがいなくなったのかと思って…そう思ったら,そう思ったらなのは……フェイトちゃんに…」
それで…か.
「な,なのは…大丈夫だよ.なのはを置いて私はいなくならないよ.大丈夫だから…ね」
パンツから飛び出し,私と視線が合うように座っていたなのはの顔の付近に行き…流れている涙を拭う.
それは,この躰には結構な運動量だったけれど…そんな事関係ない.関係ないんだ…
「ぐすん,ありがとう…フェイトちゃん」
「ううん.私が心配掛けたようなものだし…」
「ありがとう……」
華奢な指先で,小さくなった頭を撫でられる感触…ちょっと痛いような,嬉しいような…そんな感じだった.
子猫が喉を撫でられて,気持ち良さそうにするように,私もきっとそんな表情をしていたのだろう…その時,
「あ…責任ちゃんと取ってね.フェイトちゃん.あんな所まで見たんだから…ね?」
「あ,あれ!?」

508 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:14:59 ID:2+XrSkp/
4.『目指せ双丘』

こんばんわ,パンツの中から失礼します.フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです.
夜になり,なのはがベッドで寝てもう一時間といった所でしょうか.
あまりにも心地よいため,ずっとパンツの中で寝ていたいと思ってしまったりもしましたが,先程思った事…
なのはのおっきな胸に躰でダイブ,というのをしてみたいと思いまして…私,現在パンツの魔力に阻まれつつも,
よいしょよいしょと動きだして,ベッドの下まで着ております.テーブルから魔力を使わずに落下するのは物凄い怖かったですが…
さて,ここからが問題.
落ちる事は出来ても,あがる事はできない.ベッドの上にどうやって辿り着くのか……はてさて.
一応バルディッシュも一緒に小さくなっている御蔭で,飛べない事はない.ないのだが,魔力に反応してなのはが目を覚まさないか心配.
といっても,ほかに手段はないため,私は結局バルディッシュにお願いするしかない.
「―――バルディッシュ…いけるね?」
―――Y〜es,sir〜
心なしかいつもの切れながいバルディッシュ.なんだかとってもぐんにょ〜りした声を出し,待機状態から変形する.
そして…小さくなったバリアジャケットに身を包み,私は…向かう.あの丘へと……
ぶ〜ん,と羽音のような音を立て,なのはに近付いていく.
す〜す〜と,寝息を立てるなのはの可愛らしい表情が,暗がりの中でも見える.でも,今の目的は違う.
シーツに隠れる双丘が目的地…だから,とりあえずなのはの顔付近まできているシーツの入り口に身を置き,
バルディッシュを待機モードへと戻す.
良かった.気付かれていない.
待機モードに戻り,パジャマ姿(リインからレンタル中)に戻りながらシーツとなのはの躰の合間へと突き進む.
暗い.全く視界がない.
他の感覚といえば,なのはの芳しい体臭が薫るだけ.あぁ良い匂い…と,その匂いにふらふら,となりながらも目的地を探して進み行く.
えっちらおっちらと進んだ先は…背中.
あれ?
そういえば,と自分の行動を振り返ってみれば,確かに横になって丸まっているなのはの背の方に入っていったね私は.
これじゃ,寝返りでも打たれた日には,潰れる事必須.
慌てて,入り口まで戻ろうと…思っていた所躰を強い力が締め付ける.
「バインドッ!?」
いいや,手だった.
なのはの手が,何故か背の方に廻ってきて,私を掴み……私をシーツの中から外に出す.
「……夜這いは駄目だよ,フェイトちゃん」

509 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:15:31 ID:2+XrSkp/
「……うっ」
出された先は当然なのはの顔の前.なのは,起きてたのね…と思っていれば.
「まぁ,一応教導官やってるからね.魔力には敏感だよ」
「…やっぱりそこなの?」
「うん.で,弁明は?」
「……そ,そのなのはと一緒に寝たかったんだ!」
苦し紛れの言い訳.確かに嘘ではない.嘘を付くのならばその中に一つの真実を,なんて誰かが言っていた記憶があるが,さておいて.
その言葉に,なのはは……照れていた.
「あ……う,うん.そうだね.そ,そうだよね…恋人同士だもんね…うん.そうだよ」
想定の範囲外だったのだろうか.嬉しそうに,手に力を入れたり抜いたり,御蔭で…ぐったりする私.
「あーっ,ご,ごめんねフェイトちゃん…それじゃ,一緒に寝よう」
「う,うん………おっぱいのところがいいなぁ…」
と,つい本音が出て,またなのはを照れさせてしまったが,その望みは叶えられ,私は…双丘へと,念願の双丘へと辿り着く.
ばさっと,全身を使い,くっ付けばなのはが,はふんっと溜息に似た甘い声を…
それが面白くなり,つい……そう,ついつい,私はその双丘の頂上に触れてしまった.
「ひゃっ…も,もうフェイトちゃんそ,そこはさわらないでぇ」
「なのは敏感なんだね……覚えておくよ」
「お,覚えなくて良いの!」
とかなんとか喋っている間に,どちらからともなく,私達は眠りについていく.
なのは,暖かい…今度は,私も元の躰で…こうして抱き合いながら,寝たいね……



5.『ぶっこわしましょう心から』

あーるーはれたーひーるーさが…こんにちわ.
子猫のように首根っこを捕まれて,私ははやての所に連れて行かれている最中だった.
掴んでいるのは,こんな事をして嬉しそうにするのはただ一人.
「このままでいたらどうだ?テスタロッサ」
「お断りします」
「そうか?可愛らしいと思うぞ…ぷっ」
「元に戻ったら覚えておいて下さいね………おっぱい魔人さん」

510 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:16:02 ID:2+XrSkp/
「くっ……お前も大差なかろう」
「今の私には貴方のそれはおっきすぎなんですよ」
ちなみに一緒についてきているなのはは,始終困り顔.ヴィータは,笑いすぎ.
そうこうしている内に,はやての所に.
「なんやなんや…ほら,シグナムそんな持ち方したら駄目やで?もっと優しくもたな」
と,シグナムから私を摘み取るはやて……
「あのおっきなおっぱいがこんなちっさなってもうて…はぁ」
うん,優しくないよはやて.
「はやて…用件は?」
「あぁ,まぁおっぱいは今度でええか.それでやな,昨日の内に管理局の面子があのロストロギアをなのはちゃん宅から持ってきたそうで」
と,今度は真面目な顔をしてロストロギアについて語り始める.
「まぁ難しい事はおいといて.結局フェイトちゃんがあれを封印なりせんと元に戻れんそうや.
一度ちっさくすると魔力が弱くなるよーで,他の面子は大丈夫なんやけど,
現在しこしことなのはちゃんのパンツ入れたり出したりの繰り返し中や…あれで魔力が発生するとかなんやねん作った奴でてこんかいっ」
「……あの,はやてちゃん…という事は,私のぱんつが管理局の目に……」
と,なのはが,とっても暗い表情をしながら,米神をぴくぴく,と口にする.
「あ"…い,いや不可抗力やで!?わ,わるいのはあのロストロギアであって管理局までもってこーい!と言ったあたしじゃないよ!?」
「……ねぇ,はやてちゃん.ものは相談なんだけどフェイトちゃんが元に戻ったら……ぶっこわいしていいよね!?」
「は,はい!ご随意にっ!高町教導官!」
びしーっと,敬礼してなのはに向かうはやて.うん,今のなのはなら私も敬礼してしまいそうです.
「なのは…私も,手伝うよ」
なのはのパンツをあんな風に扱うロストロギアなんて,壊れてしまえば良いんだ.
「うん.初めての共同作業だね…」
昨晩お互い交換したなのはの脱ぎたてパンツと私のお気に入りのパンツ.
それはさながら結婚パンツといった所だろうか.そして,ウエディングドレスはなのはの絹の白いパンツ.うん,そういう事にしておこう.
ちゃちゃちゃちゃ〜ん,と後ろで音楽が流れているような気がするのは本当に気のせいだろう.
というわけで,さっさとGO.

511 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:16:48 ID:2+XrSkp/
6.『壊れないと死刑だから!!』

触手がうねうねとなのはのパンツを回収し,がたがたと振るえる箪笥がばさーっとなのはのパンツをせっせと吐き出している.
……管理局のトレーニング施設で.
「―――バルディッシュ,真ソニックいけるよね!」
―――Yes,Sir
瞬間,バリアジャケットが私を包む.防御を無視し,攻撃にのみ特化した薄い装甲.
水着みたいだね,なんてなのはに言われて恥かしかった記憶はさておき,箪笥に向かう.
目指すは,あの八角形の平べったい何か.
「GOッ!」
魔力を失い,補給中のロストロギアが,パンツ作業を一旦止め,光線を放とうと…して止める.
一度それを食らった私には通用しない,と理解できる脳があるのだろう.だから,代わりに触手が私に襲ってくる.
右から,左から,斜めから,後ろから,四方八方から私を捕らえようと…襲ってくる.
けれど,甘い.
幾ら小さくなったからとはいえ,いや,寧ろ小さいからこそ,その隙間を縫っていける.
しゅんっ,と風を切る音と共に,すれ違い様にライオットザンバーで触手を切り裂きながら,私はただ,箪笥の方へと.
「はぁぁぁぁっ!!!!」
非殺傷設定のザンバーを上段からロストロギア目掛けて降り降ろすっ!
かきんっ,と金属音がして…ザンバーの動きが止まり,私の動きすら止めてしまう.
なんという,なんという馬鹿げたロストロギアか.無駄に極まり過ぎている.
運動量すら,消し飛ばしてしまうのか.
高速で接近してきた私の,加速がついた私の攻撃を…運動量を消し飛ばす事によって受け止める.
このロストロギアを解明さえすれば,錬金術すら可能となろう…だが,そんな事させる気はない…と,そんな事を思ってしまったのが,
その,一瞬の不意をつかれ,私に触手が…再度迫って………ガシィと捕まれる.
触手が.
「…いい加減にするの,この箪笥風情が」
小さくなった私を庇うようにして,なのはがそこにいた.
ブラスターモードまで発動して,私を守ってくれるなのはがいる.
握るなのはの手から抜け出そうと,触手が蠢き,蠢いた所を…ブラスタービットがバインドを掛ける.
「な,なのは…あ,危ないよっ!」
触手が駄目と知り,今度は…なのはを小さくしようと光がっ…輝いて,消える.

512 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:17:19 ID:2+XrSkp/
だが,なのははそこに厳然と.
大きなままで厳然と.
「……好都合なんて思わないけど…私のぱんつから得た魔力で私をどうにかできるとおもったの?」
なのはのパンツだから私には良く効いた,という事なのかな…?
とふよふよ浮きながら,思いつつ…好機,と思い封印作業に入る.
「バルディッシュ―――シーリングモード.今度はちゃんとやるよ!」
―――Yes,Sir!
「このばかっぽい無駄能力の集まったロストロギア封印!!!」
―――Sealing
瞬間,かたん…と,箪笥が大人しくなる.
触手もなくなり,八角形のひらべったい何か,も箪笥から取れて落ちる.
それと同時に……
「あ……な,なのは!元に戻ったよ!戻ったよ!」
大きくなる私.
むちっとぼんっと,躰が元に戻り,なのはより少し背が高くなる.
「良かったね,フェイトちゃん!それじゃ…やろうか?」
「うん…壊しちゃおうこんなもの」

―――全力全開…スターライトッ
―――雷光一閃…プラズマザンバーッ

513 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:17:49 ID:2+XrSkp/
7.『はっぴーうぇでぃんぐふぉーゆー』

「……いや,わかるけどな!?わかるんやけどな!?…だからって,トレーニング施設壊さんでも……」
「にゃははは…だって,ねぇ?」
「あはは…だよ…ねぇ?」
久しぶりの手加減抜き殺傷設定の全力全開魔法に,どうやらトレーニングルームの方が耐え切れず,壊れてしまった.
おかげで,はやてからはお小言を言われ言われて数時間.
危険なロストロギアの所為でなんとやら,という事になり一応私達が修繕費用を出す必要はないのだが,言いたい事は言わせろ,とはやて.
「まぁ…人的被害がなかっただけ…良しとするか」
はぁぁぁ,と長く,重い溜息を吐きながらはやては…ぐったりしていた.
そんなはやてを尻目に,私は,そしてなのはは……
「今日が初夜になるのかな?フェイトちゃん…」
「……う,うん」
なんて,はやての苦労なんか無視して今夜の計画を立てていたのだった………

514 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 00:19:40 ID:2+XrSkp/
いじょー.お目汚し失礼.
>>486
ちょっとご希望と違う形になったかもしれませんが,ご容赦.

それでは,いずれまた.

フェイトさんのパンツ|(ω・`ミэ)ピチピチ
2007年11月19日(月) 01:08:23 Modified by nanohayuri




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