ウィルド

【名前・CV】
 ウィルド/田村ゆかり

【通り名】
「災禍の空白」「歩く魔術要塞」「ブランクルーンの元に生まれし者」etc.

【専用テーマ曲】
 クロノトリガー「時の回廊」

【容姿】
 鈍色のロングへアに、遊色するオパールのような瞳。
 漆黒のゴシックドレスを纏う、儚げでミステリアスな女性。
 外見は20歳程度〜5歳前後まで変化する。
 
【決め台詞】
「私が何なのか、何のために生まれてきたのか――いいんです、そんな事は」
「…私は、貴方の『敵』ですか?」

【特殊能力】
 詠唱無しでの大魔術の発動
 魔術攻撃の吸収
 
【必殺技の名前/詠唱】
 無名(通称:終末の災禍)/「仕方ありません――貴方を、滅します」
 彼女が思いつく限りの大魔術を平行発動させ、片っ端からアトランダムにぶつける。
 とにかくぶつける。
 ぶつけまくる。
 やりすぎて周囲の地形が変わることもある。
 なお、使用後は5歳ほど若返る。

【使用武器orアイテム/説明】
 魔力結晶体/飴のようにコロコロと舐めて直接魔力を吸収する。(普通の人間がやるとかなり危険)

【設定】
「終わりと始まり」「混沌と秩序」「究極」等を意味する空白のルーンの名を持つ謎の女性。
 その正体は、とある魔導研究施設跡の地下に封印されていた魔力集合体。
 膨大な魔術方陣を幾層もの結界を用いて人型に形成、定着させた存在で、魔導科学の一つの到達点とも言われている。
 しかしながら、その製作意図は全くもって不明。
 一説には、魔導兵器の試作品ではないかとも言われている。

 封印から開放されて自我を持つが、性格は至って穏やかで争い事を嫌う。
 その性格とは裏腹に、彼女の身体に封入された魔力は大陸規模の大災害を簡単に引き起こすレベルであり、その力を恐れて隠遁生活を送っている。
 身体を構成している物が魔力であるがために基本的に不老不死。傷つけられても即座に再生してしまう。
 ただし、五感はあるようで痛みは感じているらしい。
 魔力を定着させている結界を解呪することが彼女を滅ぼす唯一の手段であるが、それは同時に大魔術数十回分の膨大な魔力の枷を外す行為でもあり、
そんなリスクを背負ってまで滅ぼそうと考える輩はまずおらず、そこまでする理由も価値も無い。

 その身体構造ゆえに大魔術ですらも詠唱無しで行使する事が可能。
 魔術を使用する際は、身体の一部がほぐれて魔方陣を形成する。
 また、「魔術の行使=身体を構築する素材の減少」であるため、魔術を行使する度に外見が徐々に若返ってゆく。
 若返った身体は、魔力を補う事で元に戻る。

 魔力の補充方法としては
 ・魔術攻撃を受ける(吸収する)
 ・大気や地脈、鉱石等からの吸収
 ・他の生命体からの直接吸収(食事、取り込む等)
 等があり、このうち食事に関してはかなりの量を摂る必要があるため、傍目には大食漢と思われがち。

 最近、どういうわけか彼女を襲いに来る輩が増え、その度に魔術で追い払う日々が続いている。
2006年07月19日(水) 01:53:17 Modified by sss9991




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